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番外編その1 エリュエール邸にて~4人の謝罪とお詫び~ 俯瞰視点(1)
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エリュエール伯爵邸の一階部分にある、応接室。そこでは4人の伯爵令嬢がソファーに並んで座っており、一様に緊張した面持ちで扉を見つめていました。
「……………………」
「……………………」
「……………………」
「……………………」
コレット、イザベル、エステル、ゾエ。そんな4人が、瞬きも忘れてしまうほどに緊張しつつ凝視をしている理由。それはまもなくそこから、ここエリュエール家の長女・エレーヌが現れるからです。
((エレーヌ様は……。わたくし達にチャンスをくださるのかしら……?))
((あんなことをしていた私達を……。信じてくださるの……?))
((もしも何かしらの理由で、演技をしていると思われてしまったら……。どうしましょう……))
((謝罪とお詫びを……。ちゃんとすることができればいいのだけれど……))
彼女達4人はこれまでの行いの酷さ醜さを、正しく認識していたこと。そしてもう一つ、
――アルノー様とのトラブルにエレーヌ様だけが巻き込まれたのは、自分達が4人で仲良くしていたせい――。
コレット達は先日国内を駆け巡った大ニュースを知っており、そんな認識を抱いていたため、こうなっていたのです。
《アルノーは逆恨みをしてエレーヌ・エリュエールへの襲撃および乱暴を企み、それは幸いにも優れたエリュエール家の護衛によって阻止された》
リュドヴィックは両国間の問題へと発展してしまわないように、自身の関与を一切伏せていました。ですので表向きは、自力での解決となっているのです。
((未然に防げたとはいえ、わたくし達の罪はあまりにも大きい……))
((これではますます、お話を聞いてもらえないのでは……?))
((やっぱりお会いできない、そんな返事だけが来てしまったら……。どうしましょう……))
((お願いします……。どうか、ワタシ達にチャンスを……!))
4人はそれぞれがそれぞれの形で心から祈り、そんな時間が1分半ほど続いた頃でした。
「お待たせいたしました。コレット様、イザベル様、エステル様、ゾエ様、お話を伺います」
全員が見つめていた扉を通ってエレーヌが入室し、
「「「「ありがとうございます!!」」」」
それを合図に4人は、一斉に起立。まずは姿勢を正して感謝を告げ、彼女達は心を込めた謝罪を始めたのでした――。
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エリュエール伯爵邸の一階部分にある、応接室。そこでは4人の伯爵令嬢がソファーに並んで座っており、一様に緊張した面持ちで扉を見つめていました。
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コレット、イザベル、エステル、ゾエ。そんな4人が、瞬きも忘れてしまうほどに緊張しつつ凝視をしている理由。それはまもなくそこから、ここエリュエール家の長女・エレーヌが現れるからです。
((エレーヌ様は……。わたくし達にチャンスをくださるのかしら……?))
((あんなことをしていた私達を……。信じてくださるの……?))
((もしも何かしらの理由で、演技をしていると思われてしまったら……。どうしましょう……))
((謝罪とお詫びを……。ちゃんとすることができればいいのだけれど……))
彼女達4人はこれまでの行いの酷さ醜さを、正しく認識していたこと。そしてもう一つ、
――アルノー様とのトラブルにエレーヌ様だけが巻き込まれたのは、自分達が4人で仲良くしていたせい――。
コレット達は先日国内を駆け巡った大ニュースを知っており、そんな認識を抱いていたため、こうなっていたのです。
《アルノーは逆恨みをしてエレーヌ・エリュエールへの襲撃および乱暴を企み、それは幸いにも優れたエリュエール家の護衛によって阻止された》
リュドヴィックは両国間の問題へと発展してしまわないように、自身の関与を一切伏せていました。ですので表向きは、自力での解決となっているのです。
((未然に防げたとはいえ、わたくし達の罪はあまりにも大きい……))
((これではますます、お話を聞いてもらえないのでは……?))
((やっぱりお会いできない、そんな返事だけが来てしまったら……。どうしましょう……))
((お願いします……。どうか、ワタシ達にチャンスを……!))
4人はそれぞれがそれぞれの形で心から祈り、そんな時間が1分半ほど続いた頃でした。
「お待たせいたしました。コレット様、イザベル様、エステル様、ゾエ様、お話を伺います」
全員が見つめていた扉を通ってエレーヌが入室し、
「「「「ありがとうございます!!」」」」
それを合図に4人は、一斉に起立。まずは姿勢を正して感謝を告げ、彼女達は心を込めた謝罪を始めたのでした――。
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