1 / 1
貴方とは、離婚必須です。
しおりを挟む私の夫、サンクールは医者、産婦人科の医者をしている。
私と彼がセックスをして、子供が出来たかも彼が調べてくれることになった。
サンクールは、子供が大好きなので、子供がほしいとずっと言っていた。私も、子供を産んで、理想的な家族像で生活したいと思っていたため、互いに合理の上、子作りをしたのだ。
しかし、不幸なことに、私の身体はおかしかったらしい。
「マルリエ(私の名前)、これを見てくれ。」
サンクールは、私に私のカルテを見せた。難しくてよくわからなかったが、説明してくれた。
「単刀直入に言うと、お前の身体では、赤ちゃんは産めない。病気でな。」
「そ、そんな!治らないの!?」
「不可能だ。これは治ることはない。下手に治療しようとすると、命に関わるからな。」
サンクールは、ため息をついた。
「離婚しよう。マルリエ。」
「ちょ、い、いきなり何を言うの!?子供が出来ないから、私のことが嫌いなの!?」
「マルリエ!俺は子供が欲しい。妻以上にな。お前はそれが不可能なんだ。俺のことは諦めてくれ。」
「そ、そんな…子供が出来ないからって、私を捨てるの?何でよ!二人っきりじゃダメなの?それとも、養子をとるとか!」
「養子?無理に決まってるんだろ。他人の子供なんざ。どうしても離婚したくないなら、命かけろ。俺が医者という立場で手術をする。失敗して死んだら、それはドンマイだ。」
私は、彼の頬を強く叩いた。あぁ。狂ってやがる、このロリコン男。
「貴方とは離婚必須ね。さようなら。あんたに孕まれる子供は、きっと不幸だわ。」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
7
この作品は感想を受け付けておりません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる