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悪の女王様の最後の晩餐
しおりを挟む100人の兵士を殺した悪い女王様がいました。
その悪行が国民に知れ渡り、悪の女王様は死刑が確定しました。
そして、長い月日が経ち、とうとう死刑執行の日がやって来ました。
「プリデラン女王。死刑執行の日がやって参りました。手錠を掛けます。腕を差し出してください。」
すると、女王は何も言わずに手を差し出しました。
長い廊下を渡り、ある部屋へ連れてこられました。
「ここでは、最後にプリデラン女王の食べたいものが食べられる時間となります。言わば"最後の晩餐"ということです。」
「何でも好きなものを申してください。」
「血。私は、人間の血が好きなの。」
「最後まで狂ってるお方だ。だけど、その貴方の昔から正直な性格には助かりましたよ。ありがとう。そしてさようなら。悪の女王様。」
そして、何事も無く処刑は終わった。
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