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Belle rencontre
20話
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誕生日以降ホームシックは完全に回復し、毎日ゆっくり眠れる様になった。
ちなみに、誕生日は冒険者ギルドや宿屋の皆だけじゃなく街の人も知っていた様で盛大にお祝いされました。
ランジュさんが教えてくれたんだけど、スキルボードに誕生日がでかでかと載っていてキラキラに光っていたと。恥ずかしい!
それから何日か経て今日に至る。
朝起きると、下の食堂からいい匂いが。
起き上がると同時にお腹が”キュルキュル”と可愛らしく鳴る。
眠気目を擦りながらシャワーを浴びて着替えて荷物をマジックバックに詰めて部屋を出る。
「おはようございます、ランジュさん、リュリ君」
食堂に着くと朝食を食べているランジュさんとリュリ君を見つけ声をかけると、リュリ君がこっちに向かってきて、私の手を取り自分の横の席に連れてきた。
動きは10歳なんだけど外見が爆イケの20代だからギャップでちょっとドキドキ。
朝食は日本のビジネスホテルみたいな感じ。卵料理にソーセージやベーコンなどにカレーをビュッフェ形式で。
パンも種類豊富だがご飯があるのがやっぱりテンション上がる。
ホームシックで寝不足だった時もご飯食べてテンション上げてなんとか依頼出来てたんだよな。やっぱり日本人は米だね。
今日は朝からカレーライスを。
ちなみに、リュリ君はBLTクロワッサンにヨーグルトとおしゃれ朝食。ランジュさんはカレーライスを専用の丼で。
時計を見ると6:38
今日は少し早めにギルドに行きたいので、急いでカレーライスをかっ込み牛乳を腰に手を当てて一気飲みして食器を片付け足に強化スキルかけてギルドの道を猛ダッシュした。
ギルドに到着時間6:42
『見る』スキル小を発動してギルドに入り、依頼ボードに向かうと狙っていた物を2枚選び2階のリボルさんの部屋に向かう。
「おはようございますツバサさん」
「おはようございますリボルさん。そして、今日こそ収集と討伐の依頼の授受お願いしまっす!」
依頼ボードにあった2つの依頼書を渡した。
1つは、ポーション作りに必要なポーション草50束収集依頼。2つ目は大量発生したネズミモンスターマウシーの討伐とFランクのよくある依頼。
依頼書を見たリボルさんは眉間にシワを寄せると渡した依頼書を横に置いて引き出しから1枚の依頼書を取り出して私の目の前に置いた。
「ツバサさんにはこの依頼をお願いしたいんですよ。ランクは少し上がりますけど今のツバサさんなら出来ると確信しています」
差し出された依頼書を見ると
【ティーバスの森で異常繁殖した『白顔猿』を生捕りにして欲しい。だいたい5匹ほど。
報酬は50シャスミ(5万円)それ以上なら報酬の追加あり 緑風の魔術団】
ティーバスの森って言ったら召喚でバスがついた場所だね。ユーリさんの愛馬で55分くらいで門に着いた記憶あるな。強化三段重ねしたらそれくらいで着くと思う。
「人間と同じでうなじに一撃入れると気絶します。ノーマルならソロでもいけますが、キングやクイーンは討伐ランクBの3~4人のグループじゃないと危険なのですぐ逃げてください」
そう言いながらリボルさんはサンタさんがもっていそうな袋とモンスターの百科事典と地図をくれた。
「武具付けるのは森に着いてからで、それは絶対です。あっ、今日からアルバイトの依頼回収の場所増えるのでなるべく早めに帰ってきて下さい」
「了解しました。奥の方に行かない様にします」
部屋を後にして階段を降りる途中に何故かエイロスさんがいたので挨拶するとAirPodsの様な物を渡してくれた。
「これ付けといて。大丈夫だと思うけどもし何かあった時の為に。
後、武具初期起動する時に『必ず、か・な・ら・ず』連絡してね」
「わかりました。ありがとうございます」
お礼を言いながら耳に付けて外に出る。そんなにこの武具ヤバイの?
少し歩くと外に出る門が現れた。
門番の人とも顔馴染みなので挨拶してギルドカードを見せて無事に街の外へ。
少し歩くとテーブルと椅子があったので一旦座ってモンスター百科事典で『白顔猿』はどう言うのか確認するのでページをめくっていたら発見と同時に「ブッ」と吹き出してしまった。
『白顔猿』簡単に言うとよくいる白塗り芸人さんの猿バージョンだった。
ちなみに、誕生日は冒険者ギルドや宿屋の皆だけじゃなく街の人も知っていた様で盛大にお祝いされました。
ランジュさんが教えてくれたんだけど、スキルボードに誕生日がでかでかと載っていてキラキラに光っていたと。恥ずかしい!
それから何日か経て今日に至る。
朝起きると、下の食堂からいい匂いが。
起き上がると同時にお腹が”キュルキュル”と可愛らしく鳴る。
眠気目を擦りながらシャワーを浴びて着替えて荷物をマジックバックに詰めて部屋を出る。
「おはようございます、ランジュさん、リュリ君」
食堂に着くと朝食を食べているランジュさんとリュリ君を見つけ声をかけると、リュリ君がこっちに向かってきて、私の手を取り自分の横の席に連れてきた。
動きは10歳なんだけど外見が爆イケの20代だからギャップでちょっとドキドキ。
朝食は日本のビジネスホテルみたいな感じ。卵料理にソーセージやベーコンなどにカレーをビュッフェ形式で。
パンも種類豊富だがご飯があるのがやっぱりテンション上がる。
ホームシックで寝不足だった時もご飯食べてテンション上げてなんとか依頼出来てたんだよな。やっぱり日本人は米だね。
今日は朝からカレーライスを。
ちなみに、リュリ君はBLTクロワッサンにヨーグルトとおしゃれ朝食。ランジュさんはカレーライスを専用の丼で。
時計を見ると6:38
今日は少し早めにギルドに行きたいので、急いでカレーライスをかっ込み牛乳を腰に手を当てて一気飲みして食器を片付け足に強化スキルかけてギルドの道を猛ダッシュした。
ギルドに到着時間6:42
『見る』スキル小を発動してギルドに入り、依頼ボードに向かうと狙っていた物を2枚選び2階のリボルさんの部屋に向かう。
「おはようございますツバサさん」
「おはようございますリボルさん。そして、今日こそ収集と討伐の依頼の授受お願いしまっす!」
依頼ボードにあった2つの依頼書を渡した。
1つは、ポーション作りに必要なポーション草50束収集依頼。2つ目は大量発生したネズミモンスターマウシーの討伐とFランクのよくある依頼。
依頼書を見たリボルさんは眉間にシワを寄せると渡した依頼書を横に置いて引き出しから1枚の依頼書を取り出して私の目の前に置いた。
「ツバサさんにはこの依頼をお願いしたいんですよ。ランクは少し上がりますけど今のツバサさんなら出来ると確信しています」
差し出された依頼書を見ると
【ティーバスの森で異常繁殖した『白顔猿』を生捕りにして欲しい。だいたい5匹ほど。
報酬は50シャスミ(5万円)それ以上なら報酬の追加あり 緑風の魔術団】
ティーバスの森って言ったら召喚でバスがついた場所だね。ユーリさんの愛馬で55分くらいで門に着いた記憶あるな。強化三段重ねしたらそれくらいで着くと思う。
「人間と同じでうなじに一撃入れると気絶します。ノーマルならソロでもいけますが、キングやクイーンは討伐ランクBの3~4人のグループじゃないと危険なのですぐ逃げてください」
そう言いながらリボルさんはサンタさんがもっていそうな袋とモンスターの百科事典と地図をくれた。
「武具付けるのは森に着いてからで、それは絶対です。あっ、今日からアルバイトの依頼回収の場所増えるのでなるべく早めに帰ってきて下さい」
「了解しました。奥の方に行かない様にします」
部屋を後にして階段を降りる途中に何故かエイロスさんがいたので挨拶するとAirPodsの様な物を渡してくれた。
「これ付けといて。大丈夫だと思うけどもし何かあった時の為に。
後、武具初期起動する時に『必ず、か・な・ら・ず』連絡してね」
「わかりました。ありがとうございます」
お礼を言いながら耳に付けて外に出る。そんなにこの武具ヤバイの?
少し歩くと外に出る門が現れた。
門番の人とも顔馴染みなので挨拶してギルドカードを見せて無事に街の外へ。
少し歩くとテーブルと椅子があったので一旦座ってモンスター百科事典で『白顔猿』はどう言うのか確認するのでページをめくっていたら発見と同時に「ブッ」と吹き出してしまった。
『白顔猿』簡単に言うとよくいる白塗り芸人さんの猿バージョンだった。
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