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Are you feeling and being shaken?
閑話⑦ Albtraum おまけ
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「ん?何憂いな表情しちゃってるの子豚ちゃん。それそそっちゃうな」
魔王エイロスがキスできる距離まで顔を近づけて来たので咄嗟に後ろに下がった。
奴が言う憂いな表情とは分からないが、これからの事を考えると胃が痛くなる。
『あの男』本当に何考えてるんだろうか。
確実にシュゼルにはめちゃくちゃ怒られるだろうし。
何か別のこと考えて気持ち落ち着けるしか無いな・・・
ん?そう言えば、魔王との初対面のコイツローブ姿だったけどその下何着てたんだろう。
今一でくだらない事だが、胃痛は少し弱まった。
確か、コイツ魔王の時はいつもレディースのボンテージで女王様的な服装だったってボスの授業の保健体育・・・歴史?の教科書って奴に載っていた記憶が。
(・・・かなりこれにお世話になっている奴周りにたくさんいたな・・・)
他人の性癖に突っ込むって言うのは失礼だし、俺が聞くのってコイツに興味があると思われるだろうし・・・
無いとは言えないが俺にも着させる危険もある。アレをだぞ!
俺が着たらボンレスハムとかネタになる未来しか見えない!!!!!
目の前のエイロスをチラ見すると、蛇の様に舌舐めずりしていた。
このままだと最悪食われる確率が高い
よしっ・・・黒歴史上等!!!
「エイロス・・・あのさ・・・」
いきなり俺に名前を呼ばれたエイロスは目を見開いて両掌で口を覆い隠す。
っ!!ムカつくけど、コイツ美人だからそんな仕草も絵になるんだもんな。
「初めて会った時にお前ローブ姿だったじゃない?」
「あーそうだったね。あの時いきなり『バトラコトキシン』が塗ってあるナイフ心臓に刺されて一瞬死ぬかと思ったけど死ねなかったな。まあ、身と気を引き締める為に『六尺褌』してたのが良かったかな」
「ん?六尺褌って何だ?」
「異世界の下着だな。ローブの下はマッパとそれだけだったわ。いやー懐かしい、最近はリボルとプルネから禁止令出されたけど久しぶりにはくのもありだな」
本人から来ました!
全裸に下着のみって、まだボンテージの方が良かったかも・・・
それに塗布した毒もバレてました。
辺境の森で偶然見つけた蛙が猛毒を持つ『モウドクフキヤガエル』だったからやってみようと調合中に何度死にかけたか。
「で、わざわざそんな話聞いたって事は・・・まっ、いいか。いつか本当の姿の時にベッドで見せてあ・げ・る」
「結構です。じゃあ、俺は準備あるので帰ります」
本当に準備しないといけないので椅子から立ち上がり固まった笑顔でギルドをから後にした。
「疲れた・・・リュリ抱きしめて寝よ」
緑色の月を見てでかいため息を吐き、トボトボと家路に着いた。
魔王エイロスがキスできる距離まで顔を近づけて来たので咄嗟に後ろに下がった。
奴が言う憂いな表情とは分からないが、これからの事を考えると胃が痛くなる。
『あの男』本当に何考えてるんだろうか。
確実にシュゼルにはめちゃくちゃ怒られるだろうし。
何か別のこと考えて気持ち落ち着けるしか無いな・・・
ん?そう言えば、魔王との初対面のコイツローブ姿だったけどその下何着てたんだろう。
今一でくだらない事だが、胃痛は少し弱まった。
確か、コイツ魔王の時はいつもレディースのボンテージで女王様的な服装だったってボスの授業の保健体育・・・歴史?の教科書って奴に載っていた記憶が。
(・・・かなりこれにお世話になっている奴周りにたくさんいたな・・・)
他人の性癖に突っ込むって言うのは失礼だし、俺が聞くのってコイツに興味があると思われるだろうし・・・
無いとは言えないが俺にも着させる危険もある。アレをだぞ!
俺が着たらボンレスハムとかネタになる未来しか見えない!!!!!
目の前のエイロスをチラ見すると、蛇の様に舌舐めずりしていた。
このままだと最悪食われる確率が高い
よしっ・・・黒歴史上等!!!
「エイロス・・・あのさ・・・」
いきなり俺に名前を呼ばれたエイロスは目を見開いて両掌で口を覆い隠す。
っ!!ムカつくけど、コイツ美人だからそんな仕草も絵になるんだもんな。
「初めて会った時にお前ローブ姿だったじゃない?」
「あーそうだったね。あの時いきなり『バトラコトキシン』が塗ってあるナイフ心臓に刺されて一瞬死ぬかと思ったけど死ねなかったな。まあ、身と気を引き締める為に『六尺褌』してたのが良かったかな」
「ん?六尺褌って何だ?」
「異世界の下着だな。ローブの下はマッパとそれだけだったわ。いやー懐かしい、最近はリボルとプルネから禁止令出されたけど久しぶりにはくのもありだな」
本人から来ました!
全裸に下着のみって、まだボンテージの方が良かったかも・・・
それに塗布した毒もバレてました。
辺境の森で偶然見つけた蛙が猛毒を持つ『モウドクフキヤガエル』だったからやってみようと調合中に何度死にかけたか。
「で、わざわざそんな話聞いたって事は・・・まっ、いいか。いつか本当の姿の時にベッドで見せてあ・げ・る」
「結構です。じゃあ、俺は準備あるので帰ります」
本当に準備しないといけないので椅子から立ち上がり固まった笑顔でギルドをから後にした。
「疲れた・・・リュリ抱きしめて寝よ」
緑色の月を見てでかいため息を吐き、トボトボと家路に着いた。
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