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2章 2人の少女
第15 圭介✕2つの問題
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翌日。
「美樹ちゃーん」
圭介は何時もの様に待ち合わせ場所へと先に来ている美樹へ笑顔で走り寄って行く。
「お早う圭介君」
「お早う」
二人は並んで歩き始める。
今日の美樹は少し可怪しい感じがする。
彼女は小さい時から何かを伝えたい時は左手の親指を右手て撫でる癖が有るのだ。
今まさしく彼女はその行動を俺の目の前で見せている。
さてどうした物か、長年の付き合いだが無理に聞こうとしても自分の中へしまい込む事も多々あったので、ここは上手く誘導する感じで聞き出さないと行けない。
「美樹ちゃん、いよいよ高校生活の始まりだね」
「うん楽しみだね」
「何か部活とか考えてるの?」
「ううん、私は圭介君の側にいれれば良いから考えて無いな」
「そっか、俺も同じ気持ちだな」
「高校生活に不安は無い?」
「ある理由ないよ、圭介君が一緒なんだもん」
うーん、新しい環境や俺の事では無さそうだな、もう暫く様子を見るとしようか。
教室に入り席に着くと早速皐月がやって来た。
「中野圭介、私とお付き合いをしてくれるかしら?」
「え?」
突然すぎるだろ、世間知らずのお嬢様は何を考えているんだ?
「西山さん、急にそんな事を言われても困るよ」
「もう決めた事なのだから大人しく私と交際をしなさい」
周囲のざわめき、その中から美樹を見つけ出すと当然不安そうな顔をしている。
「悪いんだけど少し考えさせて欲しいな」
「良いわ、良い返事をお待ちしてますね」
そう言うと既に友達に成ったであろう娘達の所へ戻って行った。
聞こえてくるのは、西山さんに恥をかかせた事と嫉妬の連鎖である。
どうやら俺はクラスの雰囲気からアゥエー側に回った様だった。
昼休みは屋上で美樹の手作り弁当を一緒に食べる、これは中学の時から俺達にとっては当たり前の行動だった。
美樹は予想通り食が進まないようだ。
「圭介君、西山さんの事なんだけど・・・」
「もちろん断るから何も心配しないで良いよ」
また一つ問題が出来た様だ、今美樹の伝えたい事を聞くのは難しいだろう。
そんな二人の所へ皐月が声を掛けに近づいて来ていたのだった。
「美樹ちゃーん」
圭介は何時もの様に待ち合わせ場所へと先に来ている美樹へ笑顔で走り寄って行く。
「お早う圭介君」
「お早う」
二人は並んで歩き始める。
今日の美樹は少し可怪しい感じがする。
彼女は小さい時から何かを伝えたい時は左手の親指を右手て撫でる癖が有るのだ。
今まさしく彼女はその行動を俺の目の前で見せている。
さてどうした物か、長年の付き合いだが無理に聞こうとしても自分の中へしまい込む事も多々あったので、ここは上手く誘導する感じで聞き出さないと行けない。
「美樹ちゃん、いよいよ高校生活の始まりだね」
「うん楽しみだね」
「何か部活とか考えてるの?」
「ううん、私は圭介君の側にいれれば良いから考えて無いな」
「そっか、俺も同じ気持ちだな」
「高校生活に不安は無い?」
「ある理由ないよ、圭介君が一緒なんだもん」
うーん、新しい環境や俺の事では無さそうだな、もう暫く様子を見るとしようか。
教室に入り席に着くと早速皐月がやって来た。
「中野圭介、私とお付き合いをしてくれるかしら?」
「え?」
突然すぎるだろ、世間知らずのお嬢様は何を考えているんだ?
「西山さん、急にそんな事を言われても困るよ」
「もう決めた事なのだから大人しく私と交際をしなさい」
周囲のざわめき、その中から美樹を見つけ出すと当然不安そうな顔をしている。
「悪いんだけど少し考えさせて欲しいな」
「良いわ、良い返事をお待ちしてますね」
そう言うと既に友達に成ったであろう娘達の所へ戻って行った。
聞こえてくるのは、西山さんに恥をかかせた事と嫉妬の連鎖である。
どうやら俺はクラスの雰囲気からアゥエー側に回った様だった。
昼休みは屋上で美樹の手作り弁当を一緒に食べる、これは中学の時から俺達にとっては当たり前の行動だった。
美樹は予想通り食が進まないようだ。
「圭介君、西山さんの事なんだけど・・・」
「もちろん断るから何も心配しないで良いよ」
また一つ問題が出来た様だ、今美樹の伝えたい事を聞くのは難しいだろう。
そんな二人の所へ皐月が声を掛けに近づいて来ていたのだった。
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