26 / 69
3章 運命
第26 美樹・皐月✕鍛錬
しおりを挟む
あの日出会った絵里の事は智花さんにも話したが、異世界などの細かい話は隠してある。
自分自身でも記憶が無いのだからしょうが無いだろう。
俺が過去の思いに耽っていると3人の会話は先へと進んでいた。
「今のままでは余りにも危険すぎるから、2人には合気道・逮捕術・道具の使い方などを覚えて貰います」
「私に出来るかなぁ」
美樹が不安そうに言葉を漏らした。
「やって貰います、出来なければ事務所への立ち入りを禁止します」
智花が真剣な表情で2人を見つめる。
「美樹ちゃん、皐月さん、出来ますね」
「はーい」
「分かったわ」
これは凄く重要な事だ自分を守れなければ終わる、それどころか他の仲間でさえ危険に晒す事にも繋がりかねない。
「皐月は男2人位簡単に倒せるようには成らないとな」
皮肉っぽく言った俺を睨みつけてくる皐月。
俺はそれを無視して話を続けた。
「そう言えば何故あそこで襲われてたんだ?」
皐月は思い出す様な仕草をしながら言葉にした。
「雇った探偵の指示だったのだけど・・・」
「だけど?」
「居たのは襲ってきた連中だった、その日以来探偵とは連絡が取れなく成ったわ」
「裏切ったか・・・消されたか・・・智花さんはどう思う?」
俺は智花を見て訪ねた。
「そうね、多分どちらかでしょうけど関東に入って来た理由のつじつまが合わなのよね」
「こっちにも関西の人間はいるからなぁ」
「そうね少し調べて見るわ、圭介はそれとなく渋谷に入ってくれるかしら?」
「分かった」
美樹は話に付いていけず口を開けたまま聞いてるだけだった。
本当にこの2人が関わっても大丈夫なんだろうか?
うーん、美樹にはスキル魔法の関係で目の届く所に置いておきたい、けど好きな娘を危険に晒すと言うのも辛い。
皐月に関しては付き離したら一人でも行動してしまうだろう、新聞に載る様な事が起きたら目覚めが悪いし、案外可愛い娘だからなぁ・・・。
仕方が無いことなのか。
自分自身でも記憶が無いのだからしょうが無いだろう。
俺が過去の思いに耽っていると3人の会話は先へと進んでいた。
「今のままでは余りにも危険すぎるから、2人には合気道・逮捕術・道具の使い方などを覚えて貰います」
「私に出来るかなぁ」
美樹が不安そうに言葉を漏らした。
「やって貰います、出来なければ事務所への立ち入りを禁止します」
智花が真剣な表情で2人を見つめる。
「美樹ちゃん、皐月さん、出来ますね」
「はーい」
「分かったわ」
これは凄く重要な事だ自分を守れなければ終わる、それどころか他の仲間でさえ危険に晒す事にも繋がりかねない。
「皐月は男2人位簡単に倒せるようには成らないとな」
皮肉っぽく言った俺を睨みつけてくる皐月。
俺はそれを無視して話を続けた。
「そう言えば何故あそこで襲われてたんだ?」
皐月は思い出す様な仕草をしながら言葉にした。
「雇った探偵の指示だったのだけど・・・」
「だけど?」
「居たのは襲ってきた連中だった、その日以来探偵とは連絡が取れなく成ったわ」
「裏切ったか・・・消されたか・・・智花さんはどう思う?」
俺は智花を見て訪ねた。
「そうね、多分どちらかでしょうけど関東に入って来た理由のつじつまが合わなのよね」
「こっちにも関西の人間はいるからなぁ」
「そうね少し調べて見るわ、圭介はそれとなく渋谷に入ってくれるかしら?」
「分かった」
美樹は話に付いていけず口を開けたまま聞いてるだけだった。
本当にこの2人が関わっても大丈夫なんだろうか?
うーん、美樹にはスキル魔法の関係で目の届く所に置いておきたい、けど好きな娘を危険に晒すと言うのも辛い。
皐月に関しては付き離したら一人でも行動してしまうだろう、新聞に載る様な事が起きたら目覚めが悪いし、案外可愛い娘だからなぁ・・・。
仕方が無いことなのか。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
1
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる