64 / 69
6章 箱根の戦い
第64 列車✕車
しおりを挟む
出発当日。
智花の車には美樹と胡桃が乗り込み、俺と皐月は交通機関を使って向かう事にした。
「皐月、圭介の事は頼むわね」
俺は子供じゃないんだが?
「了解よ、風山荘集合でいいのよね?」
「それでオッケー」
この会話を最後に車は走り出し行ってしまった。
「圭介行くわよ」
「ああ」
俺と皐月はブースターシューズを最小限で使い、駅を目指した。
新宿からは特急で一直線だ。
「切符の手配から何もありがとうな、こんな最前列で列車に乗るなんて初めてだよ」
この特急列車には2階に運転席が有り、下には列車の進行具合が運転手の様に分かるのであった。
「そんな対した事ではないわよ」
「皐月は気が利くし優しいよな」
「良く分かってる圭介には、ご褒美の駅弁を進呈しますよ」
少し頬を赤くしながら手渡らされたのは豪華な二段弁当だった。
「ありがとう、皐月はきっと良い嫁さんになるよ」
「そんな恥ずかしい事言わないで早く食べたら?」
皐月が自分の弁当に向き合ったので、俺も包を剥がし始めた、
一方の車組では美樹の愚痴が始まっていた。
「圭介の同行が私では無く皐月なのはどうしてよ?」
「私も圭介さんと一緒が良かったです」
運転する智花に問い詰める二人。
「仕方が無いでしょう、美樹のパートナーは私なのだから、それにまだまだ強くない私達には胡桃もいて貰わないと困るのよ」
一応な正論に大人しくなる二人。
「二人共分かったの?」
「はーい」
「分かりました」
智花は前方から視線を離さずため息を付いたのだった。
「もう走り出したんだし、胡桃お菓子でも食べよう」
「そうですね」
切り替えの早い美樹に智花は少し呆れて呟いた。
「最近の若い娘って皆こうなのかしら?」
「智花さん、何か言った?」
「いいえ、何言も言って無いわよ」
「そう、所で胡桃の気を充電するのって私では駄目なの?」
「基本男性でないと駄目ですね、前は良くエリエール様が気を貯めた瓶を来れてたのですが、勇者である圭介さんの方が何というか美味しいのですよ」
瞳を輝かせながら語った胡桃を美樹は一言で切り捨てた。
「やらしい」
「そ。そんな事は・・・口づけとかなら更に良いのは確かですけど」
「胡桃、そんな事をしたら平和を守る勇者の私が許さないからね」
美樹の発言は、聞いてた智花が吹き出すのをこらえる位の私怨だった。
胡桃も真面目に何度も何度も頷いていた。
これでは勇者勇者一行では無く中の良い女子会旅であるのだった、
智花の車には美樹と胡桃が乗り込み、俺と皐月は交通機関を使って向かう事にした。
「皐月、圭介の事は頼むわね」
俺は子供じゃないんだが?
「了解よ、風山荘集合でいいのよね?」
「それでオッケー」
この会話を最後に車は走り出し行ってしまった。
「圭介行くわよ」
「ああ」
俺と皐月はブースターシューズを最小限で使い、駅を目指した。
新宿からは特急で一直線だ。
「切符の手配から何もありがとうな、こんな最前列で列車に乗るなんて初めてだよ」
この特急列車には2階に運転席が有り、下には列車の進行具合が運転手の様に分かるのであった。
「そんな対した事ではないわよ」
「皐月は気が利くし優しいよな」
「良く分かってる圭介には、ご褒美の駅弁を進呈しますよ」
少し頬を赤くしながら手渡らされたのは豪華な二段弁当だった。
「ありがとう、皐月はきっと良い嫁さんになるよ」
「そんな恥ずかしい事言わないで早く食べたら?」
皐月が自分の弁当に向き合ったので、俺も包を剥がし始めた、
一方の車組では美樹の愚痴が始まっていた。
「圭介の同行が私では無く皐月なのはどうしてよ?」
「私も圭介さんと一緒が良かったです」
運転する智花に問い詰める二人。
「仕方が無いでしょう、美樹のパートナーは私なのだから、それにまだまだ強くない私達には胡桃もいて貰わないと困るのよ」
一応な正論に大人しくなる二人。
「二人共分かったの?」
「はーい」
「分かりました」
智花は前方から視線を離さずため息を付いたのだった。
「もう走り出したんだし、胡桃お菓子でも食べよう」
「そうですね」
切り替えの早い美樹に智花は少し呆れて呟いた。
「最近の若い娘って皆こうなのかしら?」
「智花さん、何か言った?」
「いいえ、何言も言って無いわよ」
「そう、所で胡桃の気を充電するのって私では駄目なの?」
「基本男性でないと駄目ですね、前は良くエリエール様が気を貯めた瓶を来れてたのですが、勇者である圭介さんの方が何というか美味しいのですよ」
瞳を輝かせながら語った胡桃を美樹は一言で切り捨てた。
「やらしい」
「そ。そんな事は・・・口づけとかなら更に良いのは確かですけど」
「胡桃、そんな事をしたら平和を守る勇者の私が許さないからね」
美樹の発言は、聞いてた智花が吹き出すのをこらえる位の私怨だった。
胡桃も真面目に何度も何度も頷いていた。
これでは勇者勇者一行では無く中の良い女子会旅であるのだった、
0
あなたにおすすめの小説
至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件
こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる