私立 悪役学園へようこそ!

てぃー☆ちゃー

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切り札チャージ! 登場! 切り札戦線シャッフラー!

第5話 切り札チャージ! 登場! 切り札戦線シャッフラー! 2

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「な、なんだ貴様は!」
「暴走宇宙人とやら、この場は引け」
「貴様に指図される言われはないわ!」

 私の助言に、強い言葉で反論をしてきた。流石は筋肉質なだけあって言葉も力強い。あとはタンクトップと声色がもう少し低ければ完璧なのに残念だ。

「何者だ? その鬼のような姿、まさか正義の味方とは言うまい」

 シャッフルレッドが剣をこちらに向けながら訪ねて来た。
 そう、私の今の姿は鬼をモチーフにした筋肉隆々の悪鬼だ。
 真っ赤な髪の毛に鋭い2本の角。瞳の色は変わらないが、彫りの深い顔に鋭い瞳。
 全身真っ黒で、上半身には灰色のタンクトップ!
 声も低く、身長は2メートル20センチの大柄な姿!
 これこそ私の理想とした筋肉! 男の中の男の! 否! 漢の姿だ!
 魔法で作った疑似的な肉体だ、いつかこのような肉体が手に入るはずである。
 
「私の名前はダークネスマッスル。この場は私が預かろう」
「馬鹿な! 我々は『切り札戦線シャッフラー』悪を見逃すような真似をするわけが無い!」
「やめておけ、お前たちの様な細腕では私の筋肉に傷一つ……タンクトップに綻びの一つも作ることは出来まい」
「なんだと!?」
「突然出てきて何様だ! オレ様の邪魔をするんじゃねえ!」

 暴走宇宙人が私の肩を掴んできた、ふむ。助けに入ったのは正解のようだ。掴む力がさほど強くない。
 私はその腕を掴んでひねり上げると、暴走宇宙人を睨みつけた。

「見た目は良いが、力強さが足りぬな。そのような中身の伴わない筋肉ではこの戦いで命を落とすぞ? もっと筋力をつけてから出直すべきではないか?」
「いでえ! いでえ! はなせっ!」
「おお、すまぬな」

 いけない、この姿になると少しだけ粗暴になってしまう。男は紳士だ。紳士はあまり暴力的であってはならない。気を付けなければ。私は紳士。わたししんし。

「くっ、だが流石に5対1の状況は良くない。お前の言う通りここは引くことにしよう。オレ様の名前はスピードイーター! 暴走宇宙人の特攻隊の一員だ! オレ様達の恐怖はここから始まるのだ! ぬひゃひゃひゃひゃひゃひゃっつげはっげほっぶほっ!」

 高笑いをしてむせるのを見送った後、スピードイーターは大型の改造バイクに乗るとそのまま空に向かいエンジンをふかし始めた。

「逃がさないわ!」
「させぬよ」

 攻撃しようとするシャッフルピンクの弓の前に私は素早く移動。その矢を手のひらで防いだ。

「くっ」
「すまないが引いてくれないか? 女性に暴力を振るうつもりはないんでね」
「ならば無抵抗のままやられなさいっ!」

 そんな私の背後に素早く回り込んだシャッフルイエローが両手の短剣を振りぬく。

 しかし筋肉とタンクトップを身にまとった私には通用しないだろう。だがあまり強く切り付けられると、シャッフルイエローの細腕にダメージが入ってしまう。女性に怪我をさせるつもりは無い。素早く避けると、スピードイーターを背後にシャッフラーと対峙をする。

「こいつ、図体のわりになんて動きだ」
「体の動きはすべて筋肉が決めるのだ。この私のズボンでは隠し切れぬ程膨れ上がった大腿四頭筋が目に入らぬか!」

 ビシッ! と両手の人差し指で自分の足を指さして決めてやった!
 私の今の体は筋力とタンクトップで見事に強化されているんだ、何を当たり前のことを言っているのだ。

「大した自信だ、だがこの技を食らって無事でいられるかな?」
「ほう? 面白そうだ。見せてみるといい」
「舐めやがって! いくぞみんな!」
『おう!』
「すべての切り札の力を一つに!」
「やるぞ! 必殺!」
『ストレートフラッシュ!』

 シャッフルエースのエースブレードに他のシャッフラーの武器から力が収束され、それが5色の色合いを光線となって私に襲い掛かった!

「サイドチェストガード!!」

 私は自身の筋肉が強烈に盛り上がるポーズを取った! 
 正面からの一撃を受けると、光の柱が私の体を包み込んだ。
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