フリーター、ゴーレムになり異世界を闊歩する

てぃー☆ちゃー

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第四章 ゴーレムと赤い砂漠

第四十話 ゴーレム、砂漠を攻略する

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「なんか、座ってたら砂漠抜けたわね」
「ああ、こんなに楽に超えていいのかこの砂漠」
「くそ、国崩しに頼り切ったまま終わるとは」
「アイは後半イビキかいて寝てるだけにゃったにゃ」
「うううるさい!」
「くにーえらい」

砂漠を抜けるころには、赤いサソリも来なくなった。
砂漠の中でしか行動しないらしい。
オレは5人を降ろして、重力エレベーターをしまい込むとゆっくり座って・・・そのまま寝っ転がった。
ずしんという音と共に体が地面に沈み込んだ。

「国崩し!?どうした!」
「にゃ?壊れたかにゃ?どこにゃ!?回復するにゃ!」

オレは首を振った。
どうやら魔法というのを使いすぎたらしい。
今まで無尽蔵で使っていたが、三重に魔法を発動させて更に3日も昼夜問わず維持していたからか。えらい疲労感が体を包み込んでいた。
実際には体が疲れているわけではないが、なんとなくこうすると回復できるような気がしたんだ。
なので寝っ転がってみた。
今は探知も感知も使ってない。
5人に任せることにしよう。

「無理をさせすぎたようだな」

勝手に無理しただけなのでお気になさらずー

「我々も少し休もう。乗り心地も良くはなかったからな」

ああ、お前何回か吐いてたもんな。

「ん、くにーがんばった」

メルがぽんぽんとオレの頭を叩いた。
くにー?

「くにー?」
「くにくずし、だからくにー」
「にゃはは、くにーだって。よかったにゃ?」

オレはテイツォに念話で喜びを伝えることにした。
名前は微妙だけど、褒めてもらえるのは嬉しい。
メルには頭が上がらないね。

「うれしいって」
「ん」
「俺にはお前がずいぶんとお人よしに見えてきたよ」

オレもそう思うよ。

「基本的には人間に味方するようプログラムされてるのかしら?」

日本人ですからー。

「そう、だな。自分も、少なくとも今は敵視すべきではないと思う。だがグランフォールに着いた後に何をするかを見定めないと、判断は出来ない」
「アル、わからずや」

ストレートなご意見出ました!
流石に4人も苦笑いしてる。
まあでもアルの意見も正しいと思うぞ?なんかオレ、3カ月も城下町破壊してたらしいし。
ああ、今から行くところでは石とか武器とか投げ込まれるんだろうなあ。

「でも今はいい奴にゃ。にゃーたちにゃんか放っておけば今頃サソリのお腹に納まってたからにゃー」
「水の件もな。世話になりっぱなしだ」

いえいえ、この程度のことなら気にしないでくださいな。
結局この日は砂漠から少し離れた地点で野営を張ることになった。
オレの魔力は結構さっくりと回復したようだが、まあこのまま寝っ転がることにした。
意外と気持ちがいいね。
そこから先は順調な旅路でした。
大型の魔物はオレが倒して、小型の魔物はや獣はアルとゴートさんを中心に5人の冒険者チームが担当した。
まあ大型の魔物なんかほとんど出なかったけど。
小型の敵は、動きが早いから追いかけられないんだよね。
魔法で倒すのもいいけど、アルが戦いたがってたからやらせることにした。
そしてオレは再び、グランフォール王国の首都の眺める丘にたどり着いた。
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