お前と番になってたまるか!

yufa

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「・・・・・めろ」

歪んだ視界に微かに聞こえる声
幻聴が聞こえるようになったのかも知れない

「晴やめろ!」

二回目はしっかりと聞こえ俺の意識ははっきりと戻り声のする方向振り向くと心臓はドキドキと脈打つと同時に安心感が体を包んだ。

「直樹!」

「晴を離せ!」

首を噛もうとしていた男に力強いパンチを入れ吹っ飛ばした。


「晴、会いたかった」


直樹は大粒の涙を流すとその大きな腕で俺を包んでくれた。

「直樹、俺も会いたかった」

「晴ごめん俺、お前に酷いことさんざん言って」

「俺こそごめん直樹を裏切るようなことをして」


二人は固く抱き締め合うとほどけないように長いキスを交わした。


「こんなにも汚れて」

晴の体は男の欲望にまみれた精子で染められていた。

「はあっ・・・・・はぁ」


晴の呼吸は思い出したかのように荒くなっていった。

「晴?どうした?」

「苦しい・・・・・お尻もぐちゃぐちゃなの」

「だって、発情期は確か三ヶ月に一回だろ、もう終わってるのに」


「さっき、変な薬入れられたの」

「薬?」


晴は直樹の腕を思いっきり掴み自分の方へと寄せた。


「無理やり発情させる薬」

「効き目はいつ切れるんだ?」

「番にならないと切れない」


直樹のズボンははち切れそうなほどにパンパンに勃起をしていた。


「やべぇ晴見てると、エッチしたくて堪らない」

「俺も直樹とエッチしたい」



二人は何とか気を紛らわすためにキスを続けた。


「ダメだ触れたい晴の体すべてに触れて俺の物にしたい」

「触って?俺の体に名前書いても良いから直樹の物になりたい」


二人は磁石かのように強く引き合っていて互いに体を触り始めた。


「そんなのダメ!」


上空からアクロバティックな動きをしながら制服を着た女性が降りてきた。


「三神!」

「三神さん」


二人は同時に声を上げた。

「ダメよ直樹君、そんなサキュバスと番になっちゃ」

直樹は晴を強く抱くと三神に吠えるように答えた。

「俺は、晴が好きだ。もう晴に怖い思いも辛い思いもさせない」


「なんでよ!せっかく一から計画を」


その瞬間三神の口は止まった

「そうか、そこで全裸で倒れてる男も晴に薬を投与させたのはお前だったんだな」


「・・・・・・そうよそこの憎たらしいサキュバスに復讐するためにね」


晴を安全な所に体を休ませると直樹は三神に向かって強烈なビンタを喰らわせた。


「ふざけるな、晴を傷つけやがって、次こんなことしたら、絶対に許さない!!」

三神黙って下を向いたままだった直樹はそれを無視し晴の体を持ち上げた。


「直樹?」

「行くぞ、晴」

「何処に行くの?」

「ホテルだ。体洗わないと・・・あと俺も、もう限界なんだよ!」

俺は、少し顔を染めている直樹の顔にキスをした。

「俺もお尻ぐちゃぐちゃで直樹のおちんちん欲しい」



重い扉を開くと晴は不安そうな声で聞いてきた。

「ねぇ?あいつらどうなるの」

「友達が警察に連絡したからもうじき来るだろ」

晴はまた体を揺らしそわそわしていた。

「どうしたの?」

「格好いいよその服とても似合ってる」

「ありがとう」


この服を選んでくれた母に感謝し、俺は、晴の小さな体を抱えホテルに向かった。

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