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事件ファイル1 学生マンションの紛失物事件
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F? いや、Gカップはあるだろう!あのシルエットとボリュームを考えただけで、生唾を飲み込んでしまった!
目の前で、渡した資料に目を通している彼女の胸元は大きく、テーブルを挟んで向かい合ってる角度からも谷間がみえていて、つい、凝視してしまっている。長い髪をかきあげる姿もまたセクシーで、たまらない。
ここが雑居ビルの探偵事務所のオフィスではくて、夜のお店ならば、すぐにでも指名してしまいそうな女性が目の前に座っている。
探偵「ここに書かれているすべてが紛失、もしくは盗難にあっているものなんですね?」
僕「あ、ええ。そうです。半年前からいつの間にか、なくなってて、空き巣に入られた形跡もなくて、でも、確実になくなってるんです」
僕は大学生で一人暮らしだか、彼女もなく、気軽に部屋に遊びにくるような友達も居ないタイプの陰キャラだ。
半年前あたりから、家に置いていたはずの腕時計や、メジャー、コーヒーカップ、あまり使わないカバンなどいろんなものが数点なくなっているのに気が付き、二年前から住んでいるオートロックの物件で、泥棒に入られた形跡もなく、不動産や、警察に相談しても紛失扱いで、取り合ってくれず、気持ち悪いので、この度、引っ越しすることに、荷造りしてたら、なくなってるものがまだまだあって、その中に絶対に取り返したいものがあり、ゼミの教授に相談したら、この探偵事務所を紹介してくれた。
探偵「で、なくなったもののなかで、この写真立てが取り返したいものなのね?」
僕「はい。引っ越し作業するまで、気づかなかったんですが、あれは大切なものなんです。」
探偵「畏まりました。では、さっそくご自宅に向かいましょ」
探偵は、そうゆうと、目の前に座っていた椅子からゆっくりと立ち上がり、胸をゆらしながら、タイトなスーツの裾をお直しして、笑顔で微笑んだ。
僕「あ、ありがとうございます。お願いします。」
探偵「お礼はまだよ!事件解決したらそのときにたっぷりお願いね」
Gカップはありそうな胸を寄せて、彼女は軽くウインクをしてぼくの腕に手を絡ませてきた。
探偵「じゃ行きましょ!」
呆気にとられている僕を引っ張りながら、彼女は魔性の笑顔で探偵事務所をあとにした。
僕「ここです。普通のワンルームの学生マンションです」
探偵さんは、セクシーで美人だ
。探偵事務所から、マンションまでの間に何人もの男性が振り返ってみるほどの美人がぼくと腕を組んで、歩いている!
探偵さんの胸の感触も腕に伝わっていて、普段、からっきし女性に免疫のない僕は、カチカチになりながら、なんとか引っ越し前の自宅マンションに到着した。
探偵「学生マンションって大学まで近いの?」
ぼ「そうですね!5分程度でつく距離ですよ」
探偵「じゃあ、学生さんばっかり住んでるんだね」
ぼ「そうだと思います。あ、年配の管理人の男性だけで、1階に住んでらっしゃるみたいです」
探偵「そ、じゃあ先に挨拶しておきましょ」
腕を組まれたまま、僕と探偵さんは1階のエントランスホールに向かった。
昼間だからか?誰も気配がない
マンションの自動ドアの横に管理人室があるが、管理人さんは今はいないみたいだ。仕方ないので、1階の奥の管理人さんの部屋の前まですすんだ。
ピーポーン
管理人さんの部屋の前で、インターホンを押した。
探偵さんは、まだ密着したままで、僕の腕に絡ませている。
管「何か?用かね?」
ぼ「すみません。405の筒井です。ご挨拶を」
管 「君か!ちょっと待ってなさい」
インターホンから声がしなくなり、ドアの中からバタバタと足音が聞こえてきた。
ガチャ
管「引っ越し作業は終わったのかね?お、あなたは?」
部屋から出てきた管理人さんは、僕と探偵さんを交互にみながら、いぶかしがる顔をした。
探偵さんは、僕と不釣り合いなので、しかたないだろう!
僕が説明しょうとすると
探偵「あ、管理人さんですか?弟がお世話になりまた。姉の筒井かなです。」
姉!!!
僕、探偵さんの言動にびっくりしながら、思考までも固まってしまった。
管「お姉さんでしたか!
わざわざご挨拶どうも、筒井くん、こんなに美人なお姉さんがいらして、羨ましいね」
探偵「2、3日引っ越しの荷造りに私が手伝いをしに泊まることになったのでご挨拶をと」
管「それは、優しいお姉さんでいいね!私も協力できることがあれば、なんでも言ってきていいからね!」
管「引っ越しにゴミがでるだろうから、もし、間に合わなければ私に相談しなさい いつでも待ってるから」
探偵「ほんとですか?助かります。では、またあとお伺いしますね!」
管「もちろん、大歓迎だよ!
その時は、お姉さん 美味しい コーヒーを入れてあげるよ 僕は、コーヒーにはこだわりがあるからね!」
この学生マンションに二年間住んでて、数回しか、言葉を交わしたことのない無口だとおもっていた管理人さんが、姉と偽る探偵さんにベラベラと会話していて、それにもびっくりした。
管理人さんは、名残惜しそうに偽姉との、会話がおわり、僕らはやっとエントランスに戻ってきた。
探偵「では、さっそく部屋に連れ込んでね」
僕「えっとさっきのあれは、カモフラージュですか?」
探偵「張り込みするのにマンションの出入りで怪しまれたくないからね!今日から姉としてよろしくね」
姉にしては、密着度が間違ってる気がするが、一人っ子の僕にはわからない、探偵さんとあの部屋で数日でも一緒に暮らす?まだ、思考が追いついてないまま、部屋に向かっていた。
4階までのエレベーターのなかの鏡の前で、改めて、僕と探偵さんをみると脳震盪を起こしそうなくらい、不釣り合いな二人が写っていた。
僕「えっと姉ってこんなに密着しますか?」
探「あら、嫌だった?可愛い弟を溺愛する姉って設定なんだけど うふふ」
探偵さんは、あざとさ満載でそんな冗談をいいながら、また、胸を僕に押し付けてきた。
数日、一緒の部屋に居たら、絶対に我慢できる気がしない。どうしたらいいんだろう?
はー、探偵さんがこんなにエロいなんて、教授からなんにも聞いてないよ!
僕「えっと着きました。ここがぼくの部屋です。」
405の部屋の扉の前まで探偵さんを案内た。
探「確かに、鍵穴にピッキングなどのあとはないね!」
「防犯カメラは1階のエントランスとエレベーター内だけ?」
僕「そうみたいです。不動産さんに確認したところ、不審人物などはうつって無かったって言われました。」
「ま、取られた日にちと時間はわかってないから、完全に調べて貰えてはないんですが」
探「ふーん。じゃあ部屋にお邪魔していいかな?」
僕「はい。お願いします。」
引っ越し用のダンボールが散乱した部屋へ探偵さんを招いた。
もう少し片付けておけばよかったと後悔しても遅い。
散らかったぼくの部屋に、美人でエロい探偵さんあたりを見回していた。
部屋に入ってからは、さっきの密着の緊張からは開放されたけど、かわりに、自分の部屋に女性、それも特別美人がいることに、動揺してまた緊張してしまった。
僕「何か飲まれますか?」
探「お気遣いありがとう そうね、喉乾いたからビールでももらえると助かるね」
確かに、男の一人暮らしの部屋の冷蔵庫に気の利いた飲み物なんか入ってないが、ビールとミネラルウォーターはキンキンに冷えてやがる。
さっそく、見透かされたような気がしたが、ビールをとりに冷蔵庫に向かった。
ビールを2つもち、振り返ると、
探偵さんがスーツの上着を脱いでいて、Gカップを包むはち切れそうなシャツのボタンを上から順番に外していた。
僕「え、あ、暑いですか?エアコンつけましょうか?」
探「大丈夫、ちょっと窮屈だったから、脱がせてもらうね!」
そうゆうと、勢いよくシャツを脱いだ。下にはシルクなのか、ツヤツヤしたなんとも妖艶なランジェリーを身にまとっていて、免疫のない僕には、目のやり場に困ってうつむくしかなかった。
僕「すみません。Tシャツか何か貸しましょうか?」
探「うふふ、可愛い そうね!弟くんには刺激が強かったかしら?じゃあ、このTシャツ借りちゃうね!」
僕「お好きにどうぞ…」
探「ほら、こっちきて」
彼女がTシャツをきるまで僕がうつむいていたら、探偵さんはぼくの手をとって、笑顔でぼくの大きめのTシャツを着て、さっきまで来ていたスーツやGカップの下着など衣服のすべてがなぜか?全部、僕の部屋に脱ぎ捨ててあった。
僕「えぇ!」僕はパニックになりながら、彼女の姿をみたGカップの胸は大きめTシャツで隠れてるけど、シルエットはわかるし、それに脱ぎ捨てのパンティが僕の愛用のテ○ガの上にひっかっていた。
探「ね、ビールもらっちゃうね?」
僕は呆然としたまま
探偵の彼女が、僕のTシャツを着ていて、それもほぼ裸で、腰に手をあてビールを飲んでいた。
飲みっぷりは良くて、半分くらいグビグビと飲んだあと、ビールの宣伝風に振り返りなら
探「ねー!姉弟プレイのセックスしょ?」
確実に誘われていた。
僕「セックス? えっとえっと事件の方は?」
セックス?って言葉あれだよな、探偵さんのGカップをおがめる!彼女とこの部屋で
探「うん、そのためにもね!まずは、セックスしないと事件解決のため協力してくれるよね?」
僕の心の声
「これは事件解決のため、探偵さんのためなんだ」
そう、自分に言い聞かせた瞬間、理性をすてて、着ていた服を脱ぎ捨て、僕は彼女に飛びかかっていた。
ダンボールに囲まれた部屋で、かろうじてまだ、引いてあった、カーペットの上で二人でからみ合いながらなんども果てた。
探偵の彼女は、プレイ中ずっと僕を弟として扱った。
最初は僕が押し倒した状態で、今までの無駄に膨大なセックスの知識と数少ない経験をもとに行為を行っていたけど、だんだんと彼女に主導権が移行していき、僕の間違った知識の元で行われていた行為を何も知らない弟に教えるように手取り足取りお互いが絶頂に向かうためのプロセスを実際に試しながら導いてくれる彼女はまさに姉であった。
ときより、最中に彼女は、うわ言のようにさけんだり、そうなのねって何かを理解したり、していたが!僕は、性的欲求に支配されていて、絶頂に向かうための気持いい事しか考えられない野生の生き物と化していた。
僕の溜まっていたすべての体液が外に放出されたあたりで、気を失った。
目を覚ましたときに、なぜか?ほぼ事件は解決していた。
そして、時は数時間前に遡る。
探偵の心の声
「依頼人は、大学生の筒井とおるくん 二十歳。若くて可愛いな~」
探偵オフィスの接待室で、向かい合いなが、私の胸をあんなに凝視して、固まってる依頼人を挑発するように、強めに胸をテーブルに押し付けてみたり、している。
探偵の心の声
「前の事件で、お世話になったあのテクニシャンな教授からの紹介だから少し厄介かもしれないけど、久々に楽しめそうね」
探偵「ここに書かれているすべてが紛失、もしくは盗難にあっているものなんですね?」
探偵の心の声
「資料まで用意して、とっても真面目なのね!可愛い、ただ、20個以上のこの量の紛失物に気が付かないとなると部屋はちらかってたかもね。ま、男子学生の一人暮らしなんて、寝に帰るようなものだものね」
探偵の心の声
「では、さっそく部屋に連れ込んでね」
心でそうつぶやきながら、
まだ、依頼人の前では言葉を崩さずに告げる
探偵「畏まりました。では、さっそくご自宅に向かいましょ」
事件の現場である学生マンションまでの間、依頼人の腕に自慢のGカップを押し付けながら、
どう事件を解決のするか、考えていた。
探偵の心の声
「資料にも書いてあったけど、ほとんど取られたものは、手のひらサイズの安物 一回の侵入で一個ずつの可能性が高いわね」「でも、なんでそんなリスクの高い、盗みをするのかしら?そして、侵入経路も今のとこわかってない」「高価なものでもなくて、他人からしたらガラクタばかり、そこがこの事件の大きななぞよね?」
つらつらと考えを巡らしているうちに、学生マンションについていた。
依頼人の言うとおり、大学までも近く、学生ばかり住んでるマンション、オートロックだし、管理人室もマンション入り口に併設されている学生以外があまりうろつけないしっかりした建物だった。4階だし、外からの侵入は、無理そうだ。
探偵の心の声
「まず怪しいのは、管理人さんね 怪しまれないように依頼人の姉のフリでもして、お近づきになりましょう」
依頼人のとおるくんに頼んで管理人さんを紹介してもらった。
年は、50代~60代!定年退職後だろうか?白髪で鼻の下が伸び切ったわかりやすいタイプ
玄関の隙間から見える部屋は、散らかってる感じがするはね。
私はわざと、管理人さんに見せるように髪をかきあげ、胸元をアピールしてみた。たた、管理人さんは胸には興味が無いのか?私の全身を舐めるように見つめている!この人は脚フェチか?お尻かなぁ?
管理人さんと会話中そんなことを考えながら、一通り挨拶をして、2、3日依頼人の部屋の出入り許可と管理人のところに遊びに行く許可を得た。
管理人がもし犯人なら、盗難品は、この部屋か、リサイクルショップにでもあるだろう!
ま、一旦、依頼人の部屋で用事を済ませて、また戻ってきた時に考えようかなぁ!
まずは、筒井とおるくんから味見したいし!
探偵の思考がピンク色に染まりつつある事を依頼人は知らずに固まっていた。
探偵「では、さっそく部屋に連れ込んでね」
それからの探偵の行動はスムーズだった!
一通り、現場の状況を確認後、
依頼人の彼をどう誘惑するべきか的確に捉えていた。理性には働きかけず、本能に訴える方法。それは、視覚的に彼を誘惑するとゆうこと
二十歳の彼には直接よりもTシャツの下を想像させる方が効果があった。
探偵の心の声
「さ、私と一緒に快楽の海に溺れましょ そして、思考の海で見せてとおるのすべてを闇を そしてすべての謎を解き明かしましょう うふふ」
引っ越しのダンボールに囲まれたワンルームの部屋の真ん中で二人はからみ合い求めあった。
探偵の彼女は巧みに彼を誘導し、的確に彼の快楽スポットを刺激して、こちらの快楽スポットを教えてあげる 手取り足取り 彼女は、快楽行為を及びながら、思考の海へ溺れていった。まず、依頼人の二十歳の筒井かおる 真面目でモテないが、恋愛経験はあるらしい、部屋は引っ越しで多少片付いていたが、紛失物にすぐには気づかないくらい部屋のものには無頓着な性格らしい。
部屋の鍵穴にはピッキングなどの形跡は見られなかったから、合鍵をもっているものが犯人だろう、依頼人の留守を狙って侵入し、戦利品として、小物を盗んでいる可能性が高い。高価なものを狙ってない時点で、犯人は収集癖がある。
多分、部屋の両隣か、上下の住人に犯人は住んでいる可能性が高い、確か、貰った資料に住人の事も書いてあったので、あとでもう一度確認しておこう
そして、この依頼人に関わる謎は?紛失物を気がついた時点で半年たってからの引っ越し、そして、探偵をやとってまで取り返したいものが、写真立てだとゆうこと!
依頼人のとおるくんは大切なものって言ってたけど、何か引っかかる。
彼女は、思考の中でわかったことを口走りながら、絶頂にを迎えようとしていた。
そ、これが探偵の彼女の能力なのだ、快楽行為の最中に事件のさまざまな事を精査し、事件を解決のする。
絶頂を迎え、依頼人のとおるくんは力尽きたのか、意識がない彼に一言断って、お風呂借りる。
探偵は風呂場に移動した。
さっきまでの絡みで、火照った体をシャワーで冷ました
探偵の心の声
「あー気持ちよかった やっぱり二十歳は元気があって何度もイッてくれるから可愛いわね」
「テクニックはないけど、持久力は桁違いよね」
シャワーを浴びで、さっぱりした探偵は、バスタオルを体に巻いて、依頼人の部屋に綺麗に畳んである洗濯物を物色し、そこに甚平があったので、拝借し、濃厚な絶頂にの末、意識のない依頼人を残し、調査にとりかかる、まずは貰った資料を読み返して、隣人たちの資料に目を通した。
両サイドの隣人は、同じ大学で、右隣は、戸波 仁 依頼人のゼミの先輩で、この部屋が空き部屋になったのを教え、勧めてくれた人らしい。唯一、依頼人の部屋に入ったことのある人物らしいが、あまり、部屋には帰らない先輩で、住んでる気配をほぼ感じないと書いてある。
左隣りは、田中理恵 女性で大学は一緒だけれども接点はなく、一度、一年くらい前に間違えて届いた郵便物を届けたことがあると書いてある。日々の生活音は聞こえるので、授業以外は、家に大体居るらしいと書いてある。
上下は、入居時に挨拶に行ったが、どっちとも別の近くの大学で、接点はなく、名前も名字しかわからないですと書いてある。
上の階が鬼原さんと言う男性
下の階が松葉さんと言う男性
生活音は時々聞こえる程度で、授業やバイトであまり家に居ないと書いてある。今のところは両者ともトラブルはない。
資料をカバンに直し、うーんと少し悩んだポーズをとる。
探偵は、あたりを見渡して、レジ袋に入ったままの未開封のカップ麺と未使用のラップを手に取り、玄関に向かった。
探偵の心の声
「ま、まずは両隣の隣人に話を聞くべきだよね とおる君はまた動けないだろうから、この間に調査を進めておこう」
餞別の品として、カップ麺とラップってどうかと内心思うけど、学生の引っ越しなんて、お金が無いのが当たり前だから、これでもいいと思うことにして、まずは、右隣の隣人の部屋の前でインターホンを押した。
ピーポーン ピーポーン
シーン
探偵の心の声
「やっぱり人が部屋にいる気配がないな」
すぐに切り替え、左隣りの田中理恵の部屋のインターホンを鳴らした。
ピーポーン ピーポーン
シーン?
あれ、気配はあるのになかなか出てこない。
もしかして、警戒されてるのかなぁ?
ピーポーン
もう一度、インターホンを押して見るすると
「あの、どちらさまですか?」
インターホンのスピーカーから、ビクビクした女性の声がしてきた。
探偵「隣の筒井です。この度、引っ越し作業するので、ご迷惑かけるかもしれないので、先にご挨拶させてもらいたくて~」
探偵は、声のボリュームを少し出して、インターホンに向かって喋っていた途中から、
部屋のドアの隙間から、田中理恵が、顔をのぞかせた。
理恵「あの~あなたは筒井さんのなんなんですか?」
探偵「はじめまして、とおるくんの引っ越しを手伝う姉の様なものです。うふふ」
理恵「姉のよう?あの~筒井さんってどこに引っ越しされるんですか?」
探偵「実家ですよ 田中さんはとおるくんと同じ大学ですよね 」
理恵「え、あ、一応そうですが、何か?」
探偵は、改めて田中理恵を分析した。真面目で大人しめの雰囲気で、ここから見える部屋のなかも綺麗に片付いている様子。
筒井さんと言ってるあたり、面識はあり、隣人とちゃんと認識してる様子。
探偵「ごめんね!さっきうるさくしてしまって、ここ壁薄いからもしかしたら聞かれちゃったかなって?」
理恵は、顔を赤らめてうつむいてしまった。やっぱりさっきの二人の行為は筒抜けだったらしい、だから部屋からなかなか出てこなかったんだろう。
探「本当にごめんね あと、これ餞別にカップ麺とラップなんだけど、とおるくん実家に帰ったらいらないって言ってたからよかったら受け取ってくれない?」
理「え、あ、ありがとうございます。」
理恵は、少し顔をあげ、キョロキョロと筒井をさがしている素振りをした。
探「とおるくんは部屋で引っ越しの作業してるから、また、うるさくしちゃったらごめんね」
理「あ、いえ、あ、なんでもないです。すみません」
田中理恵は、探偵の風呂上がりの様な姿をみて、また顔を赤らめて扉をしめてしまった。
探偵の心の声
「あらら、これは面白くなりそうね!」
そのあとも、上下の部屋を訪ねたが、田中理恵以外は、留守、もしくは居留守をつかわれて出てこなかった。
そうしているうちに、日が沈み夕方6時を回ろうとしていた。
探偵は、寝ている依頼人を部屋に残し、1階の管理人の部屋へと足を運んだ。
ピーポーン
探偵「管理人さーん いらっしゃるかしら~」
探偵は甘ったるい声をだして、管理人の部屋のインターホンに話しかけた。
部屋の中から、ドタバタと管理人が出てくる気配がした。
管「いや、よく来てくれたね。待ってたよ!さあさあ、上がって、引っ越しの荷造りは一段落したかね?」
管理人は、有無を言わさず、探偵を部屋へと招き入れた。
探「えぇ、弟は疲れたのか、先に寝ちゃったから、私も少し退屈してて、管理人さんところに遊びにきちゃった うふふ」
管「もちろん、美人さんなら大歓迎だよ!」
部屋は先程来た時に玄関で見たよりは、少し片付けたのか、スッキリしていて、ゴミなどは綺麗に片付いてあった。
管理人は、約束どおり、こだわりのコーヒーをいれながら、聞いてもない身の上話を聞かせてくれた。年は63で、元中小企業営業職で定年退職後にこの学生マンションの管理人の仕事についたらしい!3年ほど続いてるが、あまり、仕事は真面目にする気はないらしい。
管「いやー、弟さんは災難だよね 部屋のものが勝手になくなってるなんて、学生だから手癖の悪い友達が持って帰ったりしてるんじゃないか?俺は、思ってるんだよ」
探「ねーでも、金目のもの何も取られてないのは、不思議だと思わない?」
管理人の入れたコーヒーの香はとてもいい香りだった。
ただ、管理人はニヤニヤしながら、探偵を舐めるようにみている
管「どうぞ、召し上がれ」
探「ありがとうございます。いただきます。」
探偵は、丁寧に両手で珈琲カップをもち、ゆっくり口元に持っていった。
探「ふ~ふ~ いい匂い。アチチ~あ、すごく美味しい」
少し珈琲を含んで、猫舌をアピールしながら、珈琲を褒める。
管理人は褒めらて、上機嫌になったのか、また饒舌に色々この学生マンションの裏側を色々教えてくれた。
管「で、ここの空き部屋もなかなか埋まらない訳だ。修繕をオーナーがケチってるらしいから」
探「そうなんですね、管理人は大変なんですね。いつもお疲れ様です。あ、肩でもおもみしましょうか?」
探偵は、管理人を誘惑にさそった。さりげないボディタッチから、攻めるつもりだ。
管理人は、満更でもないようすで、ニヤニヤと笑いながら、
管「お姉さんこそ、今日は、疲れたでしょう 私がマッサージしてあげるよ さ、ここにでも横になったらどうだい?」
探「えーと、じゃあお言葉に甘えちゃおうかなぁ~」
探偵は甘える素振りをみせながら、管理人の部屋を見渡してみた。依頼人の部屋の間取りとほぼ一緒で、少しだけ収納スペースが多い気がする。
ワンルームの一番奥にソファーベットが置いてあり、管理人に勧められるまま、探偵はソファーベットに横になった。
管理人は、無防備な探偵の彼女の腰触ってたり、揉んだりした。
シャンプーの香りが漂って来て、管理人は本能を掻き立てられた。
探「 ア~ン 気持ちいい~」
無防備な彼女の口から妖艶な吐息と言葉が漏れた。
管理人の心の声
「こんなに無防備でエロいのは久しぶりだ、これは問題になって、首になるかもしれないが、この仕事に未練はない 嫌がったりしたら、やめればいい」
そんな決意を読み取った探偵は、誘惑の言葉を漏らす
探「ねぇ管理人さんもっと気持ちいいことがしたいなぁ~」
探偵は、管理人の目の前で、着ている甚平の紐を緩めて、Iカップをあらわにする
探「ほら、来ていいよ?」
管理人が満更でもない顔で、力強くあられもない格好の偽姉の探偵に覆いかぶさった。
管理人は年齢を感じさせないくらいパワフルなセックスをした。性格なのか、若干ねちっこい愛撫に時間をかけていた。
遅漏なのか、最後は体力が先に果てた。
探偵の心の声
「管理人は犯人ではないはね、紛失物はこの部屋からは見当たらないし、もし、盗んでも彼にメリットがなさすぎる、それより、鍵交換の費用を着服してる疑いが強い。愛撫はまぁまぁだけど、一人でしすぎの遅漏気味で膣ではイケないタイプかしら?」
ただ二人共、やりきった感なのか、最後は二人で笑い合っていた。
管理人は、ベットの上で腕枕をしながらまだ、探偵のGカップの乳を揉んでいる
管「いやー、お姉さんがこんなに魅力的で積極的だなんて、天にも登る気持ちだよ」
探「ねぇー、あなたに~相談があるんだけどぉ~?」
管「なんでも言ってごらん、君の為ならなんでもするよ」
探「たぶん、弟の部屋の合鍵?があるんじゃないかと思ってるんだけど、弟が入る前の408の部屋の鍵はまだあったりする?」
管「あー、あると思うよ!実は、さぁ~あの部屋の鍵は前の住人の時のまんまなんだ。すぐに弟くんの入居が決まってしまってね」
探「そうだったのね!でもこれで、盗難の件は解決するは、話してくれてありがとう」
探「あと~そろそろ、弟が起きる頃だから、お暇するは」
管「もう少し居てくれないか?もう一度、お願いしたい」
探「いい子にしてたらね!また、来るから」
管「わかったよ 何かあれば手伝うから、405の鍵もあとで探しておくよ」
探偵は、下着をつけないまま甚平を着て、管理人の名残惜しそうな視線をかわして、管理人の部屋を後にした。
探偵はもう一度、田中理恵の部屋を訪れた。
ピーポーン
理「はーい。どうかされましたか?」
探偵「お手洗いお借りできる?なんか、詰まっちゃったみたいで、使えなくて」
モジモジ演技しながら、探偵は
田中理恵の家に上がり込んだ。
すぐに、トイレを借りる。
探「ありがとう、もう少しで漏らすところだった!」
探偵は、一通り田中理恵の部屋の中を観察しながら、話を続けた。
理「いえ、トイレならいつでも」
探「本当に助かったありがとう。あと、ちなみに聞きたい事があるんだけど、もしかして、筒井くんのこと好きだったりする?」
理「…………、なんで」赤面
探「あ~やっぱり、さっきのリアクションでね。引っ越しすると寂しくなっちゃうね 合鍵もあるんでしょ?」
理「え、あ、違 」
理恵は、突然言われてびっくりしたのか?戸惑っていた。
探偵は畳み掛けるように、理恵の部屋の中の写真立てを手にとった
探「だって、そこにあるインテリア、筒井くんのものばっかりだからさ~」
そ、田中理恵の部屋のインテリアは、ほぼ筒井くんの紛失物リストのものが置かれていた。
彼女が筒井くんの部屋の物を盗んでいた犯人だった。
理「はい。ゴメンナサイ」
理恵は、力なくへたり込んで、泣きべそをかき、理由を話はじめた。
理恵「最初は、筒井くんが引っ越して来る前の住人だったサークルの女の先輩が、いつも忘れ物が多くて、合鍵を預かってって言われたことが始まりでした。彼女とは、仲が良くて部屋も行き来する仲で、いつも留守の部屋に入り忘れ物を取りに行くのが日課でした。その先輩が、突然彼氏と同棲してしまって、この部屋から引っ越してしまって、その後すぐに、筒井くんが入居されて、はじめは、合鍵のこともすっかり忘れてて、普通に過ごしてたんですが、1年前、郵便物を届けてくれて、少し話した時に筒井くんにときめいてしまって、それからもしかしたら、合鍵が使えるかもってつい出来ごころで、すみません。」
探「そ、でもこんなガラクタばかり盗んでたのはなんでなの?」
理「最初は盗む気は、なくて、ただ、彼を感じられるものを手に取ったら持って帰っていて、すみません。ゴメンナサイ。」
田中理恵は、泣きながら謝罪してきた。
探「私はね、探偵なの。
実は、筒井くんに取り返したいものがあるからって、雇われたんだよね」
理恵「ぐすん、はい。」涙
探偵「この写真立てなんだけど、これは回収させてもらうね」
探偵は、そうゆうと写真立ての後ろのつまみをあけて、中を取り出した。写真立ての裏側から、風景の写真とUSBメモリが出てきた。
探偵「ふーんこれか!」
理恵「そんなものが入ってたんなんて、知らなくて…」涙
探偵「これで、すべてのピースが揃ったはね、あなたも正直な気持を筒井くんに話しましょ
、警察沙汰にはしないからさ、たぶん、これがあれば悪いようにはならないから!うふふ」
理恵は、とおるくんから盗んだ紛失物を紙袋に纏め、探偵と一緒に405号室のとおるくんが全裸で寝ている部屋に戻った。
僕「えっと、すみません寝てて、ってえ!田中さんがなんで!!!」
僕は慌てて、露出している部分を隠した。
理「ゴメンナサイ。合鍵で筒井さんの部屋に勝手に入って、色々盗んでたのは私なんです。本当にゴメンナサイ。筒井さん嫌いにならないで~エーン」泣きじゃくる田中理恵
びっくり固まってる僕に、探偵が完結に説明してくれた。
この紛失物事件は、管理人が元住人の引越し時に鍵交換をし忘れた事が原因で、隣の田中理恵さんが、一年前の僕に一目惚れしたことがきっかけで、以前からこの部屋の合鍵を持っていたことから出来ごころで、僕の部屋に侵入し、僕の物を盗んでいたらしい。
そして、僕の手元には、あの写真立てが!
僕は、胸をホッとした。良かった取り戻せたと思った瞬間、僕は、探偵の手にしているものをみて愕然とした。
探偵「で、このUSBメモリの中身は?」ニャ
僕「あ、それは、あの、えっと、返して貰えますか?」
探偵「写真立てがのぞみだったよね?USBメモリは聞いてないけど?ニャ」
僕「…………汗………」
僕の心の声
「冷や汗が一気に吹き出したのがわかった。やばい、僕はどのくらい寝ていたのだろう?
探偵のそばには、僕のPCも、ある。
探偵さんや田中理恵も、あの中身を………見てる可能性が高い。
ここは、観念して、土下座しよう!」
僕「すみません。それが、取り返したかったものです。僕の元カノのリベンジポルです」
探偵「あらら、そんな卑猥なもの隠し持ってたのね?とおるくんは悪い子だったのね!」ニヤニヤ
探偵「でも、依頼人だから返してあげる。ただ、この中身のデーターは消去させてもらったは!依頼人が犯罪行為をするこを見逃すことはできないからね うふふ」
僕「…………ですよね」力なくしゃがみこんだ僕の手を田中理恵は、優しく包んでくれた。
理「あの~元カノさんに未練があるかもしれませんが、私、筒井くんの事が好きなんです。私ではダメでしょうか?私、なんでもします。」
僕は、隣人としてではなく、初めて、田中理恵をきちんと見た気がした。奥手そうな雰囲気だけど、スタイルは良くて、メガネを外せば、顔もタイプな方だし、可愛い、人のものを盗むとかかなり、メンヘラぽいけど、それも僕のタイプなんだ。
僕がどう返事すればいいのか?
戸惑っていると、探偵が彼女を優しく羽交い締めしはじめた。
探「とおるくん、理恵さんもなんでもするって言ってくれてるからさ、この際まずは、体の相性からでも試したらどうかしら?」
理恵の心の声
「え、あ、これはそうゆう流れ!!恥ずかしいけど、今逃げたら、二度と筒井くんには会えないかも、それに目の前に半裸の筒井くんはとてもセクシーで格好いい」
戸惑いと照れながらモジモジ考えてる理恵
理「じゃあ、お願いします。」
理恵は、決心を決めたのか?
まだ、戸惑いながらも嫌がることなく目を瞑った。
探偵はこれで、お互いの罪と罰を与えてしまおうとお仕置きを提案してきた。
探偵の心の声
「理恵さんと、とおるくんと3人で楽しめるなんでなんて、ラッキーな仕事!二人共可愛がってあげるからね うふふふふ」
僕は、紛失物事件犯人である理恵の唇を遠慮なく奪い。人生で、初めての濃厚な3ピーをした。理恵と探偵の絡みをみて、興奮し、僕と理恵の相性も良かった。荒れる理恵もとてもエロかったが、探偵の攻めのプレイは、とても凄かった。
理恵も初めてで、戸惑う二人を探偵は優しく上手く誘導していき、何度も絡み合った後、3人で共に果てた。
最後は、お互い照れながら!理恵と正式なデートの約束をして理恵は部屋に帰っていった。
3ピーの時、探偵は、事件解決したあとだったの推理の海で瞑想することなく、セックスを思いっきり愉しんだ!
探偵「とおるくん事件は解決ね!依頼料は、あとでここに振り込んでおいてね!」
僕「探偵さん色々ありがとうございました。でもいつ、写真立てじゃないって気づいてたんですか?」
探「うふふ、確証に変わったのは、最初のセックスの時かなぁ~だって、ここでセックスしてインテリアにこだわるタイプって思えなかったからね」
などと言って、事件は一日で解決してしまった。
この部屋に探偵が来てから、夜明があけて、探偵が最初、着てきたスーツに袖を通して朝早くに帰っていった。
事件解決した日の昼、管理人が405に訪ねて来た。そして、部屋の鍵の罪を僕にも告白した。
探偵に言われてたのか、合鍵を渡してうなだれて帰っていった。あの偽姉がもう居なかったからだ。
後日、僕は探偵さんの依頼料の振込みをすませて、ついでに不動産さんに犯人の田中理恵の事は伏せて事件の件をかいつまんで報告した。管理人の鍵交換の不正は明らかにさせてもらった!
僕は、無事に引っ越して、晴れて田中理恵と恋人になった。
俺のものをよく欲しがる不思議な彼女だが、大好きなので、問題ない。あの探偵にはとても感謝している。でも、探偵さんの名前を最後まで聞き忘れていた。なので、魔性探偵さんと呼ぶことにしよう。
僕はまた、何か事件に遭遇したら、魔性探偵にお願いしたいとおもっている。
おしまい
目の前で、渡した資料に目を通している彼女の胸元は大きく、テーブルを挟んで向かい合ってる角度からも谷間がみえていて、つい、凝視してしまっている。長い髪をかきあげる姿もまたセクシーで、たまらない。
ここが雑居ビルの探偵事務所のオフィスではくて、夜のお店ならば、すぐにでも指名してしまいそうな女性が目の前に座っている。
探偵「ここに書かれているすべてが紛失、もしくは盗難にあっているものなんですね?」
僕「あ、ええ。そうです。半年前からいつの間にか、なくなってて、空き巣に入られた形跡もなくて、でも、確実になくなってるんです」
僕は大学生で一人暮らしだか、彼女もなく、気軽に部屋に遊びにくるような友達も居ないタイプの陰キャラだ。
半年前あたりから、家に置いていたはずの腕時計や、メジャー、コーヒーカップ、あまり使わないカバンなどいろんなものが数点なくなっているのに気が付き、二年前から住んでいるオートロックの物件で、泥棒に入られた形跡もなく、不動産や、警察に相談しても紛失扱いで、取り合ってくれず、気持ち悪いので、この度、引っ越しすることに、荷造りしてたら、なくなってるものがまだまだあって、その中に絶対に取り返したいものがあり、ゼミの教授に相談したら、この探偵事務所を紹介してくれた。
探偵「で、なくなったもののなかで、この写真立てが取り返したいものなのね?」
僕「はい。引っ越し作業するまで、気づかなかったんですが、あれは大切なものなんです。」
探偵「畏まりました。では、さっそくご自宅に向かいましょ」
探偵は、そうゆうと、目の前に座っていた椅子からゆっくりと立ち上がり、胸をゆらしながら、タイトなスーツの裾をお直しして、笑顔で微笑んだ。
僕「あ、ありがとうございます。お願いします。」
探偵「お礼はまだよ!事件解決したらそのときにたっぷりお願いね」
Gカップはありそうな胸を寄せて、彼女は軽くウインクをしてぼくの腕に手を絡ませてきた。
探偵「じゃ行きましょ!」
呆気にとられている僕を引っ張りながら、彼女は魔性の笑顔で探偵事務所をあとにした。
僕「ここです。普通のワンルームの学生マンションです」
探偵さんは、セクシーで美人だ
。探偵事務所から、マンションまでの間に何人もの男性が振り返ってみるほどの美人がぼくと腕を組んで、歩いている!
探偵さんの胸の感触も腕に伝わっていて、普段、からっきし女性に免疫のない僕は、カチカチになりながら、なんとか引っ越し前の自宅マンションに到着した。
探偵「学生マンションって大学まで近いの?」
ぼ「そうですね!5分程度でつく距離ですよ」
探偵「じゃあ、学生さんばっかり住んでるんだね」
ぼ「そうだと思います。あ、年配の管理人の男性だけで、1階に住んでらっしゃるみたいです」
探偵「そ、じゃあ先に挨拶しておきましょ」
腕を組まれたまま、僕と探偵さんは1階のエントランスホールに向かった。
昼間だからか?誰も気配がない
マンションの自動ドアの横に管理人室があるが、管理人さんは今はいないみたいだ。仕方ないので、1階の奥の管理人さんの部屋の前まですすんだ。
ピーポーン
管理人さんの部屋の前で、インターホンを押した。
探偵さんは、まだ密着したままで、僕の腕に絡ませている。
管「何か?用かね?」
ぼ「すみません。405の筒井です。ご挨拶を」
管 「君か!ちょっと待ってなさい」
インターホンから声がしなくなり、ドアの中からバタバタと足音が聞こえてきた。
ガチャ
管「引っ越し作業は終わったのかね?お、あなたは?」
部屋から出てきた管理人さんは、僕と探偵さんを交互にみながら、いぶかしがる顔をした。
探偵さんは、僕と不釣り合いなので、しかたないだろう!
僕が説明しょうとすると
探偵「あ、管理人さんですか?弟がお世話になりまた。姉の筒井かなです。」
姉!!!
僕、探偵さんの言動にびっくりしながら、思考までも固まってしまった。
管「お姉さんでしたか!
わざわざご挨拶どうも、筒井くん、こんなに美人なお姉さんがいらして、羨ましいね」
探偵「2、3日引っ越しの荷造りに私が手伝いをしに泊まることになったのでご挨拶をと」
管「それは、優しいお姉さんでいいね!私も協力できることがあれば、なんでも言ってきていいからね!」
管「引っ越しにゴミがでるだろうから、もし、間に合わなければ私に相談しなさい いつでも待ってるから」
探偵「ほんとですか?助かります。では、またあとお伺いしますね!」
管「もちろん、大歓迎だよ!
その時は、お姉さん 美味しい コーヒーを入れてあげるよ 僕は、コーヒーにはこだわりがあるからね!」
この学生マンションに二年間住んでて、数回しか、言葉を交わしたことのない無口だとおもっていた管理人さんが、姉と偽る探偵さんにベラベラと会話していて、それにもびっくりした。
管理人さんは、名残惜しそうに偽姉との、会話がおわり、僕らはやっとエントランスに戻ってきた。
探偵「では、さっそく部屋に連れ込んでね」
僕「えっとさっきのあれは、カモフラージュですか?」
探偵「張り込みするのにマンションの出入りで怪しまれたくないからね!今日から姉としてよろしくね」
姉にしては、密着度が間違ってる気がするが、一人っ子の僕にはわからない、探偵さんとあの部屋で数日でも一緒に暮らす?まだ、思考が追いついてないまま、部屋に向かっていた。
4階までのエレベーターのなかの鏡の前で、改めて、僕と探偵さんをみると脳震盪を起こしそうなくらい、不釣り合いな二人が写っていた。
僕「えっと姉ってこんなに密着しますか?」
探「あら、嫌だった?可愛い弟を溺愛する姉って設定なんだけど うふふ」
探偵さんは、あざとさ満載でそんな冗談をいいながら、また、胸を僕に押し付けてきた。
数日、一緒の部屋に居たら、絶対に我慢できる気がしない。どうしたらいいんだろう?
はー、探偵さんがこんなにエロいなんて、教授からなんにも聞いてないよ!
僕「えっと着きました。ここがぼくの部屋です。」
405の部屋の扉の前まで探偵さんを案内た。
探「確かに、鍵穴にピッキングなどのあとはないね!」
「防犯カメラは1階のエントランスとエレベーター内だけ?」
僕「そうみたいです。不動産さんに確認したところ、不審人物などはうつって無かったって言われました。」
「ま、取られた日にちと時間はわかってないから、完全に調べて貰えてはないんですが」
探「ふーん。じゃあ部屋にお邪魔していいかな?」
僕「はい。お願いします。」
引っ越し用のダンボールが散乱した部屋へ探偵さんを招いた。
もう少し片付けておけばよかったと後悔しても遅い。
散らかったぼくの部屋に、美人でエロい探偵さんあたりを見回していた。
部屋に入ってからは、さっきの密着の緊張からは開放されたけど、かわりに、自分の部屋に女性、それも特別美人がいることに、動揺してまた緊張してしまった。
僕「何か飲まれますか?」
探「お気遣いありがとう そうね、喉乾いたからビールでももらえると助かるね」
確かに、男の一人暮らしの部屋の冷蔵庫に気の利いた飲み物なんか入ってないが、ビールとミネラルウォーターはキンキンに冷えてやがる。
さっそく、見透かされたような気がしたが、ビールをとりに冷蔵庫に向かった。
ビールを2つもち、振り返ると、
探偵さんがスーツの上着を脱いでいて、Gカップを包むはち切れそうなシャツのボタンを上から順番に外していた。
僕「え、あ、暑いですか?エアコンつけましょうか?」
探「大丈夫、ちょっと窮屈だったから、脱がせてもらうね!」
そうゆうと、勢いよくシャツを脱いだ。下にはシルクなのか、ツヤツヤしたなんとも妖艶なランジェリーを身にまとっていて、免疫のない僕には、目のやり場に困ってうつむくしかなかった。
僕「すみません。Tシャツか何か貸しましょうか?」
探「うふふ、可愛い そうね!弟くんには刺激が強かったかしら?じゃあ、このTシャツ借りちゃうね!」
僕「お好きにどうぞ…」
探「ほら、こっちきて」
彼女がTシャツをきるまで僕がうつむいていたら、探偵さんはぼくの手をとって、笑顔でぼくの大きめのTシャツを着て、さっきまで来ていたスーツやGカップの下着など衣服のすべてがなぜか?全部、僕の部屋に脱ぎ捨ててあった。
僕「えぇ!」僕はパニックになりながら、彼女の姿をみたGカップの胸は大きめTシャツで隠れてるけど、シルエットはわかるし、それに脱ぎ捨てのパンティが僕の愛用のテ○ガの上にひっかっていた。
探「ね、ビールもらっちゃうね?」
僕は呆然としたまま
探偵の彼女が、僕のTシャツを着ていて、それもほぼ裸で、腰に手をあてビールを飲んでいた。
飲みっぷりは良くて、半分くらいグビグビと飲んだあと、ビールの宣伝風に振り返りなら
探「ねー!姉弟プレイのセックスしょ?」
確実に誘われていた。
僕「セックス? えっとえっと事件の方は?」
セックス?って言葉あれだよな、探偵さんのGカップをおがめる!彼女とこの部屋で
探「うん、そのためにもね!まずは、セックスしないと事件解決のため協力してくれるよね?」
僕の心の声
「これは事件解決のため、探偵さんのためなんだ」
そう、自分に言い聞かせた瞬間、理性をすてて、着ていた服を脱ぎ捨て、僕は彼女に飛びかかっていた。
ダンボールに囲まれた部屋で、かろうじてまだ、引いてあった、カーペットの上で二人でからみ合いながらなんども果てた。
探偵の彼女は、プレイ中ずっと僕を弟として扱った。
最初は僕が押し倒した状態で、今までの無駄に膨大なセックスの知識と数少ない経験をもとに行為を行っていたけど、だんだんと彼女に主導権が移行していき、僕の間違った知識の元で行われていた行為を何も知らない弟に教えるように手取り足取りお互いが絶頂に向かうためのプロセスを実際に試しながら導いてくれる彼女はまさに姉であった。
ときより、最中に彼女は、うわ言のようにさけんだり、そうなのねって何かを理解したり、していたが!僕は、性的欲求に支配されていて、絶頂に向かうための気持いい事しか考えられない野生の生き物と化していた。
僕の溜まっていたすべての体液が外に放出されたあたりで、気を失った。
目を覚ましたときに、なぜか?ほぼ事件は解決していた。
そして、時は数時間前に遡る。
探偵の心の声
「依頼人は、大学生の筒井とおるくん 二十歳。若くて可愛いな~」
探偵オフィスの接待室で、向かい合いなが、私の胸をあんなに凝視して、固まってる依頼人を挑発するように、強めに胸をテーブルに押し付けてみたり、している。
探偵の心の声
「前の事件で、お世話になったあのテクニシャンな教授からの紹介だから少し厄介かもしれないけど、久々に楽しめそうね」
探偵「ここに書かれているすべてが紛失、もしくは盗難にあっているものなんですね?」
探偵の心の声
「資料まで用意して、とっても真面目なのね!可愛い、ただ、20個以上のこの量の紛失物に気が付かないとなると部屋はちらかってたかもね。ま、男子学生の一人暮らしなんて、寝に帰るようなものだものね」
探偵の心の声
「では、さっそく部屋に連れ込んでね」
心でそうつぶやきながら、
まだ、依頼人の前では言葉を崩さずに告げる
探偵「畏まりました。では、さっそくご自宅に向かいましょ」
事件の現場である学生マンションまでの間、依頼人の腕に自慢のGカップを押し付けながら、
どう事件を解決のするか、考えていた。
探偵の心の声
「資料にも書いてあったけど、ほとんど取られたものは、手のひらサイズの安物 一回の侵入で一個ずつの可能性が高いわね」「でも、なんでそんなリスクの高い、盗みをするのかしら?そして、侵入経路も今のとこわかってない」「高価なものでもなくて、他人からしたらガラクタばかり、そこがこの事件の大きななぞよね?」
つらつらと考えを巡らしているうちに、学生マンションについていた。
依頼人の言うとおり、大学までも近く、学生ばかり住んでるマンション、オートロックだし、管理人室もマンション入り口に併設されている学生以外があまりうろつけないしっかりした建物だった。4階だし、外からの侵入は、無理そうだ。
探偵の心の声
「まず怪しいのは、管理人さんね 怪しまれないように依頼人の姉のフリでもして、お近づきになりましょう」
依頼人のとおるくんに頼んで管理人さんを紹介してもらった。
年は、50代~60代!定年退職後だろうか?白髪で鼻の下が伸び切ったわかりやすいタイプ
玄関の隙間から見える部屋は、散らかってる感じがするはね。
私はわざと、管理人さんに見せるように髪をかきあげ、胸元をアピールしてみた。たた、管理人さんは胸には興味が無いのか?私の全身を舐めるように見つめている!この人は脚フェチか?お尻かなぁ?
管理人さんと会話中そんなことを考えながら、一通り挨拶をして、2、3日依頼人の部屋の出入り許可と管理人のところに遊びに行く許可を得た。
管理人がもし犯人なら、盗難品は、この部屋か、リサイクルショップにでもあるだろう!
ま、一旦、依頼人の部屋で用事を済ませて、また戻ってきた時に考えようかなぁ!
まずは、筒井とおるくんから味見したいし!
探偵の思考がピンク色に染まりつつある事を依頼人は知らずに固まっていた。
探偵「では、さっそく部屋に連れ込んでね」
それからの探偵の行動はスムーズだった!
一通り、現場の状況を確認後、
依頼人の彼をどう誘惑するべきか的確に捉えていた。理性には働きかけず、本能に訴える方法。それは、視覚的に彼を誘惑するとゆうこと
二十歳の彼には直接よりもTシャツの下を想像させる方が効果があった。
探偵の心の声
「さ、私と一緒に快楽の海に溺れましょ そして、思考の海で見せてとおるのすべてを闇を そしてすべての謎を解き明かしましょう うふふ」
引っ越しのダンボールに囲まれたワンルームの部屋の真ん中で二人はからみ合い求めあった。
探偵の彼女は巧みに彼を誘導し、的確に彼の快楽スポットを刺激して、こちらの快楽スポットを教えてあげる 手取り足取り 彼女は、快楽行為を及びながら、思考の海へ溺れていった。まず、依頼人の二十歳の筒井かおる 真面目でモテないが、恋愛経験はあるらしい、部屋は引っ越しで多少片付いていたが、紛失物にすぐには気づかないくらい部屋のものには無頓着な性格らしい。
部屋の鍵穴にはピッキングなどの形跡は見られなかったから、合鍵をもっているものが犯人だろう、依頼人の留守を狙って侵入し、戦利品として、小物を盗んでいる可能性が高い。高価なものを狙ってない時点で、犯人は収集癖がある。
多分、部屋の両隣か、上下の住人に犯人は住んでいる可能性が高い、確か、貰った資料に住人の事も書いてあったので、あとでもう一度確認しておこう
そして、この依頼人に関わる謎は?紛失物を気がついた時点で半年たってからの引っ越し、そして、探偵をやとってまで取り返したいものが、写真立てだとゆうこと!
依頼人のとおるくんは大切なものって言ってたけど、何か引っかかる。
彼女は、思考の中でわかったことを口走りながら、絶頂にを迎えようとしていた。
そ、これが探偵の彼女の能力なのだ、快楽行為の最中に事件のさまざまな事を精査し、事件を解決のする。
絶頂を迎え、依頼人のとおるくんは力尽きたのか、意識がない彼に一言断って、お風呂借りる。
探偵は風呂場に移動した。
さっきまでの絡みで、火照った体をシャワーで冷ました
探偵の心の声
「あー気持ちよかった やっぱり二十歳は元気があって何度もイッてくれるから可愛いわね」
「テクニックはないけど、持久力は桁違いよね」
シャワーを浴びで、さっぱりした探偵は、バスタオルを体に巻いて、依頼人の部屋に綺麗に畳んである洗濯物を物色し、そこに甚平があったので、拝借し、濃厚な絶頂にの末、意識のない依頼人を残し、調査にとりかかる、まずは貰った資料を読み返して、隣人たちの資料に目を通した。
両サイドの隣人は、同じ大学で、右隣は、戸波 仁 依頼人のゼミの先輩で、この部屋が空き部屋になったのを教え、勧めてくれた人らしい。唯一、依頼人の部屋に入ったことのある人物らしいが、あまり、部屋には帰らない先輩で、住んでる気配をほぼ感じないと書いてある。
左隣りは、田中理恵 女性で大学は一緒だけれども接点はなく、一度、一年くらい前に間違えて届いた郵便物を届けたことがあると書いてある。日々の生活音は聞こえるので、授業以外は、家に大体居るらしいと書いてある。
上下は、入居時に挨拶に行ったが、どっちとも別の近くの大学で、接点はなく、名前も名字しかわからないですと書いてある。
上の階が鬼原さんと言う男性
下の階が松葉さんと言う男性
生活音は時々聞こえる程度で、授業やバイトであまり家に居ないと書いてある。今のところは両者ともトラブルはない。
資料をカバンに直し、うーんと少し悩んだポーズをとる。
探偵は、あたりを見渡して、レジ袋に入ったままの未開封のカップ麺と未使用のラップを手に取り、玄関に向かった。
探偵の心の声
「ま、まずは両隣の隣人に話を聞くべきだよね とおる君はまた動けないだろうから、この間に調査を進めておこう」
餞別の品として、カップ麺とラップってどうかと内心思うけど、学生の引っ越しなんて、お金が無いのが当たり前だから、これでもいいと思うことにして、まずは、右隣の隣人の部屋の前でインターホンを押した。
ピーポーン ピーポーン
シーン
探偵の心の声
「やっぱり人が部屋にいる気配がないな」
すぐに切り替え、左隣りの田中理恵の部屋のインターホンを鳴らした。
ピーポーン ピーポーン
シーン?
あれ、気配はあるのになかなか出てこない。
もしかして、警戒されてるのかなぁ?
ピーポーン
もう一度、インターホンを押して見るすると
「あの、どちらさまですか?」
インターホンのスピーカーから、ビクビクした女性の声がしてきた。
探偵「隣の筒井です。この度、引っ越し作業するので、ご迷惑かけるかもしれないので、先にご挨拶させてもらいたくて~」
探偵は、声のボリュームを少し出して、インターホンに向かって喋っていた途中から、
部屋のドアの隙間から、田中理恵が、顔をのぞかせた。
理恵「あの~あなたは筒井さんのなんなんですか?」
探偵「はじめまして、とおるくんの引っ越しを手伝う姉の様なものです。うふふ」
理恵「姉のよう?あの~筒井さんってどこに引っ越しされるんですか?」
探偵「実家ですよ 田中さんはとおるくんと同じ大学ですよね 」
理恵「え、あ、一応そうですが、何か?」
探偵は、改めて田中理恵を分析した。真面目で大人しめの雰囲気で、ここから見える部屋のなかも綺麗に片付いている様子。
筒井さんと言ってるあたり、面識はあり、隣人とちゃんと認識してる様子。
探偵「ごめんね!さっきうるさくしてしまって、ここ壁薄いからもしかしたら聞かれちゃったかなって?」
理恵は、顔を赤らめてうつむいてしまった。やっぱりさっきの二人の行為は筒抜けだったらしい、だから部屋からなかなか出てこなかったんだろう。
探「本当にごめんね あと、これ餞別にカップ麺とラップなんだけど、とおるくん実家に帰ったらいらないって言ってたからよかったら受け取ってくれない?」
理「え、あ、ありがとうございます。」
理恵は、少し顔をあげ、キョロキョロと筒井をさがしている素振りをした。
探「とおるくんは部屋で引っ越しの作業してるから、また、うるさくしちゃったらごめんね」
理「あ、いえ、あ、なんでもないです。すみません」
田中理恵は、探偵の風呂上がりの様な姿をみて、また顔を赤らめて扉をしめてしまった。
探偵の心の声
「あらら、これは面白くなりそうね!」
そのあとも、上下の部屋を訪ねたが、田中理恵以外は、留守、もしくは居留守をつかわれて出てこなかった。
そうしているうちに、日が沈み夕方6時を回ろうとしていた。
探偵は、寝ている依頼人を部屋に残し、1階の管理人の部屋へと足を運んだ。
ピーポーン
探偵「管理人さーん いらっしゃるかしら~」
探偵は甘ったるい声をだして、管理人の部屋のインターホンに話しかけた。
部屋の中から、ドタバタと管理人が出てくる気配がした。
管「いや、よく来てくれたね。待ってたよ!さあさあ、上がって、引っ越しの荷造りは一段落したかね?」
管理人は、有無を言わさず、探偵を部屋へと招き入れた。
探「えぇ、弟は疲れたのか、先に寝ちゃったから、私も少し退屈してて、管理人さんところに遊びにきちゃった うふふ」
管「もちろん、美人さんなら大歓迎だよ!」
部屋は先程来た時に玄関で見たよりは、少し片付けたのか、スッキリしていて、ゴミなどは綺麗に片付いてあった。
管理人は、約束どおり、こだわりのコーヒーをいれながら、聞いてもない身の上話を聞かせてくれた。年は63で、元中小企業営業職で定年退職後にこの学生マンションの管理人の仕事についたらしい!3年ほど続いてるが、あまり、仕事は真面目にする気はないらしい。
管「いやー、弟さんは災難だよね 部屋のものが勝手になくなってるなんて、学生だから手癖の悪い友達が持って帰ったりしてるんじゃないか?俺は、思ってるんだよ」
探「ねーでも、金目のもの何も取られてないのは、不思議だと思わない?」
管理人の入れたコーヒーの香はとてもいい香りだった。
ただ、管理人はニヤニヤしながら、探偵を舐めるようにみている
管「どうぞ、召し上がれ」
探「ありがとうございます。いただきます。」
探偵は、丁寧に両手で珈琲カップをもち、ゆっくり口元に持っていった。
探「ふ~ふ~ いい匂い。アチチ~あ、すごく美味しい」
少し珈琲を含んで、猫舌をアピールしながら、珈琲を褒める。
管理人は褒めらて、上機嫌になったのか、また饒舌に色々この学生マンションの裏側を色々教えてくれた。
管「で、ここの空き部屋もなかなか埋まらない訳だ。修繕をオーナーがケチってるらしいから」
探「そうなんですね、管理人は大変なんですね。いつもお疲れ様です。あ、肩でもおもみしましょうか?」
探偵は、管理人を誘惑にさそった。さりげないボディタッチから、攻めるつもりだ。
管理人は、満更でもないようすで、ニヤニヤと笑いながら、
管「お姉さんこそ、今日は、疲れたでしょう 私がマッサージしてあげるよ さ、ここにでも横になったらどうだい?」
探「えーと、じゃあお言葉に甘えちゃおうかなぁ~」
探偵は甘える素振りをみせながら、管理人の部屋を見渡してみた。依頼人の部屋の間取りとほぼ一緒で、少しだけ収納スペースが多い気がする。
ワンルームの一番奥にソファーベットが置いてあり、管理人に勧められるまま、探偵はソファーベットに横になった。
管理人は、無防備な探偵の彼女の腰触ってたり、揉んだりした。
シャンプーの香りが漂って来て、管理人は本能を掻き立てられた。
探「 ア~ン 気持ちいい~」
無防備な彼女の口から妖艶な吐息と言葉が漏れた。
管理人の心の声
「こんなに無防備でエロいのは久しぶりだ、これは問題になって、首になるかもしれないが、この仕事に未練はない 嫌がったりしたら、やめればいい」
そんな決意を読み取った探偵は、誘惑の言葉を漏らす
探「ねぇ管理人さんもっと気持ちいいことがしたいなぁ~」
探偵は、管理人の目の前で、着ている甚平の紐を緩めて、Iカップをあらわにする
探「ほら、来ていいよ?」
管理人が満更でもない顔で、力強くあられもない格好の偽姉の探偵に覆いかぶさった。
管理人は年齢を感じさせないくらいパワフルなセックスをした。性格なのか、若干ねちっこい愛撫に時間をかけていた。
遅漏なのか、最後は体力が先に果てた。
探偵の心の声
「管理人は犯人ではないはね、紛失物はこの部屋からは見当たらないし、もし、盗んでも彼にメリットがなさすぎる、それより、鍵交換の費用を着服してる疑いが強い。愛撫はまぁまぁだけど、一人でしすぎの遅漏気味で膣ではイケないタイプかしら?」
ただ二人共、やりきった感なのか、最後は二人で笑い合っていた。
管理人は、ベットの上で腕枕をしながらまだ、探偵のGカップの乳を揉んでいる
管「いやー、お姉さんがこんなに魅力的で積極的だなんて、天にも登る気持ちだよ」
探「ねぇー、あなたに~相談があるんだけどぉ~?」
管「なんでも言ってごらん、君の為ならなんでもするよ」
探「たぶん、弟の部屋の合鍵?があるんじゃないかと思ってるんだけど、弟が入る前の408の部屋の鍵はまだあったりする?」
管「あー、あると思うよ!実は、さぁ~あの部屋の鍵は前の住人の時のまんまなんだ。すぐに弟くんの入居が決まってしまってね」
探「そうだったのね!でもこれで、盗難の件は解決するは、話してくれてありがとう」
探「あと~そろそろ、弟が起きる頃だから、お暇するは」
管「もう少し居てくれないか?もう一度、お願いしたい」
探「いい子にしてたらね!また、来るから」
管「わかったよ 何かあれば手伝うから、405の鍵もあとで探しておくよ」
探偵は、下着をつけないまま甚平を着て、管理人の名残惜しそうな視線をかわして、管理人の部屋を後にした。
探偵はもう一度、田中理恵の部屋を訪れた。
ピーポーン
理「はーい。どうかされましたか?」
探偵「お手洗いお借りできる?なんか、詰まっちゃったみたいで、使えなくて」
モジモジ演技しながら、探偵は
田中理恵の家に上がり込んだ。
すぐに、トイレを借りる。
探「ありがとう、もう少しで漏らすところだった!」
探偵は、一通り田中理恵の部屋の中を観察しながら、話を続けた。
理「いえ、トイレならいつでも」
探「本当に助かったありがとう。あと、ちなみに聞きたい事があるんだけど、もしかして、筒井くんのこと好きだったりする?」
理「…………、なんで」赤面
探「あ~やっぱり、さっきのリアクションでね。引っ越しすると寂しくなっちゃうね 合鍵もあるんでしょ?」
理「え、あ、違 」
理恵は、突然言われてびっくりしたのか?戸惑っていた。
探偵は畳み掛けるように、理恵の部屋の中の写真立てを手にとった
探「だって、そこにあるインテリア、筒井くんのものばっかりだからさ~」
そ、田中理恵の部屋のインテリアは、ほぼ筒井くんの紛失物リストのものが置かれていた。
彼女が筒井くんの部屋の物を盗んでいた犯人だった。
理「はい。ゴメンナサイ」
理恵は、力なくへたり込んで、泣きべそをかき、理由を話はじめた。
理恵「最初は、筒井くんが引っ越して来る前の住人だったサークルの女の先輩が、いつも忘れ物が多くて、合鍵を預かってって言われたことが始まりでした。彼女とは、仲が良くて部屋も行き来する仲で、いつも留守の部屋に入り忘れ物を取りに行くのが日課でした。その先輩が、突然彼氏と同棲してしまって、この部屋から引っ越してしまって、その後すぐに、筒井くんが入居されて、はじめは、合鍵のこともすっかり忘れてて、普通に過ごしてたんですが、1年前、郵便物を届けてくれて、少し話した時に筒井くんにときめいてしまって、それからもしかしたら、合鍵が使えるかもってつい出来ごころで、すみません。」
探「そ、でもこんなガラクタばかり盗んでたのはなんでなの?」
理「最初は盗む気は、なくて、ただ、彼を感じられるものを手に取ったら持って帰っていて、すみません。ゴメンナサイ。」
田中理恵は、泣きながら謝罪してきた。
探「私はね、探偵なの。
実は、筒井くんに取り返したいものがあるからって、雇われたんだよね」
理恵「ぐすん、はい。」涙
探偵「この写真立てなんだけど、これは回収させてもらうね」
探偵は、そうゆうと写真立ての後ろのつまみをあけて、中を取り出した。写真立ての裏側から、風景の写真とUSBメモリが出てきた。
探偵「ふーんこれか!」
理恵「そんなものが入ってたんなんて、知らなくて…」涙
探偵「これで、すべてのピースが揃ったはね、あなたも正直な気持を筒井くんに話しましょ
、警察沙汰にはしないからさ、たぶん、これがあれば悪いようにはならないから!うふふ」
理恵は、とおるくんから盗んだ紛失物を紙袋に纏め、探偵と一緒に405号室のとおるくんが全裸で寝ている部屋に戻った。
僕「えっと、すみません寝てて、ってえ!田中さんがなんで!!!」
僕は慌てて、露出している部分を隠した。
理「ゴメンナサイ。合鍵で筒井さんの部屋に勝手に入って、色々盗んでたのは私なんです。本当にゴメンナサイ。筒井さん嫌いにならないで~エーン」泣きじゃくる田中理恵
びっくり固まってる僕に、探偵が完結に説明してくれた。
この紛失物事件は、管理人が元住人の引越し時に鍵交換をし忘れた事が原因で、隣の田中理恵さんが、一年前の僕に一目惚れしたことがきっかけで、以前からこの部屋の合鍵を持っていたことから出来ごころで、僕の部屋に侵入し、僕の物を盗んでいたらしい。
そして、僕の手元には、あの写真立てが!
僕は、胸をホッとした。良かった取り戻せたと思った瞬間、僕は、探偵の手にしているものをみて愕然とした。
探偵「で、このUSBメモリの中身は?」ニャ
僕「あ、それは、あの、えっと、返して貰えますか?」
探偵「写真立てがのぞみだったよね?USBメモリは聞いてないけど?ニャ」
僕「…………汗………」
僕の心の声
「冷や汗が一気に吹き出したのがわかった。やばい、僕はどのくらい寝ていたのだろう?
探偵のそばには、僕のPCも、ある。
探偵さんや田中理恵も、あの中身を………見てる可能性が高い。
ここは、観念して、土下座しよう!」
僕「すみません。それが、取り返したかったものです。僕の元カノのリベンジポルです」
探偵「あらら、そんな卑猥なもの隠し持ってたのね?とおるくんは悪い子だったのね!」ニヤニヤ
探偵「でも、依頼人だから返してあげる。ただ、この中身のデーターは消去させてもらったは!依頼人が犯罪行為をするこを見逃すことはできないからね うふふ」
僕「…………ですよね」力なくしゃがみこんだ僕の手を田中理恵は、優しく包んでくれた。
理「あの~元カノさんに未練があるかもしれませんが、私、筒井くんの事が好きなんです。私ではダメでしょうか?私、なんでもします。」
僕は、隣人としてではなく、初めて、田中理恵をきちんと見た気がした。奥手そうな雰囲気だけど、スタイルは良くて、メガネを外せば、顔もタイプな方だし、可愛い、人のものを盗むとかかなり、メンヘラぽいけど、それも僕のタイプなんだ。
僕がどう返事すればいいのか?
戸惑っていると、探偵が彼女を優しく羽交い締めしはじめた。
探「とおるくん、理恵さんもなんでもするって言ってくれてるからさ、この際まずは、体の相性からでも試したらどうかしら?」
理恵の心の声
「え、あ、これはそうゆう流れ!!恥ずかしいけど、今逃げたら、二度と筒井くんには会えないかも、それに目の前に半裸の筒井くんはとてもセクシーで格好いい」
戸惑いと照れながらモジモジ考えてる理恵
理「じゃあ、お願いします。」
理恵は、決心を決めたのか?
まだ、戸惑いながらも嫌がることなく目を瞑った。
探偵はこれで、お互いの罪と罰を与えてしまおうとお仕置きを提案してきた。
探偵の心の声
「理恵さんと、とおるくんと3人で楽しめるなんでなんて、ラッキーな仕事!二人共可愛がってあげるからね うふふふふ」
僕は、紛失物事件犯人である理恵の唇を遠慮なく奪い。人生で、初めての濃厚な3ピーをした。理恵と探偵の絡みをみて、興奮し、僕と理恵の相性も良かった。荒れる理恵もとてもエロかったが、探偵の攻めのプレイは、とても凄かった。
理恵も初めてで、戸惑う二人を探偵は優しく上手く誘導していき、何度も絡み合った後、3人で共に果てた。
最後は、お互い照れながら!理恵と正式なデートの約束をして理恵は部屋に帰っていった。
3ピーの時、探偵は、事件解決したあとだったの推理の海で瞑想することなく、セックスを思いっきり愉しんだ!
探偵「とおるくん事件は解決ね!依頼料は、あとでここに振り込んでおいてね!」
僕「探偵さん色々ありがとうございました。でもいつ、写真立てじゃないって気づいてたんですか?」
探「うふふ、確証に変わったのは、最初のセックスの時かなぁ~だって、ここでセックスしてインテリアにこだわるタイプって思えなかったからね」
などと言って、事件は一日で解決してしまった。
この部屋に探偵が来てから、夜明があけて、探偵が最初、着てきたスーツに袖を通して朝早くに帰っていった。
事件解決した日の昼、管理人が405に訪ねて来た。そして、部屋の鍵の罪を僕にも告白した。
探偵に言われてたのか、合鍵を渡してうなだれて帰っていった。あの偽姉がもう居なかったからだ。
後日、僕は探偵さんの依頼料の振込みをすませて、ついでに不動産さんに犯人の田中理恵の事は伏せて事件の件をかいつまんで報告した。管理人の鍵交換の不正は明らかにさせてもらった!
僕は、無事に引っ越して、晴れて田中理恵と恋人になった。
俺のものをよく欲しがる不思議な彼女だが、大好きなので、問題ない。あの探偵にはとても感謝している。でも、探偵さんの名前を最後まで聞き忘れていた。なので、魔性探偵さんと呼ぶことにしよう。
僕はまた、何か事件に遭遇したら、魔性探偵にお願いしたいとおもっている。
おしまい
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