好きでもない女の子に冗談で告ったらあっさりオッケーもらえて逆に俺が困っています

漆黒の帝王

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第六章 デートするはずだったのに......

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   突然、携帯の着信音が鳴ったのでびっくりした。

急いで電話を取った。

電話の中から聞こえてきたのは白崎の声だった。

用件は、父親がぶっ倒れたのでデートに行けないとのことだ。

俺はこのことに怒った。

俺にこの件について怒る義理なんてないのに。

しかも、この件についてはどうしようもないことなのに。

自分にそう言い聞かせているとだいぶ怒りが収まった。

そして、新たな問題が発生した。

それは……デートする予定が無くなったので今日することがないことだ。

一日中、部屋でゴロゴロするのも退屈なので、仕方がなくあいつと遊ぶことにした。

あくまで仕方がなくだ。

あいつとは、北條拓海のことだ

拓海は、男子女子関係なく嫌われている。一部を除いて。

拓海は、性格は大人しくて、誰に対しても優しい。

身長は普通ぐらいで、眼鏡をかけている一見普通の男子高校生だ。

嫌われている理由は二つある。

一つ目は、髪型がパイナップルヘアーだからだ。

でも、みんなが想像しているよりかはましだ。

二つ目は、どうしようもない変態だからだ。

休み時間なんか女子のスカートをめくって遊んでいる。

よくもまあ警察に突き出されないものだ。教師は何をやってんだ。

そんな拓海に付けられたあだ名は『変態パイナポー』だ。

意外と普通のあだ名だと俺は思う。

俺は、そんな拓海の家に行こうと思う。

以前、一回だけ拓海の家に行ったことがある。

拓海の部屋はすさまじかった。

床はエロ本で埋め尽くされ、壁にはアニメのキャラクターのポスターが貼られていた。

もちろんポスターもエロいやつだ。

だから、出来れば行きたくないけど他に遊べるやつがいないので行くしかないのだ。

そして、遊びに行く準備を済ませ拓海の家に向かうため家を出た。
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