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第三章 花の卷 嵐の前の静けさ
3-12 着替え:浅羽隼人視点
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地下倉庫を出た俺たちは、トルヴァルドとの取引も終え、新しい装備を手にそれぞれの着替え場所へと向かった。
「二人とも、行ってらっしゃい。」と微笑んで俺たちを見送る新久は、さっきと同じくカウンターで待機していた。トルヴァルドは外に吊るされていた「営業中」の札を裏返しに行った。
「この子は私が連れてくわ。二階の部屋、ちゃんと鍵かけられるし。」
シーリスが言い、瑚依を軽く手招きする。
「えっ、あ、はい……ありがとうございます。」
さっきまで睨み合っていたとは思えない柔らかな雰囲気だ。二人が階段を登っていく後ろ姿を見ながら、俺は心の中で呟いた。
――女心と秋の空、ってやつか。
俺は一階の奥、掃除用具が乱雑に押し込まれた空き部屋に入った。防具の試着なんざ一人で十分だと思っていたが、なぜか松尾が当然のようについてくる。
「……なぁ、俺一人で着替えるだけなんだが?」
「見張りだよ、見張り。ベルトを変な方向に締めたり、ズボンを前後ろに履いたりするお前を止めてやるためにな。」
「誰がそんな老人ボケみたいな真似するか。」
俺はぼやきながら袋から装備を取り出す。
「まず、このインナーを着る……リネンと獣毛の混紡か。通気性は悪そうだが、耐久性はありそうだな。」
袖を通すと、重みがしっかり肩に乗った。一着しかないからサイズが合うか不安だったが、案外ぴったりだ。
「次はこのスカーフ。防寒用って言ってたが、首筋を守る意味もあるな……って、お前、なんでこっち見てんだよ。」
「いや、なんとなく。面白いもんでも出てくるかと。体がもう黒いトカゲになってるとか。」
「出るわけねぇだろ。ご自身がカピバラのくせに。」
苦笑しながら、俺は話題を切り替えた。
「で……どう思う?」
「お前が罪深い男だってことか?」
「違うよ、ボケ。盗賊がどうやって入ってきたかって話だ。」
松尾は肩をすくめた(と言っても、丸いモフモフの肩だからわかりづらい)。
「知るかよ。ここは異世界だぞ。今の俺の体で指紋採取や証拠集めができると思うか?」
「うーん……覚えてるか? さっきシーリスに聞いたけど、雇ってるあのバイトの、なんて名前だったっけ……」
「ヒョロミールだろ。」
「ああ、それだ。彼女に聞いたんだ。鍵を渡したことがあるかって。」
「で?」
「絶対にないってさ。鍵は兄妹だけ。四六時中持ち歩いてて、誰かに触らせたこともない。合鍵を作られた可能性もゼロだって言ってた。」
「……じゃあ、鍵開けのプロか?」
「でも、鍵穴には工具の痕がなかった。」
「兄妹が鍵をかけ忘れたとか?」
「それも考えたが、シーリスはそういううっかりミスをするタイプじゃない。あの鍵束見たろ? 一つ一つに手書きのタグまでつけてた。」
「自作自演って線は? 妹がブランドバッグ欲しくて、兄貴が金を出さないから……」
「……お前のそのしょーもない昼ドラシナリオは置いといてな。」
俺は腰にベルトを巻き、和泉守兼定を鞘ごと差し込んだ。
「彼女の目を見てたが、嘘をついてるようには見えなかった。少なくとも、この件に関してはな。」
「じゃあ、魔法?」
「毎晩毎晩、田舎の雑貨屋に魔法使って侵入? 割に合わなすぎるだろ。」
「あの追求者の二人なら? オーラヴとレオってやつ。盗難を演出して、ヒーローを気取りたいとか。」
「……あいつら、そこまで計算高くは見えない。むしろ猿みたいな大学生に近い。」
松尾はイライラしたように、丸い背をふるふると揺らした。
「……ったく、いい加減にしろよ、お前。いつからそんなに口うるさくなったんだ?」
「はは……そうだな。」
探偵の柄でもないのに、俺は何をやってるんだ。
探偵といえば、一人の顔が真っ先に浮かぶ。
コードネーム「燭」。本名はない。九龍城砦(香港)出身の女性私立探偵だ。彼女自身、ほんの少しだけ、俺に過去を語ったことがある。
娼婦の母から生まれ、名前も与えられないまま、「ガキ」とだけ呼ばれて育った。幼少期を九龍城砦の混沌の中で過ごし、彼女にとっての日常は、公園でも学校でもなかった。観光客からスリで盗った品を質屋へ流し、その金を母に渡す――それだけだった。
質屋を営んでいた男は元日本人で、人付き合いを避け、ひっそりと暮らしていた。広東語をうまく話せないせいもあり、ほとんど口をきかない。呼び名は「おじさん」。だが彼女にだけは心を開き、静かに、優しく接していた。母が客を取るために彼女を家から追い出す日、「行く場所のないガキ」は、いつもその質屋へ身を寄せた。
ある日、母親は立ちの悪い客に覚せい剤を無理やり打たれた。家に戻った「ガキ」の目に映ったのは、床に崩れたまま、二度と息を吸わない母と、その傍らに立つ犯人の男だった。男はギャングリーダーの弟だった。
その後、「ガキ」はどこからか拉致された他の子供たちと共に狭い部屋へ監禁され、不法収益の金の回収を強いられた。そんな中、たった一人でアジトへ乗り込み、リーダーを含め全員を瞬く間に惨殺し、傷だらけの体と血に濡れた両手で部屋の扉を開け、「ガキ」を救い出したのが、質屋の「おじさん」だった。
おじさんは彼女に、「暗闇の中の一点の光」を意味する名――「燭」を与えた。名前と共に、彼女は初めて“希望”というものを知った。
やがて1994年から1995年にかけての九龍城砦撤去により、生まれ育った場所を失った彼女は、帰国を決めた「おじさん」と共に東京へ渡った。二人でしばらくは「裏社会」専門の探偵稼業を続けていたが、ある日、おじさんは忽然と姿を消した。メッセージも遺言も、前兆もヒントも何一つ残さないまま。
殺されたのか。何かのトラブルに巻き込まれ、身を隠したのか。彼女に新しい人生を与えた、親代わりと言っていい男は、「神隠し」に遭ったかのように世界から消えた。
「燭」は一人でおじさんの行方を追いながら、事務所を続けている。今の彼女は表と裏の双方に顔が利き、盗聴と尾行を得意とする。一流の探偵であると同時に、「閻魔」のメンバーでもある。欠点を挙げるなら、へらへらした軽口とヘビースモーカーなところくらいだろう。
この世界がくそだと知り尽くした連中の一人。皮肉なことに、俺と松尾も、今では“神隠し”に遭ったも同然だ。
俺は小さく笑った。
以前なら、調査は全部ハッカーの「朔」や、探偵の「燭」に任せていた。あいつらなら、足跡ひとつ、落ちた毛一本からでも真実を掘り起こしていた。だが、今はもういない。
俺の周りにいるのは?
カピバラの松尾。純粋でか弱く、しかもトラブルメーカーの瑚依。なぜか姿かたちは宮崎真理絵なのに、心も言葉もまったくの別人——新久和歌子。
――ある意味、本当に独りで戦っているようなものだ。正直、心細い。たぶん、松尾の感じてる不安は、俺の何倍も強いんだろう。体だけカピバラって、笑えねえ冗談だ。
「……とにかく、トルヴァルドが言ってた。夜十一時に店を閉めるとき、俺を裏口から入れてくれるってさ。盗賊に警戒されないようにな。」
「へぇ、それまで時間つぶし?」
「ああ。まずは、例の宿屋に行って……公衆風呂で働いてる姉さんがさ、酒場で吟遊詩人にしつこく絡まれてるって話だったろ? 名前、なんだっけ?」
「吟遊詩人の名前?フレデリック。……って、俺をメモ帳代わりにすんなよ!」
「……お前、よくそんな読みにくい名前覚えてんな。」
俺は笑いながらブーツを履き、立ち上がる。
「そういえばさ……新久が言ってたろ? 俺たちは空人の中でも異質だって。現地民と直接話せる。でも……」
松尾がうなずいた。
「バルン一家も他の現地民も、誰も俺たちを不審がってない。」
「……あの盗賊の頭目だけは、最初から何かに気づいてた。ロ……なんだっけ?」
「ロキール! いい加減にしろよ、お前!」
松尾の前足が俺の脛を蹴る。
「痛っ! 何だよ、ケチな中年オヤジ! そんな細かいこと気にしてるとハゲるぞ!」
「ふん……ハゲを気にする前に、人間に戻れるか心配だよ。」
俺は和泉守兼定の柄に手を添え、ベルトを確認する。
「……まぁ、一歩ずつ進むしかねぇな。とりあえず、それでいいだろ……って、どう思う? この防具。」
「さあな。戦う相手が飛行機をバラバラにするドラゴンか、それともチワワか。猫パンチなら、防げるだろ。」
「……ふん。お前のモフモフよりはマシだろ。」
知ってる。たぶん大差ない。それでも、生き残れる可能性が0.01%でも上がるなら——俺は、賭けるしかない。
「二人とも、行ってらっしゃい。」と微笑んで俺たちを見送る新久は、さっきと同じくカウンターで待機していた。トルヴァルドは外に吊るされていた「営業中」の札を裏返しに行った。
「この子は私が連れてくわ。二階の部屋、ちゃんと鍵かけられるし。」
シーリスが言い、瑚依を軽く手招きする。
「えっ、あ、はい……ありがとうございます。」
さっきまで睨み合っていたとは思えない柔らかな雰囲気だ。二人が階段を登っていく後ろ姿を見ながら、俺は心の中で呟いた。
――女心と秋の空、ってやつか。
俺は一階の奥、掃除用具が乱雑に押し込まれた空き部屋に入った。防具の試着なんざ一人で十分だと思っていたが、なぜか松尾が当然のようについてくる。
「……なぁ、俺一人で着替えるだけなんだが?」
「見張りだよ、見張り。ベルトを変な方向に締めたり、ズボンを前後ろに履いたりするお前を止めてやるためにな。」
「誰がそんな老人ボケみたいな真似するか。」
俺はぼやきながら袋から装備を取り出す。
「まず、このインナーを着る……リネンと獣毛の混紡か。通気性は悪そうだが、耐久性はありそうだな。」
袖を通すと、重みがしっかり肩に乗った。一着しかないからサイズが合うか不安だったが、案外ぴったりだ。
「次はこのスカーフ。防寒用って言ってたが、首筋を守る意味もあるな……って、お前、なんでこっち見てんだよ。」
「いや、なんとなく。面白いもんでも出てくるかと。体がもう黒いトカゲになってるとか。」
「出るわけねぇだろ。ご自身がカピバラのくせに。」
苦笑しながら、俺は話題を切り替えた。
「で……どう思う?」
「お前が罪深い男だってことか?」
「違うよ、ボケ。盗賊がどうやって入ってきたかって話だ。」
松尾は肩をすくめた(と言っても、丸いモフモフの肩だからわかりづらい)。
「知るかよ。ここは異世界だぞ。今の俺の体で指紋採取や証拠集めができると思うか?」
「うーん……覚えてるか? さっきシーリスに聞いたけど、雇ってるあのバイトの、なんて名前だったっけ……」
「ヒョロミールだろ。」
「ああ、それだ。彼女に聞いたんだ。鍵を渡したことがあるかって。」
「で?」
「絶対にないってさ。鍵は兄妹だけ。四六時中持ち歩いてて、誰かに触らせたこともない。合鍵を作られた可能性もゼロだって言ってた。」
「……じゃあ、鍵開けのプロか?」
「でも、鍵穴には工具の痕がなかった。」
「兄妹が鍵をかけ忘れたとか?」
「それも考えたが、シーリスはそういううっかりミスをするタイプじゃない。あの鍵束見たろ? 一つ一つに手書きのタグまでつけてた。」
「自作自演って線は? 妹がブランドバッグ欲しくて、兄貴が金を出さないから……」
「……お前のそのしょーもない昼ドラシナリオは置いといてな。」
俺は腰にベルトを巻き、和泉守兼定を鞘ごと差し込んだ。
「彼女の目を見てたが、嘘をついてるようには見えなかった。少なくとも、この件に関してはな。」
「じゃあ、魔法?」
「毎晩毎晩、田舎の雑貨屋に魔法使って侵入? 割に合わなすぎるだろ。」
「あの追求者の二人なら? オーラヴとレオってやつ。盗難を演出して、ヒーローを気取りたいとか。」
「……あいつら、そこまで計算高くは見えない。むしろ猿みたいな大学生に近い。」
松尾はイライラしたように、丸い背をふるふると揺らした。
「……ったく、いい加減にしろよ、お前。いつからそんなに口うるさくなったんだ?」
「はは……そうだな。」
探偵の柄でもないのに、俺は何をやってるんだ。
探偵といえば、一人の顔が真っ先に浮かぶ。
コードネーム「燭」。本名はない。九龍城砦(香港)出身の女性私立探偵だ。彼女自身、ほんの少しだけ、俺に過去を語ったことがある。
娼婦の母から生まれ、名前も与えられないまま、「ガキ」とだけ呼ばれて育った。幼少期を九龍城砦の混沌の中で過ごし、彼女にとっての日常は、公園でも学校でもなかった。観光客からスリで盗った品を質屋へ流し、その金を母に渡す――それだけだった。
質屋を営んでいた男は元日本人で、人付き合いを避け、ひっそりと暮らしていた。広東語をうまく話せないせいもあり、ほとんど口をきかない。呼び名は「おじさん」。だが彼女にだけは心を開き、静かに、優しく接していた。母が客を取るために彼女を家から追い出す日、「行く場所のないガキ」は、いつもその質屋へ身を寄せた。
ある日、母親は立ちの悪い客に覚せい剤を無理やり打たれた。家に戻った「ガキ」の目に映ったのは、床に崩れたまま、二度と息を吸わない母と、その傍らに立つ犯人の男だった。男はギャングリーダーの弟だった。
その後、「ガキ」はどこからか拉致された他の子供たちと共に狭い部屋へ監禁され、不法収益の金の回収を強いられた。そんな中、たった一人でアジトへ乗り込み、リーダーを含め全員を瞬く間に惨殺し、傷だらけの体と血に濡れた両手で部屋の扉を開け、「ガキ」を救い出したのが、質屋の「おじさん」だった。
おじさんは彼女に、「暗闇の中の一点の光」を意味する名――「燭」を与えた。名前と共に、彼女は初めて“希望”というものを知った。
やがて1994年から1995年にかけての九龍城砦撤去により、生まれ育った場所を失った彼女は、帰国を決めた「おじさん」と共に東京へ渡った。二人でしばらくは「裏社会」専門の探偵稼業を続けていたが、ある日、おじさんは忽然と姿を消した。メッセージも遺言も、前兆もヒントも何一つ残さないまま。
殺されたのか。何かのトラブルに巻き込まれ、身を隠したのか。彼女に新しい人生を与えた、親代わりと言っていい男は、「神隠し」に遭ったかのように世界から消えた。
「燭」は一人でおじさんの行方を追いながら、事務所を続けている。今の彼女は表と裏の双方に顔が利き、盗聴と尾行を得意とする。一流の探偵であると同時に、「閻魔」のメンバーでもある。欠点を挙げるなら、へらへらした軽口とヘビースモーカーなところくらいだろう。
この世界がくそだと知り尽くした連中の一人。皮肉なことに、俺と松尾も、今では“神隠し”に遭ったも同然だ。
俺は小さく笑った。
以前なら、調査は全部ハッカーの「朔」や、探偵の「燭」に任せていた。あいつらなら、足跡ひとつ、落ちた毛一本からでも真実を掘り起こしていた。だが、今はもういない。
俺の周りにいるのは?
カピバラの松尾。純粋でか弱く、しかもトラブルメーカーの瑚依。なぜか姿かたちは宮崎真理絵なのに、心も言葉もまったくの別人——新久和歌子。
――ある意味、本当に独りで戦っているようなものだ。正直、心細い。たぶん、松尾の感じてる不安は、俺の何倍も強いんだろう。体だけカピバラって、笑えねえ冗談だ。
「……とにかく、トルヴァルドが言ってた。夜十一時に店を閉めるとき、俺を裏口から入れてくれるってさ。盗賊に警戒されないようにな。」
「へぇ、それまで時間つぶし?」
「ああ。まずは、例の宿屋に行って……公衆風呂で働いてる姉さんがさ、酒場で吟遊詩人にしつこく絡まれてるって話だったろ? 名前、なんだっけ?」
「吟遊詩人の名前?フレデリック。……って、俺をメモ帳代わりにすんなよ!」
「……お前、よくそんな読みにくい名前覚えてんな。」
俺は笑いながらブーツを履き、立ち上がる。
「そういえばさ……新久が言ってたろ? 俺たちは空人の中でも異質だって。現地民と直接話せる。でも……」
松尾がうなずいた。
「バルン一家も他の現地民も、誰も俺たちを不審がってない。」
「……あの盗賊の頭目だけは、最初から何かに気づいてた。ロ……なんだっけ?」
「ロキール! いい加減にしろよ、お前!」
松尾の前足が俺の脛を蹴る。
「痛っ! 何だよ、ケチな中年オヤジ! そんな細かいこと気にしてるとハゲるぞ!」
「ふん……ハゲを気にする前に、人間に戻れるか心配だよ。」
俺は和泉守兼定の柄に手を添え、ベルトを確認する。
「……まぁ、一歩ずつ進むしかねぇな。とりあえず、それでいいだろ……って、どう思う? この防具。」
「さあな。戦う相手が飛行機をバラバラにするドラゴンか、それともチワワか。猫パンチなら、防げるだろ。」
「……ふん。お前のモフモフよりはマシだろ。」
知ってる。たぶん大差ない。それでも、生き残れる可能性が0.01%でも上がるなら——俺は、賭けるしかない。
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