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16話
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夕食を終えて薄暗くなった頃。
浴場で入浴の準備をしていると、護衛の3人を連れたリョーガさんがやって来た。
護衛のうち、怪我をしていることになっている2人は添え木などで偽装しており、足を怪我していることになっているマールさんは俺が作った松葉杖を突いている。
「やあ、ジオ君。準備はできてる?」
「はい。後はお湯を用意するだけです」
「普通はそれが一番大変なんだけど……すぐ使えるんだよね?」
「ええ。どなたから……というか、女性3人ぐらいなら一緒に入れますので、男女で順番を決めることになりますが」
「ああ、それじゃ僕からでいいかな?危険はなさそうだし今回は僕の奢りってことで来てるから、ジオ君の事を疑ってるわけじゃないけどどんな感じなのか確認しておかないと」
まぁ、そりゃそうか。
プレゼントが不良品じゃ、彼女達のご機嫌取りには使えないしな。
それに様子を見る限り、話はすでに決まっていたようだし。
「わかりました。じゃあ……3人は俺の部屋で待っててもらいますか」
「うん、よろしくね。あ、これは必要だろうから……」
「あ、どうも」
俺はリョーガさんから魔石が入った袋を受け取り、建物の中へ招き入れた。
「じゃ、皆さんはここでお待ち下さい。ソファとベッド、どっちも使ってもらって構いませんので」
玄関のカウンターでリョーガさんを待たせ、テレーナさん達を俺の部屋に案内してそう言うと……3人はベッドとソファに分かれて座る。
「何?このベッド。肌触りは普通の布だけど、硬さと柔らかさが丁度いいわ」
「こっちのソファもそうね」
「馬車の座席にあったらお尻が助かるでしょうね」
「「ああ、確かに」」
急遽作ったソファも含め、雑草の繊維で作ったクッションは3人から高評価を得たようだ。
乗った覚えはないが、やはり馬車での移動は大変らしい。
そんな3人を置いて部屋を出ると、リョーガさんに脱衣所から浴場までの使い方を説明しつつ、実際に使ってもらうことにした。
「はあぁぁぁぁ……こりゃいいね」
身体を洗い終え、浴槽に身を浸からせるリョーガさん。
ずいぶん気持ちよさそうだが……護衛の3人は喜ぶだろうか?
「どうでしょう?彼女達は喜びますかね?」
「そりゃあ喜ぶよ。冒険者となると装備の手入れにお金がかかるし、仕事によっては装備がダメになったり達成できずに赤字になったりするから、後回し……というか、水浴びで事足りるんなら湯浴みはしないだろうからね」
「はぁ、なるほど」
「大きい街に湯浴みができる浴場があっても、今のところはお金持ちが予約して使う施設だしね。だから今日は楽しみにしてたよ、彼女達」
「期待されすぎても困るんですが……」
「いや、この分なら心配ないよ。それに……」
「それに?」
「ああ、いや。何でもないよ」
「?」
何かを言いかけて誤魔化すリョーガさんに疑問を抱くも、言わないのなら言わなくてもいい事なのだろうと思いそれ以上は聞かなかった。
その後、浴場から出たリョーガさんの身体から水気を取ってみせると、彼は驚きつつも喜んでから服を着る。
「よし。ここまでできるんなら、全く問題ないどころか出来すぎだね。必ず彼女達は喜ぶよ、自信を持っていい」
「はい。じゃあ一通り掃除してから彼女達に入ってもらいましょう」
「えっ?掃除するの?」
「ええ。水を飛ばして洗い流すだけなんで、すぐに終わりますからそんなにお待たせはしませんよ」
「ああ、そう……じゃあ、僕は彼女達に帰ることを伝えてから帰るね」
「はーい」
リョーガさんは俺の返事に頷き、脱衣所を出ていった。
そして俺が軽く掃除してから自分の部屋へ行くと、待機していたテレーナさん達は付けていた添え木などを外して待っていた。
「準備ができましたので、こちらへどうぞー」
その声に彼女達は立ち上がり、着替えなどを持って俺の後に続き脱衣所へ入る。
さて、リョーガさんと違ってここからは同行するわけにはいかないので、口頭で説明していかないと……と思って説明を始めようとすると、彼女達は躊躇なく服を脱ぎだした。
「えっ、ちょっ……まだ俺が居るんですが?」
彼女達から目を背けてそう言う俺に、当の本人達からこんな発言がなされた。
「いや、もう裸を見せてるんだしいいんじゃない?」
「いや、それ怪我の治療でですよね?」
「その治療中にしっかり見てたでしょう?」
「それは、まぁ……」
「なら隠すだけ無駄でしょう。それに……この後の説明もしてもらうのだし、貴方も早く脱ぎなさい」
治療中に色々と見せてもらったことで彼女達は俺から肌を隠す気がなくなっていたらしく、この後の入浴の説明にも同行させるつもりのようである。
ただ……
「えっと、説明だけなら別に脱ぐ必要はないんですが……」
俺の言葉にフレイさんがこう返す。
「貴方もついでに入ればいいでしょう?というか……貴方だけ服を着ていたら、それこそ私達の裸を見て楽しんでる人みたいじゃない?」
「う」
確かに、形としてはそう見られる可能性が高いんだよな。
まぁ、別に第三者が見ているわけではないので気にする必要はないのだが……
「ほら、早く。脱がせてほしいの?」
「あ、いや。わかりました、自分で脱ぎますよ」
脱ぎ終わった全裸のテレーナさんに急かされ、俺も一緒に入浴するために服を脱いだ。
シャアァァァ……
3人が温水のシャワーをその身に受け、身体についた汚れを手で擦り落としていく。
それは頭から始まり、顔を通って胸へ向かうと……それぞれの双丘が手の動きでプルプルと歪み、元の形に戻った。
俺はすでに一度入浴していて軽く流すだけにしており、説明する立場でもあるので待っていたのだが……そんな光景から目を離せるはずもなく、股間を反応させつつ鑑賞させてもらっている。
すると……テレーナさんがこんな事を言い出した。
「ジオ君。暇なら背中を洗ってくれないかしら?」
「え?あ、はい」
ジッと見すぎていてその視線が気になったからそう言われたのかと思い、俺はすぐその要請に応じたのだが……シャワーを浴びつつ彼女の背中を手で洗っていると、不意に股間のモノが握られる。
キュッ。
「うっ。え?あの……」
その手は眼の前に居るテレーナさんのもので、彼女は後ろ手に俺の股間へ手を伸ばしていた。
その彼女は俺の反応に、振り返って妖艶に微笑むと手を前後に動かし始める。
シュッ、シュッ……
「背中を洗ってもらうお返しに、私もココを洗ってあげてるだけよ♡」
「えーっと、いいんですかね……?」
この状況を他の2人に見られても大丈夫なのかと不安になった俺だが、彼女達の方を見てみると、
「ああ、次は私ね」
「じゃあ、私はその次で」
と、赤い顔をして予約を入れてくる。
これは……どういうことだ?
と疑問を抱くも、股間からの刺激に耐えながらテレーナさんの背中を一通り洗うと、彼女の手は俺から離れて行ってしまった。
「私はもういいわ。次はフレイをよろしく」
「あ、はい。じゃあ……」
そう言ってテレーナさんから離れた俺は、硬くなった股間を揺らしながらフレイさんの背後に着いた。
「じゃあ、洗いますね?」
「ええ、よろしく」
そう答えた彼女の背中を洗っていると……しばらくして追加の注文が出された。
「……ねえ、前も洗い残しがあるかもしれないから、ついでに洗ってもらえないかしら?」
「え、前って……」
先ほど彼女が胸を洗っていたのはしっかりと見ており、洗い残しと言われてもどこを?という感じなのだが……躊躇する俺の手を彼女は後ろ手に掴み、自分の脇を通して胸に触れさせる。
体勢的に、俺の股間がフレイさんのお尻に当たるも……彼女は特に気にせず、胸を洗うよう急かしてきた。
「んっ……ほら、早く」
「あっ、はい」
俺としても触りたくないわけではない……というか触りたいとは思っていたので、どうせ触ったのならと要望通りにフレイさんの胸を洗う。
彼女の胸は大きいながらも張りがあり、かなり良い感触だった。
そんな柔らかい感触の中、一部に硬い感触が生まれる。
むにゅん、ぶるん……コリッ
「んっ♡」
「あ、えーっと……」
洗っていれば当然の事だが、一応謝ったほうがいいかな?と思って謝ろうとすると、
「つ、続けて。ソコは念入りに」
と言われ、俺は謝ることなく胸を洗い続けた。
「んっ♡……あんっ♡」
「あの、換気のために窓開けてるんで、声を……」
しばらくして、俺の手で声を上げ始めたフレイさんにそう注意すると、テレーナさんとマールさんが動いて壁の上部にある窓を閉じた。
この浴場の使い方を説明したときに、換気用の窓について開閉の説明はしたが……しっかり覚えていたらしい。
ただ、窓を閉じても防音性が高いわけではないので、なるべく声は抑えてもらう。
「んっ♡……ふぅっ♡」
そんな風に声を我慢するフレイさんに、硬くなった尖端を集中して洗ってあげていると……彼女は手で口を塞ぎつつ、腰をビクンッと震わせた。
「くぅっ!ふっ!……ふうぅ……」
そう小さく声を漏らしたフレイさんは前にある壁に手をつき、少し力が抜けた身体を支えつつ俺に言う。
「ハァ、ハァ……も、もういいわ。私は」
「はい、じゃあ……」
とフレイさんの胸から手を話した俺に、マールさんが両腕を広げて招いてくる。
「はーい、次は私ね♪」
前面を一切隠さずに俺を待つ彼女に近づくと……何故かそのまま抱き着かれてしまった。
ぎゅっ。
「え?あの……」
「はい、背中洗って♪」
どうやら、このまま脇から背中に腕を回して洗ってほしいようだ。
先程から俺の股間は硬くなっており、それがマールさんのお腹に押し付けられている形なのだが……彼女はニヤリとしてそこに手を伸ばす。
きゅ……クィッ、ニュルッ。
「っ!?」
一瞬挿れられるのかと思ったが、モノはマールさんの股間に挟まれた状態だった。
というか、この滑りは水じゃないよな……
「ふふっ♪これが私の背中を洗ってもらうお返しね♪……んっ♡」
そう言うと彼女は腰を前後に動かし、股に挟んだモノを洗い始める。
「うっ……」
「ほら、ジオ君も洗って♡」
マールさんは呻く俺にそう言うと、更に身体を密着させてきて胸でも俺を洗ってきた。
一応俺も彼女の背中を洗ってはいるのだが、すでに硬い彼女の尖端と股間の感覚にあまり力が入らない。
「んっ♡ううんっ♡」
そんな俺に上下左右、それに加えて前後にと身体をくねらせるマールさん。
次第に前後の動きが激しくなり、俺は彼女の股間の向こうへ発射してしまった。
「くっ!」
ビュッ!ビュビュッ!
「ふふっ、出ちゃったね♡」
マールさんは緩やかに腰を動かし、ビクつくモノを刺激し続ける。
そんな彼女が俺に囁いた。
「ねぇ……もっとできるかな?治療のお礼、やっぱりちゃんとしておいたほうがいいと思うのよね」
「え?ちゃんとって……」
そう聞いた俺に、後ろからテレーナさんとフレイさんも密着してくる。
「「「……誰から挿れる?♡」」」
そう囁かれた俺は、今日の夜がとても長くなることを確信した。
浴場で入浴の準備をしていると、護衛の3人を連れたリョーガさんがやって来た。
護衛のうち、怪我をしていることになっている2人は添え木などで偽装しており、足を怪我していることになっているマールさんは俺が作った松葉杖を突いている。
「やあ、ジオ君。準備はできてる?」
「はい。後はお湯を用意するだけです」
「普通はそれが一番大変なんだけど……すぐ使えるんだよね?」
「ええ。どなたから……というか、女性3人ぐらいなら一緒に入れますので、男女で順番を決めることになりますが」
「ああ、それじゃ僕からでいいかな?危険はなさそうだし今回は僕の奢りってことで来てるから、ジオ君の事を疑ってるわけじゃないけどどんな感じなのか確認しておかないと」
まぁ、そりゃそうか。
プレゼントが不良品じゃ、彼女達のご機嫌取りには使えないしな。
それに様子を見る限り、話はすでに決まっていたようだし。
「わかりました。じゃあ……3人は俺の部屋で待っててもらいますか」
「うん、よろしくね。あ、これは必要だろうから……」
「あ、どうも」
俺はリョーガさんから魔石が入った袋を受け取り、建物の中へ招き入れた。
「じゃ、皆さんはここでお待ち下さい。ソファとベッド、どっちも使ってもらって構いませんので」
玄関のカウンターでリョーガさんを待たせ、テレーナさん達を俺の部屋に案内してそう言うと……3人はベッドとソファに分かれて座る。
「何?このベッド。肌触りは普通の布だけど、硬さと柔らかさが丁度いいわ」
「こっちのソファもそうね」
「馬車の座席にあったらお尻が助かるでしょうね」
「「ああ、確かに」」
急遽作ったソファも含め、雑草の繊維で作ったクッションは3人から高評価を得たようだ。
乗った覚えはないが、やはり馬車での移動は大変らしい。
そんな3人を置いて部屋を出ると、リョーガさんに脱衣所から浴場までの使い方を説明しつつ、実際に使ってもらうことにした。
「はあぁぁぁぁ……こりゃいいね」
身体を洗い終え、浴槽に身を浸からせるリョーガさん。
ずいぶん気持ちよさそうだが……護衛の3人は喜ぶだろうか?
「どうでしょう?彼女達は喜びますかね?」
「そりゃあ喜ぶよ。冒険者となると装備の手入れにお金がかかるし、仕事によっては装備がダメになったり達成できずに赤字になったりするから、後回し……というか、水浴びで事足りるんなら湯浴みはしないだろうからね」
「はぁ、なるほど」
「大きい街に湯浴みができる浴場があっても、今のところはお金持ちが予約して使う施設だしね。だから今日は楽しみにしてたよ、彼女達」
「期待されすぎても困るんですが……」
「いや、この分なら心配ないよ。それに……」
「それに?」
「ああ、いや。何でもないよ」
「?」
何かを言いかけて誤魔化すリョーガさんに疑問を抱くも、言わないのなら言わなくてもいい事なのだろうと思いそれ以上は聞かなかった。
その後、浴場から出たリョーガさんの身体から水気を取ってみせると、彼は驚きつつも喜んでから服を着る。
「よし。ここまでできるんなら、全く問題ないどころか出来すぎだね。必ず彼女達は喜ぶよ、自信を持っていい」
「はい。じゃあ一通り掃除してから彼女達に入ってもらいましょう」
「えっ?掃除するの?」
「ええ。水を飛ばして洗い流すだけなんで、すぐに終わりますからそんなにお待たせはしませんよ」
「ああ、そう……じゃあ、僕は彼女達に帰ることを伝えてから帰るね」
「はーい」
リョーガさんは俺の返事に頷き、脱衣所を出ていった。
そして俺が軽く掃除してから自分の部屋へ行くと、待機していたテレーナさん達は付けていた添え木などを外して待っていた。
「準備ができましたので、こちらへどうぞー」
その声に彼女達は立ち上がり、着替えなどを持って俺の後に続き脱衣所へ入る。
さて、リョーガさんと違ってここからは同行するわけにはいかないので、口頭で説明していかないと……と思って説明を始めようとすると、彼女達は躊躇なく服を脱ぎだした。
「えっ、ちょっ……まだ俺が居るんですが?」
彼女達から目を背けてそう言う俺に、当の本人達からこんな発言がなされた。
「いや、もう裸を見せてるんだしいいんじゃない?」
「いや、それ怪我の治療でですよね?」
「その治療中にしっかり見てたでしょう?」
「それは、まぁ……」
「なら隠すだけ無駄でしょう。それに……この後の説明もしてもらうのだし、貴方も早く脱ぎなさい」
治療中に色々と見せてもらったことで彼女達は俺から肌を隠す気がなくなっていたらしく、この後の入浴の説明にも同行させるつもりのようである。
ただ……
「えっと、説明だけなら別に脱ぐ必要はないんですが……」
俺の言葉にフレイさんがこう返す。
「貴方もついでに入ればいいでしょう?というか……貴方だけ服を着ていたら、それこそ私達の裸を見て楽しんでる人みたいじゃない?」
「う」
確かに、形としてはそう見られる可能性が高いんだよな。
まぁ、別に第三者が見ているわけではないので気にする必要はないのだが……
「ほら、早く。脱がせてほしいの?」
「あ、いや。わかりました、自分で脱ぎますよ」
脱ぎ終わった全裸のテレーナさんに急かされ、俺も一緒に入浴するために服を脱いだ。
シャアァァァ……
3人が温水のシャワーをその身に受け、身体についた汚れを手で擦り落としていく。
それは頭から始まり、顔を通って胸へ向かうと……それぞれの双丘が手の動きでプルプルと歪み、元の形に戻った。
俺はすでに一度入浴していて軽く流すだけにしており、説明する立場でもあるので待っていたのだが……そんな光景から目を離せるはずもなく、股間を反応させつつ鑑賞させてもらっている。
すると……テレーナさんがこんな事を言い出した。
「ジオ君。暇なら背中を洗ってくれないかしら?」
「え?あ、はい」
ジッと見すぎていてその視線が気になったからそう言われたのかと思い、俺はすぐその要請に応じたのだが……シャワーを浴びつつ彼女の背中を手で洗っていると、不意に股間のモノが握られる。
キュッ。
「うっ。え?あの……」
その手は眼の前に居るテレーナさんのもので、彼女は後ろ手に俺の股間へ手を伸ばしていた。
その彼女は俺の反応に、振り返って妖艶に微笑むと手を前後に動かし始める。
シュッ、シュッ……
「背中を洗ってもらうお返しに、私もココを洗ってあげてるだけよ♡」
「えーっと、いいんですかね……?」
この状況を他の2人に見られても大丈夫なのかと不安になった俺だが、彼女達の方を見てみると、
「ああ、次は私ね」
「じゃあ、私はその次で」
と、赤い顔をして予約を入れてくる。
これは……どういうことだ?
と疑問を抱くも、股間からの刺激に耐えながらテレーナさんの背中を一通り洗うと、彼女の手は俺から離れて行ってしまった。
「私はもういいわ。次はフレイをよろしく」
「あ、はい。じゃあ……」
そう言ってテレーナさんから離れた俺は、硬くなった股間を揺らしながらフレイさんの背後に着いた。
「じゃあ、洗いますね?」
「ええ、よろしく」
そう答えた彼女の背中を洗っていると……しばらくして追加の注文が出された。
「……ねえ、前も洗い残しがあるかもしれないから、ついでに洗ってもらえないかしら?」
「え、前って……」
先ほど彼女が胸を洗っていたのはしっかりと見ており、洗い残しと言われてもどこを?という感じなのだが……躊躇する俺の手を彼女は後ろ手に掴み、自分の脇を通して胸に触れさせる。
体勢的に、俺の股間がフレイさんのお尻に当たるも……彼女は特に気にせず、胸を洗うよう急かしてきた。
「んっ……ほら、早く」
「あっ、はい」
俺としても触りたくないわけではない……というか触りたいとは思っていたので、どうせ触ったのならと要望通りにフレイさんの胸を洗う。
彼女の胸は大きいながらも張りがあり、かなり良い感触だった。
そんな柔らかい感触の中、一部に硬い感触が生まれる。
むにゅん、ぶるん……コリッ
「んっ♡」
「あ、えーっと……」
洗っていれば当然の事だが、一応謝ったほうがいいかな?と思って謝ろうとすると、
「つ、続けて。ソコは念入りに」
と言われ、俺は謝ることなく胸を洗い続けた。
「んっ♡……あんっ♡」
「あの、換気のために窓開けてるんで、声を……」
しばらくして、俺の手で声を上げ始めたフレイさんにそう注意すると、テレーナさんとマールさんが動いて壁の上部にある窓を閉じた。
この浴場の使い方を説明したときに、換気用の窓について開閉の説明はしたが……しっかり覚えていたらしい。
ただ、窓を閉じても防音性が高いわけではないので、なるべく声は抑えてもらう。
「んっ♡……ふぅっ♡」
そんな風に声を我慢するフレイさんに、硬くなった尖端を集中して洗ってあげていると……彼女は手で口を塞ぎつつ、腰をビクンッと震わせた。
「くぅっ!ふっ!……ふうぅ……」
そう小さく声を漏らしたフレイさんは前にある壁に手をつき、少し力が抜けた身体を支えつつ俺に言う。
「ハァ、ハァ……も、もういいわ。私は」
「はい、じゃあ……」
とフレイさんの胸から手を話した俺に、マールさんが両腕を広げて招いてくる。
「はーい、次は私ね♪」
前面を一切隠さずに俺を待つ彼女に近づくと……何故かそのまま抱き着かれてしまった。
ぎゅっ。
「え?あの……」
「はい、背中洗って♪」
どうやら、このまま脇から背中に腕を回して洗ってほしいようだ。
先程から俺の股間は硬くなっており、それがマールさんのお腹に押し付けられている形なのだが……彼女はニヤリとしてそこに手を伸ばす。
きゅ……クィッ、ニュルッ。
「っ!?」
一瞬挿れられるのかと思ったが、モノはマールさんの股間に挟まれた状態だった。
というか、この滑りは水じゃないよな……
「ふふっ♪これが私の背中を洗ってもらうお返しね♪……んっ♡」
そう言うと彼女は腰を前後に動かし、股に挟んだモノを洗い始める。
「うっ……」
「ほら、ジオ君も洗って♡」
マールさんは呻く俺にそう言うと、更に身体を密着させてきて胸でも俺を洗ってきた。
一応俺も彼女の背中を洗ってはいるのだが、すでに硬い彼女の尖端と股間の感覚にあまり力が入らない。
「んっ♡ううんっ♡」
そんな俺に上下左右、それに加えて前後にと身体をくねらせるマールさん。
次第に前後の動きが激しくなり、俺は彼女の股間の向こうへ発射してしまった。
「くっ!」
ビュッ!ビュビュッ!
「ふふっ、出ちゃったね♡」
マールさんは緩やかに腰を動かし、ビクつくモノを刺激し続ける。
そんな彼女が俺に囁いた。
「ねぇ……もっとできるかな?治療のお礼、やっぱりちゃんとしておいたほうがいいと思うのよね」
「え?ちゃんとって……」
そう聞いた俺に、後ろからテレーナさんとフレイさんも密着してくる。
「「「……誰から挿れる?♡」」」
そう囁かれた俺は、今日の夜がとても長くなることを確信した。
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