マガイモノサヴァイヴ

狩間けい

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第98話

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翌日、俺はここ数日(主に操られていたフェリスの拘束)で消費した魔力の補充をするため、"コージ"としてダンジョンへ向かった。

"銀蘭"の体裁もあり、"モーズ"は"宝石蛇"の一件による報酬を貰ってから街を出ることにしているので一応はまだ街に居ることにしているが……目立つだろうから使わない。

やはり目撃者から"モーズ"が"フラード"であったことは広まっており、それによって"モーズ"を探す人が増えたようだしな。

それが好意的かそうでないかに関わらず面倒なことになりそうだったので、イリスやモノカさんとの関係が切れたことにしたのは正解だったと思う。

それで1人なのは……イリス達にも言えばついて来るだろうが、魔石をすべて魔力として吸収するのであれば血を拭き取るなどの工程は不要であり、回収作業は自分でやったほうが早いからだ。

そう考えて1人でダンジョンに入ろうとしたところ、ダンジョン前の救護テントにいたセリアが俺を見つけて駆け寄ってきた。

年越しというか越冬に向けて稼いでおこうという冒険者は多いらしく、第4区から戻ってきている冒険者達も1区や2区で比較的安全に小銭を稼ごうとしているのでかなり混んでいるのだが……それに紛れてダンジョンに入ろうとした俺を彼女は見逃さなかったようだ。


タタタタッ……ザザッ!

「コージさん!ダンジョンに入られるのですかっ!?」

「まぁ、ちょっと」


慌てて来た彼女にそう返したところ、その答えにセリアは同行を申し出てくる。


「でしたら私も!少しでも戦闘経験を積まなければなりませんので!」


セリアは自身の"小回復"というスキル?を成長させるため、それに効果的だというダンジョン内での戦闘経験を積みたがっていた。

"銀蘭"の拠点から街に戻る道中での戦闘を除けば10日以上もそれを休んでいることになるので、若干焦れている部分もあるのだろう。

成長の機会を得られるはずだったのに、"宝石蛇"の影響でその機会を大幅に減らされていたからな。

今日、救護テントに居たのは……自身の力で母親の呪いを解けなかった場合の、解呪のマジックアイテムを購入しなければならない事態を想定して多少なりとも稼いでおきたいからのようだ。

スキルの成長か……

そこで俺はあの黒いミニトマトを思い浮かべるも、安全性の確認がまだだからと脇に置く。


「今日は魔力の補給が目的だから、稼ぎ自体は最低限になるぞ?」


そう言って金銭的な収入が派遣費用のみになると伝えたが、それでも良いと言うので彼女の派遣手続きを済ませてダンジョンへ入った。





「ギャンッ!」
「ゲッ……」

「……はぁ。この辺りの魔物では本当に相手になりませんね」


しばらくの時間が経ち、今また戦闘を終えた俺にセリアがそう溢す。

まぁ、どちらかと言うと戦闘というよりに近いので仕方ない。

そのまま俺は倒れた魔物の魔石に魔力の糸で触れ、間接的に接触することで魔力として吸収していく。

以前は直接触れている必要があったと思ったが……まぁ、魔鎧の表面を偽装する技術も上がっているので、気づいていない部分でも何らかの成長をしているのかもしれないな。

で、問題はその成長を望むセリアだ。

彼女のスキルが回復系なので、怪我をしてスキルを使わなければ成長の確認ができない。

そこで俺は……こうしていた。


「じゃあ、そろそろまた確認するか」

スッ

「あっ、は、はい……」


先ほど殲滅した魔物から魔力の吸収を済ませた俺は、右腕を露出して薄く切り傷を作った。

ここまで時折やってきたことなので驚きはしないセリアだが、立場上俺に自傷行為をさせるのに引け目を感じているようだ。

ただ、セリアのスキルで治らなくても自作の傷薬で治せるところは見せているので、どちらかと言うと効果の高い薬を使わせていることを気にしている可能性もあるが……それも引け目といえば引け目か。

そんな彼女は杖と聖水の入った容器を両手に持ち、栓を抜いた容器の口に親指を当ててひっくり返すと聖水に接触する。

これが聖職者の……というか、魔法使いの基本的なスタイルだ。


「では。******……」

ホワァ……


そうして治癒魔法を行使するセリアの意に従い、その効果が俺の切り傷に発現する。

しかし……その効果は弱々しく、血が滲む程度だった切り傷は何とか血が止まる程度に留まり、傷はそのまま残ってしまった。


「……ハァ。まだ足りないようですね」


そう言いながら、セリアは気落ちした顔で聖水を腰の鞄に仕舞う。

俺は自作の薬を傷に掛け、痕を残さず消えたそこを確認すると彼女に声を掛ける。


「まぁ、まだ時間はあるから」

「はい……」


力なく頷くセリアに俺は考える。

前世にあったゲームの話ではあるが、作品によってはダメージを与えないと経験値が入らなかったりするものもあった。

なので多少の攻撃もさせたりはしており……それでも彼女にその効果があったという実感は無いようだ。

そもそも他の聖職者は攻撃せずとも治癒魔法の効果が上がったりしているらしいので、味方に回復魔法を掛けているだけで経験値のようなものが入る仕様なのかもしれないな。

となると、セリアのスキルは戦闘経験で成長するものではない可能性も考えておく必要があるか。

その場合にどうするかも含めて。

そんなことを考えながら、俺はその後もセリアと魔物を狩り回った。






幾度かの戦闘を経て、セリアのスキルに成長が見られないまま街へ帰還しようかという時間になった。

俺は密かに時計を作って確認したがそれをセリアに見せるわけにはいかないので、街の方へ向かう冒険者達に近づくことで彼女を時間に気づかせる。


「そろそろ戻る時間かな。何組も街へ向かっているようだし」

「そのようですね。ハァァ……」


一朝一夕でどうにかなるとは思っていなかった彼女だが……俺がハイペースで魔物を狩っていたのに、それでもスキルの成長を感じられないことで気を落としているようだ。

そんな彼女が少し黙り込む。


「どうした?」

「……あの、図々しい話だとはわかっているのですがお願いが」


その表情で大体の予想はついたが、一旦外れていそうな予想を俺は口にする。


「もっと強い魔物をってお願いか?」

「いえ……」


当然のように首を横に振り、否定の意を示すセリア。

そんな彼女は首に巻かれていたの拒否を示す赤いスカーフをほどき、ローブの胸元を左右に開く。

汗を拭いたり、濡らした布で身を清めるためにはだけられるよう、一般的な聖職者のローブは上半身がそういった構造になっているのだが……今のセリアはそれを懇願に利用していた。

丈の短い、タンクトップのようなブラ代わりの下着が健在なのは谷間を強調するためのようで、その裾をグイッと引き下げて胸を寄せ上げ谷間の深さをかさ増ししている。


「その、呪いを解くマジックアイテムを調達するのにお力添えを頂きたく……」

「お力添え?」

「ええ。このままでは母を治すことは一生無理かもしれませんし、何方かから購入できる機会を得ることにも力を入れたほうが良いかと。その場合の費用も含めてお仕えしますので」


ちゃっかり解呪のマジックアイテム代も出せというセリアだが、その目が真剣であることには違いない。

親族が全くいないわけではないが母子家庭で苦労していたらしいので、母親のことはなんとしてでも治してやりたいのだろう。

しかし……同じ物を求めるイリスの先約もあって、金銭的にはともかく在庫的に後回しになるんだよな。

それを教えて2人が揉めるのも面倒なので教えていないのだが。

さてどうしたものかと、セリアの目と谷間を見ながら考えていたところ……遠くから慌てて街へ向かってこちらへ来る一団が現れた。

あれは……ライルさんとココルさんが所属しているチームだな。

その2人はそこまでの傷を負っているようではないのだが、ライルさんと槍を持った男性に1人の男性が支えられてぐったりしている。

その男性は腹部に傷を負っているようで、括り付けられている当て布が吸い取りきれないほど血で染まっていた。


「っ!?聖職者か!すまないが治癒を頼めないか!?」


そんな彼らは俺……というかセリアを見ると、服に若干の乱れはあるものの聖職者であることは判断できたらしく、当然ながら負傷者の男性を治癒してほしいと頼んでくる。


「え?えーっと……」

チラッ


それを受けて、セリアは俺に目を向ける。

俺が雇っている立場になるわけだし、それ自体は当然のことなのだが……その視線には自分では治せないという予測が込められていた。

血が滲む程度の軽傷でも治しきれないぐらいだし、大して効果は見込めないとわかっているのだろう。

ただまぁ、ここで断るのも少々不味い。

その理由は微妙な視線をぶつけてくるココルさんである。

彼女とその兄であるライルさんが"宝石蛇"に絡まれ、その結果重傷を負ったライルさんを治した上に犯されかけていたココルさんを俺は"モーズ"として助けていた。

で、"コージ"はその"モーズ"から女を横取りした形となっており、そのことを彼女も人伝で知っているのだろう。

だからか仲間の治癒を頼んできたライルさんも微妙な顔をしており、ここで断るというのも良くない評判が更に悪くなりそうなのである。

セリアも半分は服の前を閉じたが、治癒魔法の依頼を受けた戸惑いによってか谷間はまだ見えているぐらいでその手を止めているしな。

これで俺が脱がせようとした疑惑を持たれている可能性があるとなればさっさと引き受けるべきなのだが、それはそれで問題があった。

それはセリアの治癒魔法の効果が薄いことで、それが俺の指示だと誤解されては困るという点だ。

治癒魔法の効果が小さい理由は彼女の特性によるものだということは、街へ戻って教会の関係者に聞けばわかるのだが……その誤解は街に戻るまで解けないわけで、戻るまでの間に負傷者の男性が亡くなりでもしたら襲われる可能性がないとは言えないのである。

対処する手段はあるが……せっかく助けたんだし、誤解がきっかけで彼女達を始末したりはしたくない。

ならばとセリアが治癒魔法を使うタイミングに合わせて自作の傷薬をとも考えるが、ライルさんにも使ったことがあるのでそれを見ていたココルさんに俺が"モーズ"だとバレるかもしれないんだよな。


「あの、費用はお支払いしますのでなんとか……」


そう言ってライルさんが再度頼み込んでくる。

その隣でココルさんの目は俺を見定めるように鋭くなってるし……考える時間はもうないか。


「セリア、治癒魔法を」

「は、はい。あの、私の治癒魔法は効果が低いのでどこまで治せるかわかりませんよ?」

ゴソゴソ……


俺の指示を受け、腰の鞄から聖水を取り出しながらライルさん達にそう言うセリア。

そんな彼女の言葉を謙遜だと思ったのか、彼らは治癒魔法を受けられるとわかった時点で安心したように言葉を返す。


「いえいえ、そんな。傷跡が残るぐらいは覚悟しているはずですから、そこまで気にされなくても大丈夫ですよ」

「はあ。で、では……*****……」

ホワァ……


ライルさんの言葉にセリアが治癒魔法を発動させる。

それによって傷口らしき場所に弱々しい光が灯るが……負傷者の男性に反応がない。

まさか、もう?

と最悪の事態を予想したが、その光景から治癒魔法の効果に不安を感じたらしいココルさんが負傷者の男性に声を掛ける。


「ブラン!大丈夫!?」


後に聞けばブランというのは仲間内の愛称らしく、本名はブランドンというらしい男性はその声に小さく反応した。


「うぅ……」


やはり治癒魔法の効果は小さかったようで、呻く程度にしか反応しないブランドンさん。

もしかしたら、重傷でも血を止めることぐらいはできるかもしれないと思ったのだが……ダメか。


ホワァァ……フッ


程なくして傷口に灯っていた光は消え、セリアは聖水の入っていた容器が空になっていることを示しつつ報告する。


「あの……申し訳ありません、私の力ではこれで1回分でして。聖水のほうも1本使い切りました」

「そんなっ!?ぜ、全然治ってないじゃないですか!?」

「そう言われましても……」


ライルさんの抗議でセリアが答えに困っていると、隣のココルさんが疑うように聞いてくる。


「最初から聖水が少なかったりしませんでしたか?私も魔法使いではありますし、触媒の量が少なければ一度に費やせる魔力が減って効果が落ちることもあるとは知っています。その場合、もう一度治癒魔法の費用を出させようとしているのではないかと疑わざるを得ないのですが」

「そ、そんな事は!」


ココルさんの追求にそれを否定するセリア。

なるほど。

最初から少ない聖水を使い切ってみせ、追加でもう1本の聖水を使い切ることで2回分の治療費をせしめようとしていると疑われたのか。

これは不味い、怒りの矛先がセリアに向かいかねないな。

行動を共にしている間は俺が守ればいいのだが、別れた後に何かをされては不幸な目に遭ってしまう。

勘違いだとしても、俺の庇護下にあるセリアを手に掛ければ俺も報復に動かざるを得ないからな。

そんな事態を避けるため、俺はセリアに指示を出した。


「セリア、新しい聖水を開封してもう一度使ってみせろ。あちらに中身の確認もさせてな」

「は、はい」

ゴソゴソ……キュポッ


俺の言葉にセリアが聖水の小壺を取り出し、栓を開けるとココルさんに中を見せる。

治癒魔法の発動自体は確認できるので、中の聖水がただの水だったと疑われたりはしないだろう。


「……確かに」


ココルさんは小壺の中に十分な量の聖水があることを確認し、続けて俺に目を向けた。


「あの、費用のほうは?」

「こちらで。ただ……効果には期待しないでください」


そう言うと俺は10000オールに当たる四角い金貨を取り出し……未だ開いたままだったセリアの胸の谷間に差し込む。

金貨を谷間に差し込んだのは、治癒魔法の費用を支払ったことがわかりやすいようにするためだ。


「ひゃっ!?」


その行動にセリアは驚き、ココルさんは俺を軽薄な男だと思ったのかジト目になるが……それは気にせず、俺はセリアに指示を出す。


「じゃあ、治癒魔法を」

「は、はい。では……っ!?」


いつものように片手で杖を持ち、片手に聖水で満たされた小壺を持ってその口に指を当てたセリア。

そのまま小壺を逆さにして治癒魔法を使う体勢になったのだが……何かに驚き、その小壺の上下を戻す。


「……?……?」

クルッ……クルッ……

「どうした?」


彼女は続けて何度か小壺をひっくり返すので、いつもとは違うその様子に俺がそう尋ねてみると……セリアはこちらに向き直る。


「コージさん、その……あと50000オールほど下さい」

むにゅり


そう言いながら胸を寄せて強調する彼女を女だと思ったのか……仲間の危機という状況もあり、ココルさんは蔑むような目で見ていた。
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