【新章突入】ショタたちがいろんなものに襲われる話

のりたまご飯

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第3章 時は巡って、思いを知る

Part13 振動と耳と超音波と

繁晴「えっと、今日はC-3研究室…か」

一人で「C-3」と書かれた部屋にやってきた繁晴は、大きな白い引き戸を開け、中へと入った。

繁晴「暗っ!」

中には僅かな間接照明しかなく、部屋の真ん中にあるマッサージチェアのような角度のついた椅子の隣には、小さなサイドテーブルと、その上にはヘッドフォンが置かれていた。

繁晴「助手の人とかは、、いないのかな…」

間接照明の明かりを頼りに椅子の近くまで進むと、サイドテーブルには一枚の紙が置かれていた。

「使用方法」

と大きく見出しが出され紙には、どうやらこの搾精器具についての説明が書かれているようだ。

繁晴「えーっと…」

紙に書かれているのは、概ねこうである。

・性器を勃起させ、その後チューブの繋がっている搾精器具に挿入し、固定をする。
・椅子にリラックスして座り、ヘッドフォンとアイマスクを着用する。
・ヘッドフォンから流れてくる音声の指示に従い、搾精を実行する。時間はおよそ1時間

繁晴「自分でやれってこと…?」

繁晴は困惑しながらも、サイドテーブルに置かれていたヘッドフォン、そしてその隣にある、おそらく性器に装着することになるであろう搾精器具に目を落とす。

繁晴「やるしかないか…」

深呼吸を一回すると、繁晴は意を決して自らの性器を少しだけ扱き始めた。
それに応じるように、小さな陰茎はだんだんと起き上がり、その身を充血させながら上を向き始めた。
先ほどまで中を守るように被さっていた包皮は、今やその中にあるピンク色の亀頭を見せびらかすように徐々にずり下がり、かろうじて亀頭が外気に触れるようになったところで繁晴は手を止めた。

繁晴「よしっ…。で、これをつければいいのかな…?」

筒状の透明な搾精器を繁晴は自らの性器に被せると、器具の両端にあるベルトを腰に回し、そのまま固定をする。
これで、たとえ搾精の途中に射精をしても、いつでも精液の採集が可能となる。

次に、繁晴はマッサージチェアのような椅子に腰をかけた。
革張りの椅子の表面は少しひんやりしているが、クッションが中に入っているので、体を包み込むかのような柔らかさが繁晴の体重を受け止める。
椅子の背は若干リクライニングされており、45度ほどまで背中を倒せるようになっている。

そして最後に、コードがつながったヘッドフォンと、アイマスクを自分で着用すると、繁晴はもう一度深呼吸をして、上半身を後へと倒した。

繁晴「…」

少しすると、ヘッドフォンからは女性の音声が流れてきた。

音声「超音波搾精実験を開始します。」

繁晴「びっくりした…」

肩をびくんと振るわせた繁晴を横に、音声はヘッドフォンから続いて流れた。

音声「研究対象は、体をリラックスし、これから流れてくる音声に集中してください。音声の再生中は、椅子から立ち上がったり、ヘッドフォン、アイマスク、そして搾精器具を外さないでください。」

繁晴「…」

無機質な女性の声は、僅かな恐怖心を繁晴に与えた。

音声「音声の途中で、研究対象は数回の射精が見込まれます。射精感を覚えた際には、我慢せずに射精を行ってください。また、手で性器や乳首、前立腺などの性感帯を直に刺激する行為は禁止されています。」

繁晴「音で、しゃせい…?」

音声「それでは、10秒後に放送を開始します。研究対象は、体の力を抜き、リラックスしてください。」

その後、「ピー」という信号音とともに、ヘッドフォンから音声が再生された。

繁晴「んん…?」

流れてきた音声は、ただの無機質な機械音のようなものだった。

ヴイィーン…ヴヴヴヴヴ…、、、

繁晴「なにこの音…ちょっと気持ち悪いような…。」

この時、繁晴の内心には、「こんなもので射精できるのか」という不安と期待があった。

ヴ、ヴ、ヴ、ヴ、、、ウィーンウィンウィンウィン…

不規則に流れる機械音は、不気味な雰囲気を醸し出していた。
しかし、数分ほどしたころ、繁晴の体に変化が現れた。

繁晴「はぁ…はぁ…はぁ…」

先ほどまでなんともなかったはずの体は汗をかき始め、熱を持ち始めていた。
最初には萎えかけていた性器も、搾精器具の中で大きくそり立っている。

さらに数分後。

繁晴「きもちぃっ、きもちぃぃっ、、あう、あ、、あぁっ…」

口元からは涎が流れ、体はたまにびくびくと痙攣していた。

繁晴「きちゃうっ、、せーしでるっ、あ、あああっ、、、」

ドクッ、ドク…

そして早くも繁晴の勃起した性器からは、淡白い透明の精液が漏れ出してきた。
精液はすぐにタンクへと吸引された。

繁晴「うあ、、ん、、ああ、きもちいい、、、あ、ああ…」

15分ほど経った頃には、先ほど無機質に聞こえた音声はまるで性感帯を永続的に刺激する機械と化していた。
この仕組みの正体は、超音波である。
耳の中の空気に伝わる振動が、鼓膜を通って脳へと伝わった際に、脳は快感を覚えた際に感じる音波と認識し、結果性的快感を感じられるという特性を使用した搾精器具だったのだ。

ーーー

そして60分が経過した頃、音声は停止した。

繁晴「や、やっと止まったっ…」

1時間近く痙攣していた体をかろうじて起こし、繁晴はヘッドフォンとアイマスクを外した。
外は相変わらず間接照明がついており、本人からするとまるで時間が経っていないようだった。

繁晴「なんだったんだろう…。あの音、、、」

繁晴は困惑しながら、腰にある器具を取ろうとベルトを外した。
ゆっくりと搾精器具を取り外すと、そのまま隣にあったタオルで性器についた先走りと精液を拭き取った。

繁晴「あれ…?」

その時、紙の最後にもう一文書いてあることに繁晴は気づく。

「なお、音声が終了した後は、尿道や精管に精液が溜まっているので、研究対象自身で自慰行為を行い、溜まった精液を排出すること。※精液は搾精器の中に射精してください。」

繁晴「つまり、オナニーしろって、こと…?」

自分の大きくなった性器は、未だに大きく上を向いていた。
繁晴はそのまま右手で筒を作ると、そのまま椅子の上で手淫を始めた。

繁晴「はぁっ、はぁっ…はぁっ….」

ビュルルルっ!!!ピュルルル…!

結果1分もかからずに繁晴は再度射精をすませ、そのまま部屋から退出した。

繁晴「本当になんだったんだろ…。」

続く


=天の声=
YouTubeとかに、脳イキとか言ってこういう無機質な音が流れてる動画、ありますよね。
一回も効果を実感したことはないですが...。あれってどうなんだろう???
あと数話、通常搾精会が続きます~
ではでは
感想 9

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