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第3章 時は巡って、思いを知る
Part14 セルフピストン式搾精器
広樹と別れた大希は、紙に書いてある指示に従い、A-3研究室にやってきた。
大希「今日はどんな実験かな~」
引き戸を開けると、部屋の中にはいつもの搾精器具はなく、代わりに大希の身長の半分程度の高さがある箱型の機械が置いてあった。
大希「なんか変な機械が置いてある…」
研究員X「おはよう大希くん」
大希「おはようございます」
研究員X「それじゃあ早速始めようか。今日はこの機械で搾精をする予定です。始める前に、体にいくつか器具をつけさせてね。心電図とか、そういうの調べるから。」
大希「わかりました…。」
大希が部屋の中心まで行くと、やがて助手が大希の体を囲み、搾精の準備を始めた。
先ほど見えていた箱のような機械は、片面がマットのようなピンク色の柔らかい素材になっており、その面のちょうど真ん中には指が一本入るぐらいの穴が空いていた。穴の中は暗くてよく見えない。
そしてその面を中心として見た左右の面には、持ち手がそれぞれ1つ付いている。柔らかいマット素材は箱型の機械の角を滑らかにするように張られており、人体の肌が接触しても危なくないようになっている。
大希「今回は椅子とかベッドとかがないんですね」
研究員X「今日は新しい器具のデータを集めるからね」
助手たちが、立ったままの大希の胸や足の付け根、首などに、色とりどりのケーブルがつながった端子を貼り付ける。
すると数分もしないうちに、助手たちは準備を終え、各々の位置についたようだ。
研究員X「それでは、搾精の説明の前に、まずはこの機械の持ち手を両手で持ってください」
大希「はい」
機械の穴がある面の前に大希が立つと、左右に一つずつ付いている持ち手を両手でしっかりと持つ。
機械に付いていた穴は、すでに少しだけ勃起していた性器の高さとほぼ一致していた。
研究員X「あ、あと、両手で握ってるやつ、実験中はなるべく離さないでね~。データに違いが生じるかもだから」
大希「わかりました…。」
研究員X「よし。準備はバッチリだね。じゃあ私は別の実験室に行ってくるから、あとは残りの研究員と助手たちに任せるよ。説明もその人たちからしてもらってね」
大希「えっ、Xさんいないんですか???」
研究員X「実は別の組の搾精の担当にもなってるんだ…。あとはよろしくねぇ…」
そう言い残して、Xはドアを出て何処かへと消えていった。
大希「やっぱり研究対象9人じゃ厳しいのかなぁ…。」
思わず研究所側のシフトを心配し始める大希に、今度は白衣を着た別の人物が近づいてくる。
???「こんにちは~。大希くん、だよね?」
大希「ど、ども…」
突然名前を呼ばれてびっくりする大希に、研究員は話を続ける。
研究員P「覚えてるかな…。僕、去年君がここに来た時、ちんちんの長さとか計ってた人だよ」
大希「...」
大希は去年の同じ頃、突然拉致されて初めて施設に来た時のことを思い出した。
ーーー
研究員P「大希くん、これから君の性器を勃起させます。ここで質問があるのですが、君は精通しましたか?もししていたら、オナニーは週何回ですか?」
大希「オ…ナニーってなに?精通って何…?グスッ」
(第一部第1章Part2「身体検査」より)
ーーー
大希「えっ、あの人!?それはそれはお久しぶりです…。」
研究員P「覚えててくれたんだ~!嬉しいなあ~!実はね、あの後もちょくちょく実験とか搾精にいたんだよね」
大希「そうだったんですね…。」
研究員P「でね、実は今年昇進したんだけど…」
研究員O「話長い。早く説明」
そこへ隣から研究員Oのツッコミが入る。
研究員P「あっはは…まあ雑談もこんなところで…。」
大希(確かこの人、最初の日も話が長いって怒られてたなぁ…)
研究員P「コホン。じゃあ気を取り直して…。これから、「腰振り搾精」の概要について説明します。」
大希「こしふり…?」
研究員P「この搾精実験では、性行為時の腰振り動作と快感の感じ方に因果関係があるかを研究するもので、被験者は自ら腰を振って性器を刺激し、射精をすることが求められます。また、快感などの情報は心電図やバイタルなどの採集したデータから分析されます。」
研究員O「そこは読まなくていい」
研究員P「あれ、そうだっけ…、、あっ、これだ…。大希くんは、その前にある機械についてる穴にちんちんを入れてもらって、実際に自分で腰を動かして射精してもらいます」
大希「なるほど…」
研究員P「実験時間は1時間。20分1回で計算して、合計で3回射精してもらいます。何か質問は?」
大希「じゃ僕は、セックスの時にちんちんを入れる側になるってことですか…?」
研究員P「簡単に言えばそうだね…。それで機械の中に精液を出してもらう感じ。」
大希「わかりました…。頑張ります…。」
研究員P「はい、じゃあ被験者も準備は大丈夫とのことなので、早速実験を開始します。大希くんは自分のタイミングで始めていいよ」
大希「はい」
研究員や助手が周りから離れると、大希は深く息を吸った。
そして両手は持ち手を掴んだまま、ゆっくりと自分の腰を前に突き出し、勃起していた性器を穴の中に挿入する。
大希「んっ、、あ、、うぅぅっ…」
ピンク色の亀頭が中に吸い込まれたかと思うと、そのまま陰茎の部分もゆっくりと中に差し込まれ、最終的には性器が根元まで全て入り、下腹部が完全に箱の表面にあるマットに接触した。
大希「なか、あったかい…これ、、、」
大希がその感触を確かめている間に、コンピュータは自動で大希の性器のサイズを測定し、搾精穴の奥行きや幅を調整する。
大希「ふぅっ…」
次に大希が腰を引くと、潤滑油がまとわりついた大希の性器が外へと引き抜かれる。
完全に穴から性器を抜くと、大きく勃起した性器は、少し上の方に跳ねて主張していた。
先ほどまで亀頭の半分ほどを覆っていた包皮は剥け切っており、艶やかな亀頭のピンク色の外には、透明な潤滑油が付着していた。
大希「こんなんでいいですか…?」
研究員P「これで大丈夫。もう少し早くでもいいよ。自分のペースでね」
大希「はい…」
次なる快感を求めて、大希は再び自分の性器を穴の中へと挿入する。
大希「さっきより小さいぃっ、、んあ、、」
コンピュータの自動調整で、穴の内部は大希の性器をすっかり覆うようにリサイズされていた。
その影響で密着度が増し、大希は思わず腰を動かすスピードを速くした。
大希「はっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、」
パチュっ、パチュっ、パチュっ、パチュっ、
性器を穴の奥へと打ち付けるたびに、快感が髄を通り脳に伝わり、そしてその分腰の動きが速くなる。
大希はすっかりその快感の虜になっていた。
ただひたすらに腰を前後に動かして、性器を穴の中へと打ち付けながら、口から喘ぎ声を発し続ける。
そして潤滑油のグチュ、グチュ、という水音が、腰を打ち付けるたびに聞こえてくる。
大希「きもちいぃっ、とまんないっ、とまらないよぉっ、、」
腰の動きは遅くなるどころか、速くなるばかり。
まるで無機質な箱状の搾精器具に欲情するかのように、大希は淡々と腰を前後に振っていた。
助手「勃起率100%、射精率80%、射精まであとおよそ20秒です。」
助手が開始1分の報告を終わらせた時点で、射精率の数値は85%まで上昇していた。
大希の体に繋がれた心電図も、心臓と体の動きに合わせて折れ線が上下している。
大希「き、きたっ、いくっ、いっちゃ、うっ…はっ、、あ、いくうっっっ、、」
パチュっ!パチュ!パチュ!パチュ!
睾丸から上がってくる精液の感覚を感じながら、大希は射精前の最後の1秒まで無我夢中で快感を求め続ける。
そして、本能のままに腰を思いっきり奥へと押し込むと、そのまま自らの子種を機械の中へと注ぎ込んだ。
大希「はぁっ、はぁっ、あっ、う、、うううぅっっ、んっっっっっ!!!」
ピュルルル、、ビュルルル、どく、どく…
尿道口から白濁液が機械の奥に放たれたかと思えば、すぐにバキュームがそれを吸引し、出された精液はチューブを通って瓶へと入れられた。
大希の体は痙攣したまま、両目は一文字に結ばれ、両手は持ち手の上にあり、前傾体制のまま快感の余韻に浸っていた。
研究員P「はい。お疲れ様。まずは一回目だね」
大希「はぁっ、はぁっ、はぁっ、」
紅潮し切った顔と体を少しだけ恥じながら、大希は射精が終わった性器を穴から抜いた。
その後、大希は残りの50分で合計5回ほど射精し、その日の実験は終了した。
大希「つ、疲れた…。ふくらはぎが痛い…」
続く
=天の声=
メリークリスマス!!!
まさか次回更新日が1か月後になるとは思わなんだ...。
更新が遅れてしまい申し訳ございません。前回のラストで「今年中に完結」とか言ってるのを見ると恥ずかしくなりますね...。
さて次回もこんな感じの搾精小噺が1話だけ続いて、あとはストーリーに戻る予定です。
12月中には上がると思うので乞うご期待!
ではでは
大希「今日はどんな実験かな~」
引き戸を開けると、部屋の中にはいつもの搾精器具はなく、代わりに大希の身長の半分程度の高さがある箱型の機械が置いてあった。
大希「なんか変な機械が置いてある…」
研究員X「おはよう大希くん」
大希「おはようございます」
研究員X「それじゃあ早速始めようか。今日はこの機械で搾精をする予定です。始める前に、体にいくつか器具をつけさせてね。心電図とか、そういうの調べるから。」
大希「わかりました…。」
大希が部屋の中心まで行くと、やがて助手が大希の体を囲み、搾精の準備を始めた。
先ほど見えていた箱のような機械は、片面がマットのようなピンク色の柔らかい素材になっており、その面のちょうど真ん中には指が一本入るぐらいの穴が空いていた。穴の中は暗くてよく見えない。
そしてその面を中心として見た左右の面には、持ち手がそれぞれ1つ付いている。柔らかいマット素材は箱型の機械の角を滑らかにするように張られており、人体の肌が接触しても危なくないようになっている。
大希「今回は椅子とかベッドとかがないんですね」
研究員X「今日は新しい器具のデータを集めるからね」
助手たちが、立ったままの大希の胸や足の付け根、首などに、色とりどりのケーブルがつながった端子を貼り付ける。
すると数分もしないうちに、助手たちは準備を終え、各々の位置についたようだ。
研究員X「それでは、搾精の説明の前に、まずはこの機械の持ち手を両手で持ってください」
大希「はい」
機械の穴がある面の前に大希が立つと、左右に一つずつ付いている持ち手を両手でしっかりと持つ。
機械に付いていた穴は、すでに少しだけ勃起していた性器の高さとほぼ一致していた。
研究員X「あ、あと、両手で握ってるやつ、実験中はなるべく離さないでね~。データに違いが生じるかもだから」
大希「わかりました…。」
研究員X「よし。準備はバッチリだね。じゃあ私は別の実験室に行ってくるから、あとは残りの研究員と助手たちに任せるよ。説明もその人たちからしてもらってね」
大希「えっ、Xさんいないんですか???」
研究員X「実は別の組の搾精の担当にもなってるんだ…。あとはよろしくねぇ…」
そう言い残して、Xはドアを出て何処かへと消えていった。
大希「やっぱり研究対象9人じゃ厳しいのかなぁ…。」
思わず研究所側のシフトを心配し始める大希に、今度は白衣を着た別の人物が近づいてくる。
???「こんにちは~。大希くん、だよね?」
大希「ど、ども…」
突然名前を呼ばれてびっくりする大希に、研究員は話を続ける。
研究員P「覚えてるかな…。僕、去年君がここに来た時、ちんちんの長さとか計ってた人だよ」
大希「...」
大希は去年の同じ頃、突然拉致されて初めて施設に来た時のことを思い出した。
ーーー
研究員P「大希くん、これから君の性器を勃起させます。ここで質問があるのですが、君は精通しましたか?もししていたら、オナニーは週何回ですか?」
大希「オ…ナニーってなに?精通って何…?グスッ」
(第一部第1章Part2「身体検査」より)
ーーー
大希「えっ、あの人!?それはそれはお久しぶりです…。」
研究員P「覚えててくれたんだ~!嬉しいなあ~!実はね、あの後もちょくちょく実験とか搾精にいたんだよね」
大希「そうだったんですね…。」
研究員P「でね、実は今年昇進したんだけど…」
研究員O「話長い。早く説明」
そこへ隣から研究員Oのツッコミが入る。
研究員P「あっはは…まあ雑談もこんなところで…。」
大希(確かこの人、最初の日も話が長いって怒られてたなぁ…)
研究員P「コホン。じゃあ気を取り直して…。これから、「腰振り搾精」の概要について説明します。」
大希「こしふり…?」
研究員P「この搾精実験では、性行為時の腰振り動作と快感の感じ方に因果関係があるかを研究するもので、被験者は自ら腰を振って性器を刺激し、射精をすることが求められます。また、快感などの情報は心電図やバイタルなどの採集したデータから分析されます。」
研究員O「そこは読まなくていい」
研究員P「あれ、そうだっけ…、、あっ、これだ…。大希くんは、その前にある機械についてる穴にちんちんを入れてもらって、実際に自分で腰を動かして射精してもらいます」
大希「なるほど…」
研究員P「実験時間は1時間。20分1回で計算して、合計で3回射精してもらいます。何か質問は?」
大希「じゃ僕は、セックスの時にちんちんを入れる側になるってことですか…?」
研究員P「簡単に言えばそうだね…。それで機械の中に精液を出してもらう感じ。」
大希「わかりました…。頑張ります…。」
研究員P「はい、じゃあ被験者も準備は大丈夫とのことなので、早速実験を開始します。大希くんは自分のタイミングで始めていいよ」
大希「はい」
研究員や助手が周りから離れると、大希は深く息を吸った。
そして両手は持ち手を掴んだまま、ゆっくりと自分の腰を前に突き出し、勃起していた性器を穴の中に挿入する。
大希「んっ、、あ、、うぅぅっ…」
ピンク色の亀頭が中に吸い込まれたかと思うと、そのまま陰茎の部分もゆっくりと中に差し込まれ、最終的には性器が根元まで全て入り、下腹部が完全に箱の表面にあるマットに接触した。
大希「なか、あったかい…これ、、、」
大希がその感触を確かめている間に、コンピュータは自動で大希の性器のサイズを測定し、搾精穴の奥行きや幅を調整する。
大希「ふぅっ…」
次に大希が腰を引くと、潤滑油がまとわりついた大希の性器が外へと引き抜かれる。
完全に穴から性器を抜くと、大きく勃起した性器は、少し上の方に跳ねて主張していた。
先ほどまで亀頭の半分ほどを覆っていた包皮は剥け切っており、艶やかな亀頭のピンク色の外には、透明な潤滑油が付着していた。
大希「こんなんでいいですか…?」
研究員P「これで大丈夫。もう少し早くでもいいよ。自分のペースでね」
大希「はい…」
次なる快感を求めて、大希は再び自分の性器を穴の中へと挿入する。
大希「さっきより小さいぃっ、、んあ、、」
コンピュータの自動調整で、穴の内部は大希の性器をすっかり覆うようにリサイズされていた。
その影響で密着度が増し、大希は思わず腰を動かすスピードを速くした。
大希「はっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、」
パチュっ、パチュっ、パチュっ、パチュっ、
性器を穴の奥へと打ち付けるたびに、快感が髄を通り脳に伝わり、そしてその分腰の動きが速くなる。
大希はすっかりその快感の虜になっていた。
ただひたすらに腰を前後に動かして、性器を穴の中へと打ち付けながら、口から喘ぎ声を発し続ける。
そして潤滑油のグチュ、グチュ、という水音が、腰を打ち付けるたびに聞こえてくる。
大希「きもちいぃっ、とまんないっ、とまらないよぉっ、、」
腰の動きは遅くなるどころか、速くなるばかり。
まるで無機質な箱状の搾精器具に欲情するかのように、大希は淡々と腰を前後に振っていた。
助手「勃起率100%、射精率80%、射精まであとおよそ20秒です。」
助手が開始1分の報告を終わらせた時点で、射精率の数値は85%まで上昇していた。
大希の体に繋がれた心電図も、心臓と体の動きに合わせて折れ線が上下している。
大希「き、きたっ、いくっ、いっちゃ、うっ…はっ、、あ、いくうっっっ、、」
パチュっ!パチュ!パチュ!パチュ!
睾丸から上がってくる精液の感覚を感じながら、大希は射精前の最後の1秒まで無我夢中で快感を求め続ける。
そして、本能のままに腰を思いっきり奥へと押し込むと、そのまま自らの子種を機械の中へと注ぎ込んだ。
大希「はぁっ、はぁっ、あっ、う、、うううぅっっ、んっっっっっ!!!」
ピュルルル、、ビュルルル、どく、どく…
尿道口から白濁液が機械の奥に放たれたかと思えば、すぐにバキュームがそれを吸引し、出された精液はチューブを通って瓶へと入れられた。
大希の体は痙攣したまま、両目は一文字に結ばれ、両手は持ち手の上にあり、前傾体制のまま快感の余韻に浸っていた。
研究員P「はい。お疲れ様。まずは一回目だね」
大希「はぁっ、はぁっ、はぁっ、」
紅潮し切った顔と体を少しだけ恥じながら、大希は射精が終わった性器を穴から抜いた。
その後、大希は残りの50分で合計5回ほど射精し、その日の実験は終了した。
大希「つ、疲れた…。ふくらはぎが痛い…」
続く
=天の声=
メリークリスマス!!!
まさか次回更新日が1か月後になるとは思わなんだ...。
更新が遅れてしまい申し訳ございません。前回のラストで「今年中に完結」とか言ってるのを見ると恥ずかしくなりますね...。
さて次回もこんな感じの搾精小噺が1話だけ続いて、あとはストーリーに戻る予定です。
12月中には上がると思うので乞うご期待!
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