【新章突入】ショタたちがいろんなものに襲われる話

のりたまご飯

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第5章 振り返れば、そこには。

Part10 ハンバーガー

翌日。
依然強い風が吹き荒れているものの、カーテンの隙間から日光が差し込んでいた。
悠人が起きると、時刻はすでに10時半を廻っていた。
悠真の様子を確認すると、すでに顔は赤くなくなり、息も元に戻っていた。
また、昨日の夜まで額に貼ってあった貼ってあった冷えピタもない。

「おっ、お目覚めか。」

「徳井さん…おはようございます…」

「悠真くんに薬とお水、飲ませといたよ。8時ぐらいに測ってみたら、37度6まで下がってた。今日中に回復できるんじゃないかな。」

「あっ、ありがとうございます!」

「今更他人行儀しないでよ~。あっそうだ。」

「ふえ…?」

「ハンバーガー買ってきたけど、食べる?」

「えっ、そんなものまでいいんですか…?」

「そんなものまでってwいつも晩御飯食べさせてあげてるじゃん~?」

「あはは…それはそうなんですけど…じゃあいただいときます。」

悠人は布団から起き上がり、いつの間にか服が着替えられていたことに気がついた。

「服…替えられてる…まさか」

「なんのことかな~」

悠人にちょうどいいサイズのTシャツとズボンで食卓に座ると、目の前にはハンバーガーとドリンクが添えられていた。
よくあるファストフード点のものである。

「…いただきます。」

ハンバーガーの包み紙を開けると、中からフライドエッグと焼かれた肉のいい匂いが食欲をそそる。
それを一口食べ、ドリンクに手を伸ばす。ストローで一口啜ると、

「にがっ!?」

「ブラックコーヒー、嫌いだった?」

「いや…別に…」

「嫌いだったらジュースにする?オレンジかリンゴか」

「嫌いではないですけど…今日はリンゴジュースの気分なので…」

「はははw了解了解~」

顔を真っ赤にしながら出されたリンゴジュースを一口のみ、ストローが刺されたファストフード店のカップを一瞥した。

朝食を食べ終わると、徳井はキッチンへと向かった。
どうやら米を研いでいるようだ。
悠人は悠真のことに気をかけながらも、スマホをみていた。
だが本当はスマホを見る気にはなれなかった。
徳井の友人について行くか、迷っているのである。

「昨日の夜の話、考えてくれた?」

「徳井さんの友人さんのやつですか」

「そそ。今日中にも連絡したいんだけど、考えは定まった?」

「…もうちょっと時間をください」

「うんうん。じっくり考えてもらって構わないからね」

徳井は木べらでグツグツ何かを煮込んでいる。
そのうちキッチンからいい匂いがしてきた。

続く


=天の声=
昨日は長かったので短めのお話です!
結局研究員Z登場しなかった...
隙間隙間を書いときたいのでもうちょいかかります()
来週いっぱい毎日投稿します~
ではでは
感想 9

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