【新章突入】ショタたちがいろんなものに襲われる話

のりたまご飯

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第2章 研究所、再び

Part7 お部屋にあるお風呂 ※飯テロあり

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シェフ「どうも、お久しぶりです…。またお二人に会えるとは思っていませんでした。こちらが本日の夕食、ビーフシチューとなっております。お熱くなっておりますので、どうぞご注意ください。」

広樹「あっ、どうも~…」

本日のメニューはビーフシチュー。
牛肉はA5ランクのアンガス牛を使用しており、茶色の濃厚なソースは、ゴロゴロとした牛肉と最高の相性を持つ。
色とりどりな野菜の香りや甘みがまろやかに味わえる一品。
付属のライスも炊き立てでふっくらしており、シチューをその上にかけると絶妙な口当たりを味わえる。

大希「美味しそ~!!こんな料理久しぶりだよ~」

広樹「うわ…悔しいけどめっちゃ美味しそう…」

大希「これってもうバイトってことでいいのかな。せーし提供する代わりに高級ホテルに泊まれるみたいな」

広樹「そんなバイトあってたまるかよ…」

二人は食事を深々と味わいながら、1日目の夕食を完食した。


大希「それで、お風呂どうする?」

広樹「今回はなぜか部屋にお風呂があるし、ここで済ましちゃおうぜ」

そう、四人が今泊まっているのは、研究員用の居住部屋。なんと部屋に風呂が付属しているという立派な設備があるのが特徴だ。
去年とは違い、大浴場までわざわざ行く必要がないと言うことである。

大希「ええ~、せっかくきたんだし大浴場行こうよ~」

広樹「いちいち遠いしめんどくさいじゃん…部屋にある風呂で十分だと思うけどな」

大希「わかった…」

広樹「よし。じゃあどっちから入る?」

大希「えっ、一緒じゃないの?」

当たり前のような顔で広樹の顔を見つめる大希。

広樹「そりゃあそうだよな…」

広樹も流石に察していたようで、二人は部屋を入った左側にある浴室へ向かった。

大希「普通のお風呂より広いよね…」

広樹「そーだな…。バスタブも大きいし、、」

浴室を入って右側には洗面所があり、反対側には大きなバスタブ、そしてその隣にはガラスで仕切られたシャワーが設置されている。

広樹「せっかくだし、お湯ためてみるか?」

大希「さんせい~」

広樹「よし、じゃあこっちを…」

赤いノブをひねると、すぐに蛇口からは水が出てきて、だんだん水があったかくなり、少しすると湯気が出てきた。
青いノブもひねり、お湯と水を混ぜてちょうどいい温度にする。

広樹「じゃあ先にシャワー入るから、服脱いど…ってもう裸じゃねえか」

大希「早くお風呂入りたいじゃん?」

広樹「今すぐ入れるわけじゃないの~」

広樹も服を脱ぐと、ガラスで仕切られたシャワー室に入っていく。
中にはシャワー用の椅子が一つ入っており、大希はとっさに椅子を手に取り、それに腰掛ける。
広樹はシャワーヘッドをとり、水を出してさっきと同じように温度調節をする。

広樹「じゃ、先洗っていいから」

大希「えー、ひろちゃんが洗ってくれないの~?」

広樹「……はぁ、、じゃ、頭から洗うからな」

大希「はーい♪」

ちょうどいい温度になったことを確認し、広樹はシャワーヘッドを大希の頭の上に持っていき、髪の毛を洗っていく。

大希「きゃ~~~」

広樹「もー…中学生だっていうのに」

大希「いいじゃんいいじゃん。ひろちゃんに洗ってもらうの気持ちいいし」

広樹「そうか…?」

大希「いつもした後に洗ってくれるのもひろちゃんだもんね~?」

広樹「う、うっさい…あれはなんか、違うじゃん」

手にシャンプーを取って泡立てると、大希の黒髪に塗ってさらに泡立てていく。
当の本人は心地よさそうにニコニコしている。

いいぐらいに髪の毛が泡立つと、広樹の手がそこで止まった。

広樹「はい、体は自分でな」

大希「えー、なんで~」

広樹「とにかく自分で~!」

大希「…さては、ひろちゃん、僕の体に触ったら、えっちなこと想像しちゃって、ちんちんが…」

広樹「違うし~!体って、ほら、洗いにくいだろ…」

大希「ふふーん…まあいっか」

大希は相変わらずニコニコと、しかし先ほどよりもいやらしいような笑顔を浮かべていた。


数分ほどすると、二人とも体を洗い終わり、シャワーの仕切りから出て、湯船の中へと入ろうとしていた。

大希「お湯といえば、今度のお風呂は、えっちになる成分って、、ないよね?」

広樹「流石にないだろ…ここ研究員用の部屋だし…。」

大希「そっかぁ…。」

大希は残念そうな顔をして湯船の中に足を入れた。

広樹「なーんでそんな顔をしてるのかな」

大希「さあね」

二人とも湯船に入ると、体育座りのような体勢で向かい合って座る。

広樹「はあああぁぁ…」

大希「ふうううぅぅ…」

二人ともほぼ同時に大きなため息をつくと、思わず大希が吹き出した。


広樹「夏休み初日だってのに、もうこんなことに巻き込まれてるの、意味わからないな…。」

大希「いいじゃんいいじゃん。今年は”研究員”としてだし。」

広樹「研究員って言ったって、やることはほとんど一緒だろ?」

大希「わかんないよ~?もしかしたら、僕たちが新しい機械を発明して、他の子に試させるのかもしれないよ~?」

広樹「いやないだろ」

大希「ないか~」

しばらくの沈黙が流れる。

広樹「その…。大希?」

大希「ふえ、どうしたの?」

広樹「もし大希が嫌だったら、明日研究員の話を断って、そのまま家に帰ってもいいんだぞ?」

大希「どーして?」

広樹「だってほら、夏休みはいろんなことあるだろ?旅行に行ったり、出かけたりとか…」

大希「もー、ひろちゃんわかってないな」

広樹「わかってないって、なんだよ…」

大希「僕ね、ゴールデンウィークの時、わかったんだ。何をしても、ひろちゃんがいないと、何も楽しくないって。」

広樹「…」

大希「だから、僕は今、こうしてひろちゃんと一緒にいられるのがすごく嬉しいし、嫌とも思ってないよ。だって、ひろちゃんのこと大好きだし。」

広樹「…そ、そういうことだったら、いいけどさ…」

お風呂の温度はとても高いわけでもないが、二人はすでに顔を赤らめている。

大希「だから、これからも僕とずっと、一緒にいてくれる?」

広樹「おう…そんなの当たり前だろ」

大希「…じゃ、約束」

大希が水面の上に、小指を出すと、広樹もそれに応えるように、小指を出す。
2本の小指は触れて、重なって、絡まりあう。

大希「あと、こっちも」

大希が目を閉じて顔をそっと近づけると、広樹は一瞬躊躇して、でもすぐにその唇を合わせた。



広樹「もう…さっきキスしたから…」

大希「ひろちゃん、なんでそんなに元気なの?」

浴槽から上がった大希は広樹の股間を見つめながら、またいやらしい笑みを浮かべて広樹をからかっていた。

広樹「大希のせいだからな~!!」

大希「僕大きくなってないもーん」

広樹「むわあああ」

続く


=天の声=
お待たせしました!!!!!!
っていうかお久しぶりです。
数週間ぶりの更新になっってしまいました...。
最近はリアルでもなかなかに忙しくて、やりたいことができない感じです...。
ショタおそはぼちぼち更新してきますので、どうぞ皆様見守っていただけます幸いです、、、

最新話が投稿されたときに通知がきますので、お気に入り登録も忘れずに!!!
ではでは
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