180 / 203
第2章 研究所、再び
Part23 ちょっとお風呂まで
搾精終了から数時間ほど経ち、晩御飯も済んだ頃。
大希「お風呂に行こう!」
広樹「…」
部屋のタオルを頭に乗せながら、大希が人差し指を広樹に当てている。
大希「どーしたのさーひろちゃ~ん?」
広樹「はいはい…」
広樹はめんどくさそうにして、座っていたベッドから立ち上がった。
広樹「つってもこの窓ひとつない監禁部屋なぁ、、、ビタミンとかなんとかが不足してるんだよな…」
大希「だからお風呂に行くんですよっ!」
広樹「わかりましたよ行きますとも」
大希「お部屋にお風呂ついてないんだししょうがないじゃん」
広樹「てっきり風呂がついてくるもんだと思ったけどなあ。臨時研究員とやらは。」
大希「それじゃあレッツゴー!」
大希が勢いよくドアを開けると、ゴンという音と共に、何かにドアがぶつかる感触がした。
繁晴「ぎゃ」
大希「うわぁっ、、」
慌ててドアの向こう側を見ると、同じようなパジャマを着ている男の子がおでこを抑えてしゃがみ込んでいた。
大希「わわわ、大丈夫…???」
凜人「はるぅーー!だれにやられたっ…」
広樹「(この子たち、確か新しい…)」
繁晴「だ、大丈夫です…ありがとうございます…。」
大希「ごめんねぇ…僕がもう少し気をつければよかった…」
凜人「だれ…?」
繁晴「凜人、ほ、ほらいくよ!お邪魔しちゃ悪いよ!」
繁晴は急いで凜人の手をひこうとした。
それを見た大希も慌ててこう言った。
大希「もしかしてお風呂?僕たちも一緒についていっていいかな?」
繁晴「一緒に、、はい、ぜんぜん大丈夫ですけど、、」
凜人「おー」
広樹「勝手に話を進めないのー。困ってたらどうすんだよ」
広樹が大希の頭に軽くチョップを落とす。
大希「あべしっ…」
広樹「邪魔じゃなかったらいいんだけど、どうかな?」
繁晴「全然そんなことないです!むしろ色々教えてほしいぐらいです…。」
大希「だってさー!よしっ!じゃあ早速行こう~!」
凜人「おー」
繁晴「お願いします、、、」
ーーー
大希「僕は小川大希っていうよ!よろしくね!」
広樹「流山広樹、こいつの幼馴染だ」
繁晴「佐倉繁晴です。」
凜人「守谷凜人。です。」
大希「二人はいくつなのー?」
繁晴「どっちも小6です。お二人は…?」
広樹「中1だな。じゃあ一個下か」
凜人「せんぱい…」
初めて「先輩」という言葉を使ったのか、凜人はその言葉の響きに感動している。
少し歩けば、そのまま大浴場に到着だ。
四人とも暖簾をくぐり、中の脱衣所に入っていく。
大希と広樹は慣れた手つきで服を一個ずつ外していく。
繁晴も上着に手をかけたが、その隣で手が止まっている凜人に気がついたようだ。
凜人「なんか、はずかしい…」
繁晴「いつもすぐに脱いでるじゃん」
凜人「それははるしかいなかったから…」
繁晴「大丈夫だよ。二人ともいい人そうだし」
凜人「、、わかった…」
納得したように凜人も服を脱ぎ始めた。
それ以外の三人は全裸になり、ミニタオルとさっと腰に巻く。
凜人「タオル、、忘れた、、」
繁晴「ええ…」
しょうがないので、繁晴は自分のタオルを外して、凜人の腰に巻き、それを結んだ。
繁晴は自分の股間を手で多少隠しながら、入り口へと進んでいった。
ガラガラ…
大浴場の中はすでに湯気が立ちこもっていた。
大希「じゃあとりあえず体洗おっか」
広樹「そーだな」
大希と広樹の先導に続いて、後ろの二人も洗い場で体を洗い始める。
その一方で…。
ーーー
日向「そろそろお風呂行こうよ~」
駿太「まあまあそう慌てないで~…」
パジャマという名の館内着を着て、日向と駿太の二人は廊下を歩いていた。
ことの始まりは数分前。
ーーー
駿太「新しい子もきたことだし、ちょっと挨拶回りに行こうよ!」
日向「ええ…。もし正体がバレたらどうするんだよ…」
駿太「大丈夫大丈夫~!そんな簡単に正体はバレません!」
日向「そうかぁ…?」
駿太「それにね、僕一人だけ、見覚えがある子がいたんだよね…。最初の映像で。」
日向「見覚え?」
駿太「うん…なんか、不登校になる前に見た気がするんだよね…。」
日向「…」
ーーー
駿太「まったく~人っこ一人もいない…。」
日向「だからもうお風呂行こうって~」
駿太「1日目だからちょっと怖いのかな?」
日向「話を聞きなさいっ!」
駿太「わぶぇっ!」
こちらもツッコミ役からのチョップが入った。
その後駿太は日向に連れられるがまま、大浴場へと向かった。
駿太「ひょっとしたら大浴場にいたりして~」
日向「どうだろうなー」
駿太「わっ、着替え四人分あるよ!!」
日向「まじか、、まさか本当に」
駿太「誰かな~ワクワクドキドキ~」
駿太は素早く上着とズボンを脱ぐと、そのまま乱暴にかごの中に入れて全裸で浴室へと向かっていった。
日向「もー低学年じゃないんだからー…」
日向はしっかりとミニタオルと持ってその後を追う。
ガラガラ!!
駿太「たーのもー!!!」
日向「うるさいっ!」
大希「あっ、駿太くんたちだ~」
広樹「お前らもきてたのか」
大希は髪の毛に泡がついたまま駿太の方へと駆け寄った
広樹「お風呂で走ったら転ぶぞ~」
繁晴「あの、あの人たちは…?」
広樹「ん?オレたちと同じ研究対象の子達だよ。」
繁晴「あれって…」
繁晴はシャワーヘッドを手に持って体のボディーソープを流しながら、大希と話している駿太のことを見ていた。
凜人「はるー、終わったー」
繁晴「ちょっと待ってて…すぐ終わるから、、」
駿太「大希さんは先に髪の毛流してきた方がいいんじゃないですか?」
大希「わ、髪の毛そのままだった…。」
大希がまた小走りでこちらの方に戻ってくる。
それについてくるかのように、駿太と日向も洗い場の方へとやってきた。
その時、繁晴と駿太の目が合ったかと思えば、繁晴は立ち上がった。
繁晴「駿太…?だよね、、、?」
駿太「…やっぱりね」
続く
=天の声=
登場人物が多いんじゃあ!!!
誰だよこんなに増やしたの(自分)
ではでは
大希「お風呂に行こう!」
広樹「…」
部屋のタオルを頭に乗せながら、大希が人差し指を広樹に当てている。
大希「どーしたのさーひろちゃ~ん?」
広樹「はいはい…」
広樹はめんどくさそうにして、座っていたベッドから立ち上がった。
広樹「つってもこの窓ひとつない監禁部屋なぁ、、、ビタミンとかなんとかが不足してるんだよな…」
大希「だからお風呂に行くんですよっ!」
広樹「わかりましたよ行きますとも」
大希「お部屋にお風呂ついてないんだししょうがないじゃん」
広樹「てっきり風呂がついてくるもんだと思ったけどなあ。臨時研究員とやらは。」
大希「それじゃあレッツゴー!」
大希が勢いよくドアを開けると、ゴンという音と共に、何かにドアがぶつかる感触がした。
繁晴「ぎゃ」
大希「うわぁっ、、」
慌ててドアの向こう側を見ると、同じようなパジャマを着ている男の子がおでこを抑えてしゃがみ込んでいた。
大希「わわわ、大丈夫…???」
凜人「はるぅーー!だれにやられたっ…」
広樹「(この子たち、確か新しい…)」
繁晴「だ、大丈夫です…ありがとうございます…。」
大希「ごめんねぇ…僕がもう少し気をつければよかった…」
凜人「だれ…?」
繁晴「凜人、ほ、ほらいくよ!お邪魔しちゃ悪いよ!」
繁晴は急いで凜人の手をひこうとした。
それを見た大希も慌ててこう言った。
大希「もしかしてお風呂?僕たちも一緒についていっていいかな?」
繁晴「一緒に、、はい、ぜんぜん大丈夫ですけど、、」
凜人「おー」
広樹「勝手に話を進めないのー。困ってたらどうすんだよ」
広樹が大希の頭に軽くチョップを落とす。
大希「あべしっ…」
広樹「邪魔じゃなかったらいいんだけど、どうかな?」
繁晴「全然そんなことないです!むしろ色々教えてほしいぐらいです…。」
大希「だってさー!よしっ!じゃあ早速行こう~!」
凜人「おー」
繁晴「お願いします、、、」
ーーー
大希「僕は小川大希っていうよ!よろしくね!」
広樹「流山広樹、こいつの幼馴染だ」
繁晴「佐倉繁晴です。」
凜人「守谷凜人。です。」
大希「二人はいくつなのー?」
繁晴「どっちも小6です。お二人は…?」
広樹「中1だな。じゃあ一個下か」
凜人「せんぱい…」
初めて「先輩」という言葉を使ったのか、凜人はその言葉の響きに感動している。
少し歩けば、そのまま大浴場に到着だ。
四人とも暖簾をくぐり、中の脱衣所に入っていく。
大希と広樹は慣れた手つきで服を一個ずつ外していく。
繁晴も上着に手をかけたが、その隣で手が止まっている凜人に気がついたようだ。
凜人「なんか、はずかしい…」
繁晴「いつもすぐに脱いでるじゃん」
凜人「それははるしかいなかったから…」
繁晴「大丈夫だよ。二人ともいい人そうだし」
凜人「、、わかった…」
納得したように凜人も服を脱ぎ始めた。
それ以外の三人は全裸になり、ミニタオルとさっと腰に巻く。
凜人「タオル、、忘れた、、」
繁晴「ええ…」
しょうがないので、繁晴は自分のタオルを外して、凜人の腰に巻き、それを結んだ。
繁晴は自分の股間を手で多少隠しながら、入り口へと進んでいった。
ガラガラ…
大浴場の中はすでに湯気が立ちこもっていた。
大希「じゃあとりあえず体洗おっか」
広樹「そーだな」
大希と広樹の先導に続いて、後ろの二人も洗い場で体を洗い始める。
その一方で…。
ーーー
日向「そろそろお風呂行こうよ~」
駿太「まあまあそう慌てないで~…」
パジャマという名の館内着を着て、日向と駿太の二人は廊下を歩いていた。
ことの始まりは数分前。
ーーー
駿太「新しい子もきたことだし、ちょっと挨拶回りに行こうよ!」
日向「ええ…。もし正体がバレたらどうするんだよ…」
駿太「大丈夫大丈夫~!そんな簡単に正体はバレません!」
日向「そうかぁ…?」
駿太「それにね、僕一人だけ、見覚えがある子がいたんだよね…。最初の映像で。」
日向「見覚え?」
駿太「うん…なんか、不登校になる前に見た気がするんだよね…。」
日向「…」
ーーー
駿太「まったく~人っこ一人もいない…。」
日向「だからもうお風呂行こうって~」
駿太「1日目だからちょっと怖いのかな?」
日向「話を聞きなさいっ!」
駿太「わぶぇっ!」
こちらもツッコミ役からのチョップが入った。
その後駿太は日向に連れられるがまま、大浴場へと向かった。
駿太「ひょっとしたら大浴場にいたりして~」
日向「どうだろうなー」
駿太「わっ、着替え四人分あるよ!!」
日向「まじか、、まさか本当に」
駿太「誰かな~ワクワクドキドキ~」
駿太は素早く上着とズボンを脱ぐと、そのまま乱暴にかごの中に入れて全裸で浴室へと向かっていった。
日向「もー低学年じゃないんだからー…」
日向はしっかりとミニタオルと持ってその後を追う。
ガラガラ!!
駿太「たーのもー!!!」
日向「うるさいっ!」
大希「あっ、駿太くんたちだ~」
広樹「お前らもきてたのか」
大希は髪の毛に泡がついたまま駿太の方へと駆け寄った
広樹「お風呂で走ったら転ぶぞ~」
繁晴「あの、あの人たちは…?」
広樹「ん?オレたちと同じ研究対象の子達だよ。」
繁晴「あれって…」
繁晴はシャワーヘッドを手に持って体のボディーソープを流しながら、大希と話している駿太のことを見ていた。
凜人「はるー、終わったー」
繁晴「ちょっと待ってて…すぐ終わるから、、」
駿太「大希さんは先に髪の毛流してきた方がいいんじゃないですか?」
大希「わ、髪の毛そのままだった…。」
大希がまた小走りでこちらの方に戻ってくる。
それについてくるかのように、駿太と日向も洗い場の方へとやってきた。
その時、繁晴と駿太の目が合ったかと思えば、繁晴は立ち上がった。
繁晴「駿太…?だよね、、、?」
駿太「…やっぱりね」
続く
=天の声=
登場人物が多いんじゃあ!!!
誰だよこんなに増やしたの(自分)
ではでは
あなたにおすすめの小説
【短編集】こども病院の日常
moa
キャラ文芸
ここの病院は、こども病院です。
18歳以下の子供が通う病院、
診療科はたくさんあります。
内科、外科、耳鼻科、歯科、皮膚科etc…
ただただ医者目線で色々な病気を治療していくだけの小説です。
恋愛要素などは一切ありません。
密着病院24時!的な感じです。
人物像などは表記していない為、読者様のご想像にお任せします。
※泣く表現、痛い表現など嫌いな方は読むのをお控えください。
歯科以外の医療知識はそこまで詳しくないのですみませんがご了承ください。
身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。