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第3章 時は巡って、思いを知る
Part8 転校生
(ここからはるくんが一人称になるお話です)
僕はもともと駿太と同じ学校にいたけど、4年生の時に転校したのは、知ってるよね。
前の学校から転校して、全く知らない街で、新しい環境に入って、ものすごく不安だった。
しかも僕、あんまり人と話すの得意じゃないし…。
前の学校でも、駿太くんと日向くんが話しかけてくれたから、一緒に仲良くできてて…。
そんな気持ちになって半年が過ぎた時。僕が5年生に上がると、凜人が来たんだ。転校生として。
「もりや…りんと…。よろ…しく…?」
凛とは3歳の頃からずっとアメリカで生活してて、でも親御さんの仕事で急に日本に戻ってくることになったみたい。
いわゆる帰国子女っていうやつ。
「ねーねー!どこから来たのー!?」
「どこ…ああ、あめりか…?」
「すごーい!!!ねえ、なんで日本帰ってきたのー?」
「え、あ、うーん…」
「英語喋ってみてー!なんでもいいからー!」
「え、えっと…Um…what do you mean…」(ど、どういう意味…?)
周りのクラスメイトが物珍しさで凜人のテーブルを囲った時も、凜人は日本語がわかんなくてね。
それで他のクラスメイトたちもどんどん興味がなくなっていって。凜人がきた3日後には、誰も凜人と喋らなくなっちゃったんだ…。
「…」
お昼休みの時、凜人はよく、窓側の席で腕を組んで、外の方を見てたんだ。
僕も遊びに誘ってくれる友達はいなかったから、その右後ろの席でそんな凜人をずっと見てた。
なんていうか、僕とすごく似てる、って思ってたんだと思う。
次の日も、凜人は外で降りしきる雨と、その雨の中、グラウンドでサッカーをするクラスメイトたちを見てた。
僕も、その右後ろの席でそんな凜人を見てた。
その時、何を思ったのか。僕は席を立った。
そのまま凜人の机の前まで歩いて、凜人の顔の目の前に僕の顔がくるようにしゃがんだ。
「だれ…」
「佐倉繁晴。はるって呼んでいいよ」
「はる………?」
「凜人、だよね?」
「…」
凜人は何も言わずにこくりとうなづいた。
「僕たち、友達にならない?」
「…ともだち?」
「うーん…。」
僕は少しだけ考えて、
「フレンド。ユー。ミー。」
「We are friend from now?」(僕たち、今から友達?)
「…何言ってるかわからないけど、い、イエス!」
「ともだち…。はる…よろ…しく、、、」
「うん。よろしく。凜人。」
そこから、僕はお母さんの持ってた電子辞書を学校に持ってきて、凜人に日本語を教え始めたんだ。
「凜人~。おはよ」
「はる…おはよ」
「眠い?」
「うん。」
「何時に寝たの?昨日」
「ねた…なんじ…when…ああ…。えっと、1じ…?」
「1時!?遅すぎるよ!だからこんなに眠いんだよ!何してたの?そんな時間まで」
「えっと…chatting with…あめりか、ともだち。」
「…」
「でも、はるも、ともだち…。えっと…ねる、早くする、ね…」
「…ふふ」
そんな感じで、僕は凜人と友達になってから1年経った。
続く
=天の声=
エロシーンがない!
次回、または次々回にありますよ!
ではでは
僕はもともと駿太と同じ学校にいたけど、4年生の時に転校したのは、知ってるよね。
前の学校から転校して、全く知らない街で、新しい環境に入って、ものすごく不安だった。
しかも僕、あんまり人と話すの得意じゃないし…。
前の学校でも、駿太くんと日向くんが話しかけてくれたから、一緒に仲良くできてて…。
そんな気持ちになって半年が過ぎた時。僕が5年生に上がると、凜人が来たんだ。転校生として。
「もりや…りんと…。よろ…しく…?」
凛とは3歳の頃からずっとアメリカで生活してて、でも親御さんの仕事で急に日本に戻ってくることになったみたい。
いわゆる帰国子女っていうやつ。
「ねーねー!どこから来たのー!?」
「どこ…ああ、あめりか…?」
「すごーい!!!ねえ、なんで日本帰ってきたのー?」
「え、あ、うーん…」
「英語喋ってみてー!なんでもいいからー!」
「え、えっと…Um…what do you mean…」(ど、どういう意味…?)
周りのクラスメイトが物珍しさで凜人のテーブルを囲った時も、凜人は日本語がわかんなくてね。
それで他のクラスメイトたちもどんどん興味がなくなっていって。凜人がきた3日後には、誰も凜人と喋らなくなっちゃったんだ…。
「…」
お昼休みの時、凜人はよく、窓側の席で腕を組んで、外の方を見てたんだ。
僕も遊びに誘ってくれる友達はいなかったから、その右後ろの席でそんな凜人をずっと見てた。
なんていうか、僕とすごく似てる、って思ってたんだと思う。
次の日も、凜人は外で降りしきる雨と、その雨の中、グラウンドでサッカーをするクラスメイトたちを見てた。
僕も、その右後ろの席でそんな凜人を見てた。
その時、何を思ったのか。僕は席を立った。
そのまま凜人の机の前まで歩いて、凜人の顔の目の前に僕の顔がくるようにしゃがんだ。
「だれ…」
「佐倉繁晴。はるって呼んでいいよ」
「はる………?」
「凜人、だよね?」
「…」
凜人は何も言わずにこくりとうなづいた。
「僕たち、友達にならない?」
「…ともだち?」
「うーん…。」
僕は少しだけ考えて、
「フレンド。ユー。ミー。」
「We are friend from now?」(僕たち、今から友達?)
「…何言ってるかわからないけど、い、イエス!」
「ともだち…。はる…よろ…しく、、、」
「うん。よろしく。凜人。」
そこから、僕はお母さんの持ってた電子辞書を学校に持ってきて、凜人に日本語を教え始めたんだ。
「凜人~。おはよ」
「はる…おはよ」
「眠い?」
「うん。」
「何時に寝たの?昨日」
「ねた…なんじ…when…ああ…。えっと、1じ…?」
「1時!?遅すぎるよ!だからこんなに眠いんだよ!何してたの?そんな時間まで」
「えっと…chatting with…あめりか、ともだち。」
「…」
「でも、はるも、ともだち…。えっと…ねる、早くする、ね…」
「…ふふ」
そんな感じで、僕は凜人と友達になってから1年経った。
続く
=天の声=
エロシーンがない!
次回、または次々回にありますよ!
ではでは
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