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第一章 開戦
第14話 囚われたソラ
ソラたちは、秘道の入口までたどり着いた。
神秘の古代都市ドラド。今なお聖地と呼ばれるこの都市は、かつて神意に閉ざされ、秘道を使わなければ辿り着くことすら出来なかったという。今や神秘は失われ、ドラドは開かれている。ただ聖地として、この地を契約の締結場として用いる慣習が残るのみだ。
だが帝国からも王国からも記録すら失われたその秘道は、失われてはいなかった。
ドラドが開かれた今、使うものはいない。しかし定められた手順を踏まなければ行き来出来ない神秘の道は、彼等の逃走路には最適だった。
彼らが来た往路の道は、既に封鎖されている。ドラドの周囲は帝国軍に包囲され、逃げ延びる可能性はこの秘道のみとなった。
ソラはリゼから託されたペンダントを、台座に載せた。丸石の中央に、光の円が浮かび上がった。ソラがそこに右手を当てると、外部へ通じる秘道の道順を示す符号列が浮かび、消えた。
光が消えると、低い音を立て、蔦に覆われた秘道の入口が、姿を見せ始めた。秘道に入ってしまえば、もう道順を知る者以外に追う術はない。
しかし。ぴくりと、バルカがその気配を察知して顔を上げた。「追っ手だ。」短く警告する。だが早すぎる。
この入口の場所すら、知らぬ者には辿り着けるものではない。「リゼ、いや、アカリだな。」レオが呟いた。信じられない。あの二人から情報が漏れるなど。だが、気配は迷わず、真っ直ぐこちらに向かっていた。徐々に口を開けつつある入口は、まだ人が入れる程には開いていない。「バルカ、レオを頼みます!」ソラは入口の場所を悟られぬよう、側道に駆け出て迎え撃った。レオが秘道に入り、はじめの分岐を抜けるまで。それまで時間を稼ぐ。ソラは電光石火、四人の追っ手を斬り捨て、構えた。
ゆっくりと、秘道の入口は開いていく。バルカは剣鉈を抜き、入口の蔦を振り払った。腕一本、頭一つ分。そして肩幅程に入口は広がってゆく。ようやく人ひとり入れる程に入口が開くと、バルカは指笛を吹き、ソラに合図を送る。そして開いた穴にレオと共に飛び込んだ。
更に二人の追っ手を斬り捨てたソラの耳に、バルカの指笛が届いた。レオは逃げ延びた。ソラは安堵しつつ辺りを伺う。敵兵は次々と迫った。これでは、後を追い秘道に入る選択肢は無い。
追っ手を惹き付けつつ単身逃げ延びる。
逃走経路を探りつつ、迎撃の構えをとったソラの首筋に、ちくりと何かの感触があった。吹き矢だ。毒が仕込まれている。ソラは脱力して崩れ落ちた。『レオ、どうか無事で。』動かぬ体を殺到した追っ手に取り押さえられ、ソラは囚われの身となった。
神秘の道順を知らぬ帝国兵に、レオを追う術はない。道順を知るソラが、その秘密を吐かない限りは。レオを守るため、捕われたソラの孤独な戦いが始まる。
バルカの指笛に、ソラの返事はなかった。
代わりに響いたものは、医官の蟲笛だった。蟲笛とは医官達がホゾを使役するのに用いる器具だが、可聴域ぎりぎりの不快な高音は、数km先まで届く通信器としても用いられた。その音色を聞いたバルカは、ソラが囚われた事を知った。
秘道に入ったレオとバルカは、全速で駆けた。
秘道は一本道だ。ソラが自白すれば即座に追っ手がかかる。追いつかれる前に駆け抜けなければならない。一つ、二つ分岐を曲がって駆け抜ける。だが、三つ目の分岐を通過した所で、レオは立ち止まった。
「すまないバルカ。僕は戻る。手伝ってくれないか?」レオは頭を下げた。ソラを助けに戻ると、レオは言った。レオの行方を追及する帝国の拷問は、レオを捕らえるまで終わらない。
このままレオが逃げ延びる事は、ソラという人間の終わりを意味した。
バルカは選択を迫られる。断るという選択はない。拒否すれば、レオはバルカを置いて単身引き返してしまうからだ。共にソラを救いに戻るか、力ずくでレオを連れて逃げるかだ。
救いに戻る選択肢は有り得なかった。
今は追う術がなくとも、二人を探し回る帝国兵の気配は、周囲に満ちていた。彼らが移動するまでこの場でやり過ごし、秘道を引き返して帝都に潜む。どれ程少なく見積っても、二日。それまでにソラが口を割れば、戻る彼等は追っ手と鉢合わせる事になる。そして、人の身で二日間、帝国の拷問医官の尋問に耐え切ることなど不可能なのだ。
無理にでもレオを逃がそうと、腕力に訴えようとしたバルカの脳裏に、声が響いた。『私は、騎士ですから。』馬鹿な。何故今あの女を思い出す。ほんの数日、共に戦支度に奔走しただけの女を。
レオを逃す為に盾となった彼女もまた、生きていれば帝国の捕虜となっている。そう思った時、バルカの胸は強く締め付けられた。
バルカは拳の力を抜いてレオに向き直った。戻るのならば、レオの口から聞いておかなければならない言葉がある。
バルカの問いに、レオはきっぱりと答えた。「ああ。僕はソラが好きだ。ソラを救い出したら、僕はソラに告白する。」堂々と言い切ったレオに、バルカは目を丸くした。『まだそこからかよ!』だがレオらしい。
はははと、バルカは声を上げて笑った。彼はレオを守る為、死地に向かう覚悟を固めたのだ。
二人は、野営の支度に取り掛かった。
食事を済ませ、仮眠をとった二人は、深夜になり動き出した。
追っ手の気配は消えていた。
二人は来た道を戻り始めた。進んだと偽装して帝都に潜伏し、救出の機会を伺う。ソラを救い出す。手遅れになる前に。決意と共に二人は帝都への道を進んだ。
囚われたソラは帝都の地下深く、尋問用の石牢に運ばれた。
装備を奪われ、全ての着衣を剥ぎ取られたソラは、綿密な身体検査を受けた後、拷問医官の医師長の前に突き出された。吹き矢の毒に未だ力が戻らぬ身体を、両脇を抱えられて立たされている。
「ソラ!来たのね。」医師長の傍らに、アカリが立っていた。すっ裸のソラとは対照的に、儀礼用の鎧をかっちりと身につけている。
アカリは医師長に何事か囁くと、ソラに近づいた。「ソラ、秘道の道順を教えて。」怖い程、艶のある声だった。「団長?」ソラの唇が震えた。「悪いことは言わないわ。今すぐに教えなさい。それがあなたの為よ?」ソラは動揺した。「団長。どうして。」ソラの瞳が潤んだ。「貴女にもすぐに分かるわ。」ソラにそう告げたアカリは、質問を止めてソラに命じた。「名乗りなさいソラ。」
その時、左右の医官が更にソラの膝を抱えて持ち上げた。
裸の股をがばっと広げられ、M字開脚の姿勢になる。こんな惨めな姿で騎士の名乗りを上げるなんて、出来ない。
ソラは恥辱に歪む口元を引き締めて黙秘する。だがアカリは容赦しなかった。「名乗りなさいソラ。騎士の誇りを汚すことは許しません。」
騎士が名を隠す事は、恥にほかならない。たとえ裸に剥かれ、大股を開かれた惨めな姿であろうと。
「シルヴヴァイン王国近衛兵団、ソラ=アエリア。」ソラはせめて堂々と、己の名を告げた。
だが、その誇りが彼女をさらに辱める。
裸の股間を何もかも丸出しにした女が、騎士の名乗りを上げるのは、見るものにとって滑稽な見世物でしかなかった。周囲から失笑が湧いた。「団長代理を忘れているわ。ソラ、」羞恥に身悶えるソラに、アカリは残酷な補足を加えた。
弱った心に畳み掛ける様に、これから秘部に挿入される淫魔生物を見せつけられた。「ホゾよ。これが今からあなたの膣と尿道に挿入るの。」幾重にも折り重なりぐるぐると蠢き続ける触腕の束を見て、ソラは絶句した。
入るはずがない。こんなものを、大切なところに挿れていいはずがない。怯えたソラは、無意識にふるふると首を振った。その恐ろしいものから、目を逸らすことが出来ない。
無情にも、拷問医官達はすぐにホゾの挿入に取り掛かった。「いや!やめて!挿れないで!」ソラは狼狽して叫んだ。
両膝を抱えられ、開いた股間に、悍ましい異物が押し当てられた。
ソラの恐怖を煽るように、ゆっくりと、慎重に、ソラの身体に押し込んでゆく。「駄目っ!そんなの挿れちゃ駄目!お願い止めて!」うねる異物が内臓に侵入する異様な感覚にソラは遂に泣き出した。
挿入が終わると、ソラは媚毒の盥に漬けられ、四肢を四方に引かれて拘束された。
怯えきったソラに、拷問医官が迫った。
神秘の古代都市ドラド。今なお聖地と呼ばれるこの都市は、かつて神意に閉ざされ、秘道を使わなければ辿り着くことすら出来なかったという。今や神秘は失われ、ドラドは開かれている。ただ聖地として、この地を契約の締結場として用いる慣習が残るのみだ。
だが帝国からも王国からも記録すら失われたその秘道は、失われてはいなかった。
ドラドが開かれた今、使うものはいない。しかし定められた手順を踏まなければ行き来出来ない神秘の道は、彼等の逃走路には最適だった。
彼らが来た往路の道は、既に封鎖されている。ドラドの周囲は帝国軍に包囲され、逃げ延びる可能性はこの秘道のみとなった。
ソラはリゼから託されたペンダントを、台座に載せた。丸石の中央に、光の円が浮かび上がった。ソラがそこに右手を当てると、外部へ通じる秘道の道順を示す符号列が浮かび、消えた。
光が消えると、低い音を立て、蔦に覆われた秘道の入口が、姿を見せ始めた。秘道に入ってしまえば、もう道順を知る者以外に追う術はない。
しかし。ぴくりと、バルカがその気配を察知して顔を上げた。「追っ手だ。」短く警告する。だが早すぎる。
この入口の場所すら、知らぬ者には辿り着けるものではない。「リゼ、いや、アカリだな。」レオが呟いた。信じられない。あの二人から情報が漏れるなど。だが、気配は迷わず、真っ直ぐこちらに向かっていた。徐々に口を開けつつある入口は、まだ人が入れる程には開いていない。「バルカ、レオを頼みます!」ソラは入口の場所を悟られぬよう、側道に駆け出て迎え撃った。レオが秘道に入り、はじめの分岐を抜けるまで。それまで時間を稼ぐ。ソラは電光石火、四人の追っ手を斬り捨て、構えた。
ゆっくりと、秘道の入口は開いていく。バルカは剣鉈を抜き、入口の蔦を振り払った。腕一本、頭一つ分。そして肩幅程に入口は広がってゆく。ようやく人ひとり入れる程に入口が開くと、バルカは指笛を吹き、ソラに合図を送る。そして開いた穴にレオと共に飛び込んだ。
更に二人の追っ手を斬り捨てたソラの耳に、バルカの指笛が届いた。レオは逃げ延びた。ソラは安堵しつつ辺りを伺う。敵兵は次々と迫った。これでは、後を追い秘道に入る選択肢は無い。
追っ手を惹き付けつつ単身逃げ延びる。
逃走経路を探りつつ、迎撃の構えをとったソラの首筋に、ちくりと何かの感触があった。吹き矢だ。毒が仕込まれている。ソラは脱力して崩れ落ちた。『レオ、どうか無事で。』動かぬ体を殺到した追っ手に取り押さえられ、ソラは囚われの身となった。
神秘の道順を知らぬ帝国兵に、レオを追う術はない。道順を知るソラが、その秘密を吐かない限りは。レオを守るため、捕われたソラの孤独な戦いが始まる。
バルカの指笛に、ソラの返事はなかった。
代わりに響いたものは、医官の蟲笛だった。蟲笛とは医官達がホゾを使役するのに用いる器具だが、可聴域ぎりぎりの不快な高音は、数km先まで届く通信器としても用いられた。その音色を聞いたバルカは、ソラが囚われた事を知った。
秘道に入ったレオとバルカは、全速で駆けた。
秘道は一本道だ。ソラが自白すれば即座に追っ手がかかる。追いつかれる前に駆け抜けなければならない。一つ、二つ分岐を曲がって駆け抜ける。だが、三つ目の分岐を通過した所で、レオは立ち止まった。
「すまないバルカ。僕は戻る。手伝ってくれないか?」レオは頭を下げた。ソラを助けに戻ると、レオは言った。レオの行方を追及する帝国の拷問は、レオを捕らえるまで終わらない。
このままレオが逃げ延びる事は、ソラという人間の終わりを意味した。
バルカは選択を迫られる。断るという選択はない。拒否すれば、レオはバルカを置いて単身引き返してしまうからだ。共にソラを救いに戻るか、力ずくでレオを連れて逃げるかだ。
救いに戻る選択肢は有り得なかった。
今は追う術がなくとも、二人を探し回る帝国兵の気配は、周囲に満ちていた。彼らが移動するまでこの場でやり過ごし、秘道を引き返して帝都に潜む。どれ程少なく見積っても、二日。それまでにソラが口を割れば、戻る彼等は追っ手と鉢合わせる事になる。そして、人の身で二日間、帝国の拷問医官の尋問に耐え切ることなど不可能なのだ。
無理にでもレオを逃がそうと、腕力に訴えようとしたバルカの脳裏に、声が響いた。『私は、騎士ですから。』馬鹿な。何故今あの女を思い出す。ほんの数日、共に戦支度に奔走しただけの女を。
レオを逃す為に盾となった彼女もまた、生きていれば帝国の捕虜となっている。そう思った時、バルカの胸は強く締め付けられた。
バルカは拳の力を抜いてレオに向き直った。戻るのならば、レオの口から聞いておかなければならない言葉がある。
バルカの問いに、レオはきっぱりと答えた。「ああ。僕はソラが好きだ。ソラを救い出したら、僕はソラに告白する。」堂々と言い切ったレオに、バルカは目を丸くした。『まだそこからかよ!』だがレオらしい。
はははと、バルカは声を上げて笑った。彼はレオを守る為、死地に向かう覚悟を固めたのだ。
二人は、野営の支度に取り掛かった。
食事を済ませ、仮眠をとった二人は、深夜になり動き出した。
追っ手の気配は消えていた。
二人は来た道を戻り始めた。進んだと偽装して帝都に潜伏し、救出の機会を伺う。ソラを救い出す。手遅れになる前に。決意と共に二人は帝都への道を進んだ。
囚われたソラは帝都の地下深く、尋問用の石牢に運ばれた。
装備を奪われ、全ての着衣を剥ぎ取られたソラは、綿密な身体検査を受けた後、拷問医官の医師長の前に突き出された。吹き矢の毒に未だ力が戻らぬ身体を、両脇を抱えられて立たされている。
「ソラ!来たのね。」医師長の傍らに、アカリが立っていた。すっ裸のソラとは対照的に、儀礼用の鎧をかっちりと身につけている。
アカリは医師長に何事か囁くと、ソラに近づいた。「ソラ、秘道の道順を教えて。」怖い程、艶のある声だった。「団長?」ソラの唇が震えた。「悪いことは言わないわ。今すぐに教えなさい。それがあなたの為よ?」ソラは動揺した。「団長。どうして。」ソラの瞳が潤んだ。「貴女にもすぐに分かるわ。」ソラにそう告げたアカリは、質問を止めてソラに命じた。「名乗りなさいソラ。」
その時、左右の医官が更にソラの膝を抱えて持ち上げた。
裸の股をがばっと広げられ、M字開脚の姿勢になる。こんな惨めな姿で騎士の名乗りを上げるなんて、出来ない。
ソラは恥辱に歪む口元を引き締めて黙秘する。だがアカリは容赦しなかった。「名乗りなさいソラ。騎士の誇りを汚すことは許しません。」
騎士が名を隠す事は、恥にほかならない。たとえ裸に剥かれ、大股を開かれた惨めな姿であろうと。
「シルヴヴァイン王国近衛兵団、ソラ=アエリア。」ソラはせめて堂々と、己の名を告げた。
だが、その誇りが彼女をさらに辱める。
裸の股間を何もかも丸出しにした女が、騎士の名乗りを上げるのは、見るものにとって滑稽な見世物でしかなかった。周囲から失笑が湧いた。「団長代理を忘れているわ。ソラ、」羞恥に身悶えるソラに、アカリは残酷な補足を加えた。
弱った心に畳み掛ける様に、これから秘部に挿入される淫魔生物を見せつけられた。「ホゾよ。これが今からあなたの膣と尿道に挿入るの。」幾重にも折り重なりぐるぐると蠢き続ける触腕の束を見て、ソラは絶句した。
入るはずがない。こんなものを、大切なところに挿れていいはずがない。怯えたソラは、無意識にふるふると首を振った。その恐ろしいものから、目を逸らすことが出来ない。
無情にも、拷問医官達はすぐにホゾの挿入に取り掛かった。「いや!やめて!挿れないで!」ソラは狼狽して叫んだ。
両膝を抱えられ、開いた股間に、悍ましい異物が押し当てられた。
ソラの恐怖を煽るように、ゆっくりと、慎重に、ソラの身体に押し込んでゆく。「駄目っ!そんなの挿れちゃ駄目!お願い止めて!」うねる異物が内臓に侵入する異様な感覚にソラは遂に泣き出した。
挿入が終わると、ソラは媚毒の盥に漬けられ、四肢を四方に引かれて拘束された。
怯えきったソラに、拷問医官が迫った。
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