NTR興国紀

たかした

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第四章 雌伏

第29話 交合の歓喜

     押し下げられた勢いそのままに、医官のペニスがソラの奥深く迄浸入した。
「うはああっ!!」
ソラの頭が閃光に染まり、一気に絶頂が駆け上がった。

     激しい絶頂は、腹の中にとぐろを巻く淫欲と混ざりあって更なる欲情をもたらした。ソラは歯を食いしばって一瞬腰の動きを止めた。だが、それが限界だった。
「あ、はあぁ。」
ソラは一筋涙を流すと、猛然と腰を使い始めた。
『きもちいい!きもちいい!ぎもちいい!!!』

     ホゾに性器を封印されたソラは、ペニスを渇望しながらも責め苦に耐え、歩き続けた。その願いは、最悪な形で叶えられた。
「っ!すごいっ!いいっ!あああぁ"っ!」
状況は最悪でも、快感は最高だった。

     ソラはリズミカルに腰を打ち続ける。「あっ!」「あっ!」「あっ!」打つ度に嬌声が迸った。
     やがて絶頂の悦びがソラを包む。一つ。また一つ。絶頂の悦びが重なる。ソラは背筋を仰け反らせて五度目の絶頂を受け入れると、満足して脱力した。

     医官は繋がったままソラを仰向けにし、体勢を入れ替えた。今度は医官が腰を使う番だ。正常位の形で、小刻みに腰が振られる。
     奥を突かれ、一突き毎に雁首に弱い所を擦りあげられ、ソラは身を捩って悶絶した。
「あうそ!まって!いまはだめ!逝ってる!わたし逝ったの!いま突いちゃだめえっ!」
医官は懇願を無視して突き続けた。

     ソラは堪らず医官に縋り付いた。裸の肌と肌が触れ、悶えるソラに強烈に性交を意識させた。それは、ソラが拷問の中で妄想した愛する人とのセックスそのままの体勢だった。嫌悪感にソラは眉を寄せ、首を振っていやいやをした。

     だが、腰の動きは止まらない。一つ、二つ。絶頂を積み重ねられ、ソラの顔は蕩けた。その手はしっかりと医官の背に回され、脚は腰に絡みつく。やがてその背は仰け反り、一際深い絶頂がソラを包むと、同時に医官の精子がソラの奥を叩いた。
     今度こそソラは脱力した。医官はペニスを挿れたまま首筋や胸、腹を指圧して後戯を行い、ソラに余韻を味わう事を許した。快楽の余波で、その内腿はぴくぴくと痙攣していた。怖いほど、気持ちよかった。

     医官はペニスを抜くと護送車の隅で身を清めて身なりを整えた。
     ソラの周りには医官が群がり、ソラの後始末を始めた。身体を拭いて清めると、今度はたっぷりと薬油をまぶしつけ、ソラの身体を撫で回し始めた。

     隣では、別の医官が服を脱ぎ、床に横になるところだった。それを見て、ソラはあれ程深い絶頂を極めたセックスは、これから始まる輪姦の一人目でしかなかった事を悟った。
     そしてソラを撫で回す無数の指は、次の交尾に備えた前戯なのだ。

     ソラは震え上がった。寄って集って前戯を施してソラを堪らなくさせてから、ソラの弱点を知り尽くした医官との性交をさせられる。
     医官はこんなに大勢いるのだ。一体何度逝けば許されるのだろう。

     前戯は佳境に入っていた。ソラの乳首は凝り立ち、クリトリスは痛い程勃起している。淫口は、たっぷりと蜜を湛え、糸を引いてすっかり受け入れ準備を整えていた。
     ソラは、医官の一人一人がソラの性感帯を完璧に把握している事を思い知らされた。

     的確に刺激され焦らされ、もう欲しくて欲しくて堪らない。絶妙な力加減は、ソラが逝くのを回避しつつ、絶頂を超えてその身を昂らせていった。
「ああっ!はやく!はやくいれてっ!」
ソラは我が身を守る為に哀願した。医官はこの護送車の中だけでも十人以上いるのだ。一度の前戯で消耗し尽くす訳にはいかなかった。
     二人目のペニスが挿入された瞬間、ソラは先程にも増して深い絶頂に昇った。

     護送車は王国軍に捕捉されないよう、進路を巧みに変えながら国境を目指して平原を駆けた。国境を越えるまでの二日間、ソラは代わる代わる医官に嬲られ続けた。

     極限の官能に晒されるソラの嬌声が、平原に響いた。
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