異世界へ行きたいと思ったら行けちゃった...~思い描いてたスキルを携えて~

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始まり

23,フリマで物色

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晩御飯が2回連続お肉だとちょっと飽きてくる。贅沢な悩みなのは、周りを見るとわかる。ちゃんと味の着いた肉を振る舞われ美味しそうに頬張り、周りの冒険者やたまたま居合わせた客から果物やお酒を奢ってくれて楽しんだ。御飯後のお楽しみタイム、好きなデザートに舌鼓してからいつもの浄化をして部屋へ戻った。

今日こそは「俺にもアウラを抱かせてくれ!」と友人達が言ってきたが、「この娘は僕のだ!」壁に寄せて、落ち防止をしている自分のベッドに向かった。今日もアウラを抱いて眠りにつく、まだ栄養が足りてない小さい体だがプニプニしてとても抱き心地が良く快眠できた。

朝は毎度の事でアウラに起こして貰って、友達も目を覚まし始めていて、慣れてきた様だ。そんな友人達にドヤ顔で「僕の目覚まし羨ましいだろ!」流石に頭を全員から叩かれた。揃って食堂に行き珍しいと言われ、御飯を食べて準備をし食堂前に集まり2組に別れ目的地へ。

女性陣はまず宝石店へ、サクヤ達に何しに行くのか聞かれエメラルドが欲しいと言った。スキルでエメラルドが必要になって、もし採掘で手に入らなかったら計画の進みが悪くなる事を伝えた。宝石店に着き……、エメラルド2種類有った。宝石と魔宝石……、桁が違いすぎる。もちろん買う方は宝石の方です。銀貨50枚の小指の爪位のを1つ買って、みんなの方を見る綺麗な宝石に目を輝かせていた。

無駄遣いしないように手に持ってる物を返して、直ぐに外へ……。ブーブー言われたけど「フリマに行くんでしょ?軍資金は、多い方が良いんじゃない?」

しぶしぶ歩き出し、昨日の鬼戦闘のおかげなのか体の脂肪がかなり消えてうっすら見える筋肉……。体が軽くて、ずっとアウラを抱き上げてられる。不思議に気が付いた時、まるで心の声を聞いた様なタイミングでサクヤから「回復魔法で、無理矢理鍛えたから3,4週間分の筋トレを行ったのと同じ効果を得たようですね?コレからは買い物位はアウラと一緒いてください」嬉しい誤算だった。一目惚れに近い、この娘を抱き上げて居られる。コレからはかなり動くし、普通の冒険者位には筋肉付けたいな~。

フリマ開催中の公園に着いた。はぐれない様に皆で手を繋いで端から見ていく、掘り出し物何か無いかな……。

1軒目は仏像……ん?この世界にも仏像ってあるんだ……。どっかの勇者が広めたのかな?
2軒目は石ころ……、鑑定すると微量の金や銀が含まれてる。抽出が大変そうな石だな……。
何軒目かで、オセロやトランプ等が売ってる店が有った。ほとんど銀貨1枚で買えるので、全種類を買って木箱に入れてインベントリにしまった。

このインベントリは、箱に複数の物を入れて片付ける事で1枠で『ボードゲーム等』と名前を記入しコンパクトにできる。箱の中で1番多い物の名前が付く事もある。他にも『服や下着』って箱も入ってる。各国が勇者召喚をしまくってるので、色んな物が売られててフリマでも楽しくなる。

屋台が並んで、型を抜くとお金が貰えるのも有った。僕これ得意なんだよな~「サクヤ~この型屋をちょっとやっても良いか~?」保護者役のサクヤに聞いてみる。「型屋ですか……、みんなでやってみましょう。5枚だけですよ?時間がもったいないので」わらわらと型のおっちゃんに群がり500ゴルド支払い5枚の型を貰って、さぁ~やるぞ~。

サクヤは慎重に削っていくだけど(ピシッ)あ~割れちゃった。ソフィアとアカネは素手折り諦めてるなぁ、エマとカオルは集中モード。さて僕もやるかな、型は日本と同じで傘、牛、花、ウサギ、ハンマーをもらった。傘と花は細いところ在るから諦めて牛とウサギとハンマーを仕上げていく。ちょっとズルい技……、手を暖めて手汗を出して型を掌に置いて湿らせる。溝が湿って、削り易い割れ易くもなる。掌で削れば振動で割れることが無くなるし、柱に寄りかかりながら仕上げていく。

3枚削り終わって周りを見ると、ソフィアちゃん達とサクヤはすでに終わっていた「お兄ちゃんできたの?」頷いて「3枚抜けたおっちゃんとこ行こう」型屋のおっちゃんが3枚を見て、1枚この端が甘いとその場で削って渡す。綺麗にできた……、おっちゃんも「(チッ)できてるな、成功報酬は情報だフリマで何が買いたかった?」

え?フリマ情報が報酬か……、何か欲しい物か……。「野菜や果物の種とか調理魔導具、新鮮な卵とかって在りますか?さとうきびも欲しいな」おっちゃんの情報で種と調理道具と素人でも売れる魔道具の場所を教えて貰い、新鮮な卵は王城の近くの店にあるはずと言われた。

さとうきびは、おっちゃんがくれた。噛る用の3本オヤツだね?「ありがとう」と言って型屋から離れ買い物再開~。情報通り植物の種がまとめ売りされてたり、単品でヤシの実やカカオの実が販売されてた。店番に聴いた「種ぽいからダンジョンで拾ったが冒険者ギルドで買って貰えなくてな困ってたんだ銅貨50でどうだ?」売り場にある5個を全部買って「食べれるようになるか試してみるよ」と言って次へ行く。

次に訪れた店で調理道具が売ってた、カオルちゃんの目が輝いてる。「兄ちゃっ兄ちゃっコレ!浄化魔法使っていつでも綺麗になるまな板!あ!」なにかに気が付いて「コレもコレも!」とカオルちゃんに、手を引かれて店の中を連れ回された。他のメンバー?僕らを放置して、ゆっくり物色してますよ?

ここで買った物は数十点になった。買い物が終わってからホクホク顔のカオルは(ハッ!)と気が付いた。自分のお小遣いじゃ全く足りてなかった事を……。ソーッ僕の顔の覗き込んで「お金足りなかった……、ごめんなさい」と謝って来たが「みんなで料理する為の物だから、生活費って事でこっちの袋から使ったよ。だから心配しなくて大丈夫だ」カオルちゃんの顔が(パァ~)と明るくなる「あのね、あのね」と手を上に広げて言ってくる。どうしたんだろと……、しゃがんで近づくと「チュッ」頬にキスをされ「お兄ちゃん大好き」と抱き付かれた。(ガチャ……ギィィィ)新しい扉が開かれた(良いじゃない男の娘でも、可愛いなら大丈夫だ)昔、誰かが言ってた気がする……。

抱き上げられているアウラが、頬を『プクー』と膨らませて反対の頬にキスをしながら満足顔になる。可愛らしアクセサリー等を買いながら、王城付近の肉屋で鶏の卵を10個パック5個購入インベントリに収納。ソコから引き返して中央の噴水で、魚串やドーナッツなどを食べ僕らは宿屋に帰った。

こんな感じにのんびりした日も、あった方が良いかもね。今日が最後にならないように……、明日は慎重に行動してなんとかたどり着きたいな。
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