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第一部ルート6「終焉」~それぞれの道~
戦闘9
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鳴り響く銃声が部屋を埋め尽くす。
俺が暴発させた銃弾は、クイナの頬をかすめただけだった。
やむ終えず最終手段である血の力を解放させる。
周辺の情景全ては時が止まっているように、ゆっくりゆっくりと動き出した。
直撃寸前のクイナの一撃を回避しようと集中して手を動かそうとした瞬間である…。
天井に空いた穴からシエルが落下して来ているのが見えた。
まさにクイナの頭のギリギリのところで、直接足で攻撃を加えようと振り抜かれている途中だった。
どういう状況で一階に居たはずのシエルが、この場所に来て居るのかが不思議でならないかった…。
これだけの考える時間があるという事も、血の力がいかに凄い能力を持っているかが理解できる。
今回で最後に使える血の力…。
これ以上は無駄には出来ない。
俺は回避行動を続行する。
胸に紙一重の場所でクイナの腕が止まっているのを、自分の腕を器用に使い体制を反らしながら攻撃を去なす。
ゆっくりとは言えど、パワーはそのまま残っているのでノソノソと床が抉れて破壊された。
クイナの表情は勝ち誇ったような顔でこちらを見下している。
超スローモションでなければこの表情は、すぐに疑問の表情に変わっているであろう。
俺への攻撃が外れたのだから…。
まだ血の力は継続しており最初の動きよりは加速しているが、戦闘能力としてはまだまだ使い道がある。
クイナの表情が乱れてくる様子が手に取るようわかる。
シエルが蹴り込んでいた攻撃が頭部に当たりはじめていた。
クイナの耐久性ならほぼダメージは無いであろうが、自分の危機を思って飛び込んで来てくれたシエルの行動は嬉しいものである。
俺は腕を無理に動かしてシエルの蹴りに合わせ同じ方向へ飛ぶように位置を調整しつつ、クイナの顔面に素早く拳を爽快に入れこんだ。
ゆっくりと動いていた情景が次第に2倍速…4倍速と加速をはじめて、クイナの体はそれに合わせて壁に吸い寄せられていった。
血の力が収まり元の状態に戻った瞬間、クイナは轟音と共に壁に激突する。
「ぐぎゃぁふっ!」
情けない声を上げるクイナ。
流石の奴も相当のダメージを負ったはずだ。
「あ、あれ?」
シエルは自分が蹴った威力に対して、驚いた表情を浮かべている。
空中にしばらくとどまっていたが、重力に導かれるように落下を始めた。
俺はとっさにシエルの足首を片手でキャッチした。
逆さ吊り状態で顔が地面に激突ギリギリで静止する事に成功する。
「危なかったな。」
「あ、ありがとう。」
シエルはまだ状況が把握出来ていないのか、お礼と共に呆気にとられた顔を浮かべていた。
俺はシエルをゆっくりと下におろして、一呼吸おいた後にクイナの状態を確認した。
俺が暴発させた銃弾は、クイナの頬をかすめただけだった。
やむ終えず最終手段である血の力を解放させる。
周辺の情景全ては時が止まっているように、ゆっくりゆっくりと動き出した。
直撃寸前のクイナの一撃を回避しようと集中して手を動かそうとした瞬間である…。
天井に空いた穴からシエルが落下して来ているのが見えた。
まさにクイナの頭のギリギリのところで、直接足で攻撃を加えようと振り抜かれている途中だった。
どういう状況で一階に居たはずのシエルが、この場所に来て居るのかが不思議でならないかった…。
これだけの考える時間があるという事も、血の力がいかに凄い能力を持っているかが理解できる。
今回で最後に使える血の力…。
これ以上は無駄には出来ない。
俺は回避行動を続行する。
胸に紙一重の場所でクイナの腕が止まっているのを、自分の腕を器用に使い体制を反らしながら攻撃を去なす。
ゆっくりとは言えど、パワーはそのまま残っているのでノソノソと床が抉れて破壊された。
クイナの表情は勝ち誇ったような顔でこちらを見下している。
超スローモションでなければこの表情は、すぐに疑問の表情に変わっているであろう。
俺への攻撃が外れたのだから…。
まだ血の力は継続しており最初の動きよりは加速しているが、戦闘能力としてはまだまだ使い道がある。
クイナの表情が乱れてくる様子が手に取るようわかる。
シエルが蹴り込んでいた攻撃が頭部に当たりはじめていた。
クイナの耐久性ならほぼダメージは無いであろうが、自分の危機を思って飛び込んで来てくれたシエルの行動は嬉しいものである。
俺は腕を無理に動かしてシエルの蹴りに合わせ同じ方向へ飛ぶように位置を調整しつつ、クイナの顔面に素早く拳を爽快に入れこんだ。
ゆっくりと動いていた情景が次第に2倍速…4倍速と加速をはじめて、クイナの体はそれに合わせて壁に吸い寄せられていった。
血の力が収まり元の状態に戻った瞬間、クイナは轟音と共に壁に激突する。
「ぐぎゃぁふっ!」
情けない声を上げるクイナ。
流石の奴も相当のダメージを負ったはずだ。
「あ、あれ?」
シエルは自分が蹴った威力に対して、驚いた表情を浮かべている。
空中にしばらくとどまっていたが、重力に導かれるように落下を始めた。
俺はとっさにシエルの足首を片手でキャッチした。
逆さ吊り状態で顔が地面に激突ギリギリで静止する事に成功する。
「危なかったな。」
「あ、ありがとう。」
シエルはまだ状況が把握出来ていないのか、お礼と共に呆気にとられた顔を浮かべていた。
俺はシエルをゆっくりと下におろして、一呼吸おいた後にクイナの状態を確認した。
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