英雄戦姫

アカツキ

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第1章 始まりの始まり 神に選ばれし民

神の気まぐれ

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ある大昔の大国。そこには争いはなく幸せな時を過ごす幾億もの民がいた。しかしその中には争いを好むもの、幸せながらも退屈だと思うもの。争いを仕事として生きていたため今の時代に追いつけないものなど不満を持つものが数人いた。
そしてまたこの地をおさめていた神々も暇を持て余していた。そして神々はこんな不満を持つものたちに目をつけた。そしてこれを利用すれば暇を潰せるのではないかと思った。
そう思うと神は早速

「この男…面白そうじゃねえか。いっちょやってみるかな。」

と呟きある男の前に姿を現した。その男の名は…アリア=クオン。ごく普通の家を出てごく普通に暮らす少年。父親がおかしな薬に溺れ母と姉を殺して以来人を信じず、ただ1人で孤独に生きていた。その目には殺意と怒りしかなかった。頭は賢く飲み込みが早かったが努力せずただ黄昏ていた。

「あぁーつまんね。こんな人生クソみたいだ。なんかおもしれぇことないのかねー。」

空にかかっていた雲がひかり草原の草は風になびき動物たちが鳴き出した。

「なんだ?世界の終わりか?まぁ終わってくれていいんだけどな。」

「貴様、世界を変えたいとは思わないか?」

雲から一筋の光がクオンの前に落ちる。そして光の中からいい体を持った長髪の神が言った。

「なんだよおまえ。」

そっけなく返答した。

「おまえを裏切ったもの、にくいものを倒したくないか?」

再び質問を繰り返した。

「そりゃあ見返してやりたいさ。泣いて謝らせてやりたいさ。」

「ならば俺と契約しろ。そして国をおさめ王になれ。」

「は?何言って…」

クオンがしゃべっているの聞かずに神は契約した。そしてクオンの頭に意味のわからない複雑な魔術式が入ってきた。

「な、なんだこれ。頭が破裂しそうだ…!」

クオンは苦しんだ。しかし神は

「これは武器を呼び出す魔法の式だ。どーれ、まず簡単なのからだ。これをやってみろ。」

神がそう言うとクオンの脳に一つの式が浮かび上がってきた。

「これはこう読むんだ。」

神はそう言って古代文字の表をクオンの頭に送り込み説明した。
そして、クオンは痛みをこらえながらその式を解いた。すると、クオンの手のひらに魔法陣が現れた。そして魔術式を脳に思い描きながらその魔法陣に指令を送った。
すると魔法陣からたちまち木刀が出てきた。

「す、すげぇ…」

クオンがあっけにとられていると

「これにこれを付け足せ。」

と言って神は再びクオンに短い魔法式を送った。クオンはさっきの応用をして解いた。そして神に命令された通りに先ほどの木刀の式に付け足した。すると先ほどはただ現れただけの木刀が意識した方向に凄い勢いで飛んで行った。

「これをもっとできるようになれば神の武器など世界を滅ぼそうと思えば滅ぼせるほどの武器をも生み出せる。そして追加で魔法式を付け足せば飛ばすだけでなく、飛んだ後操作することもできる。どうだ?面白いだろ。」

そう口を大きく開けて笑いながら言った。
クオンは

「あぁ、面白い。これ使って何してもいいのか?」

そう答えた。

「あぁもちろんいいだろう。しかし、それはおまえをより孤独にするかもしれんぞ。」

そう言った。それに対してクオンは

「もともと孤独だ。なんとも思わない。」

そう言って颯爽とその場を立ち去りボロボロの家に入り頭に入ってきた魔術式を一から全て解き始めた。

「全くあたりだったようだな。」

そう言って神は再び天空に帰っていった。
こうしてのちの武装王と呼ばれるようになるものが誕生した。

クオンは飲み込みの良さをいかして早くも武器の魔術式を半分ほど解いていた。
そして、クオンは早速全てを奪った父のいるであろう国の中心地に向かって人のいない村を家にあったパン全てとお金を持ち走って出た。
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感想 5

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みんなの感想(5件)

晴山
2018.02.13 晴山

他の方の感想欄から飛んできました。

世界観は、なんとなく伝わってくるので、これからどんな風に展開していくのか楽しみですが、感じたことを少しかかせていただきます。


・句読点をもう少しこまめに入れて、位置を工夫すると読みやすくなると思います。

・改行をもう少し入れると、読みやすくなると思います。セリフ以外の文章にもう少し改行が欲しいです。

・「てにをは」が、足りない、抜けている時があるので、推敲してみては?

・「脳に思い描き」ではなく「脳裏に浮かべ」もしくは「頭のなかに思い描き」の方がしっくりくるのでは?

・「いい体」だと、主人公は男色か?とも思われてしまいますので、「ガタイの良い」「体格の良い」「スタイルの良い」「神々しい体」などの表現はどうでしょうか?

・村の描写が無かったのに、最後に突然「国の中心地に向かって人のいない村」となっていて、実家と今の家と父親の居場所の位置関係がよくわからなくなってしまいました。

・魔術式を半分ほど解くまでに、どのくらい時間が経ったのかよくわかりませんでした。

解除
紫龍帝
2018.02.12 紫龍帝

ん~?
タグは何かな?
一話では分からないので数話見てから感想を入れますが、せめて、タグつけは、して欲しかったな~というのが正直な気持ちですね。(苦笑)
物語を紡ぐ難しさはよく理解してるつもりですので頑張って完結まで書ききって下さるなら応援しますよ~!
ふぁいと!!

解除
ひむよ
2018.02.12 ひむよ

文頭がすべて同じような感じだったり、文末が〜だった。というのが多いのが少し惜しいですが、文章の書き方自体自分はとても好きなので、お気に入りさせていただきました。

それと、ファンタジーの書き方がわからない、と言っていましたが、自分は書いていて楽しい、面白い、という作品を書いていればいいと思います。小説を書くのは自分が楽しんでこそだと思っているので笑笑。

感想を書くのが苦手で、小説を書くのもまだまだ初心者な者からのアドバイス?ですが、良ければ参考にしてみてください。

解除

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