1 / 6
便所バエ生まれ変わります!!
しおりを挟む
(あぁ、僕はこのまま死んでいくんだ、、、)
身動きが取れず、不快な音が響く真っ暗な視界の中、僕は死にゆく限りある時間の中でひたすらに強く願っていた。
(どうか、今度生まれ変わったら人間になれますように、、、どうか、、ど う か、、、)
時と場所は飛んで女神様の前へ
女神「・・・・」
「え、、、うそ、っすよね?僕が前世の記憶を覚えて無いし、、死んじゃったショックを和らげる為の女神のジョークでメガジョークですよね?ね?」
僕は自分の死因を受け止められずにいた。
女神「よく喋る魂ね。ごめんなさい。女神会社、、、略して『めがいしゃ』のルールでは死んで転生を望まれる方には前世の亡くなり方を伝えなければならないの」
「メガ医者?いや、、伝えるのは分かりました。でも、僕の前世が、、、あの、、その、、べ、、べん?」
女神「便所バエです。しかもおじさんの『ピー』に埋もれて死にました」
「いや~、、出来れば~その~、、オブラートに包む言い方とかの方向でお願いしたいのですが~メッチャ傷つくんで」
女神「さらにトドメさしておきますが、ハエの前は、、、え~っと、、ふむ。あぁ~、うわっ、きっちぃ~なコレ」
「えぇ~、、初対面なのにシレッと精神的に殺しにきてるし、口調だけ女神止めてるし、、、でも、コレ以上にキツイ事なんてそうそうないですよね!?」
女神「ん~君が死んだ便所の1メートル離れた所で同じおじさんに殺されてるね。そん時はGね。所謂『あのあれ』ね」
「同じおじさんに2度も殺された、、、しかもGって、オイオイ、、まさかですよね?」
女神「ゴキですね。しかも三男」
「ぴゃぁあああーー!」
女神「モンハ◯ならかっこいいのにねGって響き ワハハハw 更に更に、その前は。。。コレもなかなかキッツイね。君はGの時のお母さんに食べられてるねwww」
「ご近所の負の連鎖~アワワ泡ワ泡ワ、、ブクブクブク~~」
女神「ハイ!精神統一魔法!!」ペカー
「んにゃ!!前世が虫なだけに虫の息になったぜ」
女神「はいはいww大丈夫よ!そんで、本題に入るけどね。今度は人間として生まれ変わってもらいます。その世界は、魔法や精霊やレベルの概念があり、自分の努力次第では、神話として語り継がれ、歌として残り、英雄として象徴され続けます」
「ゴ、ゴクリ、、、(あ、口調変わった。ブレブレだな~)」
女神「勿論!一筋縄ではいきません。魔物もいて、国や世界を脅かす者や物もいます。私みたいに美しい女神もいれば、醜い神もいる。その脅威に立ち向かう勇気、知識、愛嬌が必要です」
「あ、シレッと自分自慢はいちゃってる」
女神「それは心の中で突っ込め!つーかさっきの心の声も聴こえてんぞ~!便所&ゴキ~!略してベンキー!!ゴホンゴホンッんん~。、、、それでも転生をしますか?」
「ベンキーとか酷い、、、でも、頑張ってみたい!僕やってみたいです!!英雄になれなくてもいい!人として生きて、人として世界を見て回りたいです!!」
女神「ウフフ、、、良い返事ね。ならこの私!男社会の神々の中でもカースト第5位の位置にいる『ウヤバル・テミス・デルグレネ・アウロラパラス・ヘルべティアボナペレ・レアレトロスメルタ・モルガン・ルー・フェ・ヨロズ・ハタトヨアキツシヒメノミコト』が汝の生を承った!!」
「長っっが!!もうウヤバルノミコトでいいでしょ!!ピカソかよ!それに神様としての立ち位置微妙すぎませんか!!」
女神「うるさいわね!沈黙魔法クチナシ!!」ペカー
「もガガガ!!(でも、心の声は聴こえるんだろー?バーカバーカ!!)」
女神「(心の声を)ブロックブロックブロック」
「(な!コイツ!人さまの、、、ネ、、タを、、パ 、 ク リ やが ) 」 シ~~ン
女神「私は女神様よ!少しは敬いなさい。ンン~~~~ンよろしい。それでは、君の転生特典の説明をします」
「コクコク(頷き」
女神「特典は、日々の行い。即ち、生きていた時の善行によって良し悪しが決まります。ちょっと悪いスキルで、毛が生えてる生き物なら、なんでも角刈りにするってのがあったわね。でも、機転を利かせて、ある街では角刈りブームが起こっちゃったの。その人はそれだけで金持ちになったのよ。でも、君は虫なので、善行とかは無いから、、、情けで2つ授けます。1つは持ち運びに便利な多次元収納ボックス。伸縮自在、容量無限。使いようによっては最強ね。
もう一つは1日に1回しか使えないスキル『ハザードブレイクタイム』それは、、、」
((「^^」))ブゥハァァァwwwイヒヒヒ~~イヒィwwwハザード!ブレイク?タイム!?ブヒィヒヒヒww笑いすぎて、、ケツからwwガスがでるwww魂にはないけどww) ゴロンゴロン ンロゴンロゴ
女神「クッ!行動がうるさすぎて腹立つッ!!何となく言ってる事が分かるのが余計に腹立つ!」
女神「固定魔法ゴキプリホイホイ!!」ペカー!!
ネチョ、、、
「^^」フヒヒww笑いすぎてww横隔膜ww痛いww魂にないけどww
女神「めっちゃ腹立つ!なんて魂なの!!そんなのはいいから説明を続けるわよ!『ハザードブレイクタイム』コレは1日1回の限定式スキル。コレはとても強力なスキルで、発動条件は『貴方の未来が強制的に閉ざされる運命』にあった時。」
「?」
女神「例えば。貴方が1分後に暗殺されようとする。普通の人なら暗殺されて終わり。でも、貴方の場合は暗殺される未来が無くなるの。悪意の要因自体が無くなる、、、勿論、それ以外の物も排除する。コレは貴方の心の影響が世界を脅かすほどの、、、神様クラスのスキルよ」魔法解除ペカー!!
「、、、女神様。正直困ります。僕は、普通に人として生きたいだけです。そんなスキル要りません!!」
女神「あら、意外と真面目な反応ね。ハァ~、まあ、そうよね~。でもね、カースト1位の神様からの命令なのよね~。私自身こんなスキル作れるほどの力はないわ。とても怖い話だけど、このスキルを付与した後で、私が貴方を殺そうとしたら私自身がどうなるか分からない、、カースト5位くらいの神様なら簡単に消し飛ばせるくらい怖いスキルだよ。本当に何を考えてるんやら」
女神「でも、物は考えようね。君が普通にしていたら大丈夫だから。コケて死ぬ運命を変えたり、ロードローラーが降ってきても雨に変えるとかそんなんだからね」
「いやいやいや、ロードローラー降ってくる世界自体がヤバイ世界だからね!」
女神「コホンッ!さて。真面目にやりますか。あらかた説明は終わりました。何か質問はありますか?」
「最後に1つだけ、、、前世がハエで前前世がゴキ。それは過ぎた事だからいいのですが、なんで僕に人間の知識があるのですか?人間に生まれ変わりたいと本気で、強く願いました。ですが!余りにも「解り」過ぎている気がします!!どうしてですか!!」
女神「・・・・それを知ってどうするの?」
「ッ!!質問には、答えてくれないのですかッ!!」
女神「ハァ、、分かったわよ。それはね、、、面倒臭いからよ!!虫語とか!これまでの会話全部 ブンブンブーンとかでするつもり?対話しやすいように意識、知識、常識の共有スキルを使ってんのよ!!なにあたかも意味ありげに『どうしてですかー!』とか『答えてくれないのですかッ!!』とか、、、あら、顔真っ赤じゃないww(さっきの仕返しよプププ)」
「しゅみましぇんでしたぁ~恥ずかしいのでてんしぇいをおねがいしましゅよ~~」
女神「(なんか凄く素敵だわキュキュン)」ゾクゾクゾク
女神「よろしい。では、君に神々の祝福を授ける。そして、心に銘じよ。決して悪用するな。人々の為を思い力を奮え。神々に見限られるような事はするな。神々だけじゃない。君の先祖の為にもだ」
「はい!誓います!(あ、神様っぽい)」
女神「聴こえてるってwwでは、またいつの日か。」
「ありがとうござぁぁ い 」シュンッ!!
女神「あ~、、この見送りっていつやってもタイミング合わないのよね~まあ、あと100年くらいは会わないから忘れてくれるけどね向こうは」
女神「ふぅ、、しかし今回の魂はよく喋るタイプだったわね、、あ!「運」の説明してなかった」
~そして僕は虫から人へと昇格し、この世界に生まれ落ちた~
身動きが取れず、不快な音が響く真っ暗な視界の中、僕は死にゆく限りある時間の中でひたすらに強く願っていた。
(どうか、今度生まれ変わったら人間になれますように、、、どうか、、ど う か、、、)
時と場所は飛んで女神様の前へ
女神「・・・・」
「え、、、うそ、っすよね?僕が前世の記憶を覚えて無いし、、死んじゃったショックを和らげる為の女神のジョークでメガジョークですよね?ね?」
僕は自分の死因を受け止められずにいた。
女神「よく喋る魂ね。ごめんなさい。女神会社、、、略して『めがいしゃ』のルールでは死んで転生を望まれる方には前世の亡くなり方を伝えなければならないの」
「メガ医者?いや、、伝えるのは分かりました。でも、僕の前世が、、、あの、、その、、べ、、べん?」
女神「便所バエです。しかもおじさんの『ピー』に埋もれて死にました」
「いや~、、出来れば~その~、、オブラートに包む言い方とかの方向でお願いしたいのですが~メッチャ傷つくんで」
女神「さらにトドメさしておきますが、ハエの前は、、、え~っと、、ふむ。あぁ~、うわっ、きっちぃ~なコレ」
「えぇ~、、初対面なのにシレッと精神的に殺しにきてるし、口調だけ女神止めてるし、、、でも、コレ以上にキツイ事なんてそうそうないですよね!?」
女神「ん~君が死んだ便所の1メートル離れた所で同じおじさんに殺されてるね。そん時はGね。所謂『あのあれ』ね」
「同じおじさんに2度も殺された、、、しかもGって、オイオイ、、まさかですよね?」
女神「ゴキですね。しかも三男」
「ぴゃぁあああーー!」
女神「モンハ◯ならかっこいいのにねGって響き ワハハハw 更に更に、その前は。。。コレもなかなかキッツイね。君はGの時のお母さんに食べられてるねwww」
「ご近所の負の連鎖~アワワ泡ワ泡ワ、、ブクブクブク~~」
女神「ハイ!精神統一魔法!!」ペカー
「んにゃ!!前世が虫なだけに虫の息になったぜ」
女神「はいはいww大丈夫よ!そんで、本題に入るけどね。今度は人間として生まれ変わってもらいます。その世界は、魔法や精霊やレベルの概念があり、自分の努力次第では、神話として語り継がれ、歌として残り、英雄として象徴され続けます」
「ゴ、ゴクリ、、、(あ、口調変わった。ブレブレだな~)」
女神「勿論!一筋縄ではいきません。魔物もいて、国や世界を脅かす者や物もいます。私みたいに美しい女神もいれば、醜い神もいる。その脅威に立ち向かう勇気、知識、愛嬌が必要です」
「あ、シレッと自分自慢はいちゃってる」
女神「それは心の中で突っ込め!つーかさっきの心の声も聴こえてんぞ~!便所&ゴキ~!略してベンキー!!ゴホンゴホンッんん~。、、、それでも転生をしますか?」
「ベンキーとか酷い、、、でも、頑張ってみたい!僕やってみたいです!!英雄になれなくてもいい!人として生きて、人として世界を見て回りたいです!!」
女神「ウフフ、、、良い返事ね。ならこの私!男社会の神々の中でもカースト第5位の位置にいる『ウヤバル・テミス・デルグレネ・アウロラパラス・ヘルべティアボナペレ・レアレトロスメルタ・モルガン・ルー・フェ・ヨロズ・ハタトヨアキツシヒメノミコト』が汝の生を承った!!」
「長っっが!!もうウヤバルノミコトでいいでしょ!!ピカソかよ!それに神様としての立ち位置微妙すぎませんか!!」
女神「うるさいわね!沈黙魔法クチナシ!!」ペカー
「もガガガ!!(でも、心の声は聴こえるんだろー?バーカバーカ!!)」
女神「(心の声を)ブロックブロックブロック」
「(な!コイツ!人さまの、、、ネ、、タを、、パ 、 ク リ やが ) 」 シ~~ン
女神「私は女神様よ!少しは敬いなさい。ンン~~~~ンよろしい。それでは、君の転生特典の説明をします」
「コクコク(頷き」
女神「特典は、日々の行い。即ち、生きていた時の善行によって良し悪しが決まります。ちょっと悪いスキルで、毛が生えてる生き物なら、なんでも角刈りにするってのがあったわね。でも、機転を利かせて、ある街では角刈りブームが起こっちゃったの。その人はそれだけで金持ちになったのよ。でも、君は虫なので、善行とかは無いから、、、情けで2つ授けます。1つは持ち運びに便利な多次元収納ボックス。伸縮自在、容量無限。使いようによっては最強ね。
もう一つは1日に1回しか使えないスキル『ハザードブレイクタイム』それは、、、」
((「^^」))ブゥハァァァwwwイヒヒヒ~~イヒィwwwハザード!ブレイク?タイム!?ブヒィヒヒヒww笑いすぎて、、ケツからwwガスがでるwww魂にはないけどww) ゴロンゴロン ンロゴンロゴ
女神「クッ!行動がうるさすぎて腹立つッ!!何となく言ってる事が分かるのが余計に腹立つ!」
女神「固定魔法ゴキプリホイホイ!!」ペカー!!
ネチョ、、、
「^^」フヒヒww笑いすぎてww横隔膜ww痛いww魂にないけどww
女神「めっちゃ腹立つ!なんて魂なの!!そんなのはいいから説明を続けるわよ!『ハザードブレイクタイム』コレは1日1回の限定式スキル。コレはとても強力なスキルで、発動条件は『貴方の未来が強制的に閉ざされる運命』にあった時。」
「?」
女神「例えば。貴方が1分後に暗殺されようとする。普通の人なら暗殺されて終わり。でも、貴方の場合は暗殺される未来が無くなるの。悪意の要因自体が無くなる、、、勿論、それ以外の物も排除する。コレは貴方の心の影響が世界を脅かすほどの、、、神様クラスのスキルよ」魔法解除ペカー!!
「、、、女神様。正直困ります。僕は、普通に人として生きたいだけです。そんなスキル要りません!!」
女神「あら、意外と真面目な反応ね。ハァ~、まあ、そうよね~。でもね、カースト1位の神様からの命令なのよね~。私自身こんなスキル作れるほどの力はないわ。とても怖い話だけど、このスキルを付与した後で、私が貴方を殺そうとしたら私自身がどうなるか分からない、、カースト5位くらいの神様なら簡単に消し飛ばせるくらい怖いスキルだよ。本当に何を考えてるんやら」
女神「でも、物は考えようね。君が普通にしていたら大丈夫だから。コケて死ぬ運命を変えたり、ロードローラーが降ってきても雨に変えるとかそんなんだからね」
「いやいやいや、ロードローラー降ってくる世界自体がヤバイ世界だからね!」
女神「コホンッ!さて。真面目にやりますか。あらかた説明は終わりました。何か質問はありますか?」
「最後に1つだけ、、、前世がハエで前前世がゴキ。それは過ぎた事だからいいのですが、なんで僕に人間の知識があるのですか?人間に生まれ変わりたいと本気で、強く願いました。ですが!余りにも「解り」過ぎている気がします!!どうしてですか!!」
女神「・・・・それを知ってどうするの?」
「ッ!!質問には、答えてくれないのですかッ!!」
女神「ハァ、、分かったわよ。それはね、、、面倒臭いからよ!!虫語とか!これまでの会話全部 ブンブンブーンとかでするつもり?対話しやすいように意識、知識、常識の共有スキルを使ってんのよ!!なにあたかも意味ありげに『どうしてですかー!』とか『答えてくれないのですかッ!!』とか、、、あら、顔真っ赤じゃないww(さっきの仕返しよプププ)」
「しゅみましぇんでしたぁ~恥ずかしいのでてんしぇいをおねがいしましゅよ~~」
女神「(なんか凄く素敵だわキュキュン)」ゾクゾクゾク
女神「よろしい。では、君に神々の祝福を授ける。そして、心に銘じよ。決して悪用するな。人々の為を思い力を奮え。神々に見限られるような事はするな。神々だけじゃない。君の先祖の為にもだ」
「はい!誓います!(あ、神様っぽい)」
女神「聴こえてるってwwでは、またいつの日か。」
「ありがとうござぁぁ い 」シュンッ!!
女神「あ~、、この見送りっていつやってもタイミング合わないのよね~まあ、あと100年くらいは会わないから忘れてくれるけどね向こうは」
女神「ふぅ、、しかし今回の魂はよく喋るタイプだったわね、、あ!「運」の説明してなかった」
~そして僕は虫から人へと昇格し、この世界に生まれ落ちた~
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
2
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる