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マンションの部屋へと帰ってきた高瀬とマオ。
山下は荷物を運ぶび、直ぐに帰った。
早速、福袋の中身を確かめる。
「紅茶店の福袋ですね」
中身は茶葉と、クッキー、マグカップ、タンブラー、あと、お店のドリンクチケットだ。
「美味しそうだ」
「3時のおやつに丁度良いですね」
マオのティータイムに打ってつけな福袋だった。
マオも嬉しそうである。
「それにこの新作のゲーム機、すごい丁度良いですよ」
高瀬はゲーム機を確認してテンションが上がる。
「何が丁度いいんだ?」
マオは不思議に思い、首を傾げた。
「野菜パニックです。実はやりこみ要素の多いオンライン用とストーリー重視の家庭用を別に用意して有るんですよ。台本多かったでしょ?」
「なるほど、通りで」
青い台本と赤い台本が有ったが、その違いだったのか。
今日は青い台本の一冊目を収録した所である。
明日は2冊目だ。
「それがこのゲーム機でプレイ出来るんですよ」
「そうなのか、それは丁度良かったな」
高瀬は凄く嬉しそうだ。
「体感型のゲーム機なので、この眼鏡を装着すると、3Dになるんです。臨場感がすごいんですよ。ゲームするのが楽しみですね!」
「ああ、楽しみだ」
興奮した様子の高瀬にギュと手を握られた。
高瀬と紅茶を飲みながら、クッキーを食べ、ゲームするの楽しみである。
「服も片付けなきゃな。はい、こっちが高瀬の。あと、肌着も」
マオは高瀬の分の肌着も入れていた。
すごく温かいと絶賛の肌着なので、自分も欲しいが高瀬にも着てほしかったマオである。
風邪を引くと困るからな。
肌着も特大トートバックに分けて入れると高瀬に渡した。
「有難うございます。あ、そう言えば旅行券は何処なんでしょう」
高瀬は旅行券の事を思い出し、確かめる。
「スキー場が有名な場所ですね。冬に打ってつけです」
ちょっと遠いが、良さそうな場所だ。
仕事も山場を乗り切っているので、休みを取りやすい。
マオに合わせて休みを取れば、行けそうだ。
「スキー一式はレンタルするとして、ウェアー等後で買いに行きましょうね」
「その辺りは良く解らんので高瀬に任す」
「ええ、色々楽しみですね」
「ああ、ワクワクするな」
旅行に行くにしてと高瀬の出せない金額では無いが、こうしてくじに当たるでもしなければ行かなかっただろう。
キッカケは大事だ。
それにスキー場に行く理由が出来たから、マオとまた買い物に出かけられる。
その時に、マオが選んでくれた服を着て、喫茶店て紅茶を飲める。
ドリンク券が有るからねって。
自分が用意するならホテルのスィートルームとか取ってしまうだろう。
くじを引いたから出来る体験だ。
それがすごい事に思えた。
お金では買えない素晴らしい価値の有るものを手に入れられた気がする高瀬だ。
「じゃあ、明日も仕事だし、今日はもう寝よう」
マオはフフンと、ちょっと偉そうに言っている。
仕事が有る事が嬉しいのだろう。
「そうですね。おやすみなさいマオさん」
「ああ、おやすみ勇人」
荷物を棚に片付け、お互い部屋に入るマオと高瀬。
部屋に入ってからも、服をタンスに片付ける等してからベッドに入るのだった。
その日はマオも高瀬もよく眠れた。
いい夢を見れた気がする。
山下は荷物を運ぶび、直ぐに帰った。
早速、福袋の中身を確かめる。
「紅茶店の福袋ですね」
中身は茶葉と、クッキー、マグカップ、タンブラー、あと、お店のドリンクチケットだ。
「美味しそうだ」
「3時のおやつに丁度良いですね」
マオのティータイムに打ってつけな福袋だった。
マオも嬉しそうである。
「それにこの新作のゲーム機、すごい丁度良いですよ」
高瀬はゲーム機を確認してテンションが上がる。
「何が丁度いいんだ?」
マオは不思議に思い、首を傾げた。
「野菜パニックです。実はやりこみ要素の多いオンライン用とストーリー重視の家庭用を別に用意して有るんですよ。台本多かったでしょ?」
「なるほど、通りで」
青い台本と赤い台本が有ったが、その違いだったのか。
今日は青い台本の一冊目を収録した所である。
明日は2冊目だ。
「それがこのゲーム機でプレイ出来るんですよ」
「そうなのか、それは丁度良かったな」
高瀬は凄く嬉しそうだ。
「体感型のゲーム機なので、この眼鏡を装着すると、3Dになるんです。臨場感がすごいんですよ。ゲームするのが楽しみですね!」
「ああ、楽しみだ」
興奮した様子の高瀬にギュと手を握られた。
高瀬と紅茶を飲みながら、クッキーを食べ、ゲームするの楽しみである。
「服も片付けなきゃな。はい、こっちが高瀬の。あと、肌着も」
マオは高瀬の分の肌着も入れていた。
すごく温かいと絶賛の肌着なので、自分も欲しいが高瀬にも着てほしかったマオである。
風邪を引くと困るからな。
肌着も特大トートバックに分けて入れると高瀬に渡した。
「有難うございます。あ、そう言えば旅行券は何処なんでしょう」
高瀬は旅行券の事を思い出し、確かめる。
「スキー場が有名な場所ですね。冬に打ってつけです」
ちょっと遠いが、良さそうな場所だ。
仕事も山場を乗り切っているので、休みを取りやすい。
マオに合わせて休みを取れば、行けそうだ。
「スキー一式はレンタルするとして、ウェアー等後で買いに行きましょうね」
「その辺りは良く解らんので高瀬に任す」
「ええ、色々楽しみですね」
「ああ、ワクワクするな」
旅行に行くにしてと高瀬の出せない金額では無いが、こうしてくじに当たるでもしなければ行かなかっただろう。
キッカケは大事だ。
それにスキー場に行く理由が出来たから、マオとまた買い物に出かけられる。
その時に、マオが選んでくれた服を着て、喫茶店て紅茶を飲める。
ドリンク券が有るからねって。
自分が用意するならホテルのスィートルームとか取ってしまうだろう。
くじを引いたから出来る体験だ。
それがすごい事に思えた。
お金では買えない素晴らしい価値の有るものを手に入れられた気がする高瀬だ。
「じゃあ、明日も仕事だし、今日はもう寝よう」
マオはフフンと、ちょっと偉そうに言っている。
仕事が有る事が嬉しいのだろう。
「そうですね。おやすみなさいマオさん」
「ああ、おやすみ勇人」
荷物を棚に片付け、お互い部屋に入るマオと高瀬。
部屋に入ってからも、服をタンスに片付ける等してからベッドに入るのだった。
その日はマオも高瀬もよく眠れた。
いい夢を見れた気がする。
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