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「舞楽」 黛敏郎
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<タイトル>
バレエ音楽「舞楽」(BUGAKU)
<作曲者>
黛敏郎
<解説>
黛敏郎さんといえば、テレビ朝日系列の長寿番組「題名のない音楽会」の司会として、子どもの頃は認識していた音楽家です。
歯に絹を着せない物言いが楽しかったですね。
この「舞楽」は、ニューヨーク・シティ・バレエ団の芸術監督だったジョージ・バランシンに委嘱される形で作曲され、翌年、ニューヨーク・シティ・センターで初演されました。
数年後には、岩城宏之指揮、NHK交響楽団により、演奏会形式での初演がなされています。
内容は雅楽をオーケストラで再現しようと試みたもので、全体は2部構成になっています。
けっこうスペクタクルな印象があり、特に第1部中間部で、ホルンがけたたましく咆哮する部分など、ぞくぞくしてしまいます。
評論家的な意見ではありますが、ドビュッシーやメシアンの流れをくむ武満徹に対し、ストラヴィンスキーの流れをくむ黛さんは、世間的な評価という点では、一歩遅れを取ってしまった感があります。
個人的には、「わが道を行く」的な、求道者然とした黛さんの楽曲には、強くひかれるのですが……
CDはやはり、岩城宏之さんの録音がおすすめでしょう。
バレエ音楽「舞楽」(BUGAKU)
<作曲者>
黛敏郎
<解説>
黛敏郎さんといえば、テレビ朝日系列の長寿番組「題名のない音楽会」の司会として、子どもの頃は認識していた音楽家です。
歯に絹を着せない物言いが楽しかったですね。
この「舞楽」は、ニューヨーク・シティ・バレエ団の芸術監督だったジョージ・バランシンに委嘱される形で作曲され、翌年、ニューヨーク・シティ・センターで初演されました。
数年後には、岩城宏之指揮、NHK交響楽団により、演奏会形式での初演がなされています。
内容は雅楽をオーケストラで再現しようと試みたもので、全体は2部構成になっています。
けっこうスペクタクルな印象があり、特に第1部中間部で、ホルンがけたたましく咆哮する部分など、ぞくぞくしてしまいます。
評論家的な意見ではありますが、ドビュッシーやメシアンの流れをくむ武満徹に対し、ストラヴィンスキーの流れをくむ黛さんは、世間的な評価という点では、一歩遅れを取ってしまった感があります。
個人的には、「わが道を行く」的な、求道者然とした黛さんの楽曲には、強くひかれるのですが……
CDはやはり、岩城宏之さんの録音がおすすめでしょう。
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