異世界転生? いいえ、チートスキルだけ貰ってVRMMOをやります!

リュース

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2章

21 決闘終了

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「決闘するのは良いけど、賭ける内容は?全財産で良いか?」

「それでいい。だが、こっちは三人だ」


 男たちがニヤニヤしながら決闘デュエルの申請を出してくる。

 何故そんな要求が通ると思っているのやら。

 まあいいか。


「レイン、少し良いかな」

「えっ、はい、何でしょうか?」







 レインに一つお願いをした後、決闘の申請を受諾。

 10秒からカウントダウンが始まる。


 10、9、8、7、6、5、4、3、2、1・・・決闘開始!


「うおおおおおっ!」

「死ねぇぇぇぇっ!」


 前衛の二人が突っ込んできたが、二人目の叫びはどうなんだろうか。

 後衛の男は火魔法使いのようだ。


 僕は加速を発動して、男二人の間を通り抜け、後衛の男の元へ。

 疾走Lv1アーツのダッシュも使用して一瞬で到達。


「スラッシュ!ダブルスラッシュ!」

「・・・グハッ!?」


 クリティカルコンボ3HIT!

 加速が切れると同時に、男のHPバーがゼロになり、消滅。

 ポリゴンの欠片となって爆散した。


 HP全損決着なので、死に戻りになったのだ。


「・・・は?」

「何が・・・?」


 前衛の男たちは呆然としており、隙だらけ。


「ファイアアロー!」

「っ、ギャアァァ!?」


 男の顔面に火魔法Lv5のアーツが命中し、痛みで悲鳴を上げる。

 決闘は痛覚固定だと知らなかったのか?


 地面で蹲る男を無視して、もう一人の男へ接近する。


「なめるなぁっ!」

「・・・遅い」


 加速を使わずとも、余裕で見切れるほどに遅い一撃だ。

 剣筋も分かりやすいし、回避してくれと言っているようなものだな、これは。


「パワースラッシュ!」


 カウンターで決まった中級剣術Lv1アーツが、クリティカルヒット。

 一撃で男のHPを削り切って、男はポリゴンとなり爆散した。


 剣筋なんて分かるのかと聞かれれば、分かるようになったと答えるしかない。

 加速を使うと相手の動きをじっくり見ることが出来るので、先読みや見切りの類が出来るようになったのだ。

 加速していない時でも、それは同じこと。


「ファイアアロー!スラッシュ!」


 いまだに蹲っている男に火魔法を打ち込み、剣の一閃でとどめを刺す。

 男はポリゴンの欠片となって爆散。

 念のため、序盤で加速を使ったのだが、それも要らなかったかもしれないな。




 決闘決着! 勝者 アスト!
 

 そんな文字が宙に浮かび、決闘は終了した。


《第二職業が火魔法使いLv7になりました》
《熟練度が一定に到達し【照準】スキルがLv7になりました》
《熟練度が一定に到達し【回避】スキルがLv7になりました》
《熟練度が一定に到達し【疾走】スキルがLv4になりました》


 決闘が終わって、男三人の全財産が目の前に現れたので、確認する。

 金銭は三人合わせて100000ゴールドで、他に目ぼしいのは武具だけか。


「アストさん、預かった物をお返しします!」

「ん、ありがとう、レイン」


 僕の全財産はレインに預けてあったのだ。

 全財産を駆けるなら当然だよね?

 男たちが全員決闘に参加したときに考えついたことだが。


 そしてレイン、キラキラした目で見ないで欲しい・・・。

 妙に恥ずかしいから・・・。


「アストさん、とても格好良かったです!」

「そ、そうかな・・・?まあ、その、ありがとう」


 顔が熱い気がする・・・。

 赤くなっていなければいいのだが・・・。


 レインの笑顔は反則だと思いました。






「凄かったわよ、さっきの決闘」

「見てたんですか、アリアさん?」

「ええ、丁度始まる時に、表に出て来ていたのよ」


 見られていたとは、恥ずかしい。

 ここは話を変えよう。


「ところで、ミアに見てもらいたい物があったんですが・・・」

「・・・私?見せてみて?」


 僕は小さな銀鉱石を沢山取り出して、ミアに渡した。


「これ、どこで・・・?」

「町の中で拾った」

「嘘っ!?」


 ミアは今すぐにでも探しに行きそうな気配だったが、それは困る。


「それで、武器には使えそう?」

「ん、剣一本分くらいなら可能だと思う」

「それじゃあ、剣を一本お願い」


 予備の武器は欲しいと思っていたので、お願いすることに。


「材料はどうする?」

「その辺はミアにお任せで」

「うぃ、直ぐに作り始めるから」


 そう言うと、ミアは工房の奥へと入って行った。


「それとレイン、この森影蛇の皮で防具の強化は可能かな?」

「・・・可能だと思いますが、些細な差ですので、もう少し待つべきかと。」

「了解。それじゃあ、また今度お願いするよ」


 後は・・・原石の件か。


「アリアさん、ウェザリアに宝飾師の加入予定はありますか?」

「今のところは無いわね。というより、あれからメンバーは増えてないのよ」

「そうですか・・・」


 残念だが、原石については他をあたるしか無さそうだ。

 メンバーが増えないのは、信頼できる人を見極めているかららしい。

 初日に二人も信頼できる人の勧誘に成功したことは凄いことのようだ。


「ウェザリアは少数精鋭が基本方針だから、しばらくは現状維持ね」


 僕がなるほどと思っていると、意を決した様子のアリアさんからこんな提案が。







「・・・アスト、もしよかったら・・・ウェザリアに入らない?」







 名前 アスト

 種族 人間 Lv10
 第一職業 中級剣士 Lv1
 第二職業 火魔法使い Lv7
 スキルポイント8

 アナザースキル
 加速Lv3

 マスタースキル
 剣術Lv10〔Master〕

 スキル
 中級剣術Lv2 火魔法Lv8 解析Lv7
 解体Lv6 錬金Lv6 発見Lv5
 索敵Lv6 照準Lv7 回避Lv7
 疾走Lv4 直感Lv5

 称号
 開拓者 冒険者 使徒 越境者 
 ジャイアントキリング

 基礎能力値

 物理攻撃力 16
 物理防御力 16
 魔法攻撃力 12
 魔法防御力 10
 平均速力  14

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