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3章
65 ウェザリアの近況
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アライアの町へ戻って、ウェザリアへお邪魔した。
「・・・いらっしゃい、アスト、ミレア」
「・・・何か空気重いですね?」
出迎えてくれたアリアさんの表情は、明らかに曇っている。
「ええ。隣町のイスタリアへ移動しようとしたのだけれど、PKに遭遇したのよ」
「・・・全滅しましたか?」
「いいえ。なんとか撤退はできたのよ。けれど、ギルドの支店がね・・・」
なるほど。そういえばアライア以外の町にも拠点を持とうとしていたよな。
色々ごたついてPKシステムの導入までに移動できなかったのか。
そして、生姜焼き騒動で有名になったために、PKにロックオンされている、と。
結構大変なことになっているな。
これで、そこそこの規模があれば、多少のPKなど無視できるのだろう。
だが残念なことに、ウェザリアは少数精鋭、というか、四人しか所属していない小規模ギルドなのだ。
生産職四人が六人パーティーで襲われたらひとたまりもない。
「護衛を頼むという選択肢は?」
「信頼できる相手となると・・・かなり限られるのよ」
もっともだな。
「アスト兄、とりあえず換金しよ?」
「と、そうだな。そういう訳で、お願いします」
「了解したわ」
アリアさんが気持ちを切り替えたのを確認して、アイテムを出していく。
ギガダッシュボアーの肉以外となると、ファングボアーの牙しか無いけど。
それと一緒にポーションも売却で。そろそろ値段は落ち着いてきたが、まだまだ高いという範疇だろう。
約60万ゴールドなり。
僕はこんなにため込んでどうするつもりなのだろうか。
そろそろ所持金が1000万ゴールド近い。
まあ、リアルでも似たような状況だが。
あ、ギガダッシュボアーの皮と大牙で武具を作ってもらおうかな。
ついでに、イウェスティアの町で拾った謎の原石も磨いてもらおう。
シエラは中級宝飾師になったようだが、まだ磨く以上の加工は苦戦しているらしい。
本格的なカットの作業は、まだお預けのようだ。
この辺りのバランスは、丁度良いのだろうか?
「そういう訳で、レインとミア、よろしく頼む」
「分かりました。では、防具をお預かりしますね」
「うぃ。牙兎の剣の方を預かるよ」
断る理由も無いので、素直に渡す。
なお、銀の剣ではないのには理由がある。
なんでも、素材にも相性があって、ギガダッシュボアーの大牙は、牙兎の剣との方が相性が良いらしい。
僕には分からん分野だ。
では、工房を借りて僕も作業をしよう。
《熟練度が一定に達し【中級錬金】スキルがLv10になりました》
《【中級錬金】Lv10アーツ『短縮作製』を習得しました》
お?短縮作製というと、料理スキルにも似たようなのがあったな。
材料さえ揃えれば、細かい手順をパスして完成するアーツだ。
錬金スキルの場合は、HP、MP、APポーションのみが対象となる。
料理スキルの場合は、一度作製した料理を対象にすることが出来る。
このシステムにもっと早く気づいていれば、あんなに大量の生姜焼き丼を作らなくてよかったのだが・・・。
後の祭りというやつだ。
まあ、短縮作製で作ったものは品質が下がるので、必ずしも損をしているわけではないはずだ。
あの時は空腹度パラメーターが危険なプレイヤーが多く、品質も求められていたし、ウェザリアの看板商品になるのだから、品質が高い方はいいだろう。
それを証明するような状況が、アライアの町で起こっているし。
生姜焼き丼の類似品が出回っているが、そちらの売り上げは芳しくないのだ。
ウェザリアの方が効果が高いうえ、安くて美味しいから、と。
ちなみに、僕が短縮作製で用意した今日の販売分は、とっくに完売したそうだ。
結構嬉しいかも。
さて、次は料理の作り置きだな。
《熟練度が一定に達し【中級料理】スキルがLv5になりました》
生姜焼き丼を三百人前完成させ、その他の料理も試し売り用に作った。
【兎肉と野菜のサンド】料理アイテム レア度2
空腹度-35% 品質9
ラビットの肉と野菜を使ったサンドイッチ。
【牙兎肉と野菜のサンド】料理アイテム レア度3
空腹度-40% 平均速力+2 品質9
ファングラビットの肉と野菜を使ったサンドイッチ。
食事後三時間、平均速力が上昇する。
【猪肉のカツサンド】料理アイテム レア度3
空腹度-40% 物理攻撃力+2 品質9
ボアーとファングボアーの肉を使用したサンドイッチ。
食事後三時間、物理攻撃力が上昇する。
【上質猪肉のミックスサンド】料理アイテム レア度4
空腹度-50% 平均速力+4 物理防御力+2 品質9
ギガダッシュボアーの高級肉がメインとなるミックスサンド。
食事後四時間、平均速力と物理防御力が上昇する。
値段はアリアさんと相談して決めた。
兎肉と野菜のサンド 単品550ゴールド 四個セット2000ゴールド
牙兎肉と野菜のサンド 単品800ゴールド 四個セット3000ゴールド
猪肉のカツサンド 単品800ゴールド 四個セット3000ゴールド
各百セットを販売。
上質猪肉のミックスサンド
単品5000ゴールド 二個セット10000ゴールド
お一人様一つ限定。
販売数に限りがあるので早い者勝ち。
こんな感じの値段設定で様子見だ。元手は殆ど掛かっていないので、赤字にはならないだろう。
ウェザリアへの委託販売にしようかと思っていたのだが、いい加減面倒になってきてしまった。
そろそろ決断するか。
「アリアさん、ウェザリアからの勧誘の件でお話があります」
名前 アスト
種族 人間 Lv22
第一職業 中級剣士 Lv13
第二職業 火炎魔法士 Lv11
第三職業 舞踏家 Lv11
スキルポイント14
アナザースキル
加速Lv6
マスタースキルⅠ
剣術Lv10〔Master〕火魔法Lv10〔Master〕
索敵Lv10〔Master〕発見Lv10〔Master〕
解析Lv10〔Master〕錬金Lv10〔Master〕
料理Lv10〔Master〕
中級剣術Lv20〔Master〕
マスタースキルⅡ
回避Lv10〔Master〕直感Lv10〔Master〕
照準Lv10〔Master〕疾走Lv10〔Master〕
暗視Lv10〔Master〕予測Lv10〔Master〕
迎撃Lv10〔Master〕ステップLv10〔Master〕
軽業Lv10〔Master〕瞬発Lv10〔Master〕
闇魔法耐性Lv10〔Master〕
火魔法耐性Lv10〔Master〕
盲目耐性Lv10〔Master〕
視覚強化Lv10〔Master〕
火傷耐性Lv10〔Master〕
マスタースキルⅢ
影魔法Lv10〔Master〕魔剣術Lv10〔Master〕
スキル
上級剣術Lv1 火炎魔法Lv18 解体Lv15
中級錬金Lv10 気配察知Lv15 大発見Lv13
分析Lv15 予見Lv19 立体機動Lv16
見切りLv17 舞踏Lv18 受け流しLv18
軌道予測Lv15 反応Lv15 疾駆Lv16
中級料理Lv5 縮地Lv12
称号
開拓者 冒険者 使徒 越境者Ⅱ 開放者Ⅱ
ジャイアントキリング
基礎能力値
物理攻撃力 18(+18)
物理防御力 16(+21)
魔法攻撃力 18(+ 8)
魔法防御力 23(+ 8)
平均速力 17(+20)
「・・・いらっしゃい、アスト、ミレア」
「・・・何か空気重いですね?」
出迎えてくれたアリアさんの表情は、明らかに曇っている。
「ええ。隣町のイスタリアへ移動しようとしたのだけれど、PKに遭遇したのよ」
「・・・全滅しましたか?」
「いいえ。なんとか撤退はできたのよ。けれど、ギルドの支店がね・・・」
なるほど。そういえばアライア以外の町にも拠点を持とうとしていたよな。
色々ごたついてPKシステムの導入までに移動できなかったのか。
そして、生姜焼き騒動で有名になったために、PKにロックオンされている、と。
結構大変なことになっているな。
これで、そこそこの規模があれば、多少のPKなど無視できるのだろう。
だが残念なことに、ウェザリアは少数精鋭、というか、四人しか所属していない小規模ギルドなのだ。
生産職四人が六人パーティーで襲われたらひとたまりもない。
「護衛を頼むという選択肢は?」
「信頼できる相手となると・・・かなり限られるのよ」
もっともだな。
「アスト兄、とりあえず換金しよ?」
「と、そうだな。そういう訳で、お願いします」
「了解したわ」
アリアさんが気持ちを切り替えたのを確認して、アイテムを出していく。
ギガダッシュボアーの肉以外となると、ファングボアーの牙しか無いけど。
それと一緒にポーションも売却で。そろそろ値段は落ち着いてきたが、まだまだ高いという範疇だろう。
約60万ゴールドなり。
僕はこんなにため込んでどうするつもりなのだろうか。
そろそろ所持金が1000万ゴールド近い。
まあ、リアルでも似たような状況だが。
あ、ギガダッシュボアーの皮と大牙で武具を作ってもらおうかな。
ついでに、イウェスティアの町で拾った謎の原石も磨いてもらおう。
シエラは中級宝飾師になったようだが、まだ磨く以上の加工は苦戦しているらしい。
本格的なカットの作業は、まだお預けのようだ。
この辺りのバランスは、丁度良いのだろうか?
「そういう訳で、レインとミア、よろしく頼む」
「分かりました。では、防具をお預かりしますね」
「うぃ。牙兎の剣の方を預かるよ」
断る理由も無いので、素直に渡す。
なお、銀の剣ではないのには理由がある。
なんでも、素材にも相性があって、ギガダッシュボアーの大牙は、牙兎の剣との方が相性が良いらしい。
僕には分からん分野だ。
では、工房を借りて僕も作業をしよう。
《熟練度が一定に達し【中級錬金】スキルがLv10になりました》
《【中級錬金】Lv10アーツ『短縮作製』を習得しました》
お?短縮作製というと、料理スキルにも似たようなのがあったな。
材料さえ揃えれば、細かい手順をパスして完成するアーツだ。
錬金スキルの場合は、HP、MP、APポーションのみが対象となる。
料理スキルの場合は、一度作製した料理を対象にすることが出来る。
このシステムにもっと早く気づいていれば、あんなに大量の生姜焼き丼を作らなくてよかったのだが・・・。
後の祭りというやつだ。
まあ、短縮作製で作ったものは品質が下がるので、必ずしも損をしているわけではないはずだ。
あの時は空腹度パラメーターが危険なプレイヤーが多く、品質も求められていたし、ウェザリアの看板商品になるのだから、品質が高い方はいいだろう。
それを証明するような状況が、アライアの町で起こっているし。
生姜焼き丼の類似品が出回っているが、そちらの売り上げは芳しくないのだ。
ウェザリアの方が効果が高いうえ、安くて美味しいから、と。
ちなみに、僕が短縮作製で用意した今日の販売分は、とっくに完売したそうだ。
結構嬉しいかも。
さて、次は料理の作り置きだな。
《熟練度が一定に達し【中級料理】スキルがLv5になりました》
生姜焼き丼を三百人前完成させ、その他の料理も試し売り用に作った。
【兎肉と野菜のサンド】料理アイテム レア度2
空腹度-35% 品質9
ラビットの肉と野菜を使ったサンドイッチ。
【牙兎肉と野菜のサンド】料理アイテム レア度3
空腹度-40% 平均速力+2 品質9
ファングラビットの肉と野菜を使ったサンドイッチ。
食事後三時間、平均速力が上昇する。
【猪肉のカツサンド】料理アイテム レア度3
空腹度-40% 物理攻撃力+2 品質9
ボアーとファングボアーの肉を使用したサンドイッチ。
食事後三時間、物理攻撃力が上昇する。
【上質猪肉のミックスサンド】料理アイテム レア度4
空腹度-50% 平均速力+4 物理防御力+2 品質9
ギガダッシュボアーの高級肉がメインとなるミックスサンド。
食事後四時間、平均速力と物理防御力が上昇する。
値段はアリアさんと相談して決めた。
兎肉と野菜のサンド 単品550ゴールド 四個セット2000ゴールド
牙兎肉と野菜のサンド 単品800ゴールド 四個セット3000ゴールド
猪肉のカツサンド 単品800ゴールド 四個セット3000ゴールド
各百セットを販売。
上質猪肉のミックスサンド
単品5000ゴールド 二個セット10000ゴールド
お一人様一つ限定。
販売数に限りがあるので早い者勝ち。
こんな感じの値段設定で様子見だ。元手は殆ど掛かっていないので、赤字にはならないだろう。
ウェザリアへの委託販売にしようかと思っていたのだが、いい加減面倒になってきてしまった。
そろそろ決断するか。
「アリアさん、ウェザリアからの勧誘の件でお話があります」
名前 アスト
種族 人間 Lv22
第一職業 中級剣士 Lv13
第二職業 火炎魔法士 Lv11
第三職業 舞踏家 Lv11
スキルポイント14
アナザースキル
加速Lv6
マスタースキルⅠ
剣術Lv10〔Master〕火魔法Lv10〔Master〕
索敵Lv10〔Master〕発見Lv10〔Master〕
解析Lv10〔Master〕錬金Lv10〔Master〕
料理Lv10〔Master〕
中級剣術Lv20〔Master〕
マスタースキルⅡ
回避Lv10〔Master〕直感Lv10〔Master〕
照準Lv10〔Master〕疾走Lv10〔Master〕
暗視Lv10〔Master〕予測Lv10〔Master〕
迎撃Lv10〔Master〕ステップLv10〔Master〕
軽業Lv10〔Master〕瞬発Lv10〔Master〕
闇魔法耐性Lv10〔Master〕
火魔法耐性Lv10〔Master〕
盲目耐性Lv10〔Master〕
視覚強化Lv10〔Master〕
火傷耐性Lv10〔Master〕
マスタースキルⅢ
影魔法Lv10〔Master〕魔剣術Lv10〔Master〕
スキル
上級剣術Lv1 火炎魔法Lv18 解体Lv15
中級錬金Lv10 気配察知Lv15 大発見Lv13
分析Lv15 予見Lv19 立体機動Lv16
見切りLv17 舞踏Lv18 受け流しLv18
軌道予測Lv15 反応Lv15 疾駆Lv16
中級料理Lv5 縮地Lv12
称号
開拓者 冒険者 使徒 越境者Ⅱ 開放者Ⅱ
ジャイアントキリング
基礎能力値
物理攻撃力 18(+18)
物理防御力 16(+21)
魔法攻撃力 18(+ 8)
魔法防御力 23(+ 8)
平均速力 17(+20)
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