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3章
71 MVP報酬と騒動
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討伐報酬は参加者全員に配られた模様。
内容は、ゴールドがそこそこと・・・シルバーチケットが一枚。
シルバーチケットとは何ぞや。
詳細を確認すると、近々導入予定であるガチャシステムにおいて、一枚で三回引けるアイテムらしい。
なんともまあ、反応に困るアイテムだ。
それと、死体が残っていたので、解体を使用することに。
セレナが代表で解体を使用すると、残ったのは大量のアイテム。
【暴走犬の焔皮】素材アイテム レア度5
バーサクブレイズハウンドの皮。
火焔属性の特徴が色濃く現れている。
防具などに加工することが可能。
大量の皮だな。火属性系の耐性防具が作れそうだ。
全員で分けても相応の量になるだろうし、みんな喜んでいる。
今からレインに依頼して間に合うだろうか。
MVP報酬の方は・・・
【焔牙の槍】武器アイテム レア度7
物理攻撃力+12 魔法攻撃力+4 火焔属性付与 品質6
バーサクブレイズハウンドのMVP報酬。
強い焔の力が宿っている魔槍。
その刺突は敵を貫き、その火焔は敵を燃やす。
《熟練度が一定に達し【分析】スキルがLv16になりました》
うわぁ・・・・・・凄い性能だなぁ。そして僕は槍士ではない、と。
はぁ・・・ままならないものだ。
「おい、あの槍、なんかすげぇぞ?」
「でもアストさんは剣士だったよな?売ってもらえないかな・・・?」
「バカ。一体幾らすると思ってんだ。全財産はたいても買えねぇよ」
野次馬?の声が聴こえてくる。
流石に売らんよ?勿体なさ過ぎる。
MVP報酬の情報だけは流しておこうかな。
「ねぇアスト、その槍って・・・?」
「これか?これはMVP報酬みたいだ」
「へぇ・・・・・・ご愁傷様、と言えばいいのかしら?」
セレナが揶揄い混じりに、ニヤニヤしながら尋ねてきた。
なんか悔しい。
「ああ、とても残念だよ。イラついてきたから槍の実験台にしてやろう」
「えっ?・・・ちょっ!?デュエルなんて受けないわよっ!」
申請を却下されてしまった。やはり駄目か。
「レッドネームにならないPKの方法は、っと・・・」
「揶揄ったのは謝るから妙なこと調べないでちょうだい!」
セレナが謝ってきたので調べるのをやめる。
やっぱり意趣返しは大事だよね。
「フラン、そんなに見つめてもこの槍はあげないぞ?」
「・・・・・・」
「何か言ってくれ!」
瞬き一つせず、じっと槍を見つめているのは・・・不気味だ。
「顔が不気味だ」
「っ、何だと!?」
「フランの表情が動かなくて不気味だ」
「何故繰り返した!それもより詳細に!」
ようやく正気に戻ったか。
「それで、この槍が欲しいのか?」
「っ・・・正直に言うなら・・・欲しい」
フランは恥ずかしそうに俯いている。
珍しい顔を見ることが出来たな。
「まあ、流石にやらないけどな」
「だったら何故聞いたのだ!」
「ノリで・・・おい待て、槍を仕舞え!レッドネームになるつもりか!?」
フランには冗談が通じないのか!?
慌てていると、大集団が近づいてきた。神聖騎士団か?
とりあえず槍は仕舞う。
しかし、嫌な予感がする。さっさと帰ってしまおうかな。
迷っている間に、バーサクブレイズハウンドとの戦いで指揮をとっていた男が近くまで来て叫び始めた。
「貴様ら!我々神聖騎士団の獲物を横取りするなど、恥を知れ!!」
そら見ろ。やっぱり面倒ごとじゃないか。
「フラン、あんなの放っておいて、さっさと帰らないか?」
「そうしたいのは山々だが、私たちだけというのもな・・・」
やっぱりそうだよな。
この後、万が一戦闘になったとしたら、責任を感じてしまう。
「横取りもなにも、あなたたちが負けたから、私たちが挑んだだけよ?」
「神聖騎士団に逆らうというのか!」
「逆らうとか、そういう話以前の問題でしょう?」
「入手した報酬を差し出せ!さすれば経験値を掠め取ったことは許してやる!」
「話が通じない手合いみたいね・・・」
代表で話していたセレナが頭を押さえつつ、力なく首を横に振った。
どこにでも一定数居るんだよな、人の話を聞かない奴。
神聖騎士団に所属する他のメンバーも同じ意見か。
気持ち悪い笑みを浮かべながらセレナを見ている。
・・・神聖騎士団から邪悪騎士団に変えた方が良いんじゃないかね?
「何をモタモタしている!さっさと渡さんか!」
「はぁ・・・。話にならないわね。みんな、もう帰りましょう」
セレナが会話を放棄して町への帰還を促す。
レイドメンバーたちは、やれやれ、といった雰囲気で、町へ向けて歩き出す。
神聖騎士団のリーダー格は顔を真っ赤にして怒りを露わにしているが、何ができる訳でもない。斬りかかろうものなら、即座にレッドネームなのだ。
さ、僕もアライアの町に帰ろう。
「かくなる上は、決闘だ!代表者を出せ!」
神聖騎士団の男がそう叫んだ後、レイドメンバーの視線が三か所に集まった。
六割は僕。三割はフラン。一割はセレナ。
やめて。こっち見ないで。
名前 アスト
種族 人間 Lv23
第一職業 中級剣士 Lv15
第二職業 火炎魔法士 Lv11
第三職業 舞踏家 Lv12
スキルポイント16
アナザースキル
加速Lv7
マスタースキルⅠ
剣術Lv10〔Master〕火魔法Lv10〔Master〕
索敵Lv10〔Master〕発見Lv10〔Master〕
解析Lv10〔Master〕錬金Lv10〔Master〕
料理Lv10〔Master〕
中級剣術Lv20〔Master〕
マスタースキルⅡ
回避Lv10〔Master〕直感Lv10〔Master〕
照準Lv10〔Master〕疾走Lv10〔Master〕
暗視Lv10〔Master〕予測Lv10〔Master〕
迎撃Lv10〔Master〕ステップLv10〔Master〕
軽業Lv10〔Master〕瞬発Lv10〔Master〕
闇魔法耐性Lv10〔Master〕
火魔法耐性Lv10〔Master〕
盲目耐性Lv10〔Master〕
視覚強化Lv10〔Master〕
火傷耐性Lv10〔Master〕
予見Lv20〔Master〕
マスタースキルⅢ
影魔法Lv10〔Master〕魔剣術Lv10〔Master〕
スキル
上級剣術Lv1 火炎魔法Lv18 解体Lv15
中級錬金Lv10 気配察知Lv16 大発見Lv14
分析Lv16 立体機動Lv18 見切りLv18
舞踏Lv19 受け流しLv19 軌道予測Lv18
反応Lv16 疾駆Lv17 中級料理Lv5
縮地Lv15 アクロバットLv10
称号
開拓者 冒険者 使徒 越境者Ⅱ 開放者Ⅱ
ジャイアントキリング レイドボス討伐者
基礎能力値
物理攻撃力 18(+18)
物理防御力 16(+21)
魔法攻撃力 18(+ 8)
魔法防御力 25(+ 8)
平均速力 17(+20)
内容は、ゴールドがそこそこと・・・シルバーチケットが一枚。
シルバーチケットとは何ぞや。
詳細を確認すると、近々導入予定であるガチャシステムにおいて、一枚で三回引けるアイテムらしい。
なんともまあ、反応に困るアイテムだ。
それと、死体が残っていたので、解体を使用することに。
セレナが代表で解体を使用すると、残ったのは大量のアイテム。
【暴走犬の焔皮】素材アイテム レア度5
バーサクブレイズハウンドの皮。
火焔属性の特徴が色濃く現れている。
防具などに加工することが可能。
大量の皮だな。火属性系の耐性防具が作れそうだ。
全員で分けても相応の量になるだろうし、みんな喜んでいる。
今からレインに依頼して間に合うだろうか。
MVP報酬の方は・・・
【焔牙の槍】武器アイテム レア度7
物理攻撃力+12 魔法攻撃力+4 火焔属性付与 品質6
バーサクブレイズハウンドのMVP報酬。
強い焔の力が宿っている魔槍。
その刺突は敵を貫き、その火焔は敵を燃やす。
《熟練度が一定に達し【分析】スキルがLv16になりました》
うわぁ・・・・・・凄い性能だなぁ。そして僕は槍士ではない、と。
はぁ・・・ままならないものだ。
「おい、あの槍、なんかすげぇぞ?」
「でもアストさんは剣士だったよな?売ってもらえないかな・・・?」
「バカ。一体幾らすると思ってんだ。全財産はたいても買えねぇよ」
野次馬?の声が聴こえてくる。
流石に売らんよ?勿体なさ過ぎる。
MVP報酬の情報だけは流しておこうかな。
「ねぇアスト、その槍って・・・?」
「これか?これはMVP報酬みたいだ」
「へぇ・・・・・・ご愁傷様、と言えばいいのかしら?」
セレナが揶揄い混じりに、ニヤニヤしながら尋ねてきた。
なんか悔しい。
「ああ、とても残念だよ。イラついてきたから槍の実験台にしてやろう」
「えっ?・・・ちょっ!?デュエルなんて受けないわよっ!」
申請を却下されてしまった。やはり駄目か。
「レッドネームにならないPKの方法は、っと・・・」
「揶揄ったのは謝るから妙なこと調べないでちょうだい!」
セレナが謝ってきたので調べるのをやめる。
やっぱり意趣返しは大事だよね。
「フラン、そんなに見つめてもこの槍はあげないぞ?」
「・・・・・・」
「何か言ってくれ!」
瞬き一つせず、じっと槍を見つめているのは・・・不気味だ。
「顔が不気味だ」
「っ、何だと!?」
「フランの表情が動かなくて不気味だ」
「何故繰り返した!それもより詳細に!」
ようやく正気に戻ったか。
「それで、この槍が欲しいのか?」
「っ・・・正直に言うなら・・・欲しい」
フランは恥ずかしそうに俯いている。
珍しい顔を見ることが出来たな。
「まあ、流石にやらないけどな」
「だったら何故聞いたのだ!」
「ノリで・・・おい待て、槍を仕舞え!レッドネームになるつもりか!?」
フランには冗談が通じないのか!?
慌てていると、大集団が近づいてきた。神聖騎士団か?
とりあえず槍は仕舞う。
しかし、嫌な予感がする。さっさと帰ってしまおうかな。
迷っている間に、バーサクブレイズハウンドとの戦いで指揮をとっていた男が近くまで来て叫び始めた。
「貴様ら!我々神聖騎士団の獲物を横取りするなど、恥を知れ!!」
そら見ろ。やっぱり面倒ごとじゃないか。
「フラン、あんなの放っておいて、さっさと帰らないか?」
「そうしたいのは山々だが、私たちだけというのもな・・・」
やっぱりそうだよな。
この後、万が一戦闘になったとしたら、責任を感じてしまう。
「横取りもなにも、あなたたちが負けたから、私たちが挑んだだけよ?」
「神聖騎士団に逆らうというのか!」
「逆らうとか、そういう話以前の問題でしょう?」
「入手した報酬を差し出せ!さすれば経験値を掠め取ったことは許してやる!」
「話が通じない手合いみたいね・・・」
代表で話していたセレナが頭を押さえつつ、力なく首を横に振った。
どこにでも一定数居るんだよな、人の話を聞かない奴。
神聖騎士団に所属する他のメンバーも同じ意見か。
気持ち悪い笑みを浮かべながらセレナを見ている。
・・・神聖騎士団から邪悪騎士団に変えた方が良いんじゃないかね?
「何をモタモタしている!さっさと渡さんか!」
「はぁ・・・。話にならないわね。みんな、もう帰りましょう」
セレナが会話を放棄して町への帰還を促す。
レイドメンバーたちは、やれやれ、といった雰囲気で、町へ向けて歩き出す。
神聖騎士団のリーダー格は顔を真っ赤にして怒りを露わにしているが、何ができる訳でもない。斬りかかろうものなら、即座にレッドネームなのだ。
さ、僕もアライアの町に帰ろう。
「かくなる上は、決闘だ!代表者を出せ!」
神聖騎士団の男がそう叫んだ後、レイドメンバーの視線が三か所に集まった。
六割は僕。三割はフラン。一割はセレナ。
やめて。こっち見ないで。
名前 アスト
種族 人間 Lv23
第一職業 中級剣士 Lv15
第二職業 火炎魔法士 Lv11
第三職業 舞踏家 Lv12
スキルポイント16
アナザースキル
加速Lv7
マスタースキルⅠ
剣術Lv10〔Master〕火魔法Lv10〔Master〕
索敵Lv10〔Master〕発見Lv10〔Master〕
解析Lv10〔Master〕錬金Lv10〔Master〕
料理Lv10〔Master〕
中級剣術Lv20〔Master〕
マスタースキルⅡ
回避Lv10〔Master〕直感Lv10〔Master〕
照準Lv10〔Master〕疾走Lv10〔Master〕
暗視Lv10〔Master〕予測Lv10〔Master〕
迎撃Lv10〔Master〕ステップLv10〔Master〕
軽業Lv10〔Master〕瞬発Lv10〔Master〕
闇魔法耐性Lv10〔Master〕
火魔法耐性Lv10〔Master〕
盲目耐性Lv10〔Master〕
視覚強化Lv10〔Master〕
火傷耐性Lv10〔Master〕
予見Lv20〔Master〕
マスタースキルⅢ
影魔法Lv10〔Master〕魔剣術Lv10〔Master〕
スキル
上級剣術Lv1 火炎魔法Lv18 解体Lv15
中級錬金Lv10 気配察知Lv16 大発見Lv14
分析Lv16 立体機動Lv18 見切りLv18
舞踏Lv19 受け流しLv19 軌道予測Lv18
反応Lv16 疾駆Lv17 中級料理Lv5
縮地Lv15 アクロバットLv10
称号
開拓者 冒険者 使徒 越境者Ⅱ 開放者Ⅱ
ジャイアントキリング レイドボス討伐者
基礎能力値
物理攻撃力 18(+18)
物理防御力 16(+21)
魔法攻撃力 18(+ 8)
魔法防御力 25(+ 8)
平均速力 17(+20)
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