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3章
127 激レアアイテム
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ミレアが見せてきたのは黄色い装丁の本。
【磁魔法の書】使用アイテム レア度6
使用すると磁魔法を取得することができる。
スキルポイントとスキルスロットを消費しない。
よさそうなアイテムだが、磁魔法というのはよく分からない。
バーサクマグネモールが使っていた魔法だと思うが、見ただけなのでどんな魔法なのかは判断しかねる。
「使わないのか?」
「うーん・・・取得するのはちょっと躊躇うかな・・・?」
「それなら、売ってしまうか?」
「ええー?それはそれで勿体ないし・・・」
僕も同じ意見だ。
兄妹だけあって考え方が似ているな。
一つだけ良さげな案があるので提案してみようか。
「それなら、僕の武器コレクションの一つ、水精霊の杖と交換しないか?」
「えええっ!いいのっ!?」
「ああ。使わない武器をいつまでも持っていても仕方ないからな」
別に磁魔法の書が欲しいわけではないし、覚えるつもりも無い。
だが、わらしべ長者みたいで面白そうなのでやってみたい。
どちらもレア度は6なので等価交換と言っていいだろう。
「ありがとうアスト兄っ!愛してる!」
「そうかそうか。それは実に結構」
ミレアは水精霊の杖を受け取ると、キラキラした目であちこち眺めている。
前から欲しいと言っていたし、効果とデザインが余程気に入ったのだろう。
そういう訳で、磁魔法の書をゲットした。
しばらくアイテムボックスに寝かせておこう。
ふと周囲を見ると、早速シルバーチケットを使用しているプレイヤーの姿が。
というか、結構な数だな。
「セレナ、何かいい物でも当たったか?」
「ええ、まあね。杖を強化できそうなレア度5素材が当たったわ」
「へぇ。ちなみに、たわしは出たか?」
「たわし?そんな大外れは六回引いたくらいでは出ないわよ?」
話には聞いていたが、本当にたわしは珍しいようだ。
だったら何故僕には二連続でたわしが出たのだ。
たわしが出たらこの場に居るプレイヤーに笑われそうだし、帰ってからにしよう。
ウェザリアに戻ってきてシルバーチケットを使用した。
「アスト兄、今度はたわしが出ないといいね!」
「そう思うんなら、その笑いを堪えた顔をやめろ!」
そんなやり取りをしていると、アイシスとガチャ機械が現れた。
「シルバーチケットのご利用ありがとうございます。ご注文はたわしですね?」
「違う!いつ誰がたわしを求めた!?」
「「ぶはっ・・・!?」」
いきなり何を言い出すんだ、コイツ!
何人ものプレイヤーが同時にガチャを引けるようにか、アイシスは何十人も居るらしいが、この前のアイシスの気がしてならない。
だって、他のプレイヤーの元に来たアイシスはそんなこと言ってなかったし。
あと、ミレアとシエラは笑うな。
「失礼いたしました。ご指名は私ですね、の間違いでした」
「指名なんてしてないぞ!?この前のアイシスならいいな、とは思ったけども!」
「それだけで十分に指名の効力を発揮致しますよ」
「なんで!?」
そんな、ニコッ!とされても困るんだが・・・。
指名されたかったのか?だとしたらちょっと照れくさいんだが・・・。
「私、アスト様がたわしを引き当てることをずっと楽しみにしておりました」
「そういうことかい!」
ああ・・・アイシスと話してると調子が狂う。
もう気にせずに早く引いてしまおう。
ガラガラガラガラガラガラガラ・・・ポン!
「おめでとうございます。『天馬の聖角』が当たりました。はぁ・・・」
「おっ・・・当たりっぽいな。・・・なあ、今ため息吐かなかったか?」
「・・・気のせいです」
嘘つけ。ちゃんと聞こえていたぞ。
そんなにたわしに期待していたのか?
だとしたら残念だったな、たわしじゃなくて。
続く二回目はポーションの詰め合わせだった。
これが俗にいうハズレらしい。
まあ、たわしよりはマシだろう。
では、三回目。
ガラガラガラガラガラガラガラ・・・ポン!
キラーン!!
この光り輝くエフェクトは、精霊の剣が出たのと同じ!
これは期待が高まるな・・・!
何が当たったんだ・・・?
「おめでとうございます!『銀のたわし』が当たりました!!」
「・・・・・・」
手に入ったのは銀色に輝くたわし。
・・・何だこれ。
「説明いたします。『銀のたわし』はシルバーチケット用ガチャに一つだけ存在している超激レアアイテムです」
「・・・使い道はあるのか?」
「ございません!正真正銘ただのゴミです!」
その言葉をきっかけとして、ウェザリアの中に大笑いが響いた。
ミレア、シエラ、アリアさん、ミア、そしてアイシス。
笑ってないのはレインくらいだ。
作業に集中していてこちらに注意を向けてないからな。
レイン以外の全員、覚えてろ。
いつか大笑いされた報復をしてやるから。
本当はもう一枚チケットを使うつもりだったのだが、今日はやめだ。
「ご利用おりがとうございました、アスト様。次回も是非私をご指名くださいね?」
「意地でも断る!チェンジだチェンジ!」
【磁魔法の書】使用アイテム レア度6
使用すると磁魔法を取得することができる。
スキルポイントとスキルスロットを消費しない。
よさそうなアイテムだが、磁魔法というのはよく分からない。
バーサクマグネモールが使っていた魔法だと思うが、見ただけなのでどんな魔法なのかは判断しかねる。
「使わないのか?」
「うーん・・・取得するのはちょっと躊躇うかな・・・?」
「それなら、売ってしまうか?」
「ええー?それはそれで勿体ないし・・・」
僕も同じ意見だ。
兄妹だけあって考え方が似ているな。
一つだけ良さげな案があるので提案してみようか。
「それなら、僕の武器コレクションの一つ、水精霊の杖と交換しないか?」
「えええっ!いいのっ!?」
「ああ。使わない武器をいつまでも持っていても仕方ないからな」
別に磁魔法の書が欲しいわけではないし、覚えるつもりも無い。
だが、わらしべ長者みたいで面白そうなのでやってみたい。
どちらもレア度は6なので等価交換と言っていいだろう。
「ありがとうアスト兄っ!愛してる!」
「そうかそうか。それは実に結構」
ミレアは水精霊の杖を受け取ると、キラキラした目であちこち眺めている。
前から欲しいと言っていたし、効果とデザインが余程気に入ったのだろう。
そういう訳で、磁魔法の書をゲットした。
しばらくアイテムボックスに寝かせておこう。
ふと周囲を見ると、早速シルバーチケットを使用しているプレイヤーの姿が。
というか、結構な数だな。
「セレナ、何かいい物でも当たったか?」
「ええ、まあね。杖を強化できそうなレア度5素材が当たったわ」
「へぇ。ちなみに、たわしは出たか?」
「たわし?そんな大外れは六回引いたくらいでは出ないわよ?」
話には聞いていたが、本当にたわしは珍しいようだ。
だったら何故僕には二連続でたわしが出たのだ。
たわしが出たらこの場に居るプレイヤーに笑われそうだし、帰ってからにしよう。
ウェザリアに戻ってきてシルバーチケットを使用した。
「アスト兄、今度はたわしが出ないといいね!」
「そう思うんなら、その笑いを堪えた顔をやめろ!」
そんなやり取りをしていると、アイシスとガチャ機械が現れた。
「シルバーチケットのご利用ありがとうございます。ご注文はたわしですね?」
「違う!いつ誰がたわしを求めた!?」
「「ぶはっ・・・!?」」
いきなり何を言い出すんだ、コイツ!
何人ものプレイヤーが同時にガチャを引けるようにか、アイシスは何十人も居るらしいが、この前のアイシスの気がしてならない。
だって、他のプレイヤーの元に来たアイシスはそんなこと言ってなかったし。
あと、ミレアとシエラは笑うな。
「失礼いたしました。ご指名は私ですね、の間違いでした」
「指名なんてしてないぞ!?この前のアイシスならいいな、とは思ったけども!」
「それだけで十分に指名の効力を発揮致しますよ」
「なんで!?」
そんな、ニコッ!とされても困るんだが・・・。
指名されたかったのか?だとしたらちょっと照れくさいんだが・・・。
「私、アスト様がたわしを引き当てることをずっと楽しみにしておりました」
「そういうことかい!」
ああ・・・アイシスと話してると調子が狂う。
もう気にせずに早く引いてしまおう。
ガラガラガラガラガラガラガラ・・・ポン!
「おめでとうございます。『天馬の聖角』が当たりました。はぁ・・・」
「おっ・・・当たりっぽいな。・・・なあ、今ため息吐かなかったか?」
「・・・気のせいです」
嘘つけ。ちゃんと聞こえていたぞ。
そんなにたわしに期待していたのか?
だとしたら残念だったな、たわしじゃなくて。
続く二回目はポーションの詰め合わせだった。
これが俗にいうハズレらしい。
まあ、たわしよりはマシだろう。
では、三回目。
ガラガラガラガラガラガラガラ・・・ポン!
キラーン!!
この光り輝くエフェクトは、精霊の剣が出たのと同じ!
これは期待が高まるな・・・!
何が当たったんだ・・・?
「おめでとうございます!『銀のたわし』が当たりました!!」
「・・・・・・」
手に入ったのは銀色に輝くたわし。
・・・何だこれ。
「説明いたします。『銀のたわし』はシルバーチケット用ガチャに一つだけ存在している超激レアアイテムです」
「・・・使い道はあるのか?」
「ございません!正真正銘ただのゴミです!」
その言葉をきっかけとして、ウェザリアの中に大笑いが響いた。
ミレア、シエラ、アリアさん、ミア、そしてアイシス。
笑ってないのはレインくらいだ。
作業に集中していてこちらに注意を向けてないからな。
レイン以外の全員、覚えてろ。
いつか大笑いされた報復をしてやるから。
本当はもう一枚チケットを使うつもりだったのだが、今日はやめだ。
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