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3章
129 未来視と守りたい笑顔
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《熟練度が一定に達し【投擲術】スキルがLv3になりました》
アライアの町周辺の草原で木に向かって投擲練習。
最初は全く当たらなかったのだが、手首の動かし方を工夫したら命中率が上昇。
剣や槍とはまた違った動かし方が必要なのだが、慣れれば問題はない。
投擲は、射程や威力は魔法に劣るが速射性に優れている、というのが僕の評価。
つまり、緊急時などでとっさに使いやすく効果的だということだ。
続いてラビットを相手に投げナイフを使用。
動く相手を対象にすると、予見などのスキルで動きを予測して投げるのがコツだと分かった。
確か、PKのヨミは隠密と組み合わせて効果を高めていたな。
僕も隠密スキルを取得するべきだろうか。
・・・とりあえず、もっと投擲技術を高めてからだな。
一度にあれもこれもとなると中途半端になりかねない。
そう結論を出したところで、近づいてくるファングラビットの気配を捉えた。
鉄のナイフを収納から取り出して迎撃準備。
今度レインに、ナイフ収納専用のベルトでも作ってもらおうかな。
こちらに気づいて向かってきたファングラビットの動きを予測。
距離は二十メートルくらいだから、何とかなるだろう。
僕から見て右方向へ移動とみて、鉄のナイフを二本投擲。
一本は兎が動いた先に丁度のタイミングで着弾し、つんのめらせることに成功。
二本目は、動きが止まった兎に着弾してダメージを与えた。
兎はダメージを喰らったことで怒って、まっすぐに突進。
それを予見していた僕は、投擲術のアーツで止め。
「スローイング!」
突進していた兎は回避できずにクリティカルヒット。
HPバーは消滅した。
《熟練度が一定に達し【投擲術】スキルがLv4になりました》
《マスタースキル【予見】【見切り】【軌道予測】を確認しました》
《プレイヤースキルの条件達成を確認しました》
《取得可能スキルに【未来視】が追加されました》
未来視?
説明も読まずに取得してしまったが、絶対に有用なスキルだ。
必要ポイントは4ポイントと重たかったが、それでも取得。
未来視Lv1アーツ『フューチャー・アイズ』
最も確率の高い未来を、Lv10までは未来視のスキルレベル秒だけ視覚情報として確認することができる。
つまり、現在は一秒先まで確認できるようだ。
効果のほどを確認したいので、ラビットを見つけて発動。
すると、飛びかかってくる映像が脳裏に浮かび、次の瞬間にそのヴィジョン通りにラビットが飛びかかってきた。
これ、結構使い辛い。
二匹目のラビットにフューチャー・アイズを使用したところ、敵が微妙に動く様子しか見えなかった。
そしてその数秒後に飛びかかってきた。
やっぱり使い辛い。
幸い、ヴィジョン自体はゲームの中では一瞬にも満たないので、邪魔ではない。
だが、効果時間が伸びるまでは無駄打ちが多そうだ。
AP消費もそこそこあるので、乱発すればAPポーションの出番になると思う。
大変ではあるが、スキルレベルが上昇すれば有用なんてものじゃないな、これ。
最大で十秒後まで未来を見ることができるのだから。
スキルの備考のところに、取得条件などが書かれている。
何でも、一定以上の反応速度を持つ者でなければ取得できないらしい。
それと、先の未来になる程ブレるのだとか。
さて、そろそろ町に戻ってログアウトしよう。
《熟練度が一定に達し【投擲術】スキルがLv5になりました》
《【投擲術】Lv5アーツ『ダブルスローイング』を習得しました》
帰りにラビットを何匹か倒してレベルアップ。
新しいアーツを覚えた。
マスタースキルになったら、ナイフ投げ方を研究してみよう。
ちなみに、投げたナイフは全て回収している。
愛着はそれほどないが、あとで手入れするつもりだ。
そうしないと消耗が早そうだからな。
ウェザリアに到着すると、そこにはレインしか居なかった。
「アストさん、おかえりなさい」
「ああ、ただいま、レイン」
レインが微笑みを浮かべながら嬉しそうに出迎えてくれた。
なんかいいな、これ。
この幸福感・・・癖になる感覚だ。
「なんか、新婚夫婦みたいな会話になってしまったな」
「へっ・・・?あ・・・わ、私は、決してそういうつもりではっ・・・!?」
レインは、見ていて面白いくらいに動揺している。
頬を赤く染めて手を右往左往させ、チラチラとこちらを窺っている。
やばい。可愛い。
これが自分の新居で、レインが嫁だったら、どれだけ幸せだったろうか・・・。
・・・そんな未来は一生訪れないかもしれないけど。
「あ、アストさん!その・・・スケイルメイルが完成しましたので、是非ご覧になってください・・・!」
「お、完成したのか。夜遅くまでご苦労さま。それじゃ、見させてもらおうかな」
僕が使う訳ではないが、見ておいて損はなかろう。
レインが話を逸らしたことは指摘しないでおく。
思わぬカウンターを喰らうかもしれないからな。
レインが案内してくれた場所にあったのは、青みがかった黒を基調とした鎧。
一応許可をもらってから解析。
【劣水竜鱗鎧】防具アイテム レア度6
物理防御力+10 魔法防御力+5 水系統魔法耐性[中] 品質8
リザードマンジェネラルの力が籠った鱗を加工したスケイルメイル。
使用した鱗の特性上、使用者に動きづらさを殆ど感じさせない。
僕が使用している虚焔猪狼の革鎧といい勝負だと思う。
実に優秀な装備品だ。
「初めてなのに、上手くできたみたいだな。流石レイン」
「ありがとうございます・・・。でも、少しだけ失敗して品質が・・・」
「それでも十分な完成度だと思う。それに、その経験も次に活かせる」
僕の感想を聞いたレインは、ひどく安堵した表情だった。
最後に見せた心の底からの笑顔、是が非でも守りたいなぁ・・・。
《熟練度が一定に達し【中級錬金】スキルがLv15になりました》
カラーポーションと料理を作って今日はお終い。
レインの話では、スケイルメイルは闘技大会後に販売するらしい。
賢明な選択だ。
では、ログアウトしよう。
名前 アスト
種族 人間 Lv29
第一職業 上級剣士 Lv4
第二職業 火焔魔法士 Lv3
第三職業 舞闘家 Lv3
スキルポイント25
アナザースキル
加速Lv8
マスタースキルⅠ
剣術Lv10〔Master〕火魔法Lv10〔Master〕
索敵Lv10〔Master〕発見Lv10〔Master〕
解析Lv10〔Master〕錬金Lv10〔Master〕
料理Lv10〔Master〕槍術Lv10〔Master〕
中級剣術Lv20〔Master〕火炎魔法Lv20〔Master〕
中級槍術Lv20〔Master〕気配察知Lv20〔Master〕
大発見Lv20〔Master〕分析Lv20〔Master〕
マスタースキルⅡ
回避Lv10〔Master〕直感Lv10〔Master〕
照準Lv10〔Master〕疾走Lv10〔Master〕
暗視Lv10〔Master〕予測Lv10〔Master〕
迎撃Lv10〔Master〕ステップLv10〔Master〕
軽業Lv10〔Master〕瞬発Lv10〔Master〕
遠見Lv10〔Master〕歩法Lv10〔Master〕
聴覚強化Lv10〔Master〕触覚強化Lv10〔Master〕
闇魔法耐性Lv10〔Master〕
火魔法耐性Lv10〔Master〕
水魔法耐性Lv10〔Master〕
盲目耐性Lv10〔Master〕
視覚強化Lv10〔Master〕
火傷耐性Lv10〔Master〕
予見Lv20〔Master〕舞踏Lv20〔Master〕
受け流しLv20〔Master〕見切りLv20〔Master〕
立体機動Lv20〔Master〕疾駆Lv20〔Master〕
軌道予測Lv20〔Master〕縮地Lv20〔Master〕
アクロバットLv20〔Master〕反応Lv20〔Master〕
水中歩行Lv20〔Master〕水中機動Lv20〔Master〕
マスタースキルⅢ
影魔法Lv10〔Master〕魔剣術Lv10〔Master〕
スキル
上級剣術Lv8 上級槍術Lv7 投擲術Lv5
火焔魔法Lv6 中級錬金Lv15 中級料理Lv13
解体Lv17 気配感知Lv6 魔力察知Lv17
梟の目Lv17 空間把握Lv16 先手Lv13
忍び足Lv13 瞬動Lv13 鷲の目Lv7
闘気Lv7 舞闘Lv8 連携Lv7 空中機動Lv5
未来視Lv1
称号
開拓者 冒険者 使徒 越境者Ⅱ 開放者Ⅱ
ジャイアントキリング レイドボス討伐者Ⅱ
アイシスキラー 熟練戦士 小金持ち
クリティカルマスター 上級剣士 強奪者
複合製作者 ユニーククリエイター
基礎能力値
物理攻撃力 24(+26)
物理防御力 22(+24)
魔法攻撃力 20(+14)
魔法防御力 26(+10)
平均速力 23(+29)
アライアの町周辺の草原で木に向かって投擲練習。
最初は全く当たらなかったのだが、手首の動かし方を工夫したら命中率が上昇。
剣や槍とはまた違った動かし方が必要なのだが、慣れれば問題はない。
投擲は、射程や威力は魔法に劣るが速射性に優れている、というのが僕の評価。
つまり、緊急時などでとっさに使いやすく効果的だということだ。
続いてラビットを相手に投げナイフを使用。
動く相手を対象にすると、予見などのスキルで動きを予測して投げるのがコツだと分かった。
確か、PKのヨミは隠密と組み合わせて効果を高めていたな。
僕も隠密スキルを取得するべきだろうか。
・・・とりあえず、もっと投擲技術を高めてからだな。
一度にあれもこれもとなると中途半端になりかねない。
そう結論を出したところで、近づいてくるファングラビットの気配を捉えた。
鉄のナイフを収納から取り出して迎撃準備。
今度レインに、ナイフ収納専用のベルトでも作ってもらおうかな。
こちらに気づいて向かってきたファングラビットの動きを予測。
距離は二十メートルくらいだから、何とかなるだろう。
僕から見て右方向へ移動とみて、鉄のナイフを二本投擲。
一本は兎が動いた先に丁度のタイミングで着弾し、つんのめらせることに成功。
二本目は、動きが止まった兎に着弾してダメージを与えた。
兎はダメージを喰らったことで怒って、まっすぐに突進。
それを予見していた僕は、投擲術のアーツで止め。
「スローイング!」
突進していた兎は回避できずにクリティカルヒット。
HPバーは消滅した。
《熟練度が一定に達し【投擲術】スキルがLv4になりました》
《マスタースキル【予見】【見切り】【軌道予測】を確認しました》
《プレイヤースキルの条件達成を確認しました》
《取得可能スキルに【未来視】が追加されました》
未来視?
説明も読まずに取得してしまったが、絶対に有用なスキルだ。
必要ポイントは4ポイントと重たかったが、それでも取得。
未来視Lv1アーツ『フューチャー・アイズ』
最も確率の高い未来を、Lv10までは未来視のスキルレベル秒だけ視覚情報として確認することができる。
つまり、現在は一秒先まで確認できるようだ。
効果のほどを確認したいので、ラビットを見つけて発動。
すると、飛びかかってくる映像が脳裏に浮かび、次の瞬間にそのヴィジョン通りにラビットが飛びかかってきた。
これ、結構使い辛い。
二匹目のラビットにフューチャー・アイズを使用したところ、敵が微妙に動く様子しか見えなかった。
そしてその数秒後に飛びかかってきた。
やっぱり使い辛い。
幸い、ヴィジョン自体はゲームの中では一瞬にも満たないので、邪魔ではない。
だが、効果時間が伸びるまでは無駄打ちが多そうだ。
AP消費もそこそこあるので、乱発すればAPポーションの出番になると思う。
大変ではあるが、スキルレベルが上昇すれば有用なんてものじゃないな、これ。
最大で十秒後まで未来を見ることができるのだから。
スキルの備考のところに、取得条件などが書かれている。
何でも、一定以上の反応速度を持つ者でなければ取得できないらしい。
それと、先の未来になる程ブレるのだとか。
さて、そろそろ町に戻ってログアウトしよう。
《熟練度が一定に達し【投擲術】スキルがLv5になりました》
《【投擲術】Lv5アーツ『ダブルスローイング』を習得しました》
帰りにラビットを何匹か倒してレベルアップ。
新しいアーツを覚えた。
マスタースキルになったら、ナイフ投げ方を研究してみよう。
ちなみに、投げたナイフは全て回収している。
愛着はそれほどないが、あとで手入れするつもりだ。
そうしないと消耗が早そうだからな。
ウェザリアに到着すると、そこにはレインしか居なかった。
「アストさん、おかえりなさい」
「ああ、ただいま、レイン」
レインが微笑みを浮かべながら嬉しそうに出迎えてくれた。
なんかいいな、これ。
この幸福感・・・癖になる感覚だ。
「なんか、新婚夫婦みたいな会話になってしまったな」
「へっ・・・?あ・・・わ、私は、決してそういうつもりではっ・・・!?」
レインは、見ていて面白いくらいに動揺している。
頬を赤く染めて手を右往左往させ、チラチラとこちらを窺っている。
やばい。可愛い。
これが自分の新居で、レインが嫁だったら、どれだけ幸せだったろうか・・・。
・・・そんな未来は一生訪れないかもしれないけど。
「あ、アストさん!その・・・スケイルメイルが完成しましたので、是非ご覧になってください・・・!」
「お、完成したのか。夜遅くまでご苦労さま。それじゃ、見させてもらおうかな」
僕が使う訳ではないが、見ておいて損はなかろう。
レインが話を逸らしたことは指摘しないでおく。
思わぬカウンターを喰らうかもしれないからな。
レインが案内してくれた場所にあったのは、青みがかった黒を基調とした鎧。
一応許可をもらってから解析。
【劣水竜鱗鎧】防具アイテム レア度6
物理防御力+10 魔法防御力+5 水系統魔法耐性[中] 品質8
リザードマンジェネラルの力が籠った鱗を加工したスケイルメイル。
使用した鱗の特性上、使用者に動きづらさを殆ど感じさせない。
僕が使用している虚焔猪狼の革鎧といい勝負だと思う。
実に優秀な装備品だ。
「初めてなのに、上手くできたみたいだな。流石レイン」
「ありがとうございます・・・。でも、少しだけ失敗して品質が・・・」
「それでも十分な完成度だと思う。それに、その経験も次に活かせる」
僕の感想を聞いたレインは、ひどく安堵した表情だった。
最後に見せた心の底からの笑顔、是が非でも守りたいなぁ・・・。
《熟練度が一定に達し【中級錬金】スキルがLv15になりました》
カラーポーションと料理を作って今日はお終い。
レインの話では、スケイルメイルは闘技大会後に販売するらしい。
賢明な選択だ。
では、ログアウトしよう。
名前 アスト
種族 人間 Lv29
第一職業 上級剣士 Lv4
第二職業 火焔魔法士 Lv3
第三職業 舞闘家 Lv3
スキルポイント25
アナザースキル
加速Lv8
マスタースキルⅠ
剣術Lv10〔Master〕火魔法Lv10〔Master〕
索敵Lv10〔Master〕発見Lv10〔Master〕
解析Lv10〔Master〕錬金Lv10〔Master〕
料理Lv10〔Master〕槍術Lv10〔Master〕
中級剣術Lv20〔Master〕火炎魔法Lv20〔Master〕
中級槍術Lv20〔Master〕気配察知Lv20〔Master〕
大発見Lv20〔Master〕分析Lv20〔Master〕
マスタースキルⅡ
回避Lv10〔Master〕直感Lv10〔Master〕
照準Lv10〔Master〕疾走Lv10〔Master〕
暗視Lv10〔Master〕予測Lv10〔Master〕
迎撃Lv10〔Master〕ステップLv10〔Master〕
軽業Lv10〔Master〕瞬発Lv10〔Master〕
遠見Lv10〔Master〕歩法Lv10〔Master〕
聴覚強化Lv10〔Master〕触覚強化Lv10〔Master〕
闇魔法耐性Lv10〔Master〕
火魔法耐性Lv10〔Master〕
水魔法耐性Lv10〔Master〕
盲目耐性Lv10〔Master〕
視覚強化Lv10〔Master〕
火傷耐性Lv10〔Master〕
予見Lv20〔Master〕舞踏Lv20〔Master〕
受け流しLv20〔Master〕見切りLv20〔Master〕
立体機動Lv20〔Master〕疾駆Lv20〔Master〕
軌道予測Lv20〔Master〕縮地Lv20〔Master〕
アクロバットLv20〔Master〕反応Lv20〔Master〕
水中歩行Lv20〔Master〕水中機動Lv20〔Master〕
マスタースキルⅢ
影魔法Lv10〔Master〕魔剣術Lv10〔Master〕
スキル
上級剣術Lv8 上級槍術Lv7 投擲術Lv5
火焔魔法Lv6 中級錬金Lv15 中級料理Lv13
解体Lv17 気配感知Lv6 魔力察知Lv17
梟の目Lv17 空間把握Lv16 先手Lv13
忍び足Lv13 瞬動Lv13 鷲の目Lv7
闘気Lv7 舞闘Lv8 連携Lv7 空中機動Lv5
未来視Lv1
称号
開拓者 冒険者 使徒 越境者Ⅱ 開放者Ⅱ
ジャイアントキリング レイドボス討伐者Ⅱ
アイシスキラー 熟練戦士 小金持ち
クリティカルマスター 上級剣士 強奪者
複合製作者 ユニーククリエイター
基礎能力値
物理攻撃力 24(+26)
物理防御力 22(+24)
魔法攻撃力 20(+14)
魔法防御力 26(+10)
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