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4章
208 二回戦 VSディアス
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ディアスと向き合って構えをとる。
と、一応解析しておこう。
名前 ディアス
種族 人間 Lv25
第一職業 上級剣士 Lv2
第二職業 上級盾士 Lv2
第三職業 上級小盾士 Lv1
「思えば、お前にはこれといった恨みもなく、殆ど記憶に残っていない」
「酷くね!?」
「その恨み、いまここで晴らすっ!」
「その恨みとやらはどっから湧いてきたんだよ!?」
ええい、問答無用!
「スゥ・・・『スラッシュショット』っ!」
「『ガーディアン・オーラ』『ガード』っ!」
小手調べの飛ぶ斬撃はディアスに潰された。
「『ハイドウォーク』『イエローステップ』『トリプルスラスト』!」
「・・・そこだっ!『トリプルガード』!
・・・『カウンターダブルプラス』『ダブルスラッシュ』!」
「『ブルーステップ』『流水』『パワースラッシュ』っ!」
「げっ、『パワーガード』っ!」
ディアスの盾に剣がヒットし、ディアスは衝撃でふき飛ばされた。
・・・タイミングよく後ろに跳ぶことで上手くダメージを最小に抑えたな。
あいつの戦い方にフレグランスやレイヴンのような特殊さはない。
ただひたすらに、上手い。
瞬間的に後ろに跳ぶ選択なんて、中々できるものではないのに。
今の一連の動きだって、僕は本気でやっていたというのに。
称号に「技巧」の二文字が入るのも納得だ。
「くっ、ディアスのくせに・・・!」
「何でディスられてんの!?」
「隙アリ!『フィフススローイング』っ!」
「うげっ、『トリプルガード』『ダブルガード』! 卑怯だぞアスト!?」
何を言うか。真剣勝負に卑怯も何もあるまい。
勝てば官軍なのだよ。
「『ハイドウォーク』『シャドウムーブ』・・・『フレイムキャノン』っ!」
「げえええっ!!パワーガー、げはっ!?」
ふん。シャドウムーブで接近して近接戦かと思っただろう?
その手は何度かディアスに見せたからな。
でも残念。
正解は中距離からの高速魔法でした!
火炎球が腹部に炸裂したディアスは爆死。
「ディアスは土に還ったのだ・・・」
「まだ死んでねぇし! 流石に一撃では落ちねぇよ!?」
「いやいや、もう終わりだぞ? 足元を見てみろよ?」
「足元ぉ? ・・・何もないじゃぶへっ!?」
ディアスは上から降ってきた槍に後頭部を貫かれ、更に火炎球が直撃した。
僕がナイフを投擲した時、持っていた剣は仕舞っている。
だが、同時に槍を取り出して空に放り投げていたのだ。
幻影魔法Lv1呪文アーツ『ファントムクリエイト』で風景を纏わせて上手く偽装していたのだ。そして上級投擲術Lv1アーツ『トワイライト・ワイト』で軌道を操りディアスの頭へ。
シエラが盾で投擲術を使っていたので、可能だと考えたのだ。
お次に幻影をフレイムキャノンと同じ火炎球に変化させる。
仕上げに幻影魔法Lv20呪文アーツ『ファントムリバース』を使用。火炎球に炎のダメージ属性を付与した。
ついでに幻影魔法Lv10呪文アーツ『ファントムペイン』も使用した。
火炎球に変化させるのは大変だったよ・・・。
下を見ろと言ったのは命中しやすくするためのフェイクだ。
おバカなディアスなら馬鹿正直に見ると思ったよ。ハハハッ!
『決着っ!二回戦第八試合を制したのは、『【瞬刻の戦神】アスト』選手っ!
そのえげつなくて無駄に高い技術に、皆さん大きな拍手をお願いいたします!』
「一言余計だぞシステマっ!」
『あははははっ! 彼には運営から外道の称号を贈りたいところですね!』
「やめろおおおっ!?」
という訳で、無事に二回戦に勝利した。
この先、おかしな称号が付かないことを祈るばかりだ・・・。
何にせよ、加速を使わずに勝てたのは大きいな。
あれ、客観的な立場から見られたら対策されそうだし。
《熟練度が一定に達し【上級投擲術】スキルがLv10になりました》
《熟練度が一定に達し【気配制御】スキルがLv5になりました》
《熟練度が一定に達し【未来視】スキルがLv7になりました》
《熟練度が一定に達し【鷹の目】スキルがLv19になりました》
《熟練度が一定に達し【拡張】スキルがLv9になりました》
《二回戦に勝利してスキルポイントを3獲得しました》
さて、引き上げようか。
いや、ディアスの控室を探して揶揄ってやろうか?
「よっ、アスト兄の外道っ!」
「誰が外道だっ!?」
ウェザリアメンバーの居る席まで戻ってきてみれば、これだ。
こんな純真無垢な僕に向かって外道と言うなんて・・・・・だめだ。自分で思っといて何だが急に寒くなってきた。
心にも無いことを考えるんじゃなかった。
僕が純粋なんてガラかよ?
「およ?思いの外アスト兄が落ち込んでる。 さては・・・自分を純粋だと言い聞かせたせいで、拒絶反応が出たんだねっ!」
「お前はエスパーかっ!? 人の心を読むなっ!!」
「わーい、アスト兄が怒ったー!」
くっ、このっ! そこに直れっ!説教だ!
そんなバカ騒ぎをしていると、大画面に変化が。
三回戦・・・準々決勝の対戦カードが表示されたのだ。
組み合わせシャッフルも無いので、予想通りのものでしかないが、注目だ。
と、一応解析しておこう。
名前 ディアス
種族 人間 Lv25
第一職業 上級剣士 Lv2
第二職業 上級盾士 Lv2
第三職業 上級小盾士 Lv1
「思えば、お前にはこれといった恨みもなく、殆ど記憶に残っていない」
「酷くね!?」
「その恨み、いまここで晴らすっ!」
「その恨みとやらはどっから湧いてきたんだよ!?」
ええい、問答無用!
「スゥ・・・『スラッシュショット』っ!」
「『ガーディアン・オーラ』『ガード』っ!」
小手調べの飛ぶ斬撃はディアスに潰された。
「『ハイドウォーク』『イエローステップ』『トリプルスラスト』!」
「・・・そこだっ!『トリプルガード』!
・・・『カウンターダブルプラス』『ダブルスラッシュ』!」
「『ブルーステップ』『流水』『パワースラッシュ』っ!」
「げっ、『パワーガード』っ!」
ディアスの盾に剣がヒットし、ディアスは衝撃でふき飛ばされた。
・・・タイミングよく後ろに跳ぶことで上手くダメージを最小に抑えたな。
あいつの戦い方にフレグランスやレイヴンのような特殊さはない。
ただひたすらに、上手い。
瞬間的に後ろに跳ぶ選択なんて、中々できるものではないのに。
今の一連の動きだって、僕は本気でやっていたというのに。
称号に「技巧」の二文字が入るのも納得だ。
「くっ、ディアスのくせに・・・!」
「何でディスられてんの!?」
「隙アリ!『フィフススローイング』っ!」
「うげっ、『トリプルガード』『ダブルガード』! 卑怯だぞアスト!?」
何を言うか。真剣勝負に卑怯も何もあるまい。
勝てば官軍なのだよ。
「『ハイドウォーク』『シャドウムーブ』・・・『フレイムキャノン』っ!」
「げえええっ!!パワーガー、げはっ!?」
ふん。シャドウムーブで接近して近接戦かと思っただろう?
その手は何度かディアスに見せたからな。
でも残念。
正解は中距離からの高速魔法でした!
火炎球が腹部に炸裂したディアスは爆死。
「ディアスは土に還ったのだ・・・」
「まだ死んでねぇし! 流石に一撃では落ちねぇよ!?」
「いやいや、もう終わりだぞ? 足元を見てみろよ?」
「足元ぉ? ・・・何もないじゃぶへっ!?」
ディアスは上から降ってきた槍に後頭部を貫かれ、更に火炎球が直撃した。
僕がナイフを投擲した時、持っていた剣は仕舞っている。
だが、同時に槍を取り出して空に放り投げていたのだ。
幻影魔法Lv1呪文アーツ『ファントムクリエイト』で風景を纏わせて上手く偽装していたのだ。そして上級投擲術Lv1アーツ『トワイライト・ワイト』で軌道を操りディアスの頭へ。
シエラが盾で投擲術を使っていたので、可能だと考えたのだ。
お次に幻影をフレイムキャノンと同じ火炎球に変化させる。
仕上げに幻影魔法Lv20呪文アーツ『ファントムリバース』を使用。火炎球に炎のダメージ属性を付与した。
ついでに幻影魔法Lv10呪文アーツ『ファントムペイン』も使用した。
火炎球に変化させるのは大変だったよ・・・。
下を見ろと言ったのは命中しやすくするためのフェイクだ。
おバカなディアスなら馬鹿正直に見ると思ったよ。ハハハッ!
『決着っ!二回戦第八試合を制したのは、『【瞬刻の戦神】アスト』選手っ!
そのえげつなくて無駄に高い技術に、皆さん大きな拍手をお願いいたします!』
「一言余計だぞシステマっ!」
『あははははっ! 彼には運営から外道の称号を贈りたいところですね!』
「やめろおおおっ!?」
という訳で、無事に二回戦に勝利した。
この先、おかしな称号が付かないことを祈るばかりだ・・・。
何にせよ、加速を使わずに勝てたのは大きいな。
あれ、客観的な立場から見られたら対策されそうだし。
《熟練度が一定に達し【上級投擲術】スキルがLv10になりました》
《熟練度が一定に達し【気配制御】スキルがLv5になりました》
《熟練度が一定に達し【未来視】スキルがLv7になりました》
《熟練度が一定に達し【鷹の目】スキルがLv19になりました》
《熟練度が一定に達し【拡張】スキルがLv9になりました》
《二回戦に勝利してスキルポイントを3獲得しました》
さて、引き上げようか。
いや、ディアスの控室を探して揶揄ってやろうか?
「よっ、アスト兄の外道っ!」
「誰が外道だっ!?」
ウェザリアメンバーの居る席まで戻ってきてみれば、これだ。
こんな純真無垢な僕に向かって外道と言うなんて・・・・・だめだ。自分で思っといて何だが急に寒くなってきた。
心にも無いことを考えるんじゃなかった。
僕が純粋なんてガラかよ?
「およ?思いの外アスト兄が落ち込んでる。 さては・・・自分を純粋だと言い聞かせたせいで、拒絶反応が出たんだねっ!」
「お前はエスパーかっ!? 人の心を読むなっ!!」
「わーい、アスト兄が怒ったー!」
くっ、このっ! そこに直れっ!説教だ!
そんなバカ騒ぎをしていると、大画面に変化が。
三回戦・・・準々決勝の対戦カードが表示されたのだ。
組み合わせシャッフルも無いので、予想通りのものでしかないが、注目だ。
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