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第一部「六色の瞳と魔の支配者」編
六皇騎士
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クロトの真意を知るために、必死に考えた。
(青・・・青騎士・・・・・・分からない。先に青騎士が居る?)
ヴィオラは、答えを導き出せない。
そのころ、アクアとマリアも魔法陣の前に来ていた。
(青の魔法陣が消えているのは、クロトさん。では、その選択理由は・・・?)
ここまでは、ヴィオラとマリアも辿り着いた。
ここから先は、アクアの持つ情報が必要なのだ。
(青と言えば青騎士。青騎士は水無効。氷の魔法で倒せましたが・・・!?)
そこまで考えたアクアは思いついた。
この先に、氷無効スキルを持つ敵が居るのではないか、と。
そんな敵に自分が単独で当たったら、勝機は薄い。
そしてその場所は、青の魔法陣の先。
(クロトさんは、私のために青を選んでくださったのですね・・・。)
そう思うと、自然と頬が赤くなる。
(では、私が選ぶべき魔法陣は・・・?)
慎重に考え始めるアクア。
クロトからの、不利な相手を選ぶな、というメッセージでもあるのだから。
まず、白と黒は却下。
光絶魔法と闇絶魔法は、喰らってしまうとどうなるか未知数。
ヴィオラは未来視により、大量過ぎない攻撃の回避が得意。
ならば、建物内では回避しやすい地属性を残す。
残るは炎と雷だが、炎を選択。
雷は、回避するのが大変だ。
そのように思考をまとめ、アクアは赤の魔法陣に乗った。
赤の魔法陣が使えなくなったことに気づいたヴィオラとマリア。
ここで幾つかの思考を辿り、マリアもクロトの真意に気づいた。
そして、緑の魔法陣に乗った。
最後に残ったヴィオラ。
アクアのことを考え、無効スキルの恐れと、白と黒の危険性に気づいた。
よって、残った黄の魔法陣へ乗った。
クロトは青皇騎士と戦っていた。
敵の烈剣術は水と氷の属性を持つため、魔法剣を使用して戦う。
剣術のスキルレベルと剣の腕は、クロトの方が上。
だが、未だに勝ち切れていない。
何故かと言うと、部屋の青色と同化するかの様に、敵の姿が消えるからだ。
主に、敵に隙が出来たタイミングで、だ。
そんなスキルは見当たらないので、部屋自体の効果だろう。
その効果をどうにかしないと、相当な時間を消費することになる。
(部屋の効果は・・・保護色?)
わざわざ青い部屋に青い騎士を配置しているのだから、色は重要な点だろう。
(なら、騎士の色を変えてみようか。)
そう思いつくや否や、収納しているペンキを掛けようと試みる。
部屋の効果ありきで戦う者が、弱点を把握していないとは考え辛い。
そのため、ただ掛けようとするだけでは回避される。
また、拘束していても、保護色で消えてしまうのが厄介だ。
ゆえに、まずは部屋の床一面をペンキ塗れにする。
これで、おおよそ何処に現れても、足の裏にペンキが付着する。
十数秒後、クロトの背後のペンキの無い空間に現れた騎士。
予定通り、そこにあった切断領域に切り刻まれ、決着。
「まあ、現れた場所が空間切断を跨いでいたら、即死だよね。」
空間系統の耐性は無さそうだったので、この手を使ったわけだ。
ちなみに、大量のペンキは、店の外装などに使うために持っていた物だ。
青皇騎士を倒した直後、部屋の前後に魔法陣が出現した。
後方の魔法陣は、来たときに使った魔法陣。
敵を倒せば引き返すことも出来る訳だ。
逆に言えば、倒さなければ一生出られないとも言えるのだが。
クロトは前方の魔法陣に乗った。
クロトの転移した先は、灰色の部屋。
いや、たった今、青色が一部に追加された。
この部屋にあるのは2つの魔法陣と、中央の大きな魔法陣。
普通サイズの魔法陣は、白と黒。
大きな魔法陣は六分の一が青くなり、残りが灰色。
つまり、全ての色の皇騎士を倒せ、と言う事だろう。
そうすれば、部屋中央の大魔法陣が使用可能になると思われる。
他の三色の魔法陣、赤、黄、緑は、現在挑戦中なのだろう。
そこまで推測を重ねたクロトは、躊躇いなく、黒の魔法陣へ乗った。
青皇騎士と同じ手順で、黒皇騎士と白皇騎士を瞬殺したクロト。
違ったのは、所要時間と使ったペンキの色くらいだ。
クロトからすれば、青より黒と白の方が与しやすかった。
元々精神魔法が効きづらい上に、全天魔の衣の精神耐性もある。
更に、剣の腕も青に劣る。
部屋の効果込みでも、相手にならない。
クロトは、元は灰色だった部屋に戻って来た。
その部屋には、まだ誰も居ない。
(まだ来ていないということは、少し苦戦しているかな?)
あとは待つことしかできないクロトは、思考に没頭するのだった。
(青・・・青騎士・・・・・・分からない。先に青騎士が居る?)
ヴィオラは、答えを導き出せない。
そのころ、アクアとマリアも魔法陣の前に来ていた。
(青の魔法陣が消えているのは、クロトさん。では、その選択理由は・・・?)
ここまでは、ヴィオラとマリアも辿り着いた。
ここから先は、アクアの持つ情報が必要なのだ。
(青と言えば青騎士。青騎士は水無効。氷の魔法で倒せましたが・・・!?)
そこまで考えたアクアは思いついた。
この先に、氷無効スキルを持つ敵が居るのではないか、と。
そんな敵に自分が単独で当たったら、勝機は薄い。
そしてその場所は、青の魔法陣の先。
(クロトさんは、私のために青を選んでくださったのですね・・・。)
そう思うと、自然と頬が赤くなる。
(では、私が選ぶべき魔法陣は・・・?)
慎重に考え始めるアクア。
クロトからの、不利な相手を選ぶな、というメッセージでもあるのだから。
まず、白と黒は却下。
光絶魔法と闇絶魔法は、喰らってしまうとどうなるか未知数。
ヴィオラは未来視により、大量過ぎない攻撃の回避が得意。
ならば、建物内では回避しやすい地属性を残す。
残るは炎と雷だが、炎を選択。
雷は、回避するのが大変だ。
そのように思考をまとめ、アクアは赤の魔法陣に乗った。
赤の魔法陣が使えなくなったことに気づいたヴィオラとマリア。
ここで幾つかの思考を辿り、マリアもクロトの真意に気づいた。
そして、緑の魔法陣に乗った。
最後に残ったヴィオラ。
アクアのことを考え、無効スキルの恐れと、白と黒の危険性に気づいた。
よって、残った黄の魔法陣へ乗った。
クロトは青皇騎士と戦っていた。
敵の烈剣術は水と氷の属性を持つため、魔法剣を使用して戦う。
剣術のスキルレベルと剣の腕は、クロトの方が上。
だが、未だに勝ち切れていない。
何故かと言うと、部屋の青色と同化するかの様に、敵の姿が消えるからだ。
主に、敵に隙が出来たタイミングで、だ。
そんなスキルは見当たらないので、部屋自体の効果だろう。
その効果をどうにかしないと、相当な時間を消費することになる。
(部屋の効果は・・・保護色?)
わざわざ青い部屋に青い騎士を配置しているのだから、色は重要な点だろう。
(なら、騎士の色を変えてみようか。)
そう思いつくや否や、収納しているペンキを掛けようと試みる。
部屋の効果ありきで戦う者が、弱点を把握していないとは考え辛い。
そのため、ただ掛けようとするだけでは回避される。
また、拘束していても、保護色で消えてしまうのが厄介だ。
ゆえに、まずは部屋の床一面をペンキ塗れにする。
これで、おおよそ何処に現れても、足の裏にペンキが付着する。
十数秒後、クロトの背後のペンキの無い空間に現れた騎士。
予定通り、そこにあった切断領域に切り刻まれ、決着。
「まあ、現れた場所が空間切断を跨いでいたら、即死だよね。」
空間系統の耐性は無さそうだったので、この手を使ったわけだ。
ちなみに、大量のペンキは、店の外装などに使うために持っていた物だ。
青皇騎士を倒した直後、部屋の前後に魔法陣が出現した。
後方の魔法陣は、来たときに使った魔法陣。
敵を倒せば引き返すことも出来る訳だ。
逆に言えば、倒さなければ一生出られないとも言えるのだが。
クロトは前方の魔法陣に乗った。
クロトの転移した先は、灰色の部屋。
いや、たった今、青色が一部に追加された。
この部屋にあるのは2つの魔法陣と、中央の大きな魔法陣。
普通サイズの魔法陣は、白と黒。
大きな魔法陣は六分の一が青くなり、残りが灰色。
つまり、全ての色の皇騎士を倒せ、と言う事だろう。
そうすれば、部屋中央の大魔法陣が使用可能になると思われる。
他の三色の魔法陣、赤、黄、緑は、現在挑戦中なのだろう。
そこまで推測を重ねたクロトは、躊躇いなく、黒の魔法陣へ乗った。
青皇騎士と同じ手順で、黒皇騎士と白皇騎士を瞬殺したクロト。
違ったのは、所要時間と使ったペンキの色くらいだ。
クロトからすれば、青より黒と白の方が与しやすかった。
元々精神魔法が効きづらい上に、全天魔の衣の精神耐性もある。
更に、剣の腕も青に劣る。
部屋の効果込みでも、相手にならない。
クロトは、元は灰色だった部屋に戻って来た。
その部屋には、まだ誰も居ない。
(まだ来ていないということは、少し苦戦しているかな?)
あとは待つことしかできないクロトは、思考に没頭するのだった。
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