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第一部「六色の瞳と魔の支配者」編
剣帝
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クロトとアクアがダンジョンボス部屋の前に辿り着いたころ。
ヴィオラとマリアは、近衛騎士部屋の前に居た。
初めは上手くいかなかった連携だが、次第に、綺麗にはまっていった。
基本は両者とも前衛。
マリアが敵の攻撃を捌く。
ヴィオラは隙を伺う。
攻防の中で、マリアが敵に隙を作る。
それを未来視で知っていたヴィオラが、ジャストタイミングで懐に飛び込む。
ヴィオラの攻撃で敵は絶命。
そうでなくとも、マリアが天魔法術でとどめを刺す。
ここまでの近衛騎士は、そうやって倒してきた。
では、100体を超える近衛騎士はどうするのか。
「ヴィオラ、作戦の提案があるなら聞きますわよ?」
「・・・部屋に入ったら、私の指示した場所に、天玉の配置を。」
意外(?)なことに、指示を出すのはヴィオラだ。
「そんなに沢山読めますの?」
「・・・同じ魔物だから、レベル差はあるにしても、比較的読みやすい。」
ヴィオラの作戦は、天玉で行動不能にした相手を仕留めていく方法のようだ。
「なるほど、分かりましたわ。では、感知した魔物の配置を教えますわね。」
「・・・お願い。」
マリアは室内の敵の配置を伝えた。
そして、それを元に天玉の配置場所を指示する。
「・・・恐らく、二割程度は残るから、そのつもりで。」
「了解しましたわ。」
最終確認を終え、大部屋に突入する二人。
「天魔法術・天玉!」
ヴィオラの侵入直後、百を超える天玉が配置される。
近衛騎士の進行方向に置かれたそれは、敵たちから五感を奪う事に成功した。
行動不能になったのは、八割に届かない程度。
ヴィオラとアリアは、行動可能な騎士を、手分けして一体ずつ倒していく。
少々苦戦はしたが、程なくして全滅させた。
行動不能な敵にも、とどめを刺していく。
クロトたち同様、安全地帯で休憩する二人。
ほんの少しの休憩で終わらせて、先へ進む。
少しだけ急いでいるのは、クロトたちは先で待っていると推測したからだ。
それからすぐに、クロトたちと合流を果たしたのだった。
クロトたちがダンジョンボス部屋に来てから数十分。
「・・・お待たせ。」
「お待たせしましたわ。」
ヴィオラとマリアが合流した。
「余り待って無いけどね。それより、ここのボスのことなんだけど・・・。」
クロトは、ヴィオラたちが来るまでに、天眼で敵を確認していた。
その結果分かったのが・・・
「天種、ですの?」
マリアの言う通り、ダンジョンボスは天種のようだ。
ステータスは・・・
全剣帝
種族 魔物 天種
レベル 85
HP 5500
MP 5000
筋力 3000
防御力 2500
魔力 3000
速力 2500
幸運 90
レアスキル
烈剣術・全10 天眼10 天感8 天力5
スキル
火無効 水無効 風無効 土無効 光無効 闇無効
炎耐性 氷耐性 雷耐性 地耐性 光絶耐性 闇絶耐性
即死無効 臨界突破8
このように、堕天使と違って全て見えてはいるが、強敵なのには間違いない。
「注意すべきは、臨界突破と烈剣術・全、次点で天眼、かな?」
「ですわね。臨界突破の上昇幅は・・・160%。勝てるとは思えませんわ。」
160%ということは、修正後の筋力値は・・・7800。
そこに、天力での底上げもある。
普通に戦って勝てるとは思えない。
断絶空間への避難も、ダンジョン内では不可。
効果時間も長く、八十分間。
それだけの時間戦い続けるには、クロトたちも限界突破の行使が必要だろう。
だがそうなれば、効果終了後も動ける臨界突破の使用者が有利。
「・・・八方塞がり?」
「ヴィオラ、ハッキリと言わないで欲しいですわ・・・。」
どう戦ったものかと頭を悩ませる一同。
臨界突破もそうだが、烈剣術・全の最高値というのも尋常ではない。
一体、どれほどの剣術を誇るというのか。
また、天眼の未来予測との組み合わせも、相当厄介だろう。
既にクロトはおおよその方針を決めているが、悩む皆を黙って見守る。
自分の頭で考えることも大事なのだ。
「やはり、私たちの限界突破行使は、必須かと思います。」
「・・・問題は、そのタイミング。」
「下手なタイミングで使ってしまえば、たちまち追い詰められますわ。」
それについては、クロトも同感だ。
誰の限界突破を、どのタイミングで使うか。
そこが最も重要なポイントになる。
「クロト、わたくしの瞳の全力使用は駄目ですの?」
「それは駄目。第一、僕にそれを使ったら、とんでもないことになるから。」
一度、実験で使ってみたら、酷いことになったのだ。
クロトに使ったからこその結果とも言えるが。
その後、アクアたち三人で作戦を立てて、クロトが微修正を加えた。
四人は軽く準備運動をした後、ボス部屋の扉を開いて中へ入って行った。
ヴィオラとマリアは、近衛騎士部屋の前に居た。
初めは上手くいかなかった連携だが、次第に、綺麗にはまっていった。
基本は両者とも前衛。
マリアが敵の攻撃を捌く。
ヴィオラは隙を伺う。
攻防の中で、マリアが敵に隙を作る。
それを未来視で知っていたヴィオラが、ジャストタイミングで懐に飛び込む。
ヴィオラの攻撃で敵は絶命。
そうでなくとも、マリアが天魔法術でとどめを刺す。
ここまでの近衛騎士は、そうやって倒してきた。
では、100体を超える近衛騎士はどうするのか。
「ヴィオラ、作戦の提案があるなら聞きますわよ?」
「・・・部屋に入ったら、私の指示した場所に、天玉の配置を。」
意外(?)なことに、指示を出すのはヴィオラだ。
「そんなに沢山読めますの?」
「・・・同じ魔物だから、レベル差はあるにしても、比較的読みやすい。」
ヴィオラの作戦は、天玉で行動不能にした相手を仕留めていく方法のようだ。
「なるほど、分かりましたわ。では、感知した魔物の配置を教えますわね。」
「・・・お願い。」
マリアは室内の敵の配置を伝えた。
そして、それを元に天玉の配置場所を指示する。
「・・・恐らく、二割程度は残るから、そのつもりで。」
「了解しましたわ。」
最終確認を終え、大部屋に突入する二人。
「天魔法術・天玉!」
ヴィオラの侵入直後、百を超える天玉が配置される。
近衛騎士の進行方向に置かれたそれは、敵たちから五感を奪う事に成功した。
行動不能になったのは、八割に届かない程度。
ヴィオラとアリアは、行動可能な騎士を、手分けして一体ずつ倒していく。
少々苦戦はしたが、程なくして全滅させた。
行動不能な敵にも、とどめを刺していく。
クロトたち同様、安全地帯で休憩する二人。
ほんの少しの休憩で終わらせて、先へ進む。
少しだけ急いでいるのは、クロトたちは先で待っていると推測したからだ。
それからすぐに、クロトたちと合流を果たしたのだった。
クロトたちがダンジョンボス部屋に来てから数十分。
「・・・お待たせ。」
「お待たせしましたわ。」
ヴィオラとマリアが合流した。
「余り待って無いけどね。それより、ここのボスのことなんだけど・・・。」
クロトは、ヴィオラたちが来るまでに、天眼で敵を確認していた。
その結果分かったのが・・・
「天種、ですの?」
マリアの言う通り、ダンジョンボスは天種のようだ。
ステータスは・・・
全剣帝
種族 魔物 天種
レベル 85
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MP 5000
筋力 3000
防御力 2500
魔力 3000
速力 2500
幸運 90
レアスキル
烈剣術・全10 天眼10 天感8 天力5
スキル
火無効 水無効 風無効 土無効 光無効 闇無効
炎耐性 氷耐性 雷耐性 地耐性 光絶耐性 闇絶耐性
即死無効 臨界突破8
このように、堕天使と違って全て見えてはいるが、強敵なのには間違いない。
「注意すべきは、臨界突破と烈剣術・全、次点で天眼、かな?」
「ですわね。臨界突破の上昇幅は・・・160%。勝てるとは思えませんわ。」
160%ということは、修正後の筋力値は・・・7800。
そこに、天力での底上げもある。
普通に戦って勝てるとは思えない。
断絶空間への避難も、ダンジョン内では不可。
効果時間も長く、八十分間。
それだけの時間戦い続けるには、クロトたちも限界突破の行使が必要だろう。
だがそうなれば、効果終了後も動ける臨界突破の使用者が有利。
「・・・八方塞がり?」
「ヴィオラ、ハッキリと言わないで欲しいですわ・・・。」
どう戦ったものかと頭を悩ませる一同。
臨界突破もそうだが、烈剣術・全の最高値というのも尋常ではない。
一体、どれほどの剣術を誇るというのか。
また、天眼の未来予測との組み合わせも、相当厄介だろう。
既にクロトはおおよその方針を決めているが、悩む皆を黙って見守る。
自分の頭で考えることも大事なのだ。
「やはり、私たちの限界突破行使は、必須かと思います。」
「・・・問題は、そのタイミング。」
「下手なタイミングで使ってしまえば、たちまち追い詰められますわ。」
それについては、クロトも同感だ。
誰の限界突破を、どのタイミングで使うか。
そこが最も重要なポイントになる。
「クロト、わたくしの瞳の全力使用は駄目ですの?」
「それは駄目。第一、僕にそれを使ったら、とんでもないことになるから。」
一度、実験で使ってみたら、酷いことになったのだ。
クロトに使ったからこその結果とも言えるが。
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