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第一部「六色の瞳と魔の支配者」編
魔王の侵略 六日目-1
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魔王の侵略開始から六日目。
侵攻してくる魔物の割合は、
通常種一割、上位種一割、最上位種二割、支配種三割、王種二割、皇帝種一割。
いよいよ厳しくなってきた。
幾ら砦やアイテムがあっても、地力の差は如何ともし難い。
この日から、高ランク冒険者を各地に常駐させることになった。
ここはラシアルドの町。
レファイスはアースアント皇帝種を始末したところだった。
「・・・皇帝種が増えて来たな。私一人では厳しいか?」
まだまだ余裕はあるが、このままの調子では明日からが危ない。
「伝令!ライドリアース第一、第二防衛砦が抜かれました!」
「敵は?」
「砂皇帝です!」
「事前に聞いていた情報の奴か・・・。」
レファイスは直ちに迎撃へ出向き、苦戦しつつもこれを撃破。
拠点んで休憩しながら回復薬を使用する。
対策法が提示されているとはいえ、苦戦くらいはする。
先の事が思いやられる事態だった。
ドレファトの町にはヴィオラが常駐することになった。
ドレファトを任せるには一番の適任者だろう。
「伝令!深淵の森第一、第二防衛砦が、獣皇帝に抜かれました!」
「・・・第三防衛砦で迎え撃つ。」
ヴィオラは魔法陣で転移して、第三砦へ。
獣皇帝は若干苦手なタイプだが、決して勝てなくはない。
「ガアッ!」
「・・・右上。」
未来視で攻撃を回避したヴィオラは、剣技を使用。
「天紫剣・神無月!」
ナツメの飛燕を真似た剣技で、尻尾を切り落とした。
バランスを崩した獣皇帝へ、さらに連続技を放つ。
「天紫剣・神在月!」
神無月からの返し技である神在月は、神無月と連続した技。
二つの間にタイムラグは殆どない。
首を一つ切り落とされた獣皇帝は、視界が狭まっている。
ヴィオラは因果の誘導を行い、敵が自分を視野に入れない方を向くようにした。
そんな行動をした敵は当然隙だらけ。
「天紫剣・春夏秋冬!」
魔法剣で残った首を切り落とされ、体もズタズタにされ、獣皇帝は絶命。
「・・・帰還する。」
ヴィオラは転移魔法陣を使い、再びドレファトの町へ転移して行った。
シレーマの町へ常駐することになったのはアクア。
現在第一砦で、次から次へとやって来る皇帝種を、サクサク討伐していた。
シレーマはダイダル海域が近いため、国内で一番皇帝種の襲来が多い。
王都並みと言っても良いだろう。
「水神魔法・神氷絶波!」
アクアを囲んでいた三十体ほどの皇帝種たちを、まとめて細切れにした。
一息ついているところに伝令が。
「伝令!十分前、シレーマの町近くの第五防衛海上砦の付近に、海底大魚が出現!」
「すぐに向かいます。」
アクアは転移魔法陣に乗って、転移した。
第五砦は既に海底大魚を迎え撃っていた。
「おまたせしました!」
「水姫様!?第一砦の皇帝種は・・・!」
「そちらは終わりましたので、海底大魚も、私が。」
「しかし、それほど連続で戦ったら、MPが・・・!」
「問題ありませんよ。・・・水神魔法・大津波!」
アクアは、海底大魚が砦に向け、大海魔法を発動させたのを感知。
妨害は間に合わないと見て、津波が来るまで待ち、その支配権を奪う。
そして、津波を海底大魚に返し、新たな魔法を発動。
「水神魔法・神氷大刃!」
津波が、空間魔法を纏った巨大な氷の刃に変化。
動きの遅い海底大魚を真っ二つにした。
「ふぅ・・・。これで一息つけ・・・『伝令!』・・・そうにありませんね。」
アクアは伝令の内容に耳を傾ける。
「第二防衛砦に、海皇帝が襲来!現在交戦中です!」
「・・・分かりました、私が迎撃します。」
転移した先では海皇帝が砦を襲っていた。
少ないが、被害も出始めている。
察知が遅れた訳では無いが、海皇帝は意外と速い。
今後の課題だと思いつつ、海上から襲い来る海皇帝の、十二本ある足を迎撃。
特に魔法名は唱えない。
事前に発動していた自動迎撃魔法「自律水氷壁」が足を全て防ぐ。
アクアはそのタイミングでカウンターの魔法を発動させる。
「水神魔法・十二連神氷刃!」
一瞬で全ての足を切断し、その一瞬後、さらに追撃する。
「水神魔法・縦横無刃!」
無限とも言える刃が、上下左右あらゆる方向から海皇帝を襲う。
細切れにされた海皇帝は、その生涯を終えた。
縦横無刃と神氷絶波の違いは、基点となるのが、敵かアクアかの違いだ。
今回はより確実に絶命させられる方を使用したのだが・・・。
相手からすれば、どちらも致死の攻撃でしかないのであった。
侵攻してくる魔物の割合は、
通常種一割、上位種一割、最上位種二割、支配種三割、王種二割、皇帝種一割。
いよいよ厳しくなってきた。
幾ら砦やアイテムがあっても、地力の差は如何ともし難い。
この日から、高ランク冒険者を各地に常駐させることになった。
ここはラシアルドの町。
レファイスはアースアント皇帝種を始末したところだった。
「・・・皇帝種が増えて来たな。私一人では厳しいか?」
まだまだ余裕はあるが、このままの調子では明日からが危ない。
「伝令!ライドリアース第一、第二防衛砦が抜かれました!」
「敵は?」
「砂皇帝です!」
「事前に聞いていた情報の奴か・・・。」
レファイスは直ちに迎撃へ出向き、苦戦しつつもこれを撃破。
拠点んで休憩しながら回復薬を使用する。
対策法が提示されているとはいえ、苦戦くらいはする。
先の事が思いやられる事態だった。
ドレファトの町にはヴィオラが常駐することになった。
ドレファトを任せるには一番の適任者だろう。
「伝令!深淵の森第一、第二防衛砦が、獣皇帝に抜かれました!」
「・・・第三防衛砦で迎え撃つ。」
ヴィオラは魔法陣で転移して、第三砦へ。
獣皇帝は若干苦手なタイプだが、決して勝てなくはない。
「ガアッ!」
「・・・右上。」
未来視で攻撃を回避したヴィオラは、剣技を使用。
「天紫剣・神無月!」
ナツメの飛燕を真似た剣技で、尻尾を切り落とした。
バランスを崩した獣皇帝へ、さらに連続技を放つ。
「天紫剣・神在月!」
神無月からの返し技である神在月は、神無月と連続した技。
二つの間にタイムラグは殆どない。
首を一つ切り落とされた獣皇帝は、視界が狭まっている。
ヴィオラは因果の誘導を行い、敵が自分を視野に入れない方を向くようにした。
そんな行動をした敵は当然隙だらけ。
「天紫剣・春夏秋冬!」
魔法剣で残った首を切り落とされ、体もズタズタにされ、獣皇帝は絶命。
「・・・帰還する。」
ヴィオラは転移魔法陣を使い、再びドレファトの町へ転移して行った。
シレーマの町へ常駐することになったのはアクア。
現在第一砦で、次から次へとやって来る皇帝種を、サクサク討伐していた。
シレーマはダイダル海域が近いため、国内で一番皇帝種の襲来が多い。
王都並みと言っても良いだろう。
「水神魔法・神氷絶波!」
アクアを囲んでいた三十体ほどの皇帝種たちを、まとめて細切れにした。
一息ついているところに伝令が。
「伝令!十分前、シレーマの町近くの第五防衛海上砦の付近に、海底大魚が出現!」
「すぐに向かいます。」
アクアは転移魔法陣に乗って、転移した。
第五砦は既に海底大魚を迎え撃っていた。
「おまたせしました!」
「水姫様!?第一砦の皇帝種は・・・!」
「そちらは終わりましたので、海底大魚も、私が。」
「しかし、それほど連続で戦ったら、MPが・・・!」
「問題ありませんよ。・・・水神魔法・大津波!」
アクアは、海底大魚が砦に向け、大海魔法を発動させたのを感知。
妨害は間に合わないと見て、津波が来るまで待ち、その支配権を奪う。
そして、津波を海底大魚に返し、新たな魔法を発動。
「水神魔法・神氷大刃!」
津波が、空間魔法を纏った巨大な氷の刃に変化。
動きの遅い海底大魚を真っ二つにした。
「ふぅ・・・。これで一息つけ・・・『伝令!』・・・そうにありませんね。」
アクアは伝令の内容に耳を傾ける。
「第二防衛砦に、海皇帝が襲来!現在交戦中です!」
「・・・分かりました、私が迎撃します。」
転移した先では海皇帝が砦を襲っていた。
少ないが、被害も出始めている。
察知が遅れた訳では無いが、海皇帝は意外と速い。
今後の課題だと思いつつ、海上から襲い来る海皇帝の、十二本ある足を迎撃。
特に魔法名は唱えない。
事前に発動していた自動迎撃魔法「自律水氷壁」が足を全て防ぐ。
アクアはそのタイミングでカウンターの魔法を発動させる。
「水神魔法・十二連神氷刃!」
一瞬で全ての足を切断し、その一瞬後、さらに追撃する。
「水神魔法・縦横無刃!」
無限とも言える刃が、上下左右あらゆる方向から海皇帝を襲う。
細切れにされた海皇帝は、その生涯を終えた。
縦横無刃と神氷絶波の違いは、基点となるのが、敵かアクアかの違いだ。
今回はより確実に絶命させられる方を使用したのだが・・・。
相手からすれば、どちらも致死の攻撃でしかないのであった。
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