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第三部「全能神座争奪戦」編
魔箱の中身とランク分類
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銅色の<探究者の魔箱>の中には、合計十個のアイテムが入っていた。
具体的には、剣、槍、鉱石、手袋、小瓶、ブーツ、マント、首飾りなど。
「解析鑑定は僕に任せてもらってもいいのかな?」
「いいわよ?クロトが一番、解析眼に優れているんだから。皆もいいわよね?」
アヤカが代表で答え、その問いかけに他の者も頷いた。
一応、アヤカとシロナは解析もそこそこできるのだが、クロトには及ばない。
騙される可能性も低いのだし、任せるのがいいと考えるのが自然だろう。
それに、クロトの持つユニークスキル〖神の瞳〗は、外側の世界においても最高クラスの解析性能を持っている。解析を生業にしている以上はタダという訳にもいかないし、わざわざ信用できるか分からない第三者に任せる必要はないのだ。
そういう訳で、クロトは一つずつ鑑定解析を開始。
まずは、一番目立つ赤い色をした大きな剣から。
「この剣は・・・ん? ランクは固有級。銘は<緋炎の剣>。所持者は火に対する親和性が上昇する。このユニークというのは何だろう?見たことないんだけど。」
「へっ? あっ、クロトはまだこっちに来たばかりだから知らないんだった!」
まだ再会して間もないというのに、すっかり長々と、こちらで一緒に過ごしたのだと思い込んでいたようだ。
シロナはうっかりしていたとばかりに頭を押さえ、説明を開始。
「では、説明しようっ! まず、アウターワールドにおいてアイテムは六段階に分類されるんだけど、その分け方というのが――――」
ノリノリだったシロナの説明を要約すると、こうなる。
アイテムのランクは全部で七段階。(定説)
下から順に、
<通常級>
<一般級>
<希少級>
<固有級>
<伝説級>
<幻想級>
<神話級>
例えば、ゴブリンの角やオーガの角などは<通常級>で、魔物でいう天種以上の素材はおおよそ<一般級>となる。
アーティファクトはモノによるが、最低でも<希少級>。
場合によっては<固有級>か<伝説級>になる。
とはいえ、<伝説級>のアーティファクトなど殆ど無いらしいので、貴重なアーティファクトは大抵<固有級>と言ってもいい。
他にも例を挙げると、ケルベロスのような見た目をしていた地獄の主の素材だと、部位にもよるが大部分は<伝説級>。
俗に言う<神器>の類は、最低でも<伝説級>で、大抵は<幻想級>となる。
場合によっては<神話級>ということも。
なお、<深紅鬼>や<溶岩竜>の素材だと大半は<固有級>という評価になる。
ランクがどのように決められているのかは不明。
「――――と、こんな感じかなぁ。まあ、一説では<神話級>よりも上のランクがあるという話なんだけど、その<神話級>アイテム自体殆ど無いのに、雲を掴むような話だよねぇ・・・。」
「ふーん・・・概要は分かったよ。それじゃあ、鑑定解析を再開するね。」
クロトは情報を頭に入れた後で、鑑定を再開。
次に手にとったのは、黒い槍。
「この槍は・・・固有級。銘は<暗黒投槍・常闇>。この槍で貫いた相手に精神ダメージを与える効果がある、と。」
「クロトの戦っていた<暗黒狼>の咆哮効果に似てるわね?」
「そうだね。多分、中身は現れた魔物と部分的に関連してるんだろうね。」
クロトはそんな推測を口にしつつ、次のアイテムを手に取った。
鮮やかな色をした鉱石を手に取って、神の瞳を使用。
「この鉱石は・・・やっぱりプリズム鉱石だね。ランクは<固有級>。道理で見たことがあると思った。僕が持ってるのよりも質が低そうだけど。」
「プリズム鉱石かぁ・・・懐かしいなぁ。私の運をもってしてもかなり探すのに手間取ったのは、今となってはいい思い出かなぁ・・・?」
シロナが感慨深そうに鉱石を見つめている傍で、残りの四人は首を傾げている。
どうやら<プリズム鉱石>という素材自体、初めて耳にしたらしい。
彼らを無知と非難してはいけない。
超越者と言えど、普通は何でもかんでも知っている訳ではないのだ。
特にこの鉱石は、質によっては<伝説級>の素材になる上に、宇宙から飛来してくる分を除くと、もはや内側の世界には存在していないのだから。
何故内側に存在していないのかというと・・・。
「皆が知らないのも当然! 全部私が回収して神器作製で使い潰しちゃったし!」
「何てことしてくれてるのっ!?独占はズルいわよっ!?」
「あははははっ・・・てへっ。」
プリズム鉱石が異様に希少なのはシロナが原因だったらしい。
アヤカたちもそうだが、クロトでさえ頭を抱えている。
運よく(?)宇宙から降ってきたからいいものの、そうでなければ非常に困った事態になっていただろう。
クロトといえど、頭を抱えたくもなる。
とはいえ、責められることでもないので、諦めて次の鑑定へ移るのだった。
具体的には、剣、槍、鉱石、手袋、小瓶、ブーツ、マント、首飾りなど。
「解析鑑定は僕に任せてもらってもいいのかな?」
「いいわよ?クロトが一番、解析眼に優れているんだから。皆もいいわよね?」
アヤカが代表で答え、その問いかけに他の者も頷いた。
一応、アヤカとシロナは解析もそこそこできるのだが、クロトには及ばない。
騙される可能性も低いのだし、任せるのがいいと考えるのが自然だろう。
それに、クロトの持つユニークスキル〖神の瞳〗は、外側の世界においても最高クラスの解析性能を持っている。解析を生業にしている以上はタダという訳にもいかないし、わざわざ信用できるか分からない第三者に任せる必要はないのだ。
そういう訳で、クロトは一つずつ鑑定解析を開始。
まずは、一番目立つ赤い色をした大きな剣から。
「この剣は・・・ん? ランクは固有級。銘は<緋炎の剣>。所持者は火に対する親和性が上昇する。このユニークというのは何だろう?見たことないんだけど。」
「へっ? あっ、クロトはまだこっちに来たばかりだから知らないんだった!」
まだ再会して間もないというのに、すっかり長々と、こちらで一緒に過ごしたのだと思い込んでいたようだ。
シロナはうっかりしていたとばかりに頭を押さえ、説明を開始。
「では、説明しようっ! まず、アウターワールドにおいてアイテムは六段階に分類されるんだけど、その分け方というのが――――」
ノリノリだったシロナの説明を要約すると、こうなる。
アイテムのランクは全部で七段階。(定説)
下から順に、
<通常級>
<一般級>
<希少級>
<固有級>
<伝説級>
<幻想級>
<神話級>
例えば、ゴブリンの角やオーガの角などは<通常級>で、魔物でいう天種以上の素材はおおよそ<一般級>となる。
アーティファクトはモノによるが、最低でも<希少級>。
場合によっては<固有級>か<伝説級>になる。
とはいえ、<伝説級>のアーティファクトなど殆ど無いらしいので、貴重なアーティファクトは大抵<固有級>と言ってもいい。
他にも例を挙げると、ケルベロスのような見た目をしていた地獄の主の素材だと、部位にもよるが大部分は<伝説級>。
俗に言う<神器>の類は、最低でも<伝説級>で、大抵は<幻想級>となる。
場合によっては<神話級>ということも。
なお、<深紅鬼>や<溶岩竜>の素材だと大半は<固有級>という評価になる。
ランクがどのように決められているのかは不明。
「――――と、こんな感じかなぁ。まあ、一説では<神話級>よりも上のランクがあるという話なんだけど、その<神話級>アイテム自体殆ど無いのに、雲を掴むような話だよねぇ・・・。」
「ふーん・・・概要は分かったよ。それじゃあ、鑑定解析を再開するね。」
クロトは情報を頭に入れた後で、鑑定を再開。
次に手にとったのは、黒い槍。
「この槍は・・・固有級。銘は<暗黒投槍・常闇>。この槍で貫いた相手に精神ダメージを与える効果がある、と。」
「クロトの戦っていた<暗黒狼>の咆哮効果に似てるわね?」
「そうだね。多分、中身は現れた魔物と部分的に関連してるんだろうね。」
クロトはそんな推測を口にしつつ、次のアイテムを手に取った。
鮮やかな色をした鉱石を手に取って、神の瞳を使用。
「この鉱石は・・・やっぱりプリズム鉱石だね。ランクは<固有級>。道理で見たことがあると思った。僕が持ってるのよりも質が低そうだけど。」
「プリズム鉱石かぁ・・・懐かしいなぁ。私の運をもってしてもかなり探すのに手間取ったのは、今となってはいい思い出かなぁ・・・?」
シロナが感慨深そうに鉱石を見つめている傍で、残りの四人は首を傾げている。
どうやら<プリズム鉱石>という素材自体、初めて耳にしたらしい。
彼らを無知と非難してはいけない。
超越者と言えど、普通は何でもかんでも知っている訳ではないのだ。
特にこの鉱石は、質によっては<伝説級>の素材になる上に、宇宙から飛来してくる分を除くと、もはや内側の世界には存在していないのだから。
何故内側に存在していないのかというと・・・。
「皆が知らないのも当然! 全部私が回収して神器作製で使い潰しちゃったし!」
「何てことしてくれてるのっ!?独占はズルいわよっ!?」
「あははははっ・・・てへっ。」
プリズム鉱石が異様に希少なのはシロナが原因だったらしい。
アヤカたちもそうだが、クロトでさえ頭を抱えている。
運よく(?)宇宙から降ってきたからいいものの、そうでなければ非常に困った事態になっていただろう。
クロトといえど、頭を抱えたくもなる。
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