異世界で、生きてます。まぁ、どうにかなるのかなぁ。

こまたろ

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やっぱり、趣味って大事だよね。2

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とりあえず、ギルドに登録が、なんと6歳から出来る。
あたしは、もうちょい我慢したら登録出来る!
今それを、楽しみにしている。
そしたら、小説やマンガ見れるんだ!
ギルドカードを早く手に入れたい。


「むふふ」


楽しみすぎて、早く誕生日来ないかなぁと、顔がにやけてしまう。

この世界は、1年は12ヶ月ですべて30日ある。

週は、月曜から日曜日まで。

地球みたいな感じで、何かとわかりやすいしね。

異なる世界だけど、同じ設定と言っていいのか?

地球と同じ事や物などがあると思うと…なんだか、嬉しい。
地球で生まれた日を、この異なる世界でも誕生日してくれたしね。
ちなみに、誕生日は3月9日サンキューの日だ。

早く誕生日来ないかなぁ。
今は、それが一番の楽しみだ!

日々、勉強と探検をして過ごしてたら、あっという間に6歳の誕生日の日になる。

知らなきゃいけないことが沢山ある…一応、辺境伯の娘ですからね。
ちょっと、面倒だったりもするけど、小さな頃から教えてもらえているので、次第に身に付く。
若さって、いいよね。









今日は、3月9日サンキューの日!




「「「「おめでとう」」」」





お父様とお母様と、じいじとばぁばが我先にと、抱き締めようと手を伸ばしたところ、横から出てきた手に抱き締められる。

「ん、アルお兄様?」
「あぶないから、ね」
「はい?」
「アオイー、じいじのところにおいで」
「そうよ、アルなんて毎日一緒に居るんだから、ばぁばと一緒にいましょう」
「はーい」

祖父母の元に行くとニコニコしながら間に挟まれて、頭を撫でられるし、抱き締めもするし、とにかく孫にデレデレですよ。

「アオイは、何が欲しい?」
「そうね、聞いてからあげるのもいいわね。一緒に買い物行けるし」
「お父様、お母様。アオイを二人占めするのは、やめてください」
「わしらの孫だし、久しぶりに会えたんだから」
「そうよ。マノンは、いつも一緒にいるじゃない」
「おばあ様、僕も寮から帰って久しぶりに会えたので……」
「しょうがないわねぇ」

そういいながら、あたしの隣にセザールお兄様が座り両脇にじいじとばぁばがいる。

「あたしは、ギルドカードを絶対に作りたいです」
「ギルドカードって、冒険者になりたいの?」
「登録して、ギルドカードが欲しい。ダメですか?」
「よし、じいじとばぁばが一緒に行って他の物も買ってあげるからな」
「カードの登録したいなんて、あなたの血をひいてるみたいだわ。うふふふ」
「そうだな。アオイは、じいじに似てるんだな」
「じいじ、ギルドカード持ってるの?」
「ほらコレだ」
「ほぇー、すごーい」

本当に、カードに名前などのってるよ。
不思議だなぁ。

「早くカード欲しいなぁ」
「アオイちゃん、コレも見て」
「ばぁば、コレもギルドカードだよ。ばぁばの名前書いてある!」
「あら、アオイちゃん。字も読めるなんて、頑張ってるのね」
「へへ、アルお兄様に教えて貰って、セザールお兄様に手紙を送って文字の読み書きを勉強してたんだよ。ちゃんと、他の勉強も少しずつしてる」
「初めての手紙を僕にくれたと思うと、嬉しい」
「セザール、いいわね」

ばぁばは、羨ましいわと言いながら、セザールお兄様を見て微笑んだ。

「今度、じいじとばぁばの家に泊まりに行きたい」
「「いい」」
「それは、いいなぁ」
「そうよね、家にいらっしゃい。なんなら、家でずっと一緒に過ごすのもいいわ」
「それだ、そうしよう」

じいじとばぁばが、盛り上がると慌てる家族のみんな。

「ダメだよ」
「そうだよ、泊まりに行きたいって言っただけなのに」

アルお兄様とニコラお兄様が言う。

「アオイは、まだ子供だからな。お父様が一緒に居た方がいい」
「そうよ、お父様とお母様。私たち夫婦がしっかり育ててる途中なんですから」
「ふふ、葵ちゃんが行くなら一緒に、おじいさまとおばあ様の所もたのしそうだなぁ」
「ちょっと、ユーリもダメよ。お母様のそばに二人とも居なさい」

近くに居た悠里さんを抱き締めて、はなさないマノンお母さま。

「誕生日プレゼント、ギルドカードとじいじとばぁばの家にお泊まりしに行きたいです!」
「「良いに、決まってる」」
「アオイは、お転婆だからな」
「セザールお兄様も、一緒に行きますか?」
「休みの期間中なら一緒に行けるね」
「へへ、楽しいだろうなぁ」










いつも、ありがとうございますm(._.)m
オーマトルヌ邸に、元当主のお祖父様とお祖母様がお祝いに来てくれました。
ありがたいですねぇ。
ニコラくんが一番下で可愛がられてたはずだったのに、更に下の子で女の子だから、可愛がられるアオイ…羨ましい(笑)
まだ、続きます。よろしくお願いしますm(._.)m

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