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第一章 禁足地
◇雨ふって地かたまると聞くけれど。
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風がやみ、凪いだ水流はさらさらと穏やかに流れる。大河の波頭は朝陽にきらきらと輝き、波間は澄んだ鏡面のようになっていた。
俺は、その波間を覗き込み、自分の姿を映してみる。そこには、黒髪をかっちり七三に分けた、平凡な男が映っていた。目鼻口はバランスよく配置されているが、然りとて、イケメンでもなくブサメンでもない。二十代前半、ごく一般的な日本人の顔立ち。ビジネススーツを着ると、さぞかし映えそうだった。
――ここはやはり……現実の世界。
そうなのだ。波間に映し出されているのは、実際の俺の姿。ゲーム内で使っていたアバターではなく、現実世界の俺なのだ。
今までは、ここは現実だと頭では分かっていたが、どこかまだ夢か、ゲームの続きのような感覚だった。それが、波間に映し出される現実の俺の姿を突き付けられて、ようやく、これは現実だと実感させられた。
――現実かぁ。
この異世界で俺は、寄る辺無き浮き草のような存在。これから先、どうすれば良いのやら。
俺が「ふぅ」と、ため息混じりに河を眺めていると、背後から声を掛けられた。
「よお、どうした浮かない顔して」
振り返ると、そこには何が楽しいのか、嬉しそうに笑うタンガの姿があった。そして、頻りに頭上に手をやり、新しく生え変わった耳を気にして触っている。
タンガは猫科の獣人だ。その大柄な体格や、獰猛そうな顔立ちから、多分、獅子か虎といった猛獣系の獣人だと思う。
最初はヒューマンだからと、俺の事を馬鹿にしたような態度を取っていた。しかし、昨晩の事で態度を改めたようだ。こういった脳筋の男にはよくある事で、一度認めた相手には親密な態度へと180度変わったりする。日本でも、俺の周りには少なからずいたものだ。要は、単純だということ。だが、こういった男は信用できるし、何より俺が、この手合いの男達を気に入ってしまう。
「何でもないさ。ただ、どこに行っても、流れる水はかわらないなぁと……まぁ、退屈しのぎに河を眺めてただけだ」
「なんだそりゃ」
タンガが豪快に笑い、俺の肩をばしばし叩く。タンガとは、こうして親しくなれたが、他の獣人達はやはりヒューマンへの差別意識が強く、俺とは距離を取っている。クルスも、多少は態度を改めたようだが、まだヒューマンは信用出来ないといった感じだ。グイドについては……よく分からん。獣人達は、ヒューマンと似た顔立ちだから、その表情からある程度感情を読み取れる。が、蜥蜴人のグイドはヒューマンからかけ離れたトカゲに近い顔立ち。全く、感情を読み取れない。怒ってるのか、喜んでるかも分からない。だから、こちらからお近づきになるのを御遠慮している。何を考えてるか、さっぱり分からないからだ。
そして、笑っていたダンカが俺の横に並ぶと、同じように波間に己の姿を映している。
「どうだ、男前があがっただろ」
そう言うと、また生え変わった耳を触っていた。
「えらく、耳が気になるようだな」
「んっ、当たり前だろ。俺達の一族ではな、生涯の伴侶を選ぶ時は、何といっても耳の形がものをいう」
ほぅ、変わった基準だな。
その後、色々と話を聞いて見ると、タンガのような猫科の獣人の間では、耳の形で美醜が決まるそうだ。タンガの話では、一年ほど前に魔獣の討伐をした時に、頭に大怪我してしまい、その際に、耳が潰れてしまったということだった。それ以来、女性には見向きもされなくなったそうだ。
それが昨晩、その耳が生え変わったのだ。それも、以前より綺麗な形となって。もっとも、俺には他の獣人との違いは良く分からないが。
しかしそのため、今は天にも昇るといった気持ちだそうだ。
まあ、分からない事もないが、何だかなあといった感じだな。
それにしても、霊薬で欠損した部位まで復元出来るとは思ってもいなかった。タンガの耳が再生した時は、俺も驚いた。そもそもゲーム内では怪我をしても、遊ぶ者の感情を考慮して欠損するという事などなかったからだ。
――やはり、霊薬は危険だな。
今度から霊薬の取り扱いには、気を付けないと。こんな強力な回復薬を俺が持ってるなどと噂が広まると、狙われかねない。
そんな事を考えていた俺の横では、タンガが未だに大河を覗き込み、色々とポーズを取っていた。
それで、俺達が何故、暇そうにしているのかというと。それは今、あの美女エルフのサラが、大祓という儀式の準備を行っているからだ。昨晩は、あの後問題なく少し下流に行き、対岸の河原で一夜を過ごした。そして、翌朝になると、グールの群れに襲われたあの河原に、また戻って来ている。
そこには、昨晩の争いが嘘のようにグール達の姿はなかった。ただ、船に積みそこねた物資が、辺りに散乱していた。ゲーム内でもそうであったが、グールは陽が昇る間は現れない。闇に閉ざされた夜にしか現れないのだ。
そのグールとは、怨みを残して亡くなった者が、魔獣化したモンスター。その怨みを慰撫して、鎮魂を行うのが、大祓の儀式だそうだ。ここ不浄の森は、遥か昔に大きな戦があったらしく、多数の死者がこの地に眠っていると聞いた。だから、グールがあれほどの群れとなって現れたのだ。
元々、サラ達一行がこの地に訪れたのも、大祓の儀式を行うためだった。なんでも、数年に一度、不浄の森の調査を兼ねて儀式を行っていたとの事。
そこに俺が飛び込み、騒ぎを起こしてしまった訳だ。
今サラはその儀式を行うため、河原の中央で魔法陣らしき物を描き、結晶石と呼ばれる魔石を要所要所に並べていた。
そこで俺達は、それをぼけっと眺めているといった次第なのだ。
そして俺の視線の先には、朝陽を浴びて、銀色の髪をきらきらと輝かせたサラが準備をしている。それを、綺麗だなあなどと思いつつ眺めていると、クルスが大騒ぎしながら走ってくるのが見えた。
「お嬢、この先に妙な物がある。昨日は確かになかったのに」
クルスは数人の獣人を連れて、警戒のため周辺を見て回っていたはず。俺は昨晩の事があったので、何かあったのかと思わず身構えた。
「何があったのだ」
儀式の準備を中断されたサラが、少し不機嫌な声で尋ねていた。しかし、興奮したクルスは、それに気付かない様子で答える。
「大きな石が……いや、上手く説明できねえ。取り敢えず、直ぐそこだから、見た方が早い」
どうやら、何かを見付けただけのようだった。ほっとして、体の力が抜ける。
そして、興奮したクルスに、半ば引きずられるようにして、俺達はその場所に連れて行かれた。
そこには、黒い大きな一枚岩があった。綺麗に切り出されたような、長方形の四角い石。それは黒く巨大なモノリスだった。横の長さは三メートルほど、高さは五メートルを優に越える。厚みも五十センチぐらいはあった。表面には、びっしりと絵文字が書かれていた。
「何だこれは?」
サラと獣人達が、首を捻りながら、そのモノリスを調べていた。
だが俺は、固まったように動きを止め、唖然とその石を見詰めていた。
何故なら、その表面の上部には、『ゼノン・クロニクル』を運営する会社『アッシュル』の、鳳凰を象った社章が刻まれていたからだ。
そして、このモノリスにも見覚えがあった。そう、ゲーム内で何度も見掛けた物。
それは……。
――隠しダンジョンの入口が何故?
どういう事だ。何故、こんな物が……。
ゲームと同じなら、鍵がなければ開かないはず。いや、開いた所でどうにかなるものでもない。カンストしていた時の俺でさえ危険な魔獣が、このダンジョン内にはいたのだ。今の俺なら、瞬殺されてしまうだろう。
そこまで考えていた時に、はっと思い出す。
「皆、気を付けろ。辺りに門番が……」
俺が警戒の声を上げる途中で、モノリスの側にいた獣人の一人に茶褐色の触手が伸びてくる。しかし、俺の声に逸早く反応していたグイドが、手に持つ盾で辛うじて防いでいた。
触手の伸びてきて方に目を向けると、一本の樹木が生き物のように、その枝をうねうねと動かしているのが見えた。
――マーダートレント!
また厄介なやつが……。そこにいたのは、隠しダンジョンの門を護るガーディアンだった。
俺は、その波間を覗き込み、自分の姿を映してみる。そこには、黒髪をかっちり七三に分けた、平凡な男が映っていた。目鼻口はバランスよく配置されているが、然りとて、イケメンでもなくブサメンでもない。二十代前半、ごく一般的な日本人の顔立ち。ビジネススーツを着ると、さぞかし映えそうだった。
――ここはやはり……現実の世界。
そうなのだ。波間に映し出されているのは、実際の俺の姿。ゲーム内で使っていたアバターではなく、現実世界の俺なのだ。
今までは、ここは現実だと頭では分かっていたが、どこかまだ夢か、ゲームの続きのような感覚だった。それが、波間に映し出される現実の俺の姿を突き付けられて、ようやく、これは現実だと実感させられた。
――現実かぁ。
この異世界で俺は、寄る辺無き浮き草のような存在。これから先、どうすれば良いのやら。
俺が「ふぅ」と、ため息混じりに河を眺めていると、背後から声を掛けられた。
「よお、どうした浮かない顔して」
振り返ると、そこには何が楽しいのか、嬉しそうに笑うタンガの姿があった。そして、頻りに頭上に手をやり、新しく生え変わった耳を気にして触っている。
タンガは猫科の獣人だ。その大柄な体格や、獰猛そうな顔立ちから、多分、獅子か虎といった猛獣系の獣人だと思う。
最初はヒューマンだからと、俺の事を馬鹿にしたような態度を取っていた。しかし、昨晩の事で態度を改めたようだ。こういった脳筋の男にはよくある事で、一度認めた相手には親密な態度へと180度変わったりする。日本でも、俺の周りには少なからずいたものだ。要は、単純だということ。だが、こういった男は信用できるし、何より俺が、この手合いの男達を気に入ってしまう。
「何でもないさ。ただ、どこに行っても、流れる水はかわらないなぁと……まぁ、退屈しのぎに河を眺めてただけだ」
「なんだそりゃ」
タンガが豪快に笑い、俺の肩をばしばし叩く。タンガとは、こうして親しくなれたが、他の獣人達はやはりヒューマンへの差別意識が強く、俺とは距離を取っている。クルスも、多少は態度を改めたようだが、まだヒューマンは信用出来ないといった感じだ。グイドについては……よく分からん。獣人達は、ヒューマンと似た顔立ちだから、その表情からある程度感情を読み取れる。が、蜥蜴人のグイドはヒューマンからかけ離れたトカゲに近い顔立ち。全く、感情を読み取れない。怒ってるのか、喜んでるかも分からない。だから、こちらからお近づきになるのを御遠慮している。何を考えてるか、さっぱり分からないからだ。
そして、笑っていたダンカが俺の横に並ぶと、同じように波間に己の姿を映している。
「どうだ、男前があがっただろ」
そう言うと、また生え変わった耳を触っていた。
「えらく、耳が気になるようだな」
「んっ、当たり前だろ。俺達の一族ではな、生涯の伴侶を選ぶ時は、何といっても耳の形がものをいう」
ほぅ、変わった基準だな。
その後、色々と話を聞いて見ると、タンガのような猫科の獣人の間では、耳の形で美醜が決まるそうだ。タンガの話では、一年ほど前に魔獣の討伐をした時に、頭に大怪我してしまい、その際に、耳が潰れてしまったということだった。それ以来、女性には見向きもされなくなったそうだ。
それが昨晩、その耳が生え変わったのだ。それも、以前より綺麗な形となって。もっとも、俺には他の獣人との違いは良く分からないが。
しかしそのため、今は天にも昇るといった気持ちだそうだ。
まあ、分からない事もないが、何だかなあといった感じだな。
それにしても、霊薬で欠損した部位まで復元出来るとは思ってもいなかった。タンガの耳が再生した時は、俺も驚いた。そもそもゲーム内では怪我をしても、遊ぶ者の感情を考慮して欠損するという事などなかったからだ。
――やはり、霊薬は危険だな。
今度から霊薬の取り扱いには、気を付けないと。こんな強力な回復薬を俺が持ってるなどと噂が広まると、狙われかねない。
そんな事を考えていた俺の横では、タンガが未だに大河を覗き込み、色々とポーズを取っていた。
それで、俺達が何故、暇そうにしているのかというと。それは今、あの美女エルフのサラが、大祓という儀式の準備を行っているからだ。昨晩は、あの後問題なく少し下流に行き、対岸の河原で一夜を過ごした。そして、翌朝になると、グールの群れに襲われたあの河原に、また戻って来ている。
そこには、昨晩の争いが嘘のようにグール達の姿はなかった。ただ、船に積みそこねた物資が、辺りに散乱していた。ゲーム内でもそうであったが、グールは陽が昇る間は現れない。闇に閉ざされた夜にしか現れないのだ。
そのグールとは、怨みを残して亡くなった者が、魔獣化したモンスター。その怨みを慰撫して、鎮魂を行うのが、大祓の儀式だそうだ。ここ不浄の森は、遥か昔に大きな戦があったらしく、多数の死者がこの地に眠っていると聞いた。だから、グールがあれほどの群れとなって現れたのだ。
元々、サラ達一行がこの地に訪れたのも、大祓の儀式を行うためだった。なんでも、数年に一度、不浄の森の調査を兼ねて儀式を行っていたとの事。
そこに俺が飛び込み、騒ぎを起こしてしまった訳だ。
今サラはその儀式を行うため、河原の中央で魔法陣らしき物を描き、結晶石と呼ばれる魔石を要所要所に並べていた。
そこで俺達は、それをぼけっと眺めているといった次第なのだ。
そして俺の視線の先には、朝陽を浴びて、銀色の髪をきらきらと輝かせたサラが準備をしている。それを、綺麗だなあなどと思いつつ眺めていると、クルスが大騒ぎしながら走ってくるのが見えた。
「お嬢、この先に妙な物がある。昨日は確かになかったのに」
クルスは数人の獣人を連れて、警戒のため周辺を見て回っていたはず。俺は昨晩の事があったので、何かあったのかと思わず身構えた。
「何があったのだ」
儀式の準備を中断されたサラが、少し不機嫌な声で尋ねていた。しかし、興奮したクルスは、それに気付かない様子で答える。
「大きな石が……いや、上手く説明できねえ。取り敢えず、直ぐそこだから、見た方が早い」
どうやら、何かを見付けただけのようだった。ほっとして、体の力が抜ける。
そして、興奮したクルスに、半ば引きずられるようにして、俺達はその場所に連れて行かれた。
そこには、黒い大きな一枚岩があった。綺麗に切り出されたような、長方形の四角い石。それは黒く巨大なモノリスだった。横の長さは三メートルほど、高さは五メートルを優に越える。厚みも五十センチぐらいはあった。表面には、びっしりと絵文字が書かれていた。
「何だこれは?」
サラと獣人達が、首を捻りながら、そのモノリスを調べていた。
だが俺は、固まったように動きを止め、唖然とその石を見詰めていた。
何故なら、その表面の上部には、『ゼノン・クロニクル』を運営する会社『アッシュル』の、鳳凰を象った社章が刻まれていたからだ。
そして、このモノリスにも見覚えがあった。そう、ゲーム内で何度も見掛けた物。
それは……。
――隠しダンジョンの入口が何故?
どういう事だ。何故、こんな物が……。
ゲームと同じなら、鍵がなければ開かないはず。いや、開いた所でどうにかなるものでもない。カンストしていた時の俺でさえ危険な魔獣が、このダンジョン内にはいたのだ。今の俺なら、瞬殺されてしまうだろう。
そこまで考えていた時に、はっと思い出す。
「皆、気を付けろ。辺りに門番が……」
俺が警戒の声を上げる途中で、モノリスの側にいた獣人の一人に茶褐色の触手が伸びてくる。しかし、俺の声に逸早く反応していたグイドが、手に持つ盾で辛うじて防いでいた。
触手の伸びてきて方に目を向けると、一本の樹木が生き物のように、その枝をうねうねと動かしているのが見えた。
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