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第二章
煽られてるのは俺の方だから!
好き……?
今、確かに先生俺のこと好きって言ったよな!
「先生、俺っ!」
頬を優しく撫でるその手をギュッと握る。
「うん……」
静かに落とされる、硬質な綺麗な声。
握りしめた手も、嫌がるでもなく反対に握り返してくれる。
そんな些細な事が、俺の事を本当に受け入れてくれたんだって思えて泣きたいくらい嬉しい。
「俺、先生のことだけが好きだ。一生懸命大事にするから、ずっと俺のこと好きでいてよ?」
「……南くん」
困ったように笑う先生。
どういう事……?
俺はずっと先生の恋人でいたいって思っているんだけど、先生は違うのか……?
そんな俺の表情を読み取ったのか、先生が緩く首を振った。
「南くん、あんまり僕を煽らないでくれないかな…。可愛すぎて、我慢を強いられるこっちの事も考えてもらわないと」
「ふ……っ。へっ!?」
か、可愛い? 煽る?
それって先生のことだろ? 俺には煽る要素なんて一個も無いぞ?
……でも。
「あ、煽られて下さい! 我慢しないで、その……、キ、キスとか……! 全然オッケーなので!」
むしろ、したい! キスしたい!
ずっと我慢してたのはこっちの方だ!
きっと尻尾が俺に付いていたら、ブンブンって思いっきり振れているだろう。
キスしたいって顔にしっかり書いて先生の顔を見つめていたら、あろうことか先生はプッと噴き出した。
ええ~?
何か、すっげーショック。
何でこんなところで笑うんだよっ(`ω´)ぶーぶー
ぶんむくれてたら、先生が笑って俺の頭をわしゃわしゃと撫でた。
「南くん、いぬっころみたいだな」
「先生酷い! 恋人だろっ! 俺ペットじゃないもん」
「……うん、そうだな。この関係、大事にしたいと思ってくれるか?」
「当たり前だろ! だって、俺、初めて会った時からずっと先生にドキドキしっぱなしで、好きになってもらえたらって、ずっとそう願っていたんだ」
先生とダメになる事なんて、考えるはずないよ。
俺、こんな風に誰かを自分のモノにしておきたいだなんて今まで考えたことも無かったのに、先生のことだけは誰にも手を出してほしくないって思うんだ。
男の人だとか年上だとか、はっきり言ってもうどうでもいいくらい先生の事が好きだ。誰に何を言われても、きっともうこの思いを止める事なんて出来ない。
「本当の事を言うと……かなり、戸惑ってる」
「……先生?」
自嘲したような笑み。嫌な汗が流れる。
好きだって言ってくれたのに、教師と生徒だからやっぱり止めようとか、まさかそんな事考えてないよね?
「ヤだよ。俺、絶対あきらめないからね。だって、先生俺の事好きだって言ってくれたじゃないか……っ」
焦って先生に縋りつくように訴えたら、先生は一瞬「え?」っていう顔をした。
……え? あれ、違うのか?
「……ああ、ごめん。勘違いさせたね。そうじゃないんだ。戸惑ってるって言ったのは、……僕はこんな風に誰かを好きだと思った事が無かったから、自分の気持ちの有り様に……どう向き合ったらいいのか困惑してるんだよ」
「え……?」
思いもよらない先生の告白に、俺の胸はきゅうっと甘く疼いた。
今、確かに先生俺のこと好きって言ったよな!
「先生、俺っ!」
頬を優しく撫でるその手をギュッと握る。
「うん……」
静かに落とされる、硬質な綺麗な声。
握りしめた手も、嫌がるでもなく反対に握り返してくれる。
そんな些細な事が、俺の事を本当に受け入れてくれたんだって思えて泣きたいくらい嬉しい。
「俺、先生のことだけが好きだ。一生懸命大事にするから、ずっと俺のこと好きでいてよ?」
「……南くん」
困ったように笑う先生。
どういう事……?
俺はずっと先生の恋人でいたいって思っているんだけど、先生は違うのか……?
そんな俺の表情を読み取ったのか、先生が緩く首を振った。
「南くん、あんまり僕を煽らないでくれないかな…。可愛すぎて、我慢を強いられるこっちの事も考えてもらわないと」
「ふ……っ。へっ!?」
か、可愛い? 煽る?
それって先生のことだろ? 俺には煽る要素なんて一個も無いぞ?
……でも。
「あ、煽られて下さい! 我慢しないで、その……、キ、キスとか……! 全然オッケーなので!」
むしろ、したい! キスしたい!
ずっと我慢してたのはこっちの方だ!
きっと尻尾が俺に付いていたら、ブンブンって思いっきり振れているだろう。
キスしたいって顔にしっかり書いて先生の顔を見つめていたら、あろうことか先生はプッと噴き出した。
ええ~?
何か、すっげーショック。
何でこんなところで笑うんだよっ(`ω´)ぶーぶー
ぶんむくれてたら、先生が笑って俺の頭をわしゃわしゃと撫でた。
「南くん、いぬっころみたいだな」
「先生酷い! 恋人だろっ! 俺ペットじゃないもん」
「……うん、そうだな。この関係、大事にしたいと思ってくれるか?」
「当たり前だろ! だって、俺、初めて会った時からずっと先生にドキドキしっぱなしで、好きになってもらえたらって、ずっとそう願っていたんだ」
先生とダメになる事なんて、考えるはずないよ。
俺、こんな風に誰かを自分のモノにしておきたいだなんて今まで考えたことも無かったのに、先生のことだけは誰にも手を出してほしくないって思うんだ。
男の人だとか年上だとか、はっきり言ってもうどうでもいいくらい先生の事が好きだ。誰に何を言われても、きっともうこの思いを止める事なんて出来ない。
「本当の事を言うと……かなり、戸惑ってる」
「……先生?」
自嘲したような笑み。嫌な汗が流れる。
好きだって言ってくれたのに、教師と生徒だからやっぱり止めようとか、まさかそんな事考えてないよね?
「ヤだよ。俺、絶対あきらめないからね。だって、先生俺の事好きだって言ってくれたじゃないか……っ」
焦って先生に縋りつくように訴えたら、先生は一瞬「え?」っていう顔をした。
……え? あれ、違うのか?
「……ああ、ごめん。勘違いさせたね。そうじゃないんだ。戸惑ってるって言ったのは、……僕はこんな風に誰かを好きだと思った事が無かったから、自分の気持ちの有り様に……どう向き合ったらいいのか困惑してるんだよ」
「え……?」
思いもよらない先生の告白に、俺の胸はきゅうっと甘く疼いた。
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