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第四章
(裏)だってしょーがないじゃんよ! (紫藤視点)
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あのバカ。
最近、南が俺を見ようともしない。
確かに俺も大人げ無かったと反省はしている。
俺だってあいつをあんな風に冷たく突き放すつもりは無かったんだ、本当は。
だけど俺が嫌がっている鳥海先生のカウンセリングルームから出てきたのを見てしまったから、鳥海先生と2人っきりで居たのかと思っただけで怒りを鎮めることが出来なかった。
だからついついメールを送る気にもなれなくて、高階先生との事の釈明も出来ないままになっている。
……ホントに、これじゃあ渚に窘められても怒ることが出来ない。
今日は新入生歓迎スポーツ大会だ。
いつもと違う雰囲気だから、それに乗じて南と仲直りをしよう。……そう思って、いつもなら授業がない日にわざわざ行ったりしない、2生の教室へと足を向けた。
「キャー、紫藤先生おはようございます!」
「おはよう」
目ざとい女子が、わらわらと俺の傍に大量にやってくる。
普段なら鬱陶しい事この上ないが、今日は南がやって来るまでのつなぎになるから大歓迎だ。
当たり障りのない雑談を女子としていたら、廊下の向こうから下を向いて怠そうに南が歩いてくる。
いつも元気なあいつの項垂れた姿を見ると、胸が痛くなる。
駆け寄って抱きしめて、頭をわしゃわしゃと撫でてやりたい。
そんな思いで見ていたら、俺の視線に気が付いたのか南が顔を上げた。
目が合うと驚いたように目を見開き、一瞬、まるで今にも泣きそうな表情をした。
堪らない。
俺が南にそんな顔をさせているのかと思ったら、今までの自分をぶん殴りたい気持ちになる。
……とにかく、今は南に話しかけるのが先だ。俺は南をしっかり見つめて、声をかけた。
「おはよう、南くん」
「……っ、お、おはよう」
南は掠れた声で返事をして、そのまま教室へと走って行った。
可愛い……。
ああ、もう。なんで俺は今までこんなに素直になれなかったんだ。
ホントに、反省してもし足りない。
今日中にちゃんと南と仲直りをしよう。
俺はそう心に決めて、纏わりついている女子生徒に手を振ってその場を離れた。
最近、南が俺を見ようともしない。
確かに俺も大人げ無かったと反省はしている。
俺だってあいつをあんな風に冷たく突き放すつもりは無かったんだ、本当は。
だけど俺が嫌がっている鳥海先生のカウンセリングルームから出てきたのを見てしまったから、鳥海先生と2人っきりで居たのかと思っただけで怒りを鎮めることが出来なかった。
だからついついメールを送る気にもなれなくて、高階先生との事の釈明も出来ないままになっている。
……ホントに、これじゃあ渚に窘められても怒ることが出来ない。
今日は新入生歓迎スポーツ大会だ。
いつもと違う雰囲気だから、それに乗じて南と仲直りをしよう。……そう思って、いつもなら授業がない日にわざわざ行ったりしない、2生の教室へと足を向けた。
「キャー、紫藤先生おはようございます!」
「おはよう」
目ざとい女子が、わらわらと俺の傍に大量にやってくる。
普段なら鬱陶しい事この上ないが、今日は南がやって来るまでのつなぎになるから大歓迎だ。
当たり障りのない雑談を女子としていたら、廊下の向こうから下を向いて怠そうに南が歩いてくる。
いつも元気なあいつの項垂れた姿を見ると、胸が痛くなる。
駆け寄って抱きしめて、頭をわしゃわしゃと撫でてやりたい。
そんな思いで見ていたら、俺の視線に気が付いたのか南が顔を上げた。
目が合うと驚いたように目を見開き、一瞬、まるで今にも泣きそうな表情をした。
堪らない。
俺が南にそんな顔をさせているのかと思ったら、今までの自分をぶん殴りたい気持ちになる。
……とにかく、今は南に話しかけるのが先だ。俺は南をしっかり見つめて、声をかけた。
「おはよう、南くん」
「……っ、お、おはよう」
南は掠れた声で返事をして、そのまま教室へと走って行った。
可愛い……。
ああ、もう。なんで俺は今までこんなに素直になれなかったんだ。
ホントに、反省してもし足りない。
今日中にちゃんと南と仲直りをしよう。
俺はそう心に決めて、纏わりついている女子生徒に手を振ってその場を離れた。
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