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第四章
先生、どこ?
これからの借り物競争の事や紫藤先生がどこに居るのかが気になって、ほとんど利一の出ているパン食い競争を見ていなかった。
ワーという叫び声に視線を前に向けると、利一と田畑がパンをゲットして次の高田と松島の組にタッチしていた。
このパン食い競争は各々クラスから3組が出場し、パンをゲットした時点で次の組にリレーしていくというルールになっている。
「つくづく変な競技だな……」
俺の呟きに木田も頷く。
「パン食い競争のリレーなんて聞いたことが無いよな」
「それより、次の3年のパン食い競争が済んだら、南の借り物競争だろ?」
「そうなんだよ……。さっきからそれが気になって、利一の応援に熱が入らなかったんだ」
「ああ、そっかあ。……借り物競争は確か村井沙代里と2人だよな」
「うん。男子の部と女子の部に分かれての競技だって」
「無難な借り物だと良いな」
「うん」
ハーッとため息をついたところで前を向くと、ちょうど競技が済んだところで、簡易的な表彰式をしていた。
1位は6組、2位は4組、そして3位に俺ら3組が入っていた。
そしてふざけたことに副賞まで準備されていて、1位にパン10個、2位にパン8個、3位にパン5個が渡されていた。
何考えてんだ生徒会……。
「お疲れー」
「おう」
パンを2個持って利一が帰って来た。もう3個は田畑が持っていた。
「3位入賞、良かったな」
「サンキュ。おやつもゲット出来たしな」
笑いながら腰を下ろす利一に、あちらこちらから面白かったぞと笑われながらも労いの言葉を受けていた。
3年のパン食い手つなぎ競争が始まったところで運営委員がやって来た。
「借り物競争に出る男子、いますか?」
「あ、はいっ」
「頑張れよ、陽太」
「頑張れー、南」
「おう」
周りの声援に後押しされて、俺は委員の指示した場所へと歩いて行った。
目の前で繰り広げられるパン食い手つなぎ競争。
あちらこちらから聞こえてくる笑い声を無視して、俺は先生を探していた。普段から、人に興味が無いと言っているような人だから、もしかしたらクラスの担任もしてない紫藤先生は準備室に籠っているのかもしれない。
「あり得るよな……」
はああと、ため息を吐いたところで、1年の借り物競争がコールされた。
ワーという叫び声に視線を前に向けると、利一と田畑がパンをゲットして次の高田と松島の組にタッチしていた。
このパン食い競争は各々クラスから3組が出場し、パンをゲットした時点で次の組にリレーしていくというルールになっている。
「つくづく変な競技だな……」
俺の呟きに木田も頷く。
「パン食い競争のリレーなんて聞いたことが無いよな」
「それより、次の3年のパン食い競争が済んだら、南の借り物競争だろ?」
「そうなんだよ……。さっきからそれが気になって、利一の応援に熱が入らなかったんだ」
「ああ、そっかあ。……借り物競争は確か村井沙代里と2人だよな」
「うん。男子の部と女子の部に分かれての競技だって」
「無難な借り物だと良いな」
「うん」
ハーッとため息をついたところで前を向くと、ちょうど競技が済んだところで、簡易的な表彰式をしていた。
1位は6組、2位は4組、そして3位に俺ら3組が入っていた。
そしてふざけたことに副賞まで準備されていて、1位にパン10個、2位にパン8個、3位にパン5個が渡されていた。
何考えてんだ生徒会……。
「お疲れー」
「おう」
パンを2個持って利一が帰って来た。もう3個は田畑が持っていた。
「3位入賞、良かったな」
「サンキュ。おやつもゲット出来たしな」
笑いながら腰を下ろす利一に、あちらこちらから面白かったぞと笑われながらも労いの言葉を受けていた。
3年のパン食い手つなぎ競争が始まったところで運営委員がやって来た。
「借り物競争に出る男子、いますか?」
「あ、はいっ」
「頑張れよ、陽太」
「頑張れー、南」
「おう」
周りの声援に後押しされて、俺は委員の指示した場所へと歩いて行った。
目の前で繰り広げられるパン食い手つなぎ競争。
あちらこちらから聞こえてくる笑い声を無視して、俺は先生を探していた。普段から、人に興味が無いと言っているような人だから、もしかしたらクラスの担任もしてない紫藤先生は準備室に籠っているのかもしれない。
「あり得るよな……」
はああと、ため息を吐いたところで、1年の借り物競争がコールされた。
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