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第五章
俺と先生の本心
先生の指が、浅く入ったままの状態で入り口を撫でるようにゆっくりと動く。
「あ……っ」
俺のソコを解しにかかろうとしているのだと分かり、緊張で体が委縮した。
「……怖いか? 正直な気持ち、ちゃんと言え」
「あ……っ」
どう言えば正解なんだろう。
本当に本心を言ってしまって大丈夫なんだろうか。
答えに詰まって視線を彷徨わせていたんだけど、おずおずと先生を窺うと、射貫くような瞳が俺を貫いた。
先生は俺の目をじっと見て、逸らさない。
そして俺にも逸らすことを許さない、その瞳にはそんな強い意志を感じた。
「つっ……、す、……好き。先生のこと……、っごく……、……き」
俺の心が零れるように自然と口からそんな言葉が漏れた。
好きなんだ、本当に。
先生のことが大好きで、ほかの誰にもやりたくない。ほかの誰も欲しくない。
……なのに、大好きですごく欲しいのに、先生と抱き合いたいって思っているのに……、俺はこの行為の先が怖くて怖くて仕方がなかった。
「……でもっ……い。……、こ、わい……っ」
本心を告げた途端、俺の目からはボロボロと涙が零れだした。
呆れられたらどうしよう、だったらいらないって言われたらどうしよう。
そう思ったら怖くて、だけどこのまま進むのも怖くて、俺は必死で手を伸ばして先生に縋りついた。
ヌルヌルと俺の秘部を撫でていた先生の指がそっと離れていき、代わりに優しく引き寄せられて愛しむように髪を撫でられた。
「せん……せ?」
おずおずと問いかけるように先生を呼ぶと、先生は俺の体をゆっくりと離して俺の顔を覗き込んだ。
そして優しく微笑みかけると、その表情と同じくらいの優しさで、俺の頬のあちこちに軽く啄むような可愛らしいキスを雨のように降らす。
そしてまた、俺をきゅうっと抱き込んだ。
「俺は……、たぶん南が思っているよりも真剣に、南のことが好きだよ。……好きだから南のことは独占したいし、南を抱いて自分だけのものだと安心したいと思っている自分も居る。だけどな……」
いったん言葉を止めて、先生は俺の体をもう一度離して俺と視線を合わせた。
「だけどそれ以上に俺は南が大事なんだ。条例がどうとかそういうことは関係なしに、お前を傷つけてまで無理させてまで、行為を要求しようとは思ったりはしない」
「先生……」
「だけどこれだけは自覚しておいてくれ。俺はお前に溺れてる。お前と一つになりたいとも思っているんだ。だから覚悟が無いのなら、あまり無駄に俺を煽るのは止めておけ。いいな?」
「う、ん。……分かった」
先生の言いたいことは十分分かった。
先生は俺が最初に思っていたような庇護される立場の人間では全然無くて、それどころかふてぶてしく俺様な肉食獣だ。
「でも、さ。俺も男だから先生の体触りたいし、先生にも気持ちよくなってもらいたい」
「…………」
一瞬、先生は目を見開いた後、苦笑した。そしてちょっぴりいやらしい顔をして笑う。
「そうだな。入れなくても気持ち良くなれるやり方もあるか」
「うん!」
きっと俺の表情がパッと明るくなったんだろう。先生は、笑ってわしゃわしゃと俺の頭を撫でた。
「先にシャワー浴びてこい。それから聞いてやるから」
「え?」
「なんだ? 何か相談があるんじゃなかったのか?」
「あっ! うん、そう!」
先生とのイチャイチャで、すっかり忘れ切っていた。
のんびりしている時間は無さそうだ。
俺はシャワーを借りようと、先生が指さしたバスルームへと向かった。
「あ……っ」
俺のソコを解しにかかろうとしているのだと分かり、緊張で体が委縮した。
「……怖いか? 正直な気持ち、ちゃんと言え」
「あ……っ」
どう言えば正解なんだろう。
本当に本心を言ってしまって大丈夫なんだろうか。
答えに詰まって視線を彷徨わせていたんだけど、おずおずと先生を窺うと、射貫くような瞳が俺を貫いた。
先生は俺の目をじっと見て、逸らさない。
そして俺にも逸らすことを許さない、その瞳にはそんな強い意志を感じた。
「つっ……、す、……好き。先生のこと……、っごく……、……き」
俺の心が零れるように自然と口からそんな言葉が漏れた。
好きなんだ、本当に。
先生のことが大好きで、ほかの誰にもやりたくない。ほかの誰も欲しくない。
……なのに、大好きですごく欲しいのに、先生と抱き合いたいって思っているのに……、俺はこの行為の先が怖くて怖くて仕方がなかった。
「……でもっ……い。……、こ、わい……っ」
本心を告げた途端、俺の目からはボロボロと涙が零れだした。
呆れられたらどうしよう、だったらいらないって言われたらどうしよう。
そう思ったら怖くて、だけどこのまま進むのも怖くて、俺は必死で手を伸ばして先生に縋りついた。
ヌルヌルと俺の秘部を撫でていた先生の指がそっと離れていき、代わりに優しく引き寄せられて愛しむように髪を撫でられた。
「せん……せ?」
おずおずと問いかけるように先生を呼ぶと、先生は俺の体をゆっくりと離して俺の顔を覗き込んだ。
そして優しく微笑みかけると、その表情と同じくらいの優しさで、俺の頬のあちこちに軽く啄むような可愛らしいキスを雨のように降らす。
そしてまた、俺をきゅうっと抱き込んだ。
「俺は……、たぶん南が思っているよりも真剣に、南のことが好きだよ。……好きだから南のことは独占したいし、南を抱いて自分だけのものだと安心したいと思っている自分も居る。だけどな……」
いったん言葉を止めて、先生は俺の体をもう一度離して俺と視線を合わせた。
「だけどそれ以上に俺は南が大事なんだ。条例がどうとかそういうことは関係なしに、お前を傷つけてまで無理させてまで、行為を要求しようとは思ったりはしない」
「先生……」
「だけどこれだけは自覚しておいてくれ。俺はお前に溺れてる。お前と一つになりたいとも思っているんだ。だから覚悟が無いのなら、あまり無駄に俺を煽るのは止めておけ。いいな?」
「う、ん。……分かった」
先生の言いたいことは十分分かった。
先生は俺が最初に思っていたような庇護される立場の人間では全然無くて、それどころかふてぶてしく俺様な肉食獣だ。
「でも、さ。俺も男だから先生の体触りたいし、先生にも気持ちよくなってもらいたい」
「…………」
一瞬、先生は目を見開いた後、苦笑した。そしてちょっぴりいやらしい顔をして笑う。
「そうだな。入れなくても気持ち良くなれるやり方もあるか」
「うん!」
きっと俺の表情がパッと明るくなったんだろう。先生は、笑ってわしゃわしゃと俺の頭を撫でた。
「先にシャワー浴びてこい。それから聞いてやるから」
「え?」
「なんだ? 何か相談があるんじゃなかったのか?」
「あっ! うん、そう!」
先生とのイチャイチャで、すっかり忘れ切っていた。
のんびりしている時間は無さそうだ。
俺はシャワーを借りようと、先生が指さしたバスルームへと向かった。
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