届かぬ想い

もくまとき

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プロローグ

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「もう終わりにしたい、、、」
「え、、、」
「私と居ても、、、あなたは幸せには、、、なれないの、、、ごめんなさい、、、」
「そんな事ない!いつだって僕は幸せなんだ!一緒に入れるだけで!それだけで充分なんだ!だから、、、そんな事言わないでくれよ、、、」

突然の別れであった。
頭が真っ白になり、僕はただ縋りつくしか方法がなかった。

「ごめんなさい、、、」

彼女は陽子。僕にとって本当に太陽の様な存在で、一緒に居るととても暖かい気持ちになれた。

ただ今日だけは雪の様に冷たい気持ちにさせられた。
いくら食い下がっても彼女の気持ちは離れていく。僕との距離は縮まる事はもうない。むしろ僕が食い下がれば下がる程離れていった。

「わかった。ごめん。今まで、ありがとう。」

僕はこれ以上嫌われたくない一心で彼女を諦めた。

今は10月。この季節は木々を枯らし、夏の暑さも感じなくなり始める季節であった。僕は秋が好きではない。

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