EARTH STRIDER 〔アースストライダー〕

物語を始める前に

この物語には様々な専門用語があります

アースストライダーの世界には様々な専門用語があります。

《裏地球》

我々の住む地球には目に見えない空間の裂け目が無限にある。

雷が空間裂け目を割り、ほとばしるのはその為である。

裂け目に存在するのは別世界。

コインに例えるならば、裏と表であり、一つの丸い地球には二つの世界が存在する。



《アースストライダー》

文字通り……、地球をまたかける者。表地球で生まれた、超能力者、魔法使い超頭脳の持ち主などが赤子の頃もしくは幼児期に強制的に裏地球へと召喚される。

召喚されし者は裏表をまたにかけた者として、アースストライダーと呼ばれる。



《‐ＷＥＧＳ‐ウェグス》

ＷＥＧＳウェグスはアースストライダーの暴走を押さえる為のマシンであり、開発者の趣味を転じてか、動物型、空想動物型などの形をモチーフとしている。

ＷＥＧＳウェグスの意味は、Weaponウェポン・Earthアース・Guardianガーディアン・Systemシステムのイニシャルをとり、ＷＥＧＳウェグスと呼ばれている。

ＷＥＧＳウェグスすべてに、自爆装置が内蔵され、ストライダーの暴走を制御する為機能を持つ。

ＷＥＧＳは能力者（アースストライダー）を護る相棒である。

一人ぼっちで裏地球に強制召喚されたストライダー達にとり、ＷＥＧＳは機械でありながらも心の支えであり信用に値する存在である。

……が、ＷＥＧＳは良き相棒でありながらも、監視役でもある。

暴走や自分の能力を悪用するストライダーを阻止する機能を携えており、その行為に及んだストライダーは相棒のＷＥＧＳの持つ自爆機能により、淘汰される。

ＷＥＧＳはストライダー達の良き家族であり、友人であり、死刑執行者でもあるのだ。