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第一章【隣に引っ越してきた双子のショタ達】
あいつらとの出会い3
しおりを挟む俺母「奏出~!!ちょっと来て!!」
【…なんだよ、朝から急に。】
俺母「お隣さん、来ちゃったのよ!挨拶しないといけないから、早く準備して下に来てちょうだい!」
【…はーい。】
母に叩き起こされて不機嫌だった。
【こんな朝早くから普通来るかよ…】
ぶつくさと文句を言いつつも、
母には逆らえないので顔を洗い着替える。
トトト…(階段を降りる音)
【あぁ、どうも。】
お隣さん「あら!おはようございます、朝早くから来てしまい、申し訳ございません💦」
【いえ、どうぞあがってください。】
お隣さん「ありがとうございます💦鈴也、笛樹。二人も挨拶は?」
二人「…。」
【こんにちは。君たちは何処から来たの?」
二人「…。」(キッ!!)
睨まれたが、まあ所詮は子供だ。
仕方ない、広い心を持つんだ。俺。
お隣さん「すっ、すみません!!うちの子たちが💦」
【いえ、気になさらないでください。子供からはどちらかというと、嫌われやすいタチでして笑】
お隣さん「すみません💦」
【ボク達、好きなお菓子ある?】
鈴也「なんであんたに教えないといけないの?」
笛樹「毒でも入れるつもり?」
お隣さん「こらっ…!二人とも…!」
【違うよ、お兄さんはね毒が大っ嫌いなんだ。】
【お兄さん、昔毒を飲んだことあるから絶対に使わないよ。】
鈴也「…チョコチップクッキーが好き。」
笛樹「…羊羹。」
【ははっ、分かったよ。少しだけ時間かかるから、座って待っててもらってもいいかな?】
二人 コクッ(頷く)
お隣さん「すみません…何から何まで💦」
【いえ、奥様も何か食べたいお菓子はありますか?作れそうだったら、俺作りますよ。」
お隣さん「えっ!ですが…」
【遠慮なさらずに、これからお隣同士になるんですから!】
お隣さん「私は、抹茶クッキーが好きです…」
【ふふっ、わかりました。すぐにお作りしますね。】
そう言って俺はすぐにクッキーと羊羹を作り始めた。
まっ、なんで俺がそういうのが作れるかっていうと…
父さんが元パティシエだからもあるが、
友達に甘党がいるもんで。
いつのまにか、俺はスイーツが作れるようになってしまった。
不覚にも、バレンタインの日は俺宛にチョコは無いが、
俺と一緒に作った女子のチョコは、そりゃあもう人気だ。
俺、泣いてもいいかな??
【お待たせしました、チョコチップクッキーと、抹茶クッキー、羊羹です。】
お隣さん「わあ…!美味しそう!」
鈴也「…凄いじゃん。」
笛樹「…食べてもいい?」
【あぁ、食べてみろ。】
パクッ
(どうだ!?どうだ!?)
二人「!!」(パアァァァ!)
二人「美味しい…!!」
【おっ、良かったなぁ。】
お隣さん「二人が…久しぶりに笑ってくれました…」(ポロポロ)
お隣さん「よかった…!!ありがとうございます…!!何とお礼をすればいいか…!!」(ポロポロ)
【いえ…。奥様も…よければどうぞ。】
お隣さん「ありがとうございます…」(グズッ)
パクッ
お隣さん「美味しい…!!本当に美味しいです…!!」
【それはよかったです、また食べに来てください。いつでも歓迎してますから。】
お隣さん「!!」
お隣さん「ありがとう…ございます…!!」
帰り際、ショタ二人にこう聞かれた。
鈴也「ねぇ、あんた名前は?」
【俺は、相澤奏出。奏出って呼んでくれ。】
鈴也「ふぅん…奏出、ねぇ。」
笛樹「ねえ、奏出。」
【何だ?】
笛樹「大きくなったら、結婚してくれる?」
【…まあ、そうだな。考えておこう。】
(まっ、小さい頃の約束は大抵忘れるからな。)
笛樹「ふへっ、約束だよ?♡」
鈴也「ずるいっ!奏出、俺も!!」
【分かった、分かった。二人と結婚するよ。】
二人「その言葉、一生忘れないでね。」
これが、俺と二人との出会いだ。
あいつら、元々は警戒心強かったんだけどよ。
最近は、警戒心どころか俺にベタベタ触ってきやがる。
…子供だからって許されることと許されないことくらいわからせてやんねえとダメなのかもな。
…あ?暴力はしねえよ、一応俺子供は好きだし?
…まっ、肝心の子供からは好かれないけどな。
っとと、長話に付き合ってくれてありがとよ。
じゃあ、そろそろ過去話から今に戻るか。
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