78 / 200
王都ルーペルト
第78話 ベアトリクスさんとの再会
しおりを挟む
《マルセル邸》
マルセルさんに連れられ、向かいました。
当然ながらマルセルさんとベアトリクスさんの住んでいる家に向かっているのですよ?
どうやら富裕層や下級貴族の住んでいる場所に家を購入したようで、周囲は下級貴族の邸宅があるようです。
もしかして貴族が住むような家を所有しているの?
やっぱりマルセルさんって貴族だったんだ。
「ここだよ。まあそんなに大きな家ではないけれど。」
家というより邸宅です。屋敷や館までとはいきませんけれど、それなりに大きいです。
そして僕はマルセルさんと共に、建物の中へ入っていきました。
「おかえりなさいませ。」
あ、執事さんだ。
普通、商人ギルドの職員では執事さんを雇えないよね?貴族確定。
「あ、マルセルおかえりなさい!きゃあ!ロキュス君じゃないの!久しぶりねえ!」
ベアトリクスさんが出迎えて下さいました。
冒険者ギルドで職員として対応して下さった時は【さん】付けで呼んで下さっていました。今は【君】付けなんですね!
一寸距離が縮まった気がして、思わず笑みがこぼれてしまいました。
「はい!ベアトリクスさん、お久しぶりです・・・・ってわ!ちょっと!」
ベアトリクスさんに抱きしめられてしまいました。
僕の身長ではベアトリクスさんの胸辺りに顔が来るので、お胸に挟まる形に・・・・苦しい!
「ちょっと見ない間に大きくなっているかと思ったけれど、変わってなかったわ!可愛い!」
・・・・それ褒め言葉じゃないですから!それと呼吸ができないんです!解放してー!
「こらこらベアトリクス、ロキュス君が苦しそうにしているよ。そろそろ解放してあげないと。窒息して介抱する羽目になるよ。」
「マルセルって相変わらず上手い事言うわねえ!解放だけに介抱とか!」
やっと自由になれました。
これでも僕は12歳なんです。それなのに妙齢の女性が躊躇なく抱き着いてくるとか、男としてみられていませんよね。尤もベアトリクスさんにはマルセルさんという旦那さんがいますし、僕とは10歳近く年齢が離れていますし・・・・子ども扱いは諦めましょう。
ようやく解放されたので、僕は改めてベアトリクスさんをジーッと見ます。
にこやかにしている上に化粧をしているので、健康そうに見えます。
ただ、よく分からないながらも、何か妙な違和感を感じます。
カバンの中も活発になっていますので、スライムにも分かるのかな?
「ベアトリクスさん、体調ってかなり悪いのですか?」
「え?どうしてわかるの?マルセルが教えたの?」
「え?いやあ僕はそんな事は言ってはいないよ?ロキュス君にはベアトリクスにスライムを会わせて欲しいってお願いをしただけさ。」
マルセルさんに連れられ、向かいました。
当然ながらマルセルさんとベアトリクスさんの住んでいる家に向かっているのですよ?
どうやら富裕層や下級貴族の住んでいる場所に家を購入したようで、周囲は下級貴族の邸宅があるようです。
もしかして貴族が住むような家を所有しているの?
やっぱりマルセルさんって貴族だったんだ。
「ここだよ。まあそんなに大きな家ではないけれど。」
家というより邸宅です。屋敷や館までとはいきませんけれど、それなりに大きいです。
そして僕はマルセルさんと共に、建物の中へ入っていきました。
「おかえりなさいませ。」
あ、執事さんだ。
普通、商人ギルドの職員では執事さんを雇えないよね?貴族確定。
「あ、マルセルおかえりなさい!きゃあ!ロキュス君じゃないの!久しぶりねえ!」
ベアトリクスさんが出迎えて下さいました。
冒険者ギルドで職員として対応して下さった時は【さん】付けで呼んで下さっていました。今は【君】付けなんですね!
一寸距離が縮まった気がして、思わず笑みがこぼれてしまいました。
「はい!ベアトリクスさん、お久しぶりです・・・・ってわ!ちょっと!」
ベアトリクスさんに抱きしめられてしまいました。
僕の身長ではベアトリクスさんの胸辺りに顔が来るので、お胸に挟まる形に・・・・苦しい!
「ちょっと見ない間に大きくなっているかと思ったけれど、変わってなかったわ!可愛い!」
・・・・それ褒め言葉じゃないですから!それと呼吸ができないんです!解放してー!
「こらこらベアトリクス、ロキュス君が苦しそうにしているよ。そろそろ解放してあげないと。窒息して介抱する羽目になるよ。」
「マルセルって相変わらず上手い事言うわねえ!解放だけに介抱とか!」
やっと自由になれました。
これでも僕は12歳なんです。それなのに妙齢の女性が躊躇なく抱き着いてくるとか、男としてみられていませんよね。尤もベアトリクスさんにはマルセルさんという旦那さんがいますし、僕とは10歳近く年齢が離れていますし・・・・子ども扱いは諦めましょう。
ようやく解放されたので、僕は改めてベアトリクスさんをジーッと見ます。
にこやかにしている上に化粧をしているので、健康そうに見えます。
ただ、よく分からないながらも、何か妙な違和感を感じます。
カバンの中も活発になっていますので、スライムにも分かるのかな?
「ベアトリクスさん、体調ってかなり悪いのですか?」
「え?どうしてわかるの?マルセルが教えたの?」
「え?いやあ僕はそんな事は言ってはいないよ?ロキュス君にはベアトリクスにスライムを会わせて欲しいってお願いをしただけさ。」
2
あなたにおすすめの小説
積みかけアラフォーOL、公爵令嬢に転生したのでやりたいことをやって好きに生きる!
ぽらいと
ファンタジー
アラフォー、バツ2派遣OLが公爵令嬢に転生したので、やりたいことを好きなようにやって過ごす、というほのぼの系の話。
悪役等は一切出てこない、優しい世界のお話です。
異世界転生ファミリー
くろねこ教授
ファンタジー
辺境のとある家族。その一家には秘密があった?!
辺境の村に住む何の変哲もないマーティン一家。
アリス・マーティンは美人で料理が旨い主婦。
アーサーは元腕利きの冒険者、村の自警団のリーダー格で頼れる男。
長男のナイトはクールで賢い美少年。
ソフィアは産まれて一年の赤ん坊。
何の不思議もない家族と思われたが……
彼等には実は他人に知られる訳にはいかない秘密があったのだ。
[完結] 邪魔をするなら潰すわよ?
シマ
ファンタジー
私はギルドが運営する治療院で働く治療師の一人、名前はルーシー。
クエストで大怪我したハンター達の治療に毎日、忙しい。そんなある日、騎士の格好をした一人の男が運び込まれた。
貴族のお偉いさんを魔物から護った騎士団の団長さんらしいけど、その場に置いていかれたの?でも、この傷は魔物にヤられたモノじゃないわよ?
魔法のある世界で亡くなった両親の代わりに兄妹を育てるルーシー。彼女は兄妹と静かに暮らしたいけど何やら回りが放ってくれない。
ルーシーが気になる団長さんに振り回されたり振り回したり。
私の生活を邪魔をするなら潰すわよ?
1月5日 誤字脱字修正 54話
★━戦闘シーンや猟奇的発言あり
流血シーンあり。
魔法・魔物あり。
ざぁま薄め。
恋愛要素あり。
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
没落貴族と拾われ娘の成り上がり生活
アイアイ式パイルドライバー
ファンタジー
名家の生まれなうえに将来を有望視され、若くして領主となったカイエン・ガリエンド。彼は飢饉の際に王侯貴族よりも民衆を優先したために田舎の開拓村へ左遷されてしまう。
妻は彼の元を去り、一族からは勘当も同然の扱いを受け、王からは見捨てられ、生きる希望を失ったカイエンはある日、浅黒い肌の赤ん坊を拾った。
貴族の彼は赤子など育てた事などなく、しかも左遷された彼に乳母を雇う余裕もない。
しかし、心優しい村人たちの協力で何とか子育てと領主仕事をこなす事にカイエンは成功し、おまけにカイエンは開拓村にて子育てを手伝ってくれた村娘のリーリルと結婚までしてしまう。
小さな開拓村で幸せな生活を手に入れたカイエンであるが、この幸せはカイエンに迫る困難と成り上がりの始まりに過ぎなかった。
神々に見捨てられし者、自力で最強へ
九頭七尾
ファンタジー
三大貴族の一角、アルベール家の長子として生まれた少年、ライズ。だが「祝福の儀」で何の天職も授かることができなかった彼は、『神々に見捨てられた者』と蔑まれ、一族を追放されてしまう。
「天職なし。最高じゃないか」
しかし彼は逆にこの状況を喜んだ。というのも、実はこの世界は、前世で彼がやり込んでいたゲーム【グランドワールド】にそっくりだったのだ。
天職を取得せずにゲームを始める「超ハードモード」こそが最強になれる道だと知るライズは、前世の知識を活かして成り上がっていく。
はずれスキル念動力(ただしレベルMAX)で無双する~手をかざすだけです。詠唱とか必殺技とかいりません。念じるだけで倒せます~
さとう
ファンタジー
10歳になると、誰もがもらえるスキル。
キネーシス公爵家の長男、エルクがもらったスキルは『念動力』……ちょっとした物を引き寄せるだけの、はずれスキルだった。
弟のロシュオは『剣聖』、妹のサリッサは『魔聖』とレアなスキルをもらい、エルクの居場所は失われてしまう。そんなある日、後継者を決めるため、ロシュオと決闘をすることになったエルク。だが……その決闘は、エルクを除いた公爵家が仕組んだ『処刑』だった。
偶然の『事故』により、エルクは生死の境をさまよう。死にかけたエルクの魂が向かったのは『生と死の狭間』という不思議な空間で、そこにいた『神様』の気まぐれにより、エルクは自分を鍛えなおすことに。
二千年という長い時間、エルクは『念動力』を鍛えまくる。
現世に戻ったエルクは、十六歳になって目を覚ました。
はずれスキル『念動力』……ただしレベルMAXの力で無双する!!
異世界でのんびり暮らしてみることにしました
松石 愛弓
ファンタジー
アラサーの社畜OL 湊 瑠香(みなと るか)は、過労で倒れている時に、露店で買った怪しげな花に導かれ異世界に。忙しく辛かった過去を忘れ、異世界でのんびり楽しく暮らしてみることに。優しい人々や可愛い生物との出会い、不思議な植物、コメディ風に突っ込んだり突っ込まれたり。徐々にコメディ路線になっていく予定です。お話の展開など納得のいかないところがあるかもしれませんが、書くことが未熟者の作者ゆえ見逃していただけると助かります。他サイトにも投稿しています。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/793391534/466596284/episode/5320962
https://www.alphapolis.co.jp/novel/793391534/387029553/episode/10775138
https://www.alphapolis.co.jp/novel/793391534/84576624/episode/5093144
https://www.alphapolis.co.jp/novel/793391534/786307039/episode/2285646
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる